業界や職種を絞って探しても、同業や同じ仕事の企業は複数あるはず。そんな時に判断基準となるのは、社風や職場の雰囲気だと思います。つまり、自分の目で見て肌で感じることが一番早い。インターンシップや職場見学などに積極的に参加すると、データでは分からなかったその会社の“色”が見えてくるはずです。たとえば、社員同士の何気ない会話がとても気持ちいいところもあれば、上下関係がぎこちない職場もある。その中で、「ここは居心地がいいな」と感じたところこそ、自分に合った会社なのではないでしょうか。
もうひとつ、理系の方は自分の専攻分野だけに絞らないことも、お勧めしたいことです。特に大学の3年4年になってくると、より専門性が高まるので、他の分野へ行くというイメージが付きにくくなる。けれど、それはもったいないことだと思いますね。大学で学んだ知識も大切ですが、入社して初めて学ぶものも多くそこから学習しても十分に自分のスキルになります。少しでも興味があるなら、まず動いてみていただきたい。案外、好奇心が疼きだすような新しい発見があるかも知れません。
そして社会人になったなら、もっと視野を広げていろんなことにチャレンジしてほしいですね。たとえばテクシアでも、大学時代の専攻に限らず、機械も電気もシステムも貪欲に学べる人ほど成長している。自分の可能性は、自分でどんどん拓くことができますよ!〈石倉さん〉