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最終更新日:2024/9/24
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部署名新幹線西支店 福岡新幹線営業所
仕事内容新幹線の線路の状態を確認するために走行させる保守車両の運転。
現在は主に新幹線の線路の状態を確認する、線路確認の業務において「確認車」という保守用車の運転手として業務に携わっております。実際に私たちが線路内で作業を行うのは最終列車と初列車が走行するまでの限られた時間の中です。その中で使用する器具の線路内への持ち込み、計画された作業、使用した器具の持ち出し、そして最後に作業現場の開通確認と置き忘れの有無を確認します。しかし器具の置き忘れであったり、新幹線の走行に対して支障を来たす事象等は稀にあります。線路内に置き忘れがある状態で新幹線が300[km/h]近くでその場所を通過すると、軽量なモノであっても飛散した場合の威力は大変強く、乗客の方、線路の周辺にいた方に対して多大な影響を及ぼしかねません。その為、作業を行う時間の最後、つまり初列車が走行する直前に確認車と言う車両を1本、毎日走行させています。そのことで、線路内に置き忘れが無いこと、新幹線の走行に支障を来たす事象が無いことを確認することで、その後に走行する新幹線が安全に徐行することなく高速で走行することを可能にしています。その為、大変責任のある業務です。
私が今までで最も印象に残っていることは、確認車の運転手の見習いを卒業して初めて線路確認の作業が終了した後に、初列車が定時で通過して行くのを見たときです。早朝、太陽が顔を出し始めた頃に、初列車が目の前を通過して行ったときの感動は心に強く残っています。それまでは、確認車の運転手見習いとして正規の運転手の方、責任者の方の計3人で業務に携わっていましたが、見習いを卒業し、運転手として独り立ちしたことで責任はより重くなりましたが、作業が終了した後のやりがいと達成感はより強くなりました。これまでに、研修中では確認作業とは何か、確認車の点検方法、運転操作など確認車に関する基本的なことを多く学び、営業所に配属されてからは、先輩方からは過去の事例などからより実践的なことを多く学んできました。全てが始めてのことで戸惑うことばかりであったため、研修中の講師の方や同期の仲間、営業所の先輩方には多大なご迷惑をお掛けしてきました。そのことから、技術はまだまだ未熟ですが、確認車の運転手として始めて1人で確認作業が終了した時の感動が最も印象に残っています。
私が仕事をするにあたって心がけていることは、出来るだけ多く質問し、多く体験することです。この会社の仕事は、他の会社以上に独特であり、初めて体験することや想像することが難しいことが多々あります。そのため質問すること、体験することがより重要になってきます。そして、そこから仕事に対してより興味を持ち、勉強して行くことが自身の成長に繋がっていくと思っています。私がより、そう思うようになったのは、先輩社員の方から「知るは一時の恥、知らぬは一生の恥」と言う言葉を頂いたことと、実際の体験からです。その言葉が印象に残っているのは、知らないことが只恥ずかしいと思っただけでなく、例えば異常時においてその対応を知らないことは1分、1秒が求められる状況において何も出来ないことであり、そのことは列車に遅れを来たすだけでなく、重大な事故にも繋がりかねません。また、体験することの重要性を感じるのは、実際に手を動かし、体験したことの方がより頭に残っているからです。以上のことから今後はより多くのことを知る機会が増えるため、質問すること、体験することを心掛けて行きたいと思っています。