(株)NPK

私は技術職として主に機械警備に使用する警備設備の施工工事を行っています。機械警備は、人の動きを検知するセンサー類と検知した情報を管制へ伝える送信機によって成り立っており、その情報をもとに管制と機動隊員が対応を行う仕組みとなっています。そのため、機器類に不具合が発生した時の障害対応や定期的に設備の状態を確認する保守点検も技術の重要な役割となっています。また、NPKでは警備機器とは別に防犯カメラを取り扱っており、その取り付け工事も私たちが担当しています。

障害対応の際、機器の不具合を調べてその結果をもとに推理し、原因を特定できた時は個人的にやりがいを感じます。また、保守点検を終わって報告書をお客様に提出した時、「NPKの機械警備システムがあるおかげで安心して生活できる」と言われたその日は今までの仕事の中で一番嬉しかったです。

元々警備業に携わりたいと思っていたためNPKに入社しました。現在私は機械警備をメインに携わっていますが、時にピンチヒッターとして交通・雑踏・施設・現送といった異なる警備を任される機会もあり、いろんな現場に立てるところに魅力を感じました。

私は元々農学系の勉強をしていたため機械についての知識はほぼ皆無の状態からのスタートでしたが、会社の先輩や上司の方々のご助力・ご指導のもとで仕事を一から覚えて次第に慣れていくことができました。ですが、機種ごとの設定・操作性の違いや適切な施工パターンなど覚えることがまだ山積みのようにあるため、これからも実務経験を通して知識を吸収し、警備設備が滞りなく稼働できるよう精進を続けたいと思います。

就職活動期間中は多種多様な職業について自分で調べてみたり説明会に足を運んでみたりすることをおすすめします。職業について知ることは、自分が選べる選択肢を増やすことに繋がるため就職活動を有利に進めることができます。また、入社後に別の業界の魅力を知ることによる後悔やミスマッチによる転職を回避するためにも職業分析はやって損はないと思います。