最終更新日:2024/9/12

IMSグループ(板橋中央総合病院/他134施設)[グループ募集]

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 医療機関
  • 福祉サービス
  • 調剤薬局

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

医療系事務職のスペシャリストとして、医療の最前線をがっちりサポート

PHOTO

円滑な病院経営に必要不可欠な事務系総合職たち

医療事務、総務、営業、経理――医療の現場を支援する事務系総合職は、どのような役割を担っているのだろうか? 業務内容や経歴の異なる3人の先輩に仕事内容、やりがいなどについて話を聞いてみた。

上林 美里
高島平中央総合病院 総務課
人文学部人文コミュニケーション学科卒
2014年入社

池谷 晃一
IMS Me-Life クリニック板橋 営業
経営学部総合マネジメント学科卒
2016年キャリア入社

鳴海 菜摘
行徳総合病院 経理課
経営学科卒
2013年入社

先輩から一言

「IMSグループは教育体制が整っており、きちんとした知識と技術を習得することができます。教えてくれる先輩たちがそろっているのも安心材料です」(上林さん)
「巡回健診は多くの人間が一つのチームとなって対応することで成立しています。だからこそ、部署を超えたコミュニケーションが取りやすいと実感しています」(池谷さん)
「私は入職9年目にブロック長になりましたが、経歴や年齢を問わず評価してくれるのがIMSグループ。おのずと頑張ろうという気持ちが湧き上がります」(鳴海さん)

【上林さん】医事課から総務課・採用担当へ。病院経営を多角的に支援する

もともと私は大学職員としての就職を目指していたのですが、医療系の私立大学を受けたときに大学病院でも医療事務職の募集があるのを知って興味を持つようになりました。患者様の健康に寄与できる医療業界ならば、モチベーションを保って仕事を続けられる。そんな風に思うようになったところ、出会ったのがIMSグループ。体系的な教育プログラムが整っており、医療に関して深い知識がない私でも十分に理解できる教育システムがあることが入社の決め手となりました。

最初の約4年間は春日部中央総合病院の医事課に所属。最初は患者様の入退院の対応、看護師らの処方コストの取りまとめ、患者様が加入している医療保険・生命保険用の資料作成などに携わりました。2年目からは入退院の会計などはもちろん、レセプト関連の事務が加わりました。医療費は基本的に何割か健康保険で賄われますが、レセプト業務はその請求を保険証の発行元の自治体や組合に行っており、病院の売り上げ、引いては経営に直結する非常に重要な仕事だといえます。専門性が高く、理解するのには苦労をしましたが、部署内の研修や先輩の指導のもと、一つ一つをしっかりと身に付けることができました。

病棟にいて会計に携わっていると、長期入院されている患者様やそのご家族とは顔見知りになっていきます。私の名前を覚えてもらい、頼りにしていただいたときはうれしかったですし、無事に退院の日を迎えて笑顔で報告にいらしたときは感慨深い気持ちに包まれたものでした。

現在の高島平中央総合病院にやってきてからもしばらくは医事課にいましたが、ほどなくして総務課に異動。以来、人事担当として看護師、コメディカル職、事務職の採用に取り組んでいます。インターンシップや病院内見学の対応、全国の学校訪問、選考や入職までの調整などその役割は実に多種多様。忙しい毎日を過ごしていますが、病院見学の案内をした学生が当病院に魅力や可能性を感じてくれて入職し、元気で第一線で頑張っている姿を見るのは何よりのモチベーションとなります。

人事担当となってそれなりの月日が流れましたが、これからもより適切な採用ができるようにこの道を究めたいですね。また、総務課の業務には病院経営、医療物品や労務、保険関連など多岐にわたる業務が存在しています。役職者として自分の担当業務以外も対応できるよう頑張っていきたいと思います。

【池谷さん】巡回健診営業としてアイデアあふれる案件を提案、実行を全面的にサポートする

働く人の健康のため、全ての企業は一定時間以上勤務している労働者に対し、定期的に健康診断を受診させる義務があります。社員が自主的に個別で受診するケースが多く、私が所属するIMS Me-Life クリニック板橋でも来院型の健康診断に対応しています。加えて、短期間で全ての社員の健康診断を実施するため、企業に医師や看護師らを派遣する「巡回健診」のニーズも徐々に高まっている状況です。

その中で、私は主に巡回健診の営業担当として、企業や学校での集団健診の提案に努めております。お客さまの開拓、ニーズのヒアリングはもちろん、健診会場の構成、結果帳票の調整、医師らの日程調整など、多角的に巡回健診の現場を支えています。

今までで一番印象的だった案件は、自施設近くの温浴施設の巡回健診です。単に「当院の健診いかがですか」と提案するのではなく、温浴施設で健康フェアを開催し、来場者向けに動脈硬化のリスクの説明や血圧測定などを行い、看護師等の医療関係者がアドバイスする場を設けました。これが温浴施設にとっても集客につながるとともに、地域にIMSグループの名をPRする絶好の機会にもなったという相乗効果が得られました。最終的にその温浴施設より産業医派遣や従業員の方々の大規模ワクチン接種など受注頂くなど、大きな案件に発展しました。

顧客層は従業員数の多い企業や学校が多く、他業種の理事長や校長など各分野で活躍する方と関わります。多くの人との出会いから多くの知識を得る。それが大きな財産となり、やりがいにもつながります。また、自分の手配一つで受診する何百人、何千人の動き方が変わるだけに責任は重いですが、非常にスケールの大きな仕事に携われる喜びがやりがいにつながっています。

現在は自施設の営業責任者となり、部下たちのサポート、労務管理、部署の目標設定、他部署や他施設との運用方法の調整役などを担っています。また、仕事で必要な知識・見聞を広め、各担当業務のリーダーの育成を目的とした講習会の講師役も担っています。人に教えるための準備で自分自身の視野が広がり、多角的に業務を遂行できるようになったと実感しています。将来は施設の責任者になり、経営者としてのノウハウを学び、更なる成長を目指します。人、モノ、金の情報管理力が問われる立場だけに、向上心を常に持ち、今のうちからしっかりと学びを重ねていきます。

【鳴海さん】健全な病院経営を専門性の高い“経理”という立場からサポート

経営学を専攻してお金に関する知識を得てきた私は、就職活動では経理職を志望していましたが、病院でも経理職が活躍していることは就職活動中に知りました。なかでも多様な病院・施設を有するIMSグループは、各施設に所属する経理総合職が連携しながら課題解決を進めていることや、定期的なブロック勉強会の開催、また、IMS Schoolという事務職教育プログラムの中の経理マスターコースの受講ができることを知り、手厚い教育体制が入職の決め手となりました。

入職以来、経理総合職としてIMSグループの各拠点で業務に臨んできました。最初の3年半は本部で各事業所のデータを取りまとめる役割を担い、その後は健診専門のクリニックや総合病院などに勤務しました。病院の経理はやるべき仕事がかなり多く、日次の会計伝票の処理、小口現金の管理、業者への支払い、職員の給与・賞与の計算、社会保険や税金の手続き、決算処理に至る幅広いスキルが身につきました。

2施設目に配属されたクリニックは小規模のため、経理の枠を超えて総務なども兼任。ここで多職種間コミュニケーションを通して病院経営の基礎を固めることができました。その後は比較的規模の大きな病院で勤務してきましたが、関わる人が多くなると、その分コミュニケーションがより一層重要なものになることを実感しています。

思い出深いのはイムス東京葛飾総合病院での経験。約100床のベッドを増床することになり、銀行から融資を受けるべく、各種資料の整備に取り組みました。返済期間中、滞りなく病院経営ができるのを証明するために何十年先の予算もシミュレーションするなど、今まで経験したことがない仕事が経験できたことで、経理職としての視野が広がりました。

現在の行徳総合病院では、経理の責任者として3人の部下を率いています。病院経理は専門性が高いだけに部下たちが悪戦苦闘していますが、いつでも質問を受けられるように話しかけやすい雰囲気づくりに努めながら、チームで課題を乗り越えてきました。2022年からは千葉エリアの責任者として任命され、地域で活躍する約15人の経理職をまとめる立場となり、勉強会の開催や各拠点の決算処理の確認といった業務が増加しています。経理という仕事は表からはあまり見えませんが、病院の健全経営のためには欠かせない存在です。総合経理職の皆さんがより主体的に働けるように、これからも支援していきたいですね。

学生の方へメッセージ

IMSグループは、医療・福祉分野に幅広い活躍のフィールドを有しており、人間ドック専門の施設からあらゆる疾患の手術が可能な急性期病院、長期的に入院しながらリハビリ・回復を目的とした病院、介護施設などがあり、グループ内で多彩な経験ができることが魅力の一つとなっています。それだけ事務職員としても働くフィールドは広く、やりがいを十分に感じられることでしょう。

今回、登場してもらった3人の業務内容やキャリアの話は全事務職員約2,400人分の3のエピソード。IMSグループは、その時にその人が必要な教育を提供できる制度があり、それももう一つの魅力です。事務職は、特に資格も必要ないので安心して飛び込んで来ていただければと思います。実際、大多数が医療系とは異なる一般大学から入社しており、どの人材も自社内の役職や部署に応じた事務職教育プログラム「IMS School」などを通じて着実にステップアップを遂げています。

事務職の場合はどの立場であっても、院内外の多くの人と関わりながら仕事を進めていくことになるだけに、コミュニケーション力や積極性などにたけた人材を求めたいと考えています。就職活動は大変だと思いますが、些細なことでも何でも気軽にご相談ください。そしてぜひ施設見学へ足を運んでみてください。きっと病院の事務職の印象が変わると思います。
(本部事務局/毛塚さん)

PHOTO
事務系職種の3人の先輩たちは経営視点やビジネスマインドを培いながら、更なる高みを目指している。それぞれ専門性は必要だが、自己研鑽できる場所は整っている。

マイナビ編集部から

「愛し愛されるIMS(イムス)」を理念とするIMSグループは、設立66年の実績と伝統ある総合医療・福祉グループだ。病院、クリニック、介護老人保健施設など、医療・介護施設130以上の施設を有し、グループの総職員数は約24,000人にのぼる。東日本最大級というスケールを生かし、地域医療を多方面から支えている。

IMS基本方針の一つには「求められる医療と介護の実践 より早く、より安全に、断らない」とある。近年も救急医療体制を整えたり、心臓治療に特化した病院を創設したり、地域ニーズに応える動きが活発だ。病院によっては、新型コロナウイルス患者の増加にも対応。ひっ迫しがちな医療業界でも使命感を持ってモチベーション高く、多くの患者様を支えている。今後もその姿勢は変わらず“地域の患者様のために”拡充を図っていく新規事業プロジェクトも多く始動している。

今回、取材に応じてくれた3人の先輩の業務は三者三様だ。医療事務という病院事務の中枢に携わってきた方もいれば、営業としてIMSグループの可能性を開拓している方、お金のスペシャリストとして病院経営を支えている方など、それぞれ全く異なる業務に携わっている。医療機関の事務系職種は想像しにくい世界かもしれないが、3人の業務を見ていれば、仕事の多様性や可能性がぎゅっと詰まった世界だということがよくわかる。ぜひIMSグループの総合事務職に関して、強い興味を持って調べてみてほしい。

PHOTO
東京・板橋区に本部事務局を置くIMSグループ。首都圏を中心に北海道・東北にもネットワークを広げ、病院、クリニック、介護施設など多種多様な医療・福祉施設を有する。

トップへ

  1. トップ
  2. IMSグループ(板橋中央総合病院/他134施設)の取材情報