最終更新日:2024/8/1

ろうきん中央機関グループ(一般社団法人全国労働金庫協会/労働金庫連合会/一般社団法人日本労働者信用基金協会)[グループ募集]

  • 正社員

現在、応募受付を停止しています。

業種

  • 信用金庫・労働金庫・信用組合
  • 財団・社団・その他団体
  • 政府系・系統金融機関

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

非営利の金融機関で、「働く人の夢と共感を創造する」という理念に共感

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若手スタッフの就活時代や現在の仕事、やりがいを紹介

営利を目的としない金融機関として知られる〈ろうきん〉。その舞台裏を支える〈ろうきん中央機関グループ〉で活躍する先輩たちに、就職活動の様子や入会の決め手、現在の仕事内容などを聞いてみました。

■小島さん(写真中央)
一般社団法人全国労働金庫協会 経営企画部
2019年入会・経営学部卒

■高橋さん(写真右)
労働金庫連合会 財形部
2017年入会・文学部卒

■北條さん(写真左)
一般社団法人日本労働者信用基金協会 債権管理部
2019年入会・国際政治経済学部卒

先輩たちのある日のスケジュール

「朝のミーティングを経て、シミュレーション用のデータ収集や会議資料の作成をスタート。午後は、午前の作業の続きのほか、打ち合わせを行うこともあります」〈小島さん〉
「グループで情報共有を行い、担当企業からの財形貯蓄入金依頼などに対応。午後は、全国に13ある〈ろうきん〉へ届け出る財形書類の手続きなどに携わります。」〈高橋さん〉
「午前中は、複数の裁判に出廷。午後はオフィスに戻って、裁判所に提出する書類の作成やお客さまと返済計画についてのやりとりなどを行います」〈北條さん〉

1年目から〈ろうきん〉の経営分析を担当 2つの団体での経験を通して視野が広がりました~協会 小島さん~

私は「金融に関する知識を身につけて、身近な人々の役に立ちたい」という理由で金融業界を志望しました。就職活動にあたり、業界全体を知ることが重要であると考え、就職情報が掲載されている関連雑誌や、業界地図を活用して企業特性を調べるとともに、インターンシップへの参加を通じて金融業務への理解深化を図りました。業界研究を進めていくなかで驚いたのは、都市銀行や地方銀行と異なり、地域や組合員の相互扶助を目的とする金融機関(協同組織金融機関)が存在するということでした。利益ではなく人々の幸せを追求するスタンスに大きな魅力を感じました。

当グループを選んだ理由は、はたらく人のための協同組織金融機関である〈ろうきん〉全体をサポートし、より多くの人々を支えることができると考えたからです。「働く人の夢と共感を創造する」という理念に共感し、入会しました。面接官の温かい人柄に惹かれたことも、決め手の一つです。そのほか、「ろうきん森の学校」の運営など、社会貢献活動に力を入れている点にも魅力を感じました。

最初に配属されたのは、〈ろうきん〉を金融業務面から支える連合会でした。新人ながら、〈ろうきん〉の経営分析という重要な仕事に携わりました。仕事を通じて、財務諸表の読み方や金庫の経営管理について学びました。
入会3年目のとき、当該業務が協会へ移管され、私も協会職員となりました。その頃には、経営シミュレーションの実施から会議資料の作成まで、担当するようになりました。任される仕事の幅が広がっていくことで、自分の成長を実感することができ、大きな手応えを感じています。

私が作成した経営シミュレーション結果は、会議を通じて経営層へ報告され、経営を判断する根拠資料として使用されています。影響力が大きい仕事なのでプレッシャーはありますが、やりがいは充分です。
当グループでは、中央機関ならではの多種多様な業務経験を積むことができます。今後はさまざまな業務へ積極的に挑戦し、自分の可能性を広げていきたいです。

総務部から財形部へ ジョブローテーションを通して幅広く活躍できる職場 ~連合会 高橋さん~

私が企業選びの際に大切にしていたことは、企業理念と働く環境です。企業理念は、企業の経営方針や行動指針を示すものなので、企業理念に共感できなければ、自分の思いとのギャップが生じてしまうと思ったからです。また、1つの企業で長く働き続けたいと思っていたので、働く環境も見逃せないポイントでした。

当グループに魅力を感じた理由は、「困っている人の支えとなる仕事に就きたい」という私の思いと、当グループの「働く人の夢と共感を創造する」という理念がリンクしたからです。また、〈ろうきん〉は、営利を目的としない金融機関なので、お客様にじっくり寄り添ったお仕事ができると感じ、入会を決めました。その他、採用試験等で多くの女性管理職の方が対応してくれたことで、長期的にキャリアを築いていくことができると感じたことも、入会を決めた理由の1つです。

入会の際の配属は、連合会の総務部でした。総務部では、給与計算や付随する各種手続きの受付業務等を担当。資格取得時の手当や奨励金の支給、保養所利用の補助金の支給など、職員からの申請を処理するとともに、給与計算を行っていました。

入会から4年目の半ばに、現在の財形部へ異動となりました。財形部では、企業の財形貯蓄の事務手続きをサポートするお仕事を担当しています。この財形貯蓄とは、給与から天引きして積み立てることにより、確実に貯蓄ができる制度のこと。私は、財形貯蓄制度を導入している企業の窓口となり、企業が天引きしたお金の入金や、財形貯蓄にかかわる手続き書類の受付・処理を担当しています。

総務部のお仕事で接する相手は、ほとんどが連合会の職員でした。一方、財形部のお仕事では、企業の担当者とのやり取りが多く、緊張感の中で大きな刺激を受けています。どちらのお仕事も「人を支える仕事」ですので、担当業務は変わりましたが、大きなやりがいをキープして過ごすことができています。

最近、成長を実感できたのは、〈ろうきん〉で新たに財形貯蓄を始め、他行からの預け替えをするという大手企業グループの担当をやり遂げることができたことです。預け替えということで、大きな金額が動くお仕事でしたが、無事に手続きが終わり、大きな達成感を味わいました。今後は、ライフステージが変化しても、様々な福利厚生制度により安心して働くことができる環境で、じっくりとキャリアを磨いていきたいです。

仕事で裁判所に出廷することも 日本労信協だからこその経験をできるのが魅力 ~日本労信協 北條さん~

「人々の暮らしを支える仕事」を軸に、金融以外にも不動産や飲食など業界を絞らずさまざまな企業の説明会に参加し、企業研究を行いました。働きがいと同じくらい重視していたのは働きやすさ。休暇制度や産休・育休の取得率、社員の定着率の高さもチェックし、歳の近い若手職員のリアルな声を聴くことで実際に働くイメージをつかみました。

〈ろうきん〉は働く人たちが相互扶助を目的に設立した、独自性の高い協同組織の金融機関です。一般的な金融機関と違って公益性が高く、人々の生活に貢献できる点に大きな魅力を感じました。最終的な決め手は、働きやすい職場環境が整っていたことです。ワーク・ライフ・バランスが抜群で、産休・育休の取得率も高く、当時の新卒の3年後離職率も1.8%と聞き、入会を決めました。

日本労信協は〈ろうきん〉の信用保証機関。お客さまのニーズに沿った保証制度の整理・確立や、返済が困難になった方に代わって〈ろうきん〉へお金を支払う業務、お客さまから債権を回収する業務まで、信用保証業務をトータルで手掛けています。入会後の半年間は、信用保証の申し込みが入った際の審査業務を経験しました。公正中立な立場で、お客さまの融資をサポートする仕事。人々の生活基盤を支える一翼を担えることに大きなやりがいを感じました。

その後は債権回収部門へ異動となり、返済プランを練り直すなどしてお客さまの債務返済と家計改善を支援しています。お客さまの現状を確認し、一緒に無理のない計画を立てることで、お金の使い方に対する意識の変化を感じ取れた時がうれしい瞬間。日信協で働く意義を、強く実感することができます。裁判所への出廷など、保証機関ならではの経験ができるのも日本労信協の魅力の一つです。法律の知識を深めることができ、「キャリアアップにつながっている」と手応えを感じています。

信用保証の審査業務と債権回収業務を経験したことで、日本労信協の事業全体への理解を深めることができました。ジョブローテーションを通して、ゆくゆくは新しい仕事にもチャレンジしてみたいと考えています。今の目標は債権回収業務のスキルを磨いていくこと。そのために仕事に活かせる資格取得の勉強にも励んでいます。自分がレベルアップしていくことで、より多くの方々の暮らしを支える存在へと成長していきたいと考えています。

学生の方へメッセージ

仕事内容への理解を深め、社風を知るためには、インターンシップなどの企業イベントに参加するのがおすすめです。たくさんの会社の舞台裏を見ることができる大きなチャンスなので、積極的にアクションを起こして会社の本質に触れましょう。また、興味のある会社を調べる際は、社会的な立ち位置やその役割について深掘りすることをお勧めします。そうすることで、仕事の魅力がわかると思います。〈小島さん〉

企業研究を始める前に、自分の軸を明確にすることが大切だと思います。そのために、自己分析や他己分析を行ってみるとよいでしょう。また、なかなかやりたいことが見つからないという場合は、自分の希望する働き方や将来展望から業界や職種を絞り込んでいくという方法もありますよ。自分の軸と合致しつつ、さまざまな制度が活用され、安心して長く活躍できる環境が整っている会社を探してみてください。〈高橋さん〉

会社を訪れた際は、自分と歳が近い社員から話を聞いてみてください。そこで働く自分の姿をより具体的にイメージできると思います。仕事内容ややりがいだけでなく、大変なことや壁にぶつかった経験についても聞いてみるといいでしょう。企業研究においては、ぜひ『人』に注目してください。あたたかい人柄のやさしい先輩ばかりの職場なら、きっと安心できると思いますよ。〈北條さん〉

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3つの団体で構成されている、ろうきん中央機関グループ。ジョブローテーションを通して幅広い業務を経験でき、自分の可能性を広げていけるのが大きな特徴だ。

マイナビ編集部から

〈ろうきん〉は、はたらく仲間がお互いを助け合うために資金を出し合ってつくった協同組織の福祉金融機関。全国には13の〈ろうきん〉が存在し、融資などを通して人々の暮らしや夢の実現をサポートしている。大きな特徴は、非営利の金融機関であるということ。自分たちの利益ではなく、お客さまの利益を追求することを使命としており、ATM預金引き出し手数料のキャッシュバックなど、はたらく仲間へ利益を還元するシステムとなっている。

その運営をバックヤードで支える組織が、今回取材をした「ろうきん中央機関グループ」だ。協会、連合会、日本労信協の3つの団体で構成されており、多彩な活躍のフィールドが用意されている。先輩たちのインタビューからも、さまざまなキャリアが描ける場であることがよく分かった。

また、新卒採用者の3年後定着率は97.8%とデータが示しているように、安心して長く働くことができる職場。グループ全体で若手を育てようという温かい風土や、抜群のワーク・ライフ・バランス、そして手厚い福利厚生制度などが、その理由といえるだろう。

同グループの事業内容はイメージしにくいかもしれないが、金融業界に注目しているなら、ぜひ企業研究を深めてほしい。働きがいも働きやすさも手に入れられる環境のもと、長期的にキャリアを形成していけることが理解できるはずだ。

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〈ろうきん〉の運営をサポートすることで、その先にいる多くの方々を支えている同グループ。営利目的ではない事業を展開しているので、大きなやりがいを味わえる。

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