最終更新日:2025/4/2

社会福祉法人梅の里

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 福祉サービス
  • 教育
  • 幼稚園・保育園
  • 公益・特殊・独立行政法人
  • 外食・レストラン

基本情報

本社
茨城県

取材情報

採用活動について伝えたい

利用者さんと同じくらい、スタッフを大切に!安心して長く働ける職場環境が魅力です

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3年目の若手スタッフが就職活動当時の様子をプレイバック!

発達障害者の親たちの手によって、1988年に法人として誕生した「梅の里」。利用者とその家族が本当に必要な支援を行うことで、信頼を培ってきました。そんな施設で活躍する若手の就職活動の様子を紹介します。


谷口 友一さん(写真左)
「デイサービスあいの家」生活支援員
2020年入職

小寺 莉央さん(写真右)
「障害者支援施設あいの家」生活支援員
2020年入職

先輩スタッフたちの横顔

「趣味はクルマです。コロナ禍なので、休日は一人でドライブを楽しんでリフレッシュ。また、社会福祉士の資格取得に向けて勉強も頑張っています」と谷口さん。
「年間休日が112日あり、残業は月平均2、3時間程度。コロナ禍でなかなか遊びに行けませんが、自分の時間を大切にしながら働けるのが大きな魅力です」と小寺さん。
デイサービスで働いている谷口さんと、入所施設で活躍している小寺さん。一つの敷地内にさまざまな施設が併設されており、施設間でのコミュニケーションも活発だ。

自閉症に関するエキスパートがそろう施設!その点に魅力を感じて入職を決意しました

大学で福祉について学び、就職活動では迷わず福祉業界を志望しました。福祉と一言で言っても、活躍のフィールドはさまざまです。そこで私は、高齢者福祉施設、児童福祉施設、障害者福祉施設のインターンシップに参加。それぞれの施設の仕事を実際に体験し、どれが自分に向いているのかを見極めようと思ったのです。私に一番合っていると感じたのが、障害者福祉施設。高齢者や児童と違って、障害者の方が一番コミュニケーションをとりやすかったので、この道に進むことを決めました。

障害者福祉施設に絞って企業研究を深めていくなかで、私が重視したのは教育制度です。そのほか、職場の雰囲気や福利厚生、収入面なども譲れないポイントでした。ホームページや就職活動サイトの情報をうのみにするのではなく、説明会や施設見学に積極的に参加。自分の目と耳を使って、しっかり情報の裏付けを取るようにしました。

私がエントリーしたのは、「梅の里」ともう1法人のみ。時間をかけて情報収集を行ったため、スムーズに志望先を絞り込むことができました。また、手当たり次第に応募するのではなく候補を厳選したことで、時間をかけて個別の対策がしっかりできたと思います。その結果、テンプレート的な内容ではない、それぞれの法人に合わせた内容の濃いエントリーシートが作成できました。

最終的に「梅の里」を選んだ決め手は、茨城県から委託を受けて「茨城県発達障害者支援センター」の運営を行っていたからです。県から委託されるということは、自閉症に関するエキスパートがいる証し。ここでなら多くの学びを得ることができ、着実にスキルアップしていけそうだと思い、入職することにしました。

内定が出たからといって安心するのではなく、その後も職場のことを知る努力を継続。職員向け研修に参加させてもらうなど、積極的に現場に足を運ぶようにしたのです。その目的は、入職後のギャップを少しでもなくすため。学生のうちから仕事への理解を深め、一緒に働くことになる先輩たちのことを知ることで、不安を全て解消。すっきりした気持ちで、4月を迎えることができました。
(谷口さん)

志望理由は働きやすい環境!多彩な施設があり、幅広い経験が積める点も決め手に

大学では心理福祉学を専攻し、福祉について学んでいました。3年生のときに1カ月間、障害者福祉施設での実習に参加。それがきっかけで、障害者福祉の世界に興味を持ちました。自分がサポートすることで、利用者さんが自分でできることが増えていく様子を目の当たりにし、やりがいの大きい仕事だと感じたのです。

企業研究の際に大切にした軸は、職場環境です。自宅からのアクセスの良さや福利厚生などを、しっかりチェックしました。いくらやりたい仕事に就けたとしても、働きにくい環境だと長く続けるのは難しいと思ったからです。情報収集をする上で役立ったのは、大学で開催された合同企業説明会。特に、福祉業界限定の合同説明会では、どこにどんな施設があるのかといった情報を、効率よく集めることができました。同時に、それぞれの施設の比較がしやすかったのも大きなメリットだと思います。

また、就職活動を進めていくなかで積極的に活用したのが、大学のキャリア支援センターです。エントリーシートの書き方から面接対策まで、プロのアドバイスは“目からウロコ”の連続でした。また面接本番で緊張して、話すことを忘れてしまわないか心配だった私。そこで、伝えたいことを暗記してしまうくらいまで、何度も模擬面接をお願いしました。

自宅からクルマで30分圏内のところにあり、福利厚生も充実していたことから、早い段階で「梅の里」に注目。そこで施設の雰囲気を知るために、ボランティアをしてみたいと思ったんです。そのことを大学のキャリア支援センターに相談したところ、すぐに問い合わせてくれ、受け入れてもらえることになりました。施設に通って利用者さんやスタッフと接することで、「自分に合いそうだな」と志望意欲がアップ。仕事の流れも理解でき、入職後の自分の姿をしっかりイメージすることができました。

就職先として「梅の里」を選んだ理由は、働きやすそうな職場だったからだけではありません。入所施設や通所施設、グループホームなど、さまざまなタイプの施設を運営しており、幅広い経験を積めそうだったことも志望理由の一つ。また、季節のイベントだけでなく、日常的に多彩なレクリエーションを実施するなど、“利用者さんファースト”の施設運営を実践していた点も決め手になりました。
(小寺さん)

教育制度やサポート体制が万全!自分らしさを生かし、利用者さんと向き合えるのも魅力

「デイサービスあいの家」は、知的障害がある利用者さんが自宅から通いながら利用する施設です。パンづくりや園芸、手工芸など、さまざまな日中作業を行っており、私が担当しているのは季節の花づくり。利用者さんと一緒に、土づくりや種まき、水やりなど、開花までの一連の作業に携わっています。

やりがいを感じる瞬間は、自分の想いが利用者さんに通じたときです。言葉でのコミュニケーションが難しい利用者さんに花づくりの作業をお願いする際は、写真や絵を使ってアプローチ。どうすれば伝わるかを自分で考え、実行し、想いが届いたときの喜びは、言葉で言い表すことができません。

「梅の里」の魅力は、手厚い教育制度が整っていること。多彩な研修があるほか、1年間はトレーナーがつきっきりでサポートしてくれます。また、想像していた以上にチームワークが抜群。困ったことがあれば、すぐに先輩たちが助けてくれるので安心です。休みもしっかり取ることができ、オンとオフのメリハリをつけやすいのも魅力。就職先として「梅の里」を選んで、大正解でした。
(谷口さん)

入職以来、私は「障害者支援施設あいの家」に勤務。施設で生活している利用者さんの食事やトイレ、入浴の介助など、生活支援全般に携わっています。私が担当しているグループの利用者さんは12名で、30~60代まで年齢層はさまざま。ランチやお菓子づくり、お誕生日会といった、レクリエーションの運営も大切な仕事の一つです。

当法人を選んでよかった点は、マニュアルに縛られることなく、利用者さん一人ひとりに合わせたサポートができること。行動を促すためにゲーム性を取り入れるなど、自分でいろいろ考えて実践していけるのが魅力です。それがうまくいき、尿意を催しているのになかなかトイレに行かなかった利用者さんの行動に変化が表れたときは、大きな達成感を味わえました。

また、「梅の里」は同じグループの先輩だけでなく、異なるグループの先輩まで新人のことを気にかけてくれる職場。20~30代の若手が多いこともあってフランクな雰囲気で、何でも気軽に相談できるのも特徴です。手厚いサポート体制が整っている「梅の里」でなら、安心してキャリアの一歩を踏み出せると思います。
(小寺さん)

学生の方へメッセージ

2019年に茨城県の「働き方改革優良企業」第1号に認定されるなど、「梅の里」では働きやすい職場づくりに力を注いでいます。年間休日は112日あり、シフトを決める際は本人の希望を最大限に考慮。有給休暇の平均取得日数は10.2日と、仕事とプライベートを両立しやすい環境が整っています。また、産休・育休を3回取得して職場復帰を果たした女性スタッフがいるほか、男性スタッフの育休取得実績も。ライフステージが変化しても、安心して長く働ける環境です。

私たちがこだわっているのは、働きやすい職場づくりだけではありません。当法人の負担で、万が一の病気やケガの際に役立つ「ハイパーメディカル保険」に加入。スタッフの健康な暮らしを支える制度も整えています。また、退職後を見据えた資産形成のアドバイスも実施。希望者には個別で金融リテラシーに関する研修や、給与天引きで「職場つみたてNISA」「職場iDeCo」への加入も推奨。興味はあるが何から始めたらいいかわからない、という職員にも大変好評です。

福祉業界には多彩な活躍の場があり、障害者福祉の世界だけでも、さまざまな施設が存在します。自分に向いているジャンルがわからない方は、積極的にインターンシップや職場見学に参加してみましょう。ちなみに、入所施設や通所施設、グループホーム、相談支援事業所などを運営する当法人でなら、幅広い経験を積むことができるでしょう。

(理事長/高松 秀彦さん)

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「スタッフが安心して長く働ける環境をつくりたい。そういった想いから、業界高水準の職場づくりを目指してきました。ぜひ、その点に注目してみてください」と高松さん。

マイナビ編集部から

発達障害者の親たちが自主運営していた工房からスタートし、1988年に社会福祉法人となった「梅の里」。入所施設や通所施設、グループホーム、相談支援事業所を展開するほか、茨城県から委託を受けて「茨城県発達障害者支援センター」の運営にも携わっている。

広大な敷地には、手工芸や陶芸を楽しむための施設や、本格的なパンづくりができる工房などを併設。また、目の前には豊かな自然が広がっており、白菜や大根などの野菜やブルーベリーを栽培する畑、季節の花を育てるビニールハウスがあるのも特長だ。

「ともに生き ともに働き いきいき生きる」という理念を掲げ、発達障害者の自分らしい暮らしをサポートしてきた同法人。マニュアル化された画一的なサービスを提供するのではなく、利用者さん一人ひとりに合わせて自ら考え、行動できる風土が根付いている。今回取材した2名のインタビューからも、自分のアイデアを生かして利用者さんと向き合える職場だということがよくわかった。だからこそ、スタッフたちは高いモチベーションで、いきいきと働くことができるのだろう。

新人サポートプログラムや外部研修、資格取得支援制度など、多彩な教育制度がそろっているのも魅力。理事長を含め、社会福祉系学部以外の出身者も多数活躍している。また、ワーク・ライフ・バランスにもしっかり配慮。同法人の企業研究を行う際は、ぜひ職場環境や福利厚生にも注目してみてもらいたい。

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各施設では、20~30代が多数活躍。知識ゼロで飛び込んできた先輩も多く、資格取得支援制度を活用し、介護福祉士や社会福祉士の資格を取得してキャリアアップしている。

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