最終更新日:2025/4/25

MDロジス(株)

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 物流・倉庫
  • 陸運(貨物・バス・タクシー)
  • 空輸
  • 海運

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

転勤、海外OJT研修や出向などの様々なステージでの経験が成長のターニングポイントに

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先輩2人が語る、これまでのキャリアと貴重な経験

今や中堅の位置で事業部をリードしている2人の先輩に登場していただき、これまでのキャリアステップ、仕事のやりがいに迫った。

◎間 慎一郎/物流技術部 業務設計グループ/2001年入社/商船学部輸送情報システム工学課程卒
◎樋口 貴史/物流企画部/2006年入社/理工学部社会交通工学科卒

それぞれのプロフィール・趣味を紹介

間さんはカナダやタイでの研修、三菱電機にも出向し、国内外の物流拠点に視野を大きく広げる。趣味はタイで覚えたゴルフで、月1回の割合でプレイ。
樋口さんはアメリカケンタッキー州で倉庫の改善に努め、他の州でも倉庫の再編を指揮。初めての海外経験で大きく成長。趣味は野球とゴルフ、子供と遊ぶこと。
間さんと樋口さんは部署も地元、キャリアも違うが、海外で経験を積んだ事で若手から中堅へと成長し、今では後輩を指導し会社を牽引する立場として期待されている。

情報システム部から物流技術部へ。タイ赴任や親会社への出向経験を、倉庫の設計や作業改善に活かす

大学で輸送情報工学システムを学んだ関係で、物流とシステムの両方が絡んだ会社で働きたいと考えて三菱電機グループの物流をメインに担う当社への入社を志望しました。
入社後約6年間は情報システム部や関連子会社で、倉庫作業者がハンディ端末を使って荷物の数値管理ができるシステムなどの倉庫管理システムを開発。大学で学んだプログラミングなども活かすことができ、当社やグループのIT化が進展していく実感もつかめました。
入社7年目頃にはちょうど会社がグローバル化の進展に対応するために海外意欲のある人材を募集していて、それに手を挙げたところ運良く選ばれました。約3ヵ月間カナダでは英語を学び、帰国してすぐタイの現地法人MELCO LOGISTICS THAILANDに3ヵ月間出向し、現地で生産された部品を海外に輸出する国際物流の仕組みを体感しました。
こうした海外での研修を経験した後、2007年8月に物流技術部へ配属されました。倉庫移転の計画やレイアウト設計、作業や包装の効率化に携わりました。2009年~10年にかけては再びタイへ長期出張し、工場で包装作業を効率化、コンテナに荷物を積める作業の改善を行いました。この時の業務では、異国で仕事をすすめることの難しさを実感しました。従業員に清掃をこまめにするよう言っても聞いてくれないことも。日本の物流倉庫はきれいだからこそ作業も効率化できると、説得するのに苦労しました。しかし、少しずつ従業員もわかってくれて手応えも得られるように。
2013年からは三菱電機に出向し、グループ全体の物流管理の方針を決定する場に参加しました。国内外の工場や当社の物流拠点と連携し、その施策を実行しました。この経験により、グループ全体の物流を俯瞰することができたと同時に、社長や部長など役職者とも膝突き合わせて話す中で、トップがどういう考えをもって経営の舵を取っているのかも知ることができました。海外やグループ会社での仕事を経験し、グローバルな視野や経営の知識も身についたと思います。タイ語や英語も、日常会話程度なら両方使いこなせるようにもなりました。
現在は、再び物流技術部に戻って、プロジェクトに対応しながら国内外の現場改善、レイアウト設計を行っています。

<物流技術部 業務設計グループ/間 慎一郎さん>

自動車事業に関わり、国内外の拠点で保管と輸送体制強化に貢献。海外体験で得るものは大きい

大学時代に交通工学と土木・建築工学を学び、それを活かせる職場として当社を志望。大学の先輩からの話も受けて「ここで働きたい」と思いました。
入社後、一貫して自動車事業に関わっています。兵庫県の姫路と三田に三菱電機の工場があり、そこでは自動車部品を製造しています。最初2年は姫路で業務係の仕事からスタート。現在所属している業務部は、事業部全体の損益管理や事業計画立案が使命ですが、現場の業務係では、請求から支払い関係、受発注、勤怠管理などの現場のヒトとカネの管理を担当しました。さらに3年近く輸送係としてトラックの手配や運行管理を行いました。自分よりはるか年上のドライバーに指示を出す中で、コミュニケーション力が鍛えられました。その後、業務係の係長として、損益管理や三菱電機への提案などのプロジェクトのとりまとめを行いました。
業務と輸送で8年ほどの経験を積んだのですが、その頃から違う仕事にチャレンジしたい気持ちが膨らんで会社にも進言。入社当初は海外に行きたくないと思っていたのですが、海外OJT研修を経験しないかという話をもらい、人生一度は冒険しようと思い挑戦しました。
2014年に9ヵ月間、アメリカのケンタッキー州にある三菱電機の子会社である自動車部品工場の一つに赴任。倉庫の改善が、私に課せられた使命でした。そこでは物流担当がいない状況で、倉庫内はモノがあふれかえり、整理整頓がなされていない状況。日本人マネージャーに日本の倉庫の現状はこうなっており、こうすれば良くなるという提案を行い、一緒に少しずつ改善を図っていきました。現地の従業員に英語でも指示し、何とか改善を実行してきました。また、オハイオ州とデトロイト州のプロジェクトでは、倉庫がオーバーフローしている状況を改善するため、外部倉庫を活用した改善を現地の社長に提案しました。倉庫の再編を行うことにより、保管能力を上げることができました。
語学に関しては、渡米する前に3ヵ月間英会話の勉強を支援してくれたため、現地でそれなりにコミュニケーションは図ることができました。大変なことは多かったですが、異文化での経験を積むことが人間として大きな力をつけてくれたと感じており、会社にも感謝しています。

<物流企画部/樋口 貴史さん>

それぞれの目標と学生へのメッセージ:どんな仕事でも、チャレンジする気持ちが大切。

【間】これまで部署異動や海外での研修・駐在、さらに出向で視野を広げることができ、良いキャリアを積めていると感じています。当社は1999年に海外事業を始めましたが、20年近く経った今もさらに海外を意識してネットワークやインフラを整え、三菱電機に貢献することが当社の発展には欠かせません。海外での経験の中で現場管理だけでなく、物流にできることは多くあるということを実感しました。モノづくりの流れが良くなり、さらに確実に世界へと広まるように、今後も海外赴任などのチャンスがあればどんどん出ていきたいです。
仕事は何より最後までやりきることが大切です。一人ではなくいろいろな人とコミュニケーションを図るため、外交的でフットワークの軽いタイプの人、ロジカルに考えて自分でロジックを構築できるようなタイプの人はぜひ後輩に迎えたいと思います。

【樋口】三菱電機は自動車事業において海外に10数拠点がありますが、当社の自動車事業における海外拠点は中国とメキシコのみで、アメリカなどにも当社の拠点ができればさらに海外の仕事も請け負うことができ、成長性が増していくと思います。私も2014年の海外OJT経験を土台に、去年も2回メキシコに海外出張を経験。今後も当社のグローバル戦略に貢献できるよう、拠点づくりなどの話があればぜひ進んで参加し、ゆくゆくは拠点のマネジメントなどに携わりたいと思っています。
私は理系出身ながら、物流に直結する知識やスキルがあったわけではありません。会社に入って学ぶことの方が圧倒的に多いので、まずは向上心が第一。次に与えられた仕事は、自分の意志・意見をもってできる人がいいと思います。また海外に興味のなかった自分が今ではもう一度海外赴任してもいいと思っているくらい、会社に入ってからも人は変われます。その意味で内弁慶にならず、何でもやってみようというチャレンジ精神ある人はぜひ一緒に仕事をしましょう。

学生の方へメッセージ

私には2人の息子がいます。下の子は、2021年に社会人としてのスタートを切りました。その子に向けて私が初めて社会人の先輩として送ったメッセージを皆さんにも送ります。それは「たかが仕事じゃないか」。
これまで数十年間、多くの新卒社員の方と接してきましたが、まじめな方ほど独りで抱え込み、体調を壊したり、自分の力に絶望して早期に退職するケースを目の当たりにしてきました。学生時代とは違う価値観の世界で戸惑うことも多いと思います。しかし、人生は仕事だけがすべてではありません。一歩引いて「たかが仕事じゃないか」と口にすることで、驚くほど肩の荷が軽くなります。あなたには、家族や愛する人、心血を注いできた趣味など、仕事以外にも大切な世界がすでに存在しています。社会人になった途端に、それを忘れる必要はありません。ちょっと追い詰められたときに「たかが仕事…」と口にすることで、自分にはそれ以外の世界があることを思い出すことができるはずです。当社は、そうして一歩立ち止まったときに、周りの温かさを実感できる会社です。
あなたのこれまでの経験は、ほかに比較することのできないあなただけのものです。私たちはその歴史の中から、あなたの価値観や人間性を感じ取りたいと思っています。

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山神さんからのメッセージ「内定の方程式はありません。十人十色!ありのままの自分をアピールしてください。」

マイナビ編集部から

三菱電機グループの物流を一手に担ってきたMDロジス。高度情報化や経済のグローバル化が進展する中、最適ロジスティクスの実現によって社会に寄与することを使命として、情報システム化や物流ネットワークの充実、環境・品質に関する国際規格への対応などに積極的に取り組み、企業経営のローコスト化と付加価値の高い物流サービスの両面で貢献している。
同社の事業がますます拡大する中、社員の活躍フィールドも今後はグローバル規模で拡大していくことが確実視されている。ハワイ島の「すばる」望遠鏡や世界が注目する大型映像装置などの輸送でも存在感を発揮。高品質な物流を実現する同社ならではのノウハウやチームワークが発揮されることが今後も期待されている。
採用では、学生時代に力を注いだ経験や社会を見る視点、将来の目標まで、人間性を幅広くジャッジする。同社でなら、ゼロからでも世界規模でダイナミックな物流ソリューションにチャレンジできるだろう。

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グローバル規模で多彩な物流ソリューションを実現。「物流のその先へ」という理念の下、物流の新たな可能性にチャレンジし、社会の新たな価値創造に貢献します。

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