(株)北海道クボタ

私は道外出身で、北海道の大学に来るまで農業の知識が全くありませんでした。ただ、月に10日ほど農家さんの下でアルバイトをしており、その経験から農業関係の仕事に就きたいと感じていました。元々自動車関係の機械が好きで、最初に浮かんだのが農業機械でした。しかし、すべてが初めての事なので不安でいっぱいでした。当社への入社を決めた理由は、新人育成・研修が充実していることからです。入社して３年を超え一通りの研修を受けましたが、今まで受けた研修はこれからの自分にとってとても強みになると思います。

私が所属している十勝地区は大規模農業で、様々な農業機械があります。トラクタをはじめに野菜の移植機・収穫機、小麦関係では大型コンバイン・乾燥機、豆のコンバイン、各作業で使う作業機など多岐にわたります。春から秋にかけては出張点検・整備が主になってきますが、冬は工場内での仕事が多くなります。自分の担当業務は、主に春から夏にかけては小麦関係の機械の整備、秋には豆のコンバインの整備、他様々な機械の整備を行っています。

任された仕事をやり遂げた時です。修理機が直ってお客様のもとに運ばれていく時は「やったぞ！」という気持ちになります。特に初めての修理内容の時は終わった時の達成感が強いです。先輩に聞いたり調べたりしながら作業をするので時間はかかってしまいますが、その分無事に作業が終わった時はとても嬉しいです。また、お客様に感謝される時も嬉しく感じます。どんなに大変な仕事でも、お客様の「ありがとう」の言葉で「やった！」という気持ちになります。

小麦関係の機械の点検・整備です。入社するまではあんなに大きな機械を扱っていると知らなかったので、最初に機械を見たときは驚きました。最初の小麦シーズンでは主に乾燥機の点検・整備を行っていたのですが、まさか当社に入社して乾燥機を扱うとは思いもしていませんでした。乾燥機は高さがあるので、最初に整備するときはとても怖かったです。今では何度も修理するうちに怖さはなくなりましたが、これまで扱ってきた機械の中で１番印象深い機械です。