最終更新日:2025/5/19

西日本高速道路エンジニアリング中国(株)【NEXCO西日本グループ】

  • 正社員

業種

  • 建設コンサルタント
  • 道路管理
  • 検査・整備・メンテナンス
  • 設備工事・設備設計
  • 機械

基本情報

本社
広島県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

私たちの成長が、高速道路という社会インフラの安全・安心につながっています。

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人を育てる教育体制や、技術者として成長できる環境がある!

事務所間の異動やジョブローテーションを行いつつ、技術者としてのスキルを高めていくのが西日本高速道路エンジニアリング中国(株)のスタイル。社員たちも、その働き方に共感し、常に次のステージをめざしています。

(写真左から)
★宇吹 宙陽さん/土木事業本部 土木計画部 土木計画課/2018年入社
学生時代は都市デザイン工学科で土木を中心に学ぶ。福利厚生面などが整った環境で、公共性の高い仕事がしたいと入社を決めた。

★田中 修平さん/経営企画本部 企画部 人事課 上席主任/2008年入社
社会建設工学科を卒業。NEXCOグループの一員としての安定性や福利厚生、学生時代の学びを活かせる仕事が入社の決め手となった。

★山崎 拓人さん/施設事業本部 施設保全部 施設保全課 主任/2012年入社
学生時代の専攻は電子制御システム工学。出身地の島根に近い場所で、高速道路という大きな仕事に携わることに魅力を感じ入社をした。

先輩たちの声

「前身が『日本道路公団』という特殊法人のため基盤が安定している分、人間関係にも余裕が生まれます。非常にフレンドリーな社員が多いですね」(田中さん)
「チームで動くことが多いので日頃からチームワークは抜群で、相談しやすい環境があります。気兼ねなく休みが取れる点も気に入っています」(山崎さん)
「オンとオフのメリハリがしっかりしています。部署での飲み会の他、同じ学校出身者の集いの場などもあって、社員同士の交友を深めることができます」(宇吹さん)

習得した技術力とマネジメント力を、新卒のサポートにも活かしています/田中さん

私は入社後の2年間、土木の施工管理に携わっていました。その後、調査設計・点検・点検の統括を経験し、現在は人事担当として業務にあたっています。当社の場合、土木であれば点検や調査設計、施工管理を通して高速道路を知ることから始まり、施設であれば点検業務をする中で、多種多様な設備に触れるところから始まります。それぞれ実務経験を積んだ後、他の業務への異動があります。私は異動を経験することによって、多くの社員と交流し人脈が広がり、さまざまな地域に出向くことで自身の知見を深めることができました。私自身、本社での点検の統括業務が大きな転機となったと思っています。点検の現場経験により業務の流れを把握し、顔見知りが増えた上での異動だったため、保全技術事務所とも協力しやすかったですね。その上、統括という裁量の大きい業務を与えられたことで、自分で考えて、人に伝えるといったマネジメント力が養われました。

くわえて、当社では社員の成長をサポートする育成体制も整っています。入社後2ヶ月間の本社研修と4ヵ月間のOJT研修や新人をサポートするBB制度(ビッグブラザー・シスター制度)はもちろん、年に一度、日頃の業務で培った技術発表や、業務の効率化、改善のための取り組み・アイデアの発表を行う「業務研究論文発表会」もあります。また、「階層別研修」を職位が上がるタイミングで行い、求められる役割や環境に応じた考え方、スキルを学んでいきます。その他にも、社内外で実施される技術研修や、資格を取得するための勉強会を社内で実施。論文の添削や面接練習、有資格者の先輩からのアドバイスを受けることができます。

私は現場経験がある人事担当ということもあり、業務内容はもちろん、初めて社会にでる不安な気持ちに寄り添うことができると思っています。2ヶ月間の新入社員研修は私が主に担当をしているので、配属後も定期的に顔を出し、細やかなサポートを心がけています。採用の仕事は、会社の将来に向けたものだと私は考えているため、採用計画を達成し、会社に貢献していくことが今後の目標です。

異動や研修など、技術者として成長のきっかけになる機会が豊富です/山崎さん

私は、岡山の事務所で保全点検業務からスタートしました。大学で電気を学んできたものの、現場に出てみると専門用語もわからず、最初の頃は勉強と仕事の違いを痛感しました。わからないことがあれば、まずは自分で調べて解決策を考えますが、それでも難しければ先輩へ相談することを意識していました。先輩たちは忙しくてもわかりやすく、かつ私が納得するまで教えてくれましたし、中でもBBの先輩とは食事にもよく行く仲で、とても心強い存在でした。

その後、広島にある事務所で保全点検や保全工事、保全管理を2年ずつ経験。さらに本社で2年間の設計業務を経て、現在は本社の施設保全課で、事務所が活動しやすいように環境整備をしたり、緊急点検の指示出しや取りまとめ、重大事象の社内共有と対策案の検討などの業務を行っています。2024年4月には主任のポストへ就き、部下たちの指導にもあたっています。まずは課題に対する自分の考えを持たせ、解決に向けて助言・アドバイスすることが私の指導法です。また、私がこれまで大切にしてきたのは、さまざまなことにチャレンジし、”成長と可能性”を引き出すことです。学びの機会も豊富で、私自信もいろいろな研修に参加。中でもメーカー研修では、設備の成り立ち~込められた想いなどを知ることができ、刺激を受けました。今年は、第三種電気主任技術者試験の資格取得に向けて勉強をする中で、どのような基準に基づいて点検をするのか、測定法の原理はどのようなものなのかといったことを学びました。

当社での業務全般にいえることですが、「高速道路」という重要なインフラを守ることが私たちの使命です。そのためには、優先順位を決め、スケジュール通りにいかに効率良く進めるかが腕の見せどころです。また、チームプレーも重要なため、点検と工事で密に連携を図り、業務調整を行い、みんなの意見に耳を傾けることを心がけながら業務を進行しています。私は本社でも事務所でも、指示をされて作業をする立場でしたが、年次を重ねる中で、次は取りまとめる立場にならないといけません。今後はより一層、一緒に働く仲間から信頼され、尊敬される存在をめざしていきます。

現場での業務と本社での管理。双方を経験することで、視野が広がりました/宇吹さん

私は、岡山での点検業務からスタートしました。最初の頃は先輩に付いて現場へ行き、高所作業車に乗って橋梁の点検などを行っていました。わからない専門用語があったり、安全への意識が先輩と違ったりと入社後のギャップに少し戸惑いましたが、経験を積むことで知識が増え、意識の向き方も変わりましたね。なにより、BBの先輩をはじめ社員みんなで新人を育てようといった風土があるので、安心して業務に取り組むことができました。そして、先輩たちの行動を間近で見ながら、スキルを盗むなど成長を実感できた1年目だったと感じています。また、点検業務は10数名が一つのチームで動いているのですが、2年目以降はその中でサブリーダーを任されることもありました。仕事を覚えて頼られる機会が増えていくことも、嬉しかったですね。

その後は、行事や予算といった社内の取り決め、調整を行う企画部、広島呉道路の4車線化に向けた工事の施工管理に携わりました。そして現在は、土木計画課に所属し、積算など工事部門全体の調整や、技術力向上に向けた講習会および研修等の企画・取り仕切りを行っています。また、私たちの仕事では常にスキルアップが欠かせないため、多くの社員が研修や資格取得に日々チャレンジしています。私も技術士補とコンクリート技士を取得し、2級土木施工管理技士も学科まで合格しています。

日々の仕事で心がけていることは、「段取り8割、仕上げ2割」です。これは新人時代に先輩から教わった言葉で、事前準備を怠らないように、この言葉を胸に業務にあたっています。また、間違っていても積極的に発言することは大事だと考えているため、思ったことはしっかりと伝えるように意識しています。重要なインフラの維持管理に貢献できる点は、この仕事の大きなやりがいにつながります。今後はコンクリート診断士、RCCM、技術士など多くの資格取得に挑み、自分が中心となって仕事を回していけるように頑張ります。

学生の方へメッセージ

土木・施設の世界では、点検や設計、工事など一つの事業に特化したケースが多いです。当社では高速道路を舞台に、それぞれの職種でジョブローテーションを行うことで、さまざまな経験を積みながら社内で適材適所を見つけ、長く安定して働くことができます。

事業内容にとどまらず、当社の良い面・悪い面ともに包み隠さず説明会でお話しています。「これって聞いていいのかな?」など不安に思わず、気になることがあれば何でも質問してくださいね。また、面接の場では一人ひとりの”人となり”を知りたいと思っています。素のままのあなたのことを沢山お話いただければと思います。

くわえて、当社は入社後の人材育成に自信を持っています。2ヶ月間の本社新人研修の中には、職種を問わず合同で実施するグループワークやレクリエーションがあり、同期同士の絆を深め、困った時に助け合う関係性を築いてほしいと考えています。その他、福利厚生も非常に充実しているので、ぜひ企業を探す際は、当社を選択肢の一つとして選んでいただけたら嬉しいです。
(採用担当)

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「インターンシップに参加した学生からも、“思っていた以上にフランクな職場だった”という声をもらっています。そんな社風を体験しに来てみて下さい」と先輩たち。

マイナビ編集部から

西日本高速道路エンジニアリング中国(株)において、高速道路を担う技術者としての知見を高めるために導入されているのが、ジョブローテーションや転勤といった制度だ。この点に関して、「その場でしか出会えない仲間がいたり、仕事のやり方も事務所ごとに少しずつ異なるので、経験値を高めることができたり、人脈を広げる上でとても役に立っています(山崎さん)」「どこに行っても楽しいことが多く、とっても良い制度だと思っています(宇吹さん)」と取材対象の2人は語ってくれた。また「年に一度、自己申告の機会があり、その場で勤務地や職種などの希望を伝えることもできます。できる限り希望に沿うようにしていますね」と田中さんのお話から、社員想いの会社だという印象を受けた。

そんな同社では、どのような学生を求めているのだろう。「安全面も考慮し、常に2~10名ほどで作業をするため、協調性が大事になってきます(田中さん)」「好奇心が旺盛で、周囲とコミュニケーションを取り、積極的に質問をする方であれば活躍することができると思います(山崎さん)」「わからない時はわからないと言える、素直な方と一緒に働きたいです。(宇吹さん)」と先輩たち。同社をめざすなら、学生時代に幅広い世代の人と接する経験を積んでおくことで大きく活躍できるのだろうと、取材を通して感じた。

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「困ったときに頼られる会社」、 「社員にとってやりがいのある会社」 を目標として日々業務を行う同社。 中国地方の高速道路の安全・安心 を日々守り続ける。

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