最終更新日:2024/6/3

丸紅セーフネット(株)

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 損害保険
  • 生命保険

基本情報

本社
東京都

取材情報

事業について伝えたい

企業向け総合リスクコンサルタントとして、「日本トップレベルの総合保険代理店」へ

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企業を取り巻く多様なリスクに精通したプロフェッショナル集団

■池田 正輝さん
取締役常務執行役員 経営管理部長

総合商社「丸紅グループ」の総合保険代理店「丸紅セーフネット」。日本トップレベルの総合保険代理店を目指す同社の強みや特徴、人材についての考え方、今後の展望について伺った。

経営者は語る

「保険業界は日進月歩ですから、地道に勉強し続ける努力が欠かせません。また、お客さまの信頼を獲得するためにも人間力に磨きをかけてもらいたいと思います」(池田さん)
入社4、5年目までは、一人前になるための基礎固めの期間。複数の営業部、支店、他社への出向などにより、多様な経験を積んでいく。
企業理念は「『正・新・和』(正しくあれ、新しくあれ、親和協力せよ)の精神に則り、公正明朗な企業活動を通じ、経済・社会の発展に寄与する、誇りある企業を目指します」

お客さまに最適かつ最良な保険商品を提供。新規開拓に向けたアグレッシブな挑戦

私たち「丸紅セーフネット」は、50年以上の歴史を持つ総合商社「丸紅グループ」の総合保険代理店です。当社の一番の強みは、丸紅グループが展開する多岐にわたる事業のリスクコンサルティングを通じて培った豊富な経験と知識。これを活かし、お客さまに最適かつ最良な保険商品を提供できる点にあります。
例えば、当社は現在、損害保険会社26社、生命保険会社19社と取引しており、国内で取り扱うことのできる保険商品はほぼ全てカバーしています。このような豊富な商品の中から最適な保険商品、保険プログラムをご提案することで、お客さまの多様なニーズに対応することができるのです。とりわけ、企業の倒産や貸倒れリスクに備える「取引信用保険」の分野では、長年の取り組みを通して培った知識、経験、ノウハウにより、日本における取扱シェアでトップクラスを誇っています。

また、当社はお客さまに保険事故が発生した場合のための専門部署を設置し、保険求償に迅速かつ丁寧な対応をしています。さらには、グループシナジーを発揮することで、お客さまに対して保険のみならず、丸紅グループ各社が展開している各種商材を紹介できます。すなわち、あらゆる分野でお客さまの課題解決をお手伝いできるのも、大きな強みといっていいでしょう。

このほか、当社ならではの特徴として、現在、取引を行っている取引先は約3,000社ありますが、売上の50%以上を丸紅グループ外のお客さまが占めているという点が挙げられます。企業グループの保険を手配するために設立された会社は、“グループの保険調達部門”としての位置付けが強くなってしまいがちですが、当社はそれとは一線を画しているということです。新規顧客の開拓に向けてアグレッシブに挑戦できる場が存在するということは、社員が高いモチベーションを持って仕事に取り組む姿勢に繋がっていると自負しています。

充実の福利厚生! プロフェッショナルを育てるための育成の仕組み

続いて、人材に関する考え方についてお話ししたいと思います。まずは理想の人材像ですが、社員には企業を取り巻くさまざまなリスクに精通した「プロフェッショナル」を目指してもらいたいと思っています。「プロフェッショナル」の養成に向けて、当社は人材育成方針や育成方法、推奨資格を職掌別、等級別に明確化し、社員一人ひとりが会社の育成計画に沿って成長できるようにするための体制を構築しています。
具体的には、入社2年目までの社員を対象としたOJT、外部講師によるスキルアップ研修(プレゼンテーションやネゴシエーション、ファシリテーションなど)や階層別研修、社内講師・保険会社による各種保険商品の勉強会、営業活動における成功・失敗事例の共有など、多様な取り組みを行っています。

また、社員が長く安心して働くことができるよう、福利厚生の充実にも力を入れています。「企業型確定拠出年金制度(DC制度)」や「時差出勤制度」、子どもが小学6年生の年度末になるまで利用可能な「育児短時間勤務制度」など、さまざまな分野で施策を講じています。
中でも今、特に力を入れているのは社員の「健康」に関する取り組み。その一例として、社員が万が一「がん」に罹患した場合、治療と就労の両立における経済的負担を軽減させることを目的とした「がんとの両立支援施策」を導入しています。社員が安心して就労できる環境を提供しており、この制度を実際に利用した社員からは、感謝の声が寄せられています。

こうした取り組みの背景には、「丸紅グループの健康宣言」という理念があります。これは、「社員」はかけがえのない財産であり、その社員の「健康」は何よりも大切であるというものです。こうした考え方に基づいて「社員の健康維持・増進」を重要な経営課題と位置付けるとともに、社員一人ひとりが自律的・積極的に健康維持・増進に取り組むことができる環境をつくり、丸紅グループの成長につなげていく、というものです。当社の「健康」に関する取り組みには、こうした理念や思いが込められています。

「企業保険といえば、丸紅セーフネット」。社員全員が誇りを持てる会社へ

最後に、今後の展望についてお話ししたいと思います。当社は現在、売上・利益のさらなる拡大を目標に掲げ、4つの施策を展開しています。具体的には、丸紅グループ企業の各種商材の紹介やウェブマーケティング、ウェブセミナーなど新たな手法も取り入れた「顧客基盤の維持・拡大」、巨大自然災害やサイバーテロといった「新しいリスクへの対応」、「M&Aによる規模拡大」、企業を取り巻く多様なリスクに精通した“プロフェッショナル”の育成を目指す「人材育成の強化」です。

こうした取り組みの基本となるのは、「お客さま第一主義」のもとニーズを正しく的確に把握し、さまざまなリスクに対応できる最良で最適な保険商品を総合的に提供することです。私たちのミッションを果たしつづけることで、「企業向け総合リスクコンサルタント」として「日本トップレベルの総合保険代理店」の地位を確立し、さらには、「企業保険といえば、丸紅セーフネット」と呼ばれるくらいのプレゼンスを確立する。これが私たちの目標です。また、会社の成長のみならず、社員一人ひとりの成長や働きがい、働きやすさも追求し、社員全員が誇りを持てる会社、さらには事業活動を通じて、広く社会にも貢献できる会社をつくり上げていきたいと考えています。

そのためには、お客さまとの信頼関係をこれまで以上に強化していく必要があります。保険は目に見えない無形の商品であり、「保険事故が発生したときに初めて、商品、サービスが提供される」、すなわち「保険のありがたみがわかる」という特殊な商材でもあります。だからこそお客さまの立場、視点に立った提案を心掛け、長期的な揺るぎない信頼関係を築いていくことが欠かせないのです。

近年、世界の政治経済情勢の不安定化や地球温暖化を背景とする巨大自然災害の多発、IT技術革新の陰でのサイバーテロの発生など、従来以上にリスクが多様化し、保険商品、保険プログラムも日々進化、発展しています。社員には国内外の社会情勢の動向に常にアンテナを張り、「将来どんなリスクが顕在化していくのか」「そのリスクをカバーするためにどんなソリューションが必要となるのか」など、将来をシミュレーションする力を身に付けてもらいたい。そして、社員全員が企業を取り巻くさまざまなリスクに精通した“プロフェッショナル”として活躍できるよう自己研鑽に励んでもらいたいと思っています。

学生の方へメッセージ

効果的に企業研究を行うためには、前提として自己分析・業界研究が必要となります。自分自身がこれまで培った経験や価値観を整理して、自身の企業・職業選択の軸を明確化すること。また、世の中にある業界を知り、興味のある業界についてはその構造や動向を深掘りし、知識を深めることが企業研究の出発点になるかと思います。

企業・職業選択の軸が確立され、志望業界に属する企業のビジネスモデルや働き方を理解した後、次に行うべきは同業他社間の比較検討になります。企業研究の目的は、数多ある企業間の比較検討によりその企業特有の強みや業界内でのポジションを把握し、自身が共感できる社風・企業理念を掲げる会社を発見することです。

また、企業に就職するということは、社会人として生計を立てる手段であると同時に、自己実現の場でもありますので、ミスマッチが生じないよう、入念に自己分析、業界研究をすると良いと思います。

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丸紅セーフネットのオフィスは東京・千代田区二番町。東京メトロ有楽町線「麹町」駅から徒歩1分とアクセスは抜群だ。

マイナビ編集部から

総合商社「丸紅グループ」の総合保険代理店「丸紅セーフネット」。学生の皆さんの中には、“保険代理店”と聞いて、ある種のハードルの高さを感じてしまう方もいらっしゃるかもしれない。保険商品に関する専門的かつ詳細な知識を身に付けることが求められるし、顧客との商談では高度なコミュニケーション能力が問われる。とりわけ法人顧客との商談となると、難易度の高さを感じられる人も少なくないだろう。

しかし、「丸紅セーフネット」に関していえば、こうした心配は必要ない。なぜなら、学生や新入社員の悩みをわかってくれる先輩がいるからである。「丸紅セーフネット」が新卒採用を本格的にスタートさせたのは10年以上前。新卒採用社員は互いに切磋琢磨しながら順調に定着・成長し、中には課長代理、主任のポジションを務める社員も出てきているという。新卒社員ならではの不安や悩みを共有できる彼らの存在は、将来の新入社員にとって大きな力になるはずだ。保険代理店の仕事に興味を持っていて、働きやすい環境で知識・スキルに磨きをかけていきたいという志がある人におすすめしたい会社である。

取材を通じて、社員をかけがえのない「財産」として育成していく同社の社風を感じることができた。なお、丸紅グループならではの充実した福利厚生、盤石な財務基盤という大きな魅力があることも付け加えておきたい。

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「保険の商社」を標榜する同社。丸紅グループが手掛ける幅広い業種・業界で培った、豊富なノウハウを強みとして生かし、顧客に「最適で確実な安心」をお届けしていく。

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