効果的に企業研究を行うためには、前提として自己分析・業界研究が必要となります。自分自身がこれまで培った経験や価値観を整理して、自身の企業・職業選択の軸を明確化すること。また、世の中にある業界を知り、興味のある業界についてはその構造や動向を深掘りし、知識を深めることが企業研究の出発点になるかと思います。
企業・職業選択の軸が確立され、志望業界に属する企業のビジネスモデルや働き方を理解した後、次に行うべきは同業他社間の比較検討になります。企業研究の目的は、数多ある企業間の比較検討によりその企業特有の強みや業界内でのポジションを把握し、自身が共感できる社風・企業理念を掲げる会社を発見することです。
また、企業に就職するということは、社会人として生計を立てる手段であると同時に、自己実現の場でもありますので、ミスマッチが生じないよう、入念に自己分析、業界研究をすると良いと思います。