最終更新日:2025/4/15

日本キャタピラー合同会社

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 商社(自動車関連・輸送用機器)
  • 商社(機械・プラント・環境)
  • リース・レンタル

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

―ニッポンを支える様々な業種のお客様を根底から支えるー 建設機械営業職の魅力

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未経験から建設機械のプロへ成長させる充実の研修とテリトリー制

インフラ整備や建設工事など、様々な現場で目を引く鮮やかな黄色の車体で知られるキャタピラーの建設機械。日本キャタピラーはこの世界的ブランドの国内ディーラーとして、街づくりを支え、社会に貢献しています。

今回は、営業職の和氣さんに、仕事の内容や職場の雰囲気、やりがいなどを話していただきました。

和氣裕弥(写真左・2022年入社)
営業本部(首都圏地区)東京営業部・多摩営業所/マシンセールス

[インタビュアー]
政川菜々美(写真右)
人事部

マシンセールスの一日

朝は8時半に出社。朝礼の後、メールのチェックや事務作業、提出する書類や今日訪問するお客様への説明資料などを確認。通常、9時半位には外回りに出発します。
午前中の訪問は、アポイントを取っていれば1社か2社。提案や説明に時間を要するので。パンフレットを渡すなど、ちょっとした案内であれば5、6社を回ります。
昼食&休憩を挟み、17時まで外回り。アポイントを取った先を訪問しながら、空き時間を利用して近くのお客様に顔を出します。帰社後は翌日の準備をして帰宅します。

―社会を根底から支える― 建設機械業界との出会い

【政川】まずは日本キャタピラーを選んだ理由や入社の決め手について教えてください。

【和氣】営業をしてみたかった!
人と話すことが好きなので、就活開始当初から職種は営業職を志望していましたが、
業界は特に意識していませんでした。なので、最初に始めたのは業界研究。

「一度きりの新卒就活だから、夢は大きく!せっかくならば、大きなモノを売ってみたい!」と思い様々な業界を見ている中で、ふと、外出中に、街のインフラ工事で動いている黄色い建設機械に目が留まりました。
その数日後、今度は別の場所で、巨大な建造物の工事現場にあの黄色い建設機械があって。
その時に、そういえば、街づくりにも興味があったことを思い出して、
「この大きな建設機械を取り扱うということは、社会に貢献する様々な業種の人を根底から支えることができるのではないか?」と思ったんです。

業界研究をして、様々な業界がそれぞれ魅力的でしたが、この理由で建設機械業界を志望しました。

その後は正直に、自分がこれから働いていくことになるかもしれないので、会社の規模とか安定性を気に掛けましたが、世界シェアNo,1で研修や福利厚生がとても充実しているという点に惹かれました。

一人ひとりの成長を促す充実した教育研修システム

【政川】教育研修について。その内容と感想を教えてください。

【和氣】懐かしいですね、振り返ると、「こんなにも手厚いの」と。
本当に充実した3カ月でしたね。

入社してから3カ月間は、埼玉県秩父市にある自社の研修施設(D-Techセンター)で新入社員全員参加の集合研修が行われました。
まずは4月に、社会人基礎力を身につける研修が行われました。これは、プロの講師からの指導で、しかも一人ひとりに丁寧にフィードバックをしてくれました。
5月は資格取得。なんと全て平日の勤務時間内に、建設機械にかかわる4つの資格を取得させてもらいました。実は当社は「キャタピラー教習所」という、建設機械にまつわる資格や免許を取得できる登録教習機関を持っており、そこの先生が研修施設に出張講習に来てくださいました。
しかも、費用はすべて会社が出してくれて。正規であれば数十万円と聞いて驚きましたし、期待の大きさと責任も感じました。
6月はセールス職になるための専門的な研修が行われました。製品知識はもちろんですが、ロールプレイングも取り入れながら、当社のセールスとして必要な知識やスキルを基礎からじっくりと学ぶことができました。
そしてなによりも、全国から集まった同じ志を持つ同期達と過ごした思い出や絆は、私の大切な財産です。今でも何かあれば連絡を取り合っていますし、仕事はもちろん、そのほかも相談できる、本当に心強い仲間達と巡り逢えました。

全てのカリキュラムを終え、初期配属は東京西営業所でした。
最初は同じ営業所の先輩の営業活動に同行して実際の現場で勉強させてもらいました。
次に上長に同行してもらいながら営業活動を行って、少し自信がついた頃に独り立ちして、テリトリーをいただきました。
元々は先輩が担当していたテリトリーを引き継ぐカタチになるので、1人で回るようになってからも、お客様の性格や訪問のタイミングなど、細々したところまで教えて下さり、大変ありがたかったです。 当社はひとりのセールスがテリトリー内の全部のお客様を担当する「ワンテリトリーワンセールス制」。
新車販売に関しては、各セールスが責任を持って取り組まなければならないですが、
若手のころから裁量を持って働けることに魅力を感じています。

「あなたから買ってよかった」責任感を上回るやりがいと誇り

【政川】現在の業務内容と仕事をする上で心掛けていることを教えてください。

【和氣】
現在、担当しているのは東京都立川市とその周辺で、お客様は建設関係はもちろんのこと、水道や管工事、リサイクルなどの会社約100社。

担当するエリアには街の水道屋さんなどが使う小型の機械から、骨材(岩石等)を採掘する砕石場で使う超大型の機械まで幅広いサイズの機械が稼働しています。
超大型の機械というのは、例えば油圧ショベルという機械が目いっぱい腕を伸ばすと、8階建てのビルに届くほどのスケールです!

今までの仕事で一番印象に残っているのは、初めて超大型の油圧ショベルを販売できた時。

大型機械はもちろんですが高額で(時には億を超える商談も・・!)
契約までも2~3カ月かかることもざら。
お客様にとって建設機械は商売道具なので、機械選びは何よりも大切です。
お客様のお仕事はこの機械から始まりますので私達は責任感を持って対応しています。
だから、今何に困っていて、どんな機械を・機能をお求めなのか。
お客様の元へ足繁く訪問し、密で速やかなコミュニケーションを取りながら、契約をいただけた瞬間や、納車されピカピカ建設機械が現場で元気に稼働している姿を目にした際は最高にやりがいを感じます。
そして、しばらく経ち1度目のメンテナンスをした際、お客様に「最初は迷ったけど、キャタピラーの機械を、和氣さんから買って良かった」と言って頂けたのです。
機械自体も、修理技術の高さも、そして自身が意識していたレスポンスの速さも認めていただけたんだと思い、セールス職としてこの仕事を心から誇りに思えました。


業界のことは何も知らずに入社して今に至りますが・・・

こんなはずではなかった、みたいなマイナスのギャップはありません。
例えば営業って門前払いされるなど、もっと苦労するものと覚悟していたのですが(笑)
キャタピラーは世界シェアNo.1とのこともあり、知名度は抜群なので新規訪問の時でも話を聞いてくれて、思ったより営業しやすかったというプラスのギャップはあります。
今後の目標は、1社、1台でも多くのお客様に、キャタピラーの建設機械を納めることで日本のインフラを支えるお客様に貢献したいと考えています。

学生の方へメッセージ

まっさらな状態から自由に会社を選べるのは、新卒の特権です。
私自身、建設機械のディーラーに入社するとは思っていませんでした。就活開始当初には考えたこともなかった当社と出会い、入社しましたが3年経った今は達成感とやりがいのある仕事に巡り会えてラッキーだな!と。(笑)
これはまさに偶然の産物のようなものです。
このように、先入観なく、広い視野で多くの会社を見て・調べてみてください!
[和氣裕弥]

現状において、日本には建設機械に特化して学べる学部・学科はありません。
従って新入社員全員が未経験、知識ゼロからのスタートとなります。
だから大丈夫!全国から集まった同年代の新入社員の皆さんを、皆全員ゼロからプロへ、
確実にステップアップできる育成カリキュラムを用意しています!
[政川菜々美]

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「営業では今までの経験がお客様との会話のきっかけになります。私は珍しい苗字を掴みにしてみたり(笑)製品は勿論、自身のファンを増やしていきたいですね。」和氣さん

マイナビ編集部から

日本キャタピラーが提供する建設機械は、道路建設をはじめとした多様なインフラ工事に不可欠な存在。その黄色の車体と黒地の特徴的なロゴを見れば「工事現場で見た」と思い出す人も多いだろう。油圧ショベルやブルドーザ、ダンプトラック、エンジンや発電機など、メーカー直系の強みを活かした豊富な製品供給力で、多種多様な工事現場をしっかりと支えている。また、企業やブランドとしての知名度が高く、それがお客様からの信頼獲得に繋がっている。工事現場だけでなく、災害時の救助や除雪作業など、様々な場面で人々の暮らしを守り続けているのも同社の強み。この知名度の高さは、就職先としての安心感にも繋がっている。

近年の土木・建設現場では、人手不足や熟練オペレーターの減少が課題となっている中、日本キャタピラーは国交省が推進するi-Constructionの普及促進に取り組み、最新技術への理解とICTに精通した人材の育成に力を入れている。今回取材した和氣さんが語っていたように、入社時に行われる秩父にあるD-Techセンターでの研修は、実践的な経験を通じて、顧客との商談で活かすことができている。建設機械業界に接点のない新人でも、イチからしっかりと知識を身につけられる環境が整っている点が印象的だった。加えて、同社は裁量が大きくやりがいを持って働ける環境がある。「新人を放置しない、面倒見の良い会社」と評される社風も大きな魅力の一つだろう。

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「少しでも興味を寄せていただけたら是非、WEB会社説明会にご参加ください!お待ちしております。」政川さん

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