最終更新日:2025/4/14

大林道路(株)【大林グループ】

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 建設
  • 建設コンサルタント
  • 設備工事・設備設計

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

社会インフラを手がけるプロ集団!多彩なフィールドで活躍する若手職員

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技術・事務・機械部門で活躍する若手職員

道路舗装や土木工事等、社会インフラを支える大林道路。どんな人たちの叡智、努力によって進められているのか。技術係、事務係、機械係という異なる職種の若手職員から仕事概要ややりがいについて話を聞いてみた。

【技術係】
奥原 駿さん(写真右)
関東支店 埼玉営業所
2019年入社/工学部都市建設工学科卒

【事務係】
富岡 優斗さん(写真中)
関東支店 多摩営業所
2017年入社/国際食料情報学部アグリビジネス学科卒

【機械係】
大上 貴之さん(写真左)
中部支店 静岡アスファルト混合所
2018年入社/工学部機械工学科卒

先輩社員たちの横顔

「車が好きで、休日は妻と一緒にドライブを楽しんでいます。日帰りで、山梨や新潟へ小旅行に出掛けることもありますよ」〈奥原さん〉
「休日は、サッカーやフットサルで汗を流してリフレッシュ。また、家で過ごすときは、妻と料理を楽しむことが多いです」〈富岡さん〉
「休日は、外でアクティブに過ごすことが多いです。今夢中になっているのは、サバイバルゲームやゴルフ。思いきり身体を動かして楽しんでいます」〈大上さん〉

【奥原さん】高速道路舗装工事の若手リーダーとしてインフラ整備を担えるのが魅力

大学では土木工学について学んだため、その知識を生かせる業界に絞って就職活動を行っていました。大学内で実施された合同説明会で大林道路と出会い、興味を持ちました。決め手となったポイントは2点あります。1点目は大手志向だった私にとってスーパーゼネコンのグループ会社である点に魅力を感じました。2点目は、人事担当者や先輩職員の明るい雰囲気、話しやすさに好印象を覚えた点です。

入社後1カ月間の技術研修では、現場で扱う工事機械や専門用語を学びながら、測量実習を行いました。毎朝7時に起きて朝礼を実施し、規則正しい生活を通して、気持ちが社会人モードに切り替わりました。仕事において必要な基礎知識を学べただけでなく、早々に生活リズムを整えられたことは、現在に活かせています。

初配属の現場は空港の道路舗装工事でした。人々が搭乗する駐機場から滑走路までの誘導路を、アスファルト舗装からコンクリート舗装へ変更する工事です。先輩職員の指導のもとで工事写真の撮影や測量が主な仕事です。初めは写真を撮るタイミングが分からず苦労しましたが、次第にできるようになると、2年目からは資機材の発注や協力会社との工程打ち合わせも任され、業務の幅が増えていきました。工事が完了し、真っ黒なアスファルト舗装から真っ白なコンクリート舗装に変わったときには、大きな達成感を味わえました。

現在、私が任されている仕事は高速道路の舗装補修工事です。30名程の職人さんと当日の施工スケジュールを打合せし、工事の進捗や安全、品質管理を行いながら、毎日問題なく完了するよう管理しています。重要な社会インフラに関われるのは、豊富な実績のある大林道路だからこそです。自分が施工した高速道路を車で走行する時は大きな喜びを感じます。

また、高速道路の補修工事は、1日単位で完成させなければなりません。車線規制等を実施し、規制を解除する際は新しい道路になります。目に見えて綺麗になるので非常にやりがいを感じます。
今後の目標は、さらに経験を重ね、高速道路の舗装補修工事は誰にも負けないと自信をもっていえることです。

【富岡さん】幅広い事務業務を通して技術者の良き相談役でありたい

農業系の大学出身で、最初は“食”をテーマに就職活動を行っていましたが、幅広く業界研究を進める中でモノづくりの魅力に出会い、建設業界を志望しました。大林道路の現場見学会に参加した際、風通しが良く活発的な社風に惹かれたのが大林道路を選んだ理由です。

入社後、10日間の共通研修を経て、配属されたのは北海道支店総務部総務課です。社内ルールから建設業に関係する法律知識、請求書の処理や売上管理まで、事務係として必要なスキルを身につけることができました。また、営業所事務も経験し、工事の予算管理や協力会社への支払い業務から、職員の福利厚生や人事関係の手続き等、幅広い業務を経験しました。配属当初は先輩に頼って仕事をしていましたが、次第に営業所事務を単独で任されるようになり、自ら考えて行動することで大きく成長できたと感じています。

4年目からは関東支店東京第2営業所に異動となりました。工事件数が社内トップクラスの営業所で、上司が些細なことでも雑談交じりの会話をしてくれたのが印象に残っています。計画や優先順位を考えて効率よく業務を進めることができたのは、コミュニケーションの多さだったと感じています。
現在は多摩営業所へ移動し、事務業務を取り仕切りながら後輩育成に努めています。これまでの経験があったからこそ自信を持って業務に取り組むことが出来ています。

大林道路の事務係は、技術係と共に工事を完成させる必要不可欠な存在と考えています。技術係が施工管理に集中し、工事を円滑に進めるために、私は法律や社内規程、過去の事例等の幅広い知識、経験を駆使して「よき相談役」でありたいと常に心掛けています。
「ずっと富岡さんにいてほしい」と言われたときには、頼られていることを実感し、大きな喜びとやりがいを感じました。

7年目を迎えた現在は、特に若手の育成に注力しています。これからの大林道路を担う次世代リーダー達に私の経験や知識を伝達するために、自分が多忙な時ほど冗談を交えてコミュニケーションをとり、話かけやすい雰囲気づくりを心掛けています。私を超えていく職員を育て上げることが今の目標です。

【大上さん】建設廃材のリサイクルの推進によって持続可能な社会へ

機械工学専攻の私が建設業界を志望した理由は、大型重機を扱える仕事だったからです。大林道路の機械センターを見学した際、多種多様な建設機械を初めて目にし、胸が躍りました。また、職員同士の雰囲気が非常に良く、私も一緒に楽しく働きたいと感じたからです。
機械係は、工事で使われる建設機械を操縦するだけでなく、メンテナンス、改良、開発まで行います。入社後は、大型特殊免許と建設機械を操縦するために必要な資格を取得し、高速道路の舗装工事に携わりました。日本全国の工事現場をまわり、アスファルト舗装には欠かせない建設機械の「アスファルトフィニッシャー」や、コンクリート舗装では「スリップフォームペーバ」などの建設機械の操縦や、現場スタッフへの技術指導を担当しました。社内外の多くの方々と協力してモノづくりに携われることが、私のやりがいです。

機械係の活躍のフィールドは、工事現場だけではありません。私は入社5年目から、静岡アスファルト混合所で働いています。アスファルト舗装工事で使用する材料の製造や、工事現場で発生した建設廃材を細かく砕いてリサイクルする再生材料を製造しています。
2022年7月に処理施設のリニューアルを行い、1日の製造量は2倍に増加したので、1日あたり約500トンもの再生材料を生産しています。

私が製造に携わったアスファルト混合物は、道路工事や様々な建築外構工事で使われています。「品質がすごく良い」「他社製品より使いやすい」といった、工事担当者からの前向きな意見が私の原動力であり、やりがいです。また、リサイクルを通して、近年注目度が高まっている持続可能な社会づくりの一翼を担えることもモチベーションになっています。今後は工場を稼働させる燃料を、再生可能エネルギーへ変換していく予定です。

今後の目標ですが、混合所をマネジメントするスキルをさらに向上させることが目標です。より高品質のアスファルト混合物や再生材料を効率よく生産し、社会貢献していきます。



学生の方へメッセージ

「当社は上下の壁が良い意味で薄いと感じています。上司にも気軽に質問できる雰囲気で、面倒見のいい先輩が多いので、1年目でも安心して働けると思います。就職活動では仕事内容だけでなく、社風や職場の雰囲気にも注目してください。職員に直接話を聞ける機会があれば、やりがいや達成感を味わったエピソードなど、ポジティブな質問を多くするようにしてください。社会人として働くことの楽しさを感じ取れると思います」〈奥原さん〉

「私のキャリアパスからもわかるように、当社の事務係はさまざまな拠点を経験できるのが魅力です。若手に積極的にチャレンジさせてくれる社風なので、成長も早いです。会社選びでは専攻にこだわらず、やりたいという気持ちを大切にしてください。また、自分が働くうえで譲れない軸を明確にしておくと、会社を絞りやすくなります」〈富岡さん〉

「建設業は、一人だけで完結できません。多くの人と関わりあう業界だからこそ、チームワークの良さが大切です。それは会社選びの段階ではわかりにくいと思いますが、迷ったときには、自分の直感を信じてほしいです。根拠はなくても、良いなと感じた会社は、きっ
とあなたに合うと思います。直感を信じた私は、たとえトラブルが起こっても、大林道路の仲間達とならどんなことも乗り越えていけると思っています。」〈大上さん〉

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技術係・事務係・機械係と、さまざまな活躍のフィールドが用意されているのが特徴。出身学部・学科にとらわれることなく、社会インフラを支える仕事に携われる

マイナビ編集部から

スーパーゼネコンとして有名な大林組のグループ会社として、2023年に90周年を迎えた「大林道路」。1933年の設立以来、高速道路や国道をはじめ、空港、港湾、上下水道など、さまざまな社会インフラ整備を通して、我が国の発展に大きく貢献してきた。また、建築工事やメガソーラー施設の工事でも、豊富な実績を誇っているのが特徴。道路だけでなく、幅広い工事に携わることができるだろう。

工事のプロデューサー的な役割を担う施工管理のほか、道路舗装材料の研究開発や、建設機械の開発・改良・メンテナンス、工事現場の技術職を支える事務など、多彩な活躍のフィールドが広がっているのも魅力。そのため、現場の最前線では出身学部・学科を問わず、多様な考え方を持った社員たちが働いている。

人を大切にする社風も、同社の大きな魅力。「見て学べ」ではなく、若手と目線を揃えて丁寧に指導してくれる環境が整っている。だからこそ、今回取材した先輩たちも、早くからさまざまな経験を積むことができ、大きく飛躍できたのだろうと感じた。

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道路工事で培った技術力を武器に、造成工事や上下水道工事、建築工事など、幅広い工事を手がけている。スポーツ・レジャー施設やメガソーラー施設などの工事実績も豊富。

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