社会福祉法人 安曇野福祉協会

高齢者施設で主に食事・排泄・入浴、その他生活全般のお手伝いをしています。施設の業務としては同じ「食事」や「入浴」ですが、利用者様それぞれの食事の仕方やお風呂の入り方などを把握し、全員に同じパターンの生活を押しつけないように心がけています。

いつも険しい顔をしている利用者様がふとした拍子にご自身の過去の経験や好きなものの話をしてくださったり、険しかった顔がふっと緩んだりしたときにやりがいを感じています。毎日ひとりひとりに合ったかかわりあいの方法を模索していますが、うまくいかないことも多いです。そんななかで笑顔を見ると「このかかわり方は間違っていなかったんだな」と思えて嬉しくなります。

この法人では、高齢者だけでなく障がい者、児童の分野でも施設を運営されていたことが一番の決め手でした。また、施設の種類が多いところも魅力のひとつです。たとえば、私は現在高齢者施設で働いていますが、その高齢者施設にも多床型とユニット型の2種類があり、希望すればどちらの施設でも働ける点はこの法人の強みだと思います。

高齢者分野だけでなく、障がい者分野や児童分野の現場も体感して、最終的には幅広い福祉に携われるような人間になりたいと思っています。その目標のためにも、利用者様とのかかわりあいの時間を大切にし、それぞれの想いを見逃さずに汲み取れるように、地道にじっくりかかわりあっていくことを毎日の小さな目標にしています。

介護のお仕事はけっして綺麗なことばかりではありません。ですが、その分「人の役に立っている」ということを特に実感しやすいお仕事でもあると思います。大変なことのなかにも楽しさやおもしろさを見つけられる、やりがいのあるお仕事です！