三菱電機社会インフラ機器(株)【三菱電機グループ】

まず私は従来よりものづくりに関わる仕事がしたいと思っていたということもあり、製造業を中心として情報収集しておりました。
その中でなぜ今の会社を選んだのかというと3つのポイントがあります。
まず第一に車両用機器という未知の分野であった点。
電車自体は日常的に乗っている物であるが、その中身はと問われて答えられる人は少ないと思います。
そういった知っているけど知らない分野ということに興味を引き付けられました。
次に、ロケーションについてです。就職するに当たり、誰しも多少は考慮する点だと思われます。
田舎というと聞こえが悪いですが、地価の安さ・緑の多さ・食べ物の美味しさなど惹かれる点が多々ありました。
最後に、就職活動を通じて感じたことですが、人間的な魅力に溢れている先輩方が多数いたことが一番の動機になりました。
試験などで会社訪問させていただいた際には、こちらの質問に対して非常に真摯に回答頂きましたし、
また面接時には、ユーモアも交えたやり取りをさせていただきました。
この様なやり取りの中で、私も仲間になりたい・この中で働きたいと感じました。

鉄道用電機品に関わる営業業務全般です。
具体的には受注活動（販促）⇒製造（納期管理）⇒売上に関わる業務をしております。
中でも注力しているのが、受注活動と製造に関わる業務になります。
まず受注活動に関しては、情報収集から始まります。
どの鉄道会社がどんなニーズをもっているかを関係会社と連携連動し情報を吸い上げ、然るべき部署に展開致します。その中で弊社としてどのようなビジネスチャンスがあるかを検討し、提案する事になります。
次に納期管理に関しては、工程を専門的に管理している部署と連携を取り、主に後方支援的な業務を行っております。
具体的には客先との仕様締結・納期調整や所内での問題点の抽出・改善など案件によりさまざまな業務が付随してきます。

製造業では、一人で完結する仕事は殆どなく、お客様含め内外のすべての部署・人が関わってものが作られています。
従って、誰か一人でも違う方向を向いていると全体として納期を含めた品質が落ちてしまいます。
その中で、営業という立場から各所の架け橋となり、全体をうまくマネージメントできたときはやりがいを感じます。
また学業と違い、結果を導く方法に関して明確な答えが無いところもやりがいを感じる点です。
同一人物に対してのアプローチであっても、タイミングによって正解が変わるので、飽きが来ない楽しさがあります。

最終的な目標としては、「彼が言っているのだから間違いない」「彼に頼まれると断れない」などの声が聞こえてくるような人間になりたいと考えています。
すなわち私の顔で仕事ができる様になるということです。
その為には、やはり『信頼』を獲得することしかないと考えています。
『信頼』は、失うのは簡単ですが、獲得することは非常に難しく日々の積み重ねでしかありません。
従って、その壮大な目標に向けて一歩一歩積み重ねていくことが今後の目標になります。

私の好きな言葉で『失敗しても命までは取られない』という言葉があります。
これは、私の先輩の言葉で、命までは取られないから煩雑に仕事をしてもいいとも解釈できますが、
私は失敗しても命までは取られないのだから気軽にチャレンジしようと解釈しております。
何か新しいことを始めるときはやはり億劫になる事が多いと思いますが、私はこの言葉を自分に言い聞かせ、飛び込むようにしております。
結果失敗も多く経験しましたが、その中で得るものも有りましたし、現状殺されてはいません。
ですから、これからもこの言葉を胸に秘めて何事にもチャレンジしていきます。