セコム山梨(株)

父が自宅の隣の事務所にセコムのセキュリティを入れていました。子どもの頃、私が勝手に事務所に入ってしまい、駆け付けてきた警備員さんの姿を見て「カッコイイ！」と感動。その記憶があって就職活動で当社を受け、待遇の良さで入社を決めました。

入社して約4年間は、山梨コントロールセンターで管制と呼ばれる仕事を担当。セコムのセキュリティサービスを契約いただいている個人や法人のお客さま先の異常信号をモニターで検知して、警備スタッフを派遣したり、お客さまに電話をかけるなどの対応をしていました。電話による問い合わせや通報も頻繁にあります。迅速かつ的確な対応が求められ、お客さまと仲間を守るために常に緊張感を持って仕事をしていましたね。

警備する側から警備を支える側の仕事をしたいという希望もあり、1年前に管理グループへの異動がかないました。主に事務所に内勤して、セキュリティ機械とセコムステッカーの在庫管理をしています。工事に必要な書類をそろえ、ビートエンジニアが仕事をしやすいように整える仕事です。警備側の仕事に携わっていたので、ビートエンジニアの大変さがよくわかります。だからこそ、裏でサポートしたいと思い、週1回の掃除の日には事務所の共有部分もきれいにして、働きやすい環境づくりを心掛けています。仲間から「ありがとう」と言ってもらえることが、やりがいにつながっています。

異動して間もないので教えてもらうことが多く、新入社員になったつもりで新しいことを毎日学びながら仕事をしています。一息つける仕事に変わり、改めて当社の良さも感じられました。例えば産休・育休なども取りやすく、実際に取得後に復帰している人もいるので、自分がライフステージを迎えたときの働き方のイメージができます。管理グループで覚えることはたくさんありますが、ゆくゆくは自分が教える立場になれたらいいなと思います。

私は東京の大学を卒業後、山梨で就職しました。セコムは営業職で女性が活躍していると伺い興味がわきました。
営業の仕事は、お客さまのご不安ごとをお聞きし、最適な提案をする必要があります。
強みを生かして働けるので、セコムに入社してよかったと思います。

入社後の2年間は東京のセコムショップに出向し、個人のお客さまにホームセキュリティを販売を行いながら営業を学びました。
安全を売る会社のため、話し方やメール一つにしてもお客さまに不安を与えないように先輩や上司に確認していただきながら力をつけていきました。

現在はその経験を活かして山梨に支店を置く大手ハウスメーカーさまよりご紹介いただいた個人のお客さまへの営業をしています。
セコムは防犯の会社というイメージが強く、田舎だから防犯は大丈夫と仰る方も多いです。防犯だけでなく火災や救急対策としてもホームセキュリティをお使いいただけることをお話しています。

営業活動をしていくなかで、ご主人が亡くなられて一人暮らしになって心細いというご高齢のお客さまに、セキュリティの導入を提案したことがあります。その結果「安心して眠れるようになった」とお声をいただいたことが励みになっていますね。取扱商品が幅広く、覚えることはたくさんありますが、セコム山梨は地域に根差した会社なので、今後もお客さま一人ひとりに寄り添った提案をしていくことが目標です。

地元・山梨の大学を卒業しました。就職活動で警備会社を選んだ一番の理由は、地域貢献ができること。学生時代に交通警備のアルバイトで、お客さまに「ありがとう」と言っていただけることにやりがいを感じていました。

セコムではビートエンジニアとして峡北営業所に所属し、甲斐市から長野県の野辺山まで3つの待機所で警備業務をしています。企業さまもいらっしゃいますが、別荘地が多くホームセキュリティの需要が高いエリアです。システムが異常を感知すると、コントロールセンターに信号が送られ、管制の指示を受けて私たちビートエンジニアが現場へ駆け付けます。

警備は24時間体制で日勤・夜勤シフトがあり、私は主に夜勤に従事。私たちが行っている業務は機械警備といわれるもので、お客さまのシステムに不具合がないか巡回したり、ATMの対処をするなど、比較的外に出ていることが多いです。待機所に帰ったら、事務処理やお客さまのシステム工事の調整、工事業者への連絡などの業務を行います。わからないことは先輩や上司に聞けば教えてもらえるので困ることはありません。

セキュリティのプロとしてお客さまに安心・安全を提供することが使命なので、機械の故障が起きた際には迅速な交換に対応をして、万全のセキュリティ体制を整えています。ホームセキュリティのお客さまに「ありがとう。これで安心です」と言っていただいたり、駆け付けて異常がないことを報告し安心していただけたりすることにやりがいを感じています。

先日、侵入異常の出動要請を受けて現場に到着すると、すでに施設のフェンスに穴が開けられた後でした。「何も起きないことが普通ではないんだな」と改めて実感し、身が引き締まりました。警備の技術は本社の研修などで学ぶ機会があるので、しっかり身に付けたいです。ビートエンジニアにはセコム独自の資格制度のグレードがあるので、最上級のグレード4を取得して地域に貢献できるよう目指しています。