FUN to FUN(株)

学生の時に、コンビニエンスストアでアルバイトをしていた際、従業員の急な欠勤があり、代わりに来ていただいた派遣社員の方に、教えながら業務を行わなければならない時がありました。本来、一人一人が自分の作業を時間内に終わらせる必要がありますが、その時は、一人が派遣社員の方の指導に回ってしまい、結局人手が足りておらず、満足に業務が終わらないという経験がありました。FUNtoFUNの事業は、人手の必要な企業側の手間をなくし、従業員がストレスなく働ける環境を提供するというサービスに関心を持ち、この会社に入社を決めました。

学生時代はアルバイトに力を入れました。コロナ禍の影響で、大学などのイベントや授業などがオンラインになるなどで、人脈形成の場が激減したため、アルバイトでたくさんの人と会話ができるように接客業を中心に行っていました。アルバイトでは学生だけでなく、目上の方やお客様への対応など様々な経験ができたと感じています。特にクレーム対応等の場面で、お客様から言われたことだけでなく、本当に求めていることは何なのかを考えるようにし、できませんではなく別の提案をする思考が身に着けられました。

就職活動の際、やってよかったことは「自己分析」です。当たり前とも言えますが、最初はやりたいことが見つからず、どこから調べていいのかもわからない状態でした。何がやりたいかが見つからなかったため、数ある業種の中から、自分は何がやりたくないのかを見つけ、何ができそうかで業種を絞っていきました。自己分析の中で、アルバイトや学校の部活、行事で自分がモチベーションをもってできたことは何なのかを思い出して、できそうなことやってみたいことを見つけていきました。

学生の皆さんは、内定取得者が増える時期で、自分のやりたいことが見つからず焦ってくる方も多いと思います。目標を持っている人は自分の目標に向かって頑張ってほしいです。やりたいことが見つからないという方は、自分のことについてたくさん考えてみてください。何をやってきたか、何がやりたくないかが分かれば、選択肢に繋がるかもしれません。会社は一生の付き合いになるかもしれませんが、就職した後にやりたいことが出来たら、それをやるべきだと思います。かといって適当に決めるのは、後々自分が苦しいだけなので、企業のことも自分のことも、調べ尽くしてください。