最終更新日:2025/4/18

(株)REGATE

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 通販・ネット販売
  • 専門店(アパレル・ファッション関連)
  • 商社(アパレル・ファッション関連)
  • 専門店(複合)

基本情報

本社
大阪府

取材情報

事業について伝えたい

誇りある未来へ。「人・モノ・想い」をつなぐREGATE

PHOTO

リユースの力で、持続可能な社会に貢献!

「あらゆるモノ」「想い」「文化」を未来につなぐREGATE。リユースのプロが推進するSDGsへの取り組みを、経営企画室の福島さんに語っていただきました。

■福島道子さん
代表取締役社長

SDGs目標
◎目標8 :働きがいも経済成長も
◎目標11 :住み続けられるまちづくりを
◎目標17:パートナーシップで目標を達成しよう

REGATEのビジネス

当社が運営する「FUKU CHAN」は、お客様の「ありがとう」の声と「IoT」の活用をバックボーンに、日本だけでなく国内有数のリユースブランドに成長中だ。
価値を創出すれば、モノは再生を繰り返す。キッズ・ベビー商品を扱う「リユスタ」では、買い取った品の再生にも人や環境にやさしい方法を採用している。
IoTの活用でマネジメントを効率化。社内独自のシステムで全社員がリアルタイムで世界の市場価値を共有し、最適な買取価格や販売価格が瞬時に設定できる。

事業そのものがサスティナビリティ

REGATEは着物、美術品、ブランド、ジュエリーなどの出張買取、店頭買取を手がける総合買取販売企業です。創業当初からリユースの力に着目し、不要になったものを次の方へつなぐお手伝いをしています。リユースの力で循環型社会の実現を目指す当社は、リユースの真の価値を、日本だけでなく海外に広げていくことが最大のミッションだと考えており、私たちのビジネススタイルは、SDGsが謳われる以前からSDGsそのものだったといえます。

モノの「価値」は金銭的な市場価値が全てではありません。年収だけがその人の価値でないのと同じです。モノには使う人の想いが詰まっています。そうした『人・モノ・想い』を未来につなぐことが私たちのミッション。そこには数多くのストーリーがあります。
以前あるバイヤーがお客様先に訪問し、リビングで査定をしていました。そのお宅のお母様とモノにまつわる家族の思い出話で話が弾んでいた時、その楽しそうな声につられて息子さんが部屋から出てこられ、息子さんも交えて楽しい時間を過ごしたそうです。後日お母様からコールセンターに電話があり実は、息子さんは長期に渡り引きこもり状態で、家族以外と会話をしたのは10年ぶり以上だったこと。あの買取の日以降、少しずつ外出する様になり、就職が決まった報告をバイヤーに伝えたいと連絡をくれたそうです。
他にも疎遠だったご家族の心をつないだエピソードなど、買取を通した数々の物語があります。私たちのビジネスは、単にモノを買い取るだけでなく、リユースのプロとして『人・モノ・想い』をつなぐ架け橋となる仕事なのです。

リユースを広げる新しいプロジェクトが続々

2022年9月、新しい事業として「リユスタ」ブランドを立ち上げました。これはマタニティと子供用品をメインとした、子育て世代向けのリユース事業。マタニティ用品や成長の早い子供用品はリユースのニーズが高く、世代的にも売るのが当たり前といった価値観を持つ人たちがターゲットです。現在大阪豊中市に店舗を構えており、年内に数店舗の新規オープンを予定しています。

リユースのプロとして、私たちが取り組むSDGsの一つが「パートナーシップで目標を達成しよう」です。リユスタでは、地域の子育て世代の方達やお客様と一緒になってリユースを広げることを目標としています。店舗を飛び出して開催するフリーマーケットでは、参加するご家族のお子様が店長となって「いらっしゃいませ」と元気に声かけをします。買ってくれる人の笑顔に包まれながら、お子様ご自身でお金のやり取りで足し算の勉強もできると大好評です。リユースが当たり前になる社会を、幅広い年代に根付かせることが大きな目標です。

また「住み続けられるまちづくりを」は、私たちのビジネスの根幹ともいえます。大量生産・大量消費型の社会は決して続きません。持続可能な循環型社会を目指し、廃棄されるものを減らすことが、長く住み続けられる快適な環境をつくるのです。近年では、高齢化社会に伴う遺品整理なども増えてきました。こうした依頼で訪問した家の中には、ケアをしたりメンテナンスをすることで、新しい持ち主の元へとお渡しできる、貴重な骨董品やアンティーク・お品物がたくさんあり、積極的にリユースに取り組んでいます。

社歴も役職も超えた働きがいあるキャリアステップ

「誇りある未来へ」をテーマに掲げるREGATE。まだ見ぬ未来を誇るためには、今をどう生きるかが大切です。それは持続可能な社会づくりにおいても、人生においても同じ。SDGs目標である「働きがいも経済成長も」は、一人ひとりが誇りを持って働ける環境づくりのための重要課題と位置付けています。

新事業「リユスタ」は、入社3年目の男性社員が社内起業制度を利用して実現した事業です。立ち上げには私も参画しましたが、運営しているのは発案者の男性社員と同年代の社員たち。さらに地域の子育て世代のお母様方が、パートとして大活躍されています。若くからチャレンジできるのも、子育てしながら事業に参画できる多様性も、REGATEの魅力だと思っています。

私自身、最初はアルバイト入社で、当時は2人の小さな子どもを抱えて生活のために働く一人の主婦だったのです。広告の経験があったことから、広告の部署に配属され、もともと仕事が好きだった私は仕事の中で「この企画はこのように改善したほうがいい」というアイデアがどんどん浮かび、積極的に提案しました。当社の社風もボーダーレスで、いいものなら社歴や立場に関係なく聞いてくれる土壌があり、1年後には念願の正社員となりました。現在は役員としてREGATEの事業全体に携わっています。

REGATEは今、企業として拡大時期に入っており、急成長する企業ならではのダイナミックな展開の中、全ての人にチャンスがあります。人生に夢を持ち、人や家族を大事にする温かな心があれば、必ず活躍できると確信しています。

学生の方へメッセージ

あなたの将来の夢は? その問いに対する答えは、公務員やエンジニアといった『職業』にクローズアップしがちだと思います。一度それを深掘りしてみてください。なりたい職業に隠された本質的なものを見つけることが大事です。例えば野球選手になりたい人は、野球が好きであることはもちろんですが、仲間や熱いチームワークを大切にする人でしょう。自分が情熱を注げる本質的なものがわかれば、どんな職業を選んでもきっと輝けると思います。

企業研究の上で着目してほしいのは、その会社に「自分と通じ合えるものがあるかどうか」。言い換えれば会社の想いに「共感」できることです。人と同じで、企業にも「人となり」があります。会社から発信される情報を精査し、自分から動いてどんどん質問することで企業が見えてくるでしょう。また自己分析も大事ですが、周りに「自分がどんな人間か」を聞いてみるのも一手です。案外、客観的な意見に出会えるかもしれませんよ。
当社は役職や社歴に関わらず、ボトムアップで挑戦できる環境が整っています。会社選びでは「どんな活躍の場があるのか」「どのように社会貢献できるのか」という観点から企業研究を進めてほしいと思います。(福島さん)

PHOTO
大阪本社の緑橋REGATEビル。広々としたコワーキングスペースは、打ち合わせやランチタイムなど社員が自由に使える空間だ。

マイナビ編集部から

持続可能な発展を目指し、循環型社会への転換が求められる今、REGATEは事業自体がサスティナブルな社会づくりに貢献する会社だ。「誇りある未来へ」を経営理念に、量産型社会に一石を投じるビジネススタイルを確立。同社が運営する「FUKU CHAN」は国内有数のリユースブランドに成長している。さらにリユースの力を広げるべく、子育て世代向けの新ブランド「リユスタ」を立ち上げた。ここではお客様もパートさんもインフルエンサーとなり、リユースの輪が大きく広がっているという。

今回お話を伺った福島さんは、アルバイト形態から役員にまで昇格しているが、同社では珍しいことではないという。実際「リユスタ」も入社数年の若手社員の発案が事業化されたもので、若手にも大きなチャンスがあると感じた。福島さんは「自分を抑えて、型にはまり込んでいこうという発想は捨てましょう。組織に合わせても組織は変わります。上司に合わせても上司は変わります。自分を信じ挑戦することが何よりも大事なことです」と語ってくれた。このエールを励みに、ぜひ有意義な就職活動を進めてほしい。

PHOTO
「リユスタ」のキャラクターたちは子どもたちに大人気。大阪豊中市にある1号店は、「豊中SDGsパートナー」に登録。行政と連携・協力しゴール達成を目指している。

トップへ

  1. トップ
  2. (株)REGATEの取材情報