最終更新日:2025/3/6

(株)きらぼし銀行

  • 正社員

業種

  • 銀行(地銀)

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

お客様に最適なソリューションを生み出し、銀行の新たな存在価値を作り上げたい。

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幅広いフィールドで活躍しながら成長を続ける若手社員。

きらぼし銀行は「金融にも強い総合サービス業」という理念のもと、銀行を中心とする幅広いグループ企業を展開する企業。今回は、同社で活躍する3人の先輩社員から、それぞれの仕事内容ややりがいを伺いました。

システム統括部 兼 FGデジタル戦略部 兼 (株)UI銀行 副調査役
玉井陽一郎さん/2019年入社 経済学部卒

神田中央支店
小倉 朋之さん/2021年入社 法学部卒

海外戦略部 兼 きらぼしコンサルティング
山田光流さん/2022年入社 経済学部卒

きらぼし銀行はこんな会社です。

良い意味で上下の隔たりが小さく、風通しの良い社風があるのが当行の魅力。若いうちから責任とやりがいの大きな仕事を経験することができます。(玉井さん)
穏やかで親切な人が多く、新入社員が安心して成長していける環境があります。分からないことは何でも先輩に相談して、高いスキルが身に付けられます。(小倉さん)
銀行業務を中心に、多様なグループ会社があり、様々なキャリアの道が広がっているのが大きな魅力。自分のやりたい仕事に挑戦できます。(山田さん)

入社1年半でデジタルバンクの開設準備室に異動。大きな責任とやりがいのある仕事を経験/玉井さん

就職活動を始めた当初、私が興味を持っていたのは金融業界とIT系のベンチャー企業。企業研究を進める中、銀行に就職すれば、金融的な支援を通じてベンチャー企業と関わることができるのではないかと考えるようになっていきました。きらぼし銀行への入社を希望したのは、自分の地元である東京で地域の活性化や地元企業の支援を行いたいと思ったからです。

入社後は新人研修を経て、きらぼし銀行の小平支店、西国分寺支店に配属。窓口業務や個人融資の事務処理、リテール営業などを経験。実際に店舗で働くことで「まだまだ銀行での手続きはお客様にとって不便なことが多い」と感じたことが、その後の仕事にも大いに役立っているような気がします。

入社から1年半ほどたったころ、私は当時、開業の準備が進められていたUI銀行の開業準備室に異動することに。入社2年目にして、新しい銀行を立ち上げるという大きなプロジェクトに参加することになったのです。UI銀行はスマートフォンでアクセスしていただくことに特化したデジタル銀行。新たに銀行を作るとなると、金融庁から銀行免許を取得したり、様々な業務規程から人事総務経理などの社内制度の立案など、膨大な業務をこなしていかなければなりません。

私は準備室の経営企画部門に所属し、社内体制の整備や金融庁への本免許の申請など、重要な業務を任せていただきました。UI銀行はわずか1年3カ月という準備期間で2022年1月に無事開業。現在まで着実に預金残高を増やしながら、事業を拡大してきました。

その後、UI銀行配属から丸3年の11月に経営企画部から事業戦略部に異動。現在はUI銀行の金融機関としてのコンセプトの策定や利用者様のターゲット像の想定、サービス拡張などの企画業務を担当しています。これまではバックオフィスの担当者として、社内のスタッフとの交渉が多かったのですが、部署を異動することで様々な外部の方たちと接する機会も増え、大きなやりがいを感じています。

入社から数年という早い段階で新しい銀行を開業する大きなプロジェクトに参加し、興味のあったITベンチャーとも近い業務に触れることができたのは「金融にも強い総合サービス業」を目指すきらぼし銀行だったからのこと。この先も成長を続けて行きたいと考えています。

お客様との深いお付き合いの中から信頼関係を育み、頼っていただける存在を目指したい/小倉さん

私は子供のころからプロ野球に強い憧れがあり、いつかは自分もプレイヤーとして活躍したいという夢を持ち続けていました。大学4年の時にはある信用金庫から内定を頂いていたのですが、それをお断りして独立リーグのチームに入団することを決断。プロ野球選手として約2年間、活動しました。その後、選手としての自分の可能性に限界を感じ、一般企業への就職を考えるように。もう一度、金融業界にチャレンジしてみたいと考えていたところ、縁あって入社することになったのがきらぼし銀行でした。

入社後、約1カ月の新人研修を経て、私が配属されたのは神田中央支店。窓口の担当者として、ベテランのパートの方に仕事の進め方を教えてもらいながら、銀行員としてのキャリアをスタートしました。配属から1年ほどが経ったころ、私は同じ店舗の営業部に異動することに。担当のお客様を持ち、当行の金融サービスをご活用いただけるよう、法人を中心とした営業活動を担当することになりました。

神田中央支店は、きらぼし銀行への移行前からの古いお取引があるお客様とのお付き合いが続く、行内でも少し特別な存在。税金などのお支払いを私たちが集金しに行ったり、お客様のもとに現金をお届けするなどの他の支店では行っていない業務が今も続いています。お客様も古書店や飲食店など、小規模な法人が多く、短期間の事業資金が必要とされるなど、お取引の量もかなりの数に上ります。

印象に残っているのは、ある食品加工会社から融資の依頼を受けたときのこと。収支が赤字に陥っていたのですが、私は稟議を通すために様々な資料を作成して会社に提出。何とか融資を受けることができたことで、経営を黒字化させることができました。私たち営業担当者にとってみれば、自分のお客様を支援して差し上げたいのはもちろんのこと。しかし、むやみに融資を実行することもできません。お客様との深い関わり合いの中で信頼関係を深めながら、事業発展のお役に立てることにやりがいと責任を感じています。

この先の目標は、現在の仕事の質を高め、より金額の大きな案件も扱えるようになっていくこと。銀行員という仕事の奥深さを実感しながら、さらに成長したいと考えています。

海外展開支援を通じて、お客様の事業の発展をサポートしてきたい/山田さん

私は幼少期を海外で過ごし、イギリスの大学を卒業しました。就職活動で目指していたのは、このような経験を活かして、様々な企業と関わり、社会の役に立てるような仕事に就くことでした。きらぼし銀行との出会いは、就活サイトでスカウトのメールを頂いたことがきっかけです。首都圏に基盤を持つため、多くの企業の海外展開支援に取り組めること。そして、お客様、ひいては地域社会の発展に貢献するという経営理念に共感したことから、この会社で働きたいと思うようになりました。

私が現在所属しているのは、企業の海外展開を支援する部署です。製造業を中心とした、日本企業のために市場調査や現地法人設立のサポートを提供するほか、東京都への進出を目指す海外企業へのコンサルティングも行っています。私が支援している日本企業は、きらぼし銀行の海外拠点がある地域への事業展開のご相談が多いです。また、東京都への進出を目指している海外企業は、銀行がLP出資をしている海外ファンドから紹介を受けることも増えてきましたね。

上記を行う上で、私たちが重視しているのは、お客様に失敗させないことです。せっかくの海外進出も、大きな赤字を出すと国内の本業そのものを危険な状態にしてしまいかねません。そうした状況が起こらないよう、海外進出におけるチャンスとリスクを綿密に調査し、お客様の事業の発展をサポートしています。またきらぼしの海外ネットワーク拡大のため、国内外のグローバルなイベントに参加するのも大切な仕事のひとつです。昨年の冬には、北欧で毎年開催されるスタートアップイベントへの出展準備に携わり、現地でイベントに参加もしました。入行2年目ですが、海外出張で頭取に同行するという貴重な経験をしました。

これまでのところ、私は先輩行員のアシスタント役として、海外展開支援のプロジェクトに関わってきたことがほとんど。ですが、来年度からは主担当として、お客様とのコミュニケーションのフロントに立つことが増えていくため、楽しみです。

きらぼし銀行は「自分はこんな仕事がしたい」という意欲を持った若手行員の思いをしっかりとくみ取り、背中を押してくれる風土のある会社です。この先も海外展開支援のコンサルタントとしてのスキルを伸ばしながら、多くのお客様のサポートを続けて行きたいと思っています。

学生の方へメッセージ

玉井さん/世の中には銀行の将来性を不安視する声もありますが、「金融」が社会にとって欠かせない機能であることは事実です。きらぼし銀行は、銀行に求められる新たな役割を果たし続けていくために、常に先進的な取り組みを続けている企業。銀行員という仕事だけでなく、グループ企業での様々な業務を経験しながら、大きく成長していくことのできるチャンスと出会えます。

小倉さん/社会人として働くようになり、私が実感しているのは「人の話を聞く」ということの重要さです。どんな提案を行うにせよ、最初にやらなければならないのは、お客様の課題や目標をしっかりと理解すること。そこから最適な提案が生まれてきます。就職活動でも、まずは周囲の人の意見を聞いてみることから、スタートすると良いのではないでしょうか。

山田さん/志望する業界を絞れないという方は、少しでも興味を持った企業のOG/OB訪問や、若手社員が参加する座談会に参加をしておくと良いと思います。そのうえで「自分はどんな仕事がしたいのか」という軸を固めていけば、理想の会社と出会うことができるのではないでしょうか。

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銀行を中心に、コンサルティング会社、デジタルバンク、IT企業などのグループ企業を擁している。活発なコミュニケーションから新たなソリューションが生み出されている。

マイナビ編集部から

きらぼし銀行は2018年、八千代銀行、東京都民銀行、新銀行東京が合併することによって誕生した地方銀行。地方銀行としては東京都内に本店を置く唯一の存在だ。「TOKYOに、つくそう」というスローガンのもと、金融機関としての先進的な取り組みに力を注ぎ、首都圏から日本を活性化していくことを目指している。

本業である銀行業務を中心に、経営コンサルティングやシステム開発、フィンテックなどを手掛ける20社以上ものグループ企業を持ち「金融にも強い総合サービス業」としてのビジネスを手掛けていこうとしているのも大きな特徴だ。また新入社員教育にとどまらず、配属後も階層別の充実した研修カリキュラムを用意し、人材育成に力を注いでいるのも魅力のひとつといえるだろう。

今回、お話をうかがったのはデジタルバンク、銀行、コンサルティング会社という、まったく異なるフィールドで活躍する若手社員。配属先でのキャリアを積みながら、自分が本当に興味のある事業にチャレンジできるチャンスがあるのも、きらぼし銀行ならではの環境といえるだろう。

金融業界に興味のある人材だけでなく、多くの企業と関わりながら、世の中の貢献できる存在を目指したいという人には、ぜひ注目して欲しい企業だと感じた。

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東京都港区の本社ビルは、明るく開放的な雰囲気。従来からの銀行としての機能にとどまらず、新たなチャレンジを続けている。

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