最終更新日:2025/4/27

(株)万代

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • スーパーマーケット
  • 食品
  • 専門店(食品・日用品)
  • 専門店(複合)

基本情報

本社
大阪府

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

嬉しいこと、壁にぶつかったこと…。経験の全てが財産となる環境で成長できる喜び。

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存在感バツグンの中堅社員が振り返る、入社からこれまでの歩み。

金子優太さん/八尾店 グロサリー部門 チーフ/2015年入社
(大阪経済法科大学・法学部・法律学科卒)

近畿一円で地域密着型の食品スーパーマーケットを展開し、成長し続けている万代。今回は、現在八尾店でグロサリー部門のチーフとして活躍する入社7年目の中堅社員・金子さんに、入社のきっかけや仕事のやりがい、印象に残るエピソード、今後の目標など、ざっくばらんに語ってもらいました。

先輩の仕事風景

ミーティングでは活発にいろんな意見が交わされ、時には誰かが発したユニークなアイデアに一同が大笑いとなることも!万代は、社員一人一人が主役の会社なのです。
各チーフの“カラー”が如実に表れるのが売り場づくり。「正解が一つではないところがこの作業の面白さであり、今でも日々新たな発見や気づきがありますよ」と金子さん。
タブレットを用いて商品の発注を行っているところ。「顔なじみのお客様が話しかけてくださることもよくあり、頑張りを支えるモチベーションになっています」と金子さん。

ミスも成長の糧に。新店の立ち上げやリニューアルにも携わる。

高校2年生から、自宅の近所にあった万代でアルバイトをしていたんです。レジ打ちや品出しから始まり、経験を積んでからはグロサリー(加工食品)の発注業務も任せてもらえるようになってやりがいを感じていました。大学に入ってからも週5回のペースでバイトに入り、活躍領域はおのずとどんどん広がっていく感じでしたね。就職活動では興味が湧いた企業の説明会に積極的に参加していたのですが、どれもピンと来ないなかで、「万代で社員として働きたい」という想いがだんだんと大きくなっていきました。面接ではアルバイトで培った経験を活かし、社員としてさらに大きなやりがいを感じたい気持ちをストレートに伝えました。想いが強かった分、内定をいただいた時はホッとしたと同時に本当に嬉しかったですね!

入社後は「南住吉店」で業務の基礎を学び、約半年後に「住吉沢之町店」に異動。担当するグロサリー部門の業務に加え、稼働計画の作成やアルバイト・パートの教育・指導など、業務量が一気に増えました。加えて社員として発注端末を持つのが初めてで、慣れない環境もあって、今思い返すと気持ちに余裕を持てない状態になっていましたね。そしてある日、日替わりの目玉商品の発注を失念する、という致命的なミスを犯してしまったんです。近隣店舗に商品を分けてもらい、お客様にご迷惑をおかけすることだけは避けられたのが不幸中の幸いでした。アルバイトの経験があったために、どこか慢心していた自分を反省。このミスが、初心に戻って各業務をしっかりと行うきっかけになりました。

その後は、半年~1年ほどのスパンで、「泉北深阪店」、「上野芝店」、「堺高須店」、「なかもず店」と異動し、新店の立ち上げやリニューアルに携わるなど、貴重な経験を数多く積ませていただきました。いろんな店長やチーフのもとで働き、異なるスタイルを間近で見させてもらえたのも勉強になりましたね。お客様をはじめ様々な人たちとの交流も楽しく、今こうして振り返ってみると、培った経験の全てが自分の中で財産となっていることを改めて実感します。

2020年5月に晴れてチーフに昇進。活躍領域がぐっとワイドに!

2019年9月にサブチーフに昇進し、2019年10月に「羽曳野島泉店」に異動。翌年の5月に、晴れて正式にグロサリー部門のチーフに昇進することができました。チーフとなってからは、これまで担当していたグロサリー部門に加え、デイリー部門(牛乳・豆腐などの日配商品)にも深く携わることになり、業務領域は大きく広がりました。私がマネジメントする社員やアルバイト・パートスタッフの数も増え、毎日てんてこまいの忙しさでしたね。肉体的にはハードでしたが、チーフとして新たな知識やノウハウを着実に蓄積していけたのは、自分の中で大きな成長につながりました。

現在所属している八尾店に異動となったのは、2020年12月のこと。この店舗では私がグロサリー部門のチーフで、デイリー部門にもチーフがおり“Wチーフ体制”を初めて経験することになりました。デイリー部門のチーフがキャリア豊富な大先輩で、その都度的確なアドバイスをいただけるのがありがたいですね。グロサリー部門が扱う商品は日持ちするので、それまで私は比較的多めの在庫を確保しておく傾向にありました。ですが、在庫量を適切に維持することでバックヤードに余裕が生まれ、作業や品出しもスムーズになり、結果として効率アップにつながると教えていただいたんです。実践してみると本当にその通りで、一緒に働く毎日を通じて、目からウロコが落ちる経験をたくさんさせていただいています。

チーフ業務を経験していく中で強く感じているのは、マネジメント業務の難しさと奥深さ。研修では「人・モノ・お金」の管理がキーポイントだと教わっていますが、まさにその通りだと思います。チーフになるまでは“自分が動いてナンボ”という考え方だったのですが、チーフ自らがその動きをしていたのでは、売り場はうまく機能しません。思い通りに人を動かしたり、多くの要素を管理するのは難しく壁にぶつかる場面も多々ありますが、何事も経験だと自分に言い聞かせて頑張っています。

「綺麗な売り場をつくるね」。お客様からいただいた言葉が身に染みた。

当社は社員一人ひとりの裁量が非常に大きいこともあり、売り場づくりにもチーフそれぞれの考えやこだわりが色濃く反映されます。私の場合、商品を紹介するポップの位置や微妙な高さに特に気を配り、「どの商品を指しているのか分からない」「値段が分からない」とならないよう配慮しています。また、私は背が高いほうではないのですが、私が取りにくいと感じる位置にはなるべく商品を置かないようにするなど、老若男女問わず全ての方が気持ち良く買い物できる売り場づくりを常に念頭に置いています。この間、品出しをしていると「すごく綺麗な売り場をつくるね!」とお客様から笑顔で声をかけていただき、「見る人はちゃんと見てくれているんだな」と嬉しくなりましたね!

どんな業務であれ、スーパーでの仕事は一人で完結できることは限られており、良い仕事をするうえではチームワークが大きなカギを握ります。私の場合、20代で比較的年齢が近いこともあり、アルバイトの学生も気軽にしゃべりかけてきていろんなことを聞いてくれるので、チーフとしても助かっています。八尾店は、人柄の良い店長を中心とした鉄壁ともいえるチームワークの良さが自慢で、個々のスキルの高さはもちろん、スタッフ間の横つながりも非常に強固!状況に応じて、お互いにフォローし合う風土がしっかりと根付いています。まとめ役として気を遣う場面も多いですが、まとまりの良いチームの一員として働けていることを心から幸せに思う毎日です。

プライベートでスーパーへ買い物に行く時も、売り場のレイアウトや並んでいる商品をついついチェックしてしまっている自分がいます。いってみればスーパーの仕事は、それくらい夢中になれる面白い仕事ということなんでしょうね。目標は、店長になってお客様もスタッフも、そこにいる全員が幸せを感じられるお店をつくること。そのためにはチーフとしてさらに実績を積み上げ、人間的にもより大きく成長し、今以上に周囲からの信頼を獲得せねばならないと決意を新たにしています。

学生の方へメッセージ

長く働く、という意味においては、どんな風にキャリアアップできる環境があるのか、またそれに付随した研修体制について調べることも大切になってくるでしょう。当社の場合、導入研修に始まり、知識を補完するフォローアップ研修や「サブチーフアセスメント」の試験に向けた選択型研修、店長を見据えたマネジメント研修、海外視察研修など、キャリアアップやさらなる成長に直結する様々な研修が用意されています。スーパーでの仕事と聞いて「毎日同じことの繰り返しなのでは?」とイメージする方もいると聞きますが、実際はその真逆。それぞれの季節に応じて、地域に応じて、また時代に応じても人々の趣向や生活スタイルは異なってきますし、同じ食材であっても、食べ方やメニューは時代とともにどんどん変化します。自分のアイデアをどんどん売り場づくりに反映させ、売上に直結した時の喜びは格別であり、一生をかけて突き詰める価値のある奥深い仕事だと思いますよ。(人事部 金子大亮)

私もそうでしたが、自分のやりたいことがはっきりと決まらないままで活動をスタートさせる方も多いと思います。そんな方に私からアドバイスを送るとすれば、とにかく“行動あるのみ”ということ。いろんな企業に訪問する過程で、「万代で働きたい」という自分の想いに気づくことができました。後から悔いることのないよう、ベストを尽くして納得のいく企業研究につなげてください!(金子優太)

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分からないことがあっても、その場で先輩や上司にすぐに聞いて解決できる環境。無限の可能性を秘めた若手社員の成長を、会社一丸となって手厚くバックアップしています。

マイナビ編集部から

「お客様の暮らしを“より豊かに”“より楽しく”“より便利に”」をモットーに、近畿一円で地域密着型の食品スーパーマーケットを運営する万代。社名には、「万の代まで地域に愛され続ける企業でありたい」との想いが込められている。現在の店舗数は157店舗(2021年9月現在)となっており、1日の来客数は約46万人、年間では1億6000万人以上になるというから驚きだ。その数字を実現させているのは新鮮さ・美味しさへのこだわりを具現化した商品ラインナップであり、そこに食品専門のスーパーとして多様なニーズに応え続けてきた同社の強みがある。高品質・安全な商品を適正な価格で提供するオリジナルブランド「万代選品」も展開しており、アイテム数を増やし続けている。今回の取材では中堅社員の金子優太さんにご協力いただき、入社からこれまでの歩みについて詳しく伺うことができた。話の面白さに加え、印象的だったのはコメントを発する際の実にイキイキとした表情だ。あの瞳の輝きこそが、同社の一員として働くやりがいや居心地の良さを物語る何よりの証だろう。日々の食材を提供するスーパーマーケットは、いつの時代も絶対に必要とされる生活インフラであり、人々の暮らしが続く限りなくなることはない。人と接することや喜ばせることが好きで、「愛着ある地域に腰を据えて働きたい」「地域の暮らしを支える仕事がしたい」と考えている方には、特に注目してほしい企業の一つである。

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研修での一コマ。導入研修はもちろんのこと、内容の濃い多種多彩な研修が用意されており、社員のさらなる成長を長期スパンで後押ししているのも万代の大きな特徴です。
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