最終更新日:2025/4/21

(株)日本エスコン【東証プライム市場上場・中部電力グループ】

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業種

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基本情報

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取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

若手社員は、こんなことを考えています!

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日々、新たな挑戦を続けながら成長を遂げる先輩たち

少数精鋭で、多面的な開発事業を推進する日本エスコン。現場の最前線を担う若手が感じる、同社ならではの魅力とは。建築、販売、管理と、異なる分野で活躍する3名に、ありのままを語っていただいた。

(写真右から)
榎本 遼さん
首都圏建築企画部 首都圏品質管理グループ(総合職) 
大学院建築学専攻修了

深山 明日香さん
首都圏企画販売部 首都圏企画販売グループ(総合職) 
経済学部卒

青井 捺実さん
管理本部 管理部(総合職)
経済学部卒

社員たちの一日

朝一から工事日報に目を通し、検査のスケジュールを考えるという榎本さん。図面の読み込みも含め、午後はチェック業務が多い。朝から現場に向かう日もあるという。
深山さんは出勤後、モデルルームのオープン準備に取りかかる。その後、受付やお客さまとの商談を行いながら、空いた時間で接客練習をすることもあるそう。
就業時間前に業務日報に目を通してから、午前中は個人の担当業務に勤しむという青井さん。午後は、他のメンバーと協働する仕事にも取り組んでいる。

デベロッパーとして、業務をけん引する大切さを実感。事業を俯瞰し、企画力の醸成につなげていきたい

当社との出会いは、合同説明会への参加がきっかけです。ブースで話を聞き、「ライフ・デベロッパー」という言葉に惹かれました。なぜなら、私も常々、建築物は使う人のためにあると考えていたので、当社が打ち出す“その人のくらしをつくる”という姿勢に強く共感できたからです。

取り組んでいる仕事は、物件をお客さまに引き渡す前の検査業務です。建築中の現場に出向き、竣工すると見えなくなってしまう部分、例えば、鉄筋が適切に配置されているか、内装の下地処理が基準法どおりに施されているかといった、品質チェックを行っています。業務を円滑に進めるためには、何より、図面をしっかり読み解く能力が求められますね。学生時代に建築を専攻し、図面については学んでいましたが、この部署で見る図面は初めてのものばかりでした。構造図など、躯体のつくり方に関するものが多く、その内容を精査した上で、施工会社(ゼネコン)とのやりとりを一から進めていかなければなりません。プロジェクトは、常に複数を同時に手掛けています。あらゆる種類の不動産開発を手掛けている当社では、現在ですと20~30くらいの物件を数名で担当することもあります。 

もともと自分にとって知識があまりなかった分野ということもあり、最初は現場で話されていること全てが新鮮でした。そして上席からさまざまなことを教えてもらい、日を追うごとに知識が増えていくこと、成長を感じられることが、やりがいにつながっています。
仕事を通じて学んだことは、デベロッパーの一員として、意思を持って仕事を進めていくことの大切さです。プロジェクトを先導する者として、スケジュール管理やコスト管理をしっかり行った上で設計会社、ゼネコンの方々と協働していかなければなりません。そのためにも、自らがリードしていくという、確固たる自覚を持つべきだと思います。

今後の抱負としては、まず、現在の仕事が一人前にできるようになること。そして、建築企画業務を任せていただいた際に、良いものを企画できるよう、今の段階から事業全体を俯瞰する力を培っていきたいですね。最終的な夢は、開発物件の企画に取り組んでいくこと。いつか、グッドデザイン賞などを受賞できるような物件を、この手でつくり出したいと思います。
(榎本さん)

お客さまとの距離を縮めるには傾聴する姿勢が大切。アドバイスを素直に受け入れて、さらなる成長を目指す

学生時代、経済について学ぶなかで不動産業界に興味を持つようになりました。一口に不動産業といっても、さまざまな業態の企業がありますが、私が興味を持ったのは、当社のようなデベロッパーと呼ばれている会社。大規模な複合施設、さらには街づくりまで手掛けてしまう、そのスケールの大きさに惹かれました。さらに、数あるデベロッパーの中で日本エスコンに注目したのは、まだまだこれから伸びていく会社だと感じたからです。選考を通じて出会った社員の皆さんからも、仕事にかける熱意が強く伝わってきましたね。

現在、取り組んでいる仕事は、マンションの販売業務です。当社では、分譲マンション「レ・ジェイド」シリーズの開発・販売を手掛けています。私は、そのモデルルームに出勤して、訪問されるお客さまへの対応にあたっています。来客数はやはり土日が最も多く、1日最大で3組のお客様対応をすることもあります。

仕事を始めた頃は思うように商談が進められず、悩んだこともありました。そんな時、先輩の接客を見ていて気付いたのは、こちらから一方的に話すのではなく、お客さまの希望や必須条件などを丹念に聞き出していくことの大切さでした。こちらが聞く姿勢を見せると、お客さまも話してくれるようになる。すると、そのときに商談が決まらなくても、再訪いただけるようになります。なぜなら、人は話をきいてくれる人のところに、また行きたいと思うからです。これがわかってから、少しずつ成果が生まれるようになりました。そして、21年度下期において既に7件の契約をいただき、入社1年目の時には、同期の中でトップに立つことができたのです。

営業をしていて喜びを感じるのは、契約数を上げることだけでなく、他の物件とどちらにしようか悩んでいたお客さまが、当社の物件に決めてくださったときですね。なぜなら、私という営業担当を認めていただいたうれしさがあるからです。当社では、販売を担当した社員がその後もお客さまのフォローにあたり、定期点検やお困り事の相談、売却などのお手伝いをしています。販売して終わりというわけではなく、そこから長いお付き合いが始まるわけです。

仕事をするうえで学んだのは、素直でいることの大切さ。先輩のアドバイスや指摘などをしっかり受け取ることが、成長の早さにつながると確信しています。
(深山さん)

広範な仕事を担当しながら、幅広いスキルを獲得。周囲から、「あの人に頼もう」と言われる存在を目指す

就職活動にあたっては、衣食住に関わる仕事に興味があり、それに関連した分野を探していました。マイナビを通して当社を知り、「街づくり」というスケールの大きなプロジェクトを行っている点に興味を持ちました。

現在に至るまで、管理部において人事労務、システム、広報、採用など幅広い仕事に携わってきました。
コツコツやる仕事が多いのですが、自分の中で楽しめている部分は、習熟するにしたがい処理速度・正確性が向上していくところです。個人情報を取り扱う仕事などは注意が必要なため、最初は集中力が続かずミスも多くありました。しかし、最近は入力のスピードもアップし、正確な情報をデータに反映できるようになってきました。徐々にレベルが上がっているという感覚は、やる気にもつながりますね。

当社の社内報の作成は管理部の若手社員が担当しており、トピックの立案なども、みんなで考えながら進めています。完成後、社内の皆さんが楽しそうに見てくれる時が、やりがいを感じる瞬間ですね。社内の同期や管理部のメンバーから「わかりやすい内容だね」「見やすいね」と言ってもらえると、また頑張ろうという気になります。内定者にも送付されているのですが、社内報を見て内定承諾した方がいた、という声を聞いた時は、最高にうれしかったのを覚えています。

当社の魅力は、このように若手のうちからやらせてもらえる仕事の範囲が、とても幅広いところです。それだけに、最初は戸惑ったり焦ったりすることもありますが、だからこそ習熟していく喜びも大きいのだと感じています。

今後はさらに知識を広げ、より多くの業務に対応できるよう努力しています。部署内はもちろん、社内のいろいろな人から必要とされる存在になることが目標です。何か得意分野をつくって「これは、青井さんでないとできないから」と声をかけてもらえるようになりたいですね。
(青井さん)

学生の方へメッセージ

学生の皆さんにお伝えしたいのは、日本エスコンにおける仕事は決して「楽」ではないということです。日々、与えられるタスクをやり遂げることに加えて、“チャレンジする姿勢”が求められます。一定の手順や知識を吸収すれば同じように処理していくことのできる仕事、というわけではないのです。しかし、だからこそそれを乗り越えた先に、大きな成長があります。その成長が実感できるからこそ、若いうちから頑張れる。当社には、こうした良い循環サイクルが定着しているのです。

とはいえ、入社前の皆さんに、何か具体的な能力を求めているわけではありません。シンプルに、「困難を乗り越えチャレンジしていきたい」と思える人、「早い段階で重要な仕事に取り組みたい」と本気で考えている人を求めているのです。
入社3年目の社員が建築企画を手掛けたマンションがグッドデザイン賞を受賞したり、1年目からプロジェクトの主担当となって、会議でプロジェクトの上程をしたり。あるいは、今回の記事に登場した深山さんのように、新人でありながら輝かしい実績をあげている社員もいます。

成長が早い、若手登用ということが、単なるキャッチフレーズではなく実践されている。そこにこそ、当社でキャリアを積んでいく最大の魅力があると思います。
挑戦意欲に富み、何事にもいきいきと取り組める人材と出会えることに期待しています。
(管理本部 管理部 採用担当 和泉 星寿)

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1995年に設立された日本エスコンは、日々成長を続ける会社だ。進取の気風に富み、若手のアイデアを積極的に取り入れながら成長を続けてきた。

マイナビ編集部から

若手が最前線で活躍している同社だが、社員から受ける印象はスマートでスタイリッシュなものだ。一人ひとり、自分の成長に熱いのだが、いわゆる体育会系的な雰囲気はない。
社員交流も活発に行われていて、ホテルを貸し切り、半年に1回のペースで全社集会を開催。好成績を残した販売スタッフや役職が上がった人などの表彰式、親睦会、さらに社員旅行などのイベントも行われている。一方、有志が集まってのサークル活動も活発で、それぞれにフットサル、マラソン、ゴルフなどを楽しんでいるとのこと。堅苦しい上下関係もなく、先輩とも気軽にコミュニケーションがとれる環境とのことだった。

福利厚生面を見るなら、本社勤務の場合、年間休日数は126日と多めに設定されている。また、実家から通勤に2時間以上かかる場合は 社宅制度の適用もあるとのこと。
2021年7月からは、社長直属の健康文化醸成チームを発足し、本腰を入れての健康経営に取り組み始めている。
なお、2022年4月に実施された東証の市場再編により、同社はプライム市場に移行した。同社が展開する事業の将来性や、中部電力の連結子会社という堅固な企業体質が高く評価された結果といえるだろう。

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任せてもらえるから、やる気が出る。やる気が出るから、仕事が面白い。面白ければ、成果が上がる──強さの秘密は、好循環を生み出す若手起用のポリシーにあるようだ。

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