最終更新日:2025/4/15

コーナン商事(株)

  • 正社員
  • 既卒可
  • 上場企業

業種

  • ホームセンター
  • ドラッグストア
  • 建材・エクステリア
  • 日用品・生活関連機器
  • スーパーマーケット

基本情報

本社
大阪府

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

それぞれの場所・立場でスキルを磨き、キャリアビジョンを描く先輩たちのリアルな姿

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現場の最前線で働く先輩たちにインタビュー

1978年の創業以来、PRO事業の立ち上げや東南アジアへの出店など、新たな挑戦を続け、活躍の場を広げるコーナン商事(株)。今回は、そんな同社で働く3名の先輩に、仕事への思いやキャリアについて話を聞きました。

佐藤力(写真左)
PRO営業部 PRO茨木店 一般職
2022年入社

山崎優奈(写真中央)
HC営業部 摂津鳥飼西店 チーフ職
2021年入社
※「崎」の字は正式には「たつさき」表記となります。

寺田周平(写真右)
HC営業部 南津守店 副主事職
2016年入社

それぞれのお仕事紹介

前日から計画的に品出しをして、お客さまのご来店に備える平日の朝。午後は比較的ゆとりがあるので、お客さまとお話をしながら情報収集に努めています/佐藤
午前の業務は品出しや接客が中心。午後は接客に加え、フリースペースのアイデア出しや、時間があれば自転車安全整備士の資格の勉強もしています/山崎
朝は売場を巡回してみんなに挨拶することからスタート。各フロアの運営はフロア長に任せていますが、重要なことは共有し、協力して進めるようにしています/寺田

ありがとう、助かったよ――その言葉のために、ほしいものが何でも揃う売場を作る

DIYに興味があったことから、就職活動時は学内で行われた当社の説明会に参加しました。私が抱いていた当社のイメージは、身近な商品が多くて品揃えも豊富な楽しい場所。そこへ買う側ではなく、売る側として立ってみたいと思い、入社を決意しました。

入社後は、職人さんたちが必要とする工具や資材、作業用品などを揃えたコーナンPROの茨木店に配属され、工具部門の担当として接客や売場づくりなどを行っています。初めて見る商品ばかりで覚えることも多く、最初はとても大変でしたが、メーカー主催の研修に参加したり、時には知識が豊富なお客さまに教えていただきながら、必要な経験を積み重ねていきました。

職人さんたちは現場に行く前に店頭へ立ち寄られることが多いため、店が混雑するのは平日の朝。忙しい職人さんたちをお待たせしないよう品出しは前日の退勤前から計画的に行うことを意識しています。時間に余裕があればお客さまとゆっくりとお話をすることもあり、「バッテリーが後ろについたヘッドライドがあればいいのに」などという声を聞けば、ご要望に付随する商品を仕入れて店頭に置くことも。細やかなご要望に応え、「ありがとう、助かったよ」と言っていただけることが一番のやりがいです。

入社してからこれまでの2年は、担当する商品や部門のことだけで精一杯だったのですが、これからはもう少し視野を広げ、店舗の運営などにも関わっていきたいと思い、先日チーフの昇格試験を受けました。合否はまだわかりませんが、仕事の幅を広げ、自分自身を成長させるためにも上のポジションをどんどん狙っていきたいと思います。人事の仕事にも興味があって、チャンスがあれば挑戦したいということはすでに会社に伝えています。当社にはそうしたチャンスがたくさんあるので、この先、自分がどんなキャリアを歩んでいくのか、とても楽しみです。
(佐藤さん)

店舗勤務だけでない豊富なキャリアパスを生かして、自分らしいキャリアを築いていく

私は、入社1年目にペット用品部門、2年目からは電動工具・塗料部門を担当しています。電動工具や塗料はあまり馴染みのないものですが、売場にはベテランのパートナーさんがいるので、その方々にサポートをしてもらったり、携帯電話でできるe-Learningなども活用しながら、着実に知識を身につけ、お客さま対応をしています。

チーフの昇格試験を受けたのは、入社2年目の終わり頃。無事合格し、3年目の春からチーフとして働いています。とはいえ、店頭で行う仕事は一般職時代と同じで、先輩から「全体をよく見て動いて」と言われるものの、必ずこれをやらなければならないといった具体的な作業はありません。ですから、何をすればいいのかわからず最初は戸惑いましたが、まずは、社員とパートナーさんの橋渡し的な存在になろうと決め、積極的にみんなとコミュニケーションを取るなど、働きやすい環境づくりに奮闘しています。

ほかにも、店舗のフリースペース(オリジナルの売場が作れる自由なスペース)に、春なら新生活に必要となる商品を、夏ならプール関連の商品を、というような季節によって変わる構成のアイデアを出すなど、部門の枠を超えた店舗づくりに関わっていくことも意識しました。とにかく自分にできることを考え続けた1年でしたが、チーフになって2年目の今年は、数字やデータを分析し、それを売場づくりにつなげていけたらと思っています。

入社を決意した理由の一つでもあるのですが、私が思う当社の魅力は、キャリアの選択肢が豊富なこと。入社当初はいつか人事の仕事ができればと考えていましたが、今はこのまま店舗で経験を重ねて主任職をめざすことも選択肢の一つだと思っていますし、リフォーム事業やPB開発などにも興味が湧いています。もちろん、今すぐ決める必要はないので、これからじっくり考え、自分らしいキャリアを築いていきたいと思っています。
(山崎さん)

今ある課題を解決するため売場の体制を変えるなど、広い視野で物事を動かす

一般職時代、金岡蔵前店から南津守店に異動し、現在まで南津守店で勤務しています。ここでチーフ、主任と昇格し、昨年には店長の昇格試験にも合格。今は副主事として、店長になるタイミングを待っているところです。

部門からグループへ、グループからフロアへ、フロアから店舗全体へと担当範囲が広がれば広がるほど、全体の動きが見えてきます。それと共に、喜びも「この商品が売れてうれしい」というものから「こういう売場づくりができたから全体の売上が伸びた」という大きなものに変わっていき、それぞれに違ったやりがいがあると感じています。

店舗の仕組みや体制の改善も管理職に欠かせない仕事の一つです。副主事になる少し前の主任時代のことですが、人員の確保が年々難しくなるなかで、相互フォローができる体制を整えようとパートナーさんの役割を見直したことがありました。パートナーさんは、売場なら売場、レジならレジで働く前提で入社されているので、売場担当の人に急にレジに入ってくださいと言っても受け入れてもらえないのは当たり前。けれども、それでは店が回らなくなるので、状況を一人ひとりに説明し、私たちが率先して他の仕事を引き受けるなど、「こうすればうまく回る」と体感でわかる環境づくりを徹底。パートナーさんたちの意識を自然に動かしながら、徐々に体制を変えていくことに成功しました。

現在は、店長の昇格試験に合格しているので、今後は店長になることが一番近い目標です。ほかにも営業企画推進や人事にも興味があるので、定期面談で会社にも自分の要望を伝えています。どれが先に叶うのかワクワクしていますね。社内にはバイヤーをめざす人や海外営業に関わりたいという人も多く、努力さえすればチャンスは平等にある。いろいろな可能性に挑戦してみたいという人には願ってもない環境だと思います。
(寺田さん)

学生の方へメッセージ

どんな仕事を始めるにしても最初はみんな不安なもの。当社のようなホームセンターは商品数も多く、知識がないと難しいのではと思われるかもしれませんが、小型の店舗でも複数の社員がいて皆さんをサポートできるようになっていますし、不安を解消するための研修も充実しています。新入社員の育成期間を3年間とし、定期的なフォローアップ研修なども行われているので、心配することはありません。

就職活動を控える皆さんに私から伝えたいのは、自分が納得できるまで活動を続けてほしいということ。続けることで、自分の希望や興味を明確にすることにつながると思います。悩むことも多々あるかもしれませんが、「会社はここだけじゃない!」くらいの強い気持ちを持って、あまり気負いすぎず臨むようにしてください。

学生さんのなかには、接客などのアルバイトをしている人も多いかと思います。それは、可能な限り続けることをお勧めします。私は学生時代、「何かあれば社員さんに頼れば大丈夫」と思ってアルバイトをしていたので、今はその「頼られる存在」であることを意識し、責任感を持ってアルバイトの人たちに接しています。どんな経験もムダにはならないので、皆さんも今できることを頑張ってくださいね。
(山崎さん)

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「人事担当者の雰囲気や人柄も見逃せないポイント。それがその会社の社風や社員の雰囲気につながっていることも多いので、参考になると思います」/山崎

マイナビ編集部から

PRO事業の立ち上げ、越境ECの出店、東南アジアへの出店など、まだ見ぬ明日を求めてさまざまなことに切り込むフロンティア精神を胸に、「日本を代表する住まいと暮らしの総合企業」をめざして、挑戦を続ける同社。

失敗を恐れず、新しいことに挑戦するアグレッシブな企業姿勢は社員にも浸透し、それは今回取材に協力してくれた3名からも感じ取ることができた。たとえば、佐藤さんなら顧客のニーズに合わせた新しい商品の導入、山崎さんならフリースペースの活用方法、寺田さんなら人員体制の見直しなど、さまざまな提案をし、それを実現できる社員へと成長。目の前の仕事や社内での経験をもとに、昇格だけではなく、人事やリフォーム、PB開発といった次の目標となり得るものを見つけ、それを面談で伝えるなど、すでに何らかの行動を起こしているところも3名に共通していた。

そうしたそれぞれの意欲を、一般職からチーフ、主任、店長へとステップアップするための昇格試験や店長資格認定研修、バイヤー資格認定研修、ジョブローテーションといった各種の制度で強力に後押しするのも同社の特長。この目標を叶えるために何をどう頑張ればいいか、その仕組みや評価が明確になっているため、自身の能力やライフプランなども踏まえて計画を立てながら、効率よくキャリアを形成していくことができそうだと取材を通して感じた。

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最初の3年間を育成期間と設定し、時間をかけて丁寧に人材を育てる同社。キャリアデザイン研修など、自分らしく快適に働くためのサポートも充実している。

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