最終更新日:2025/7/16

川島グループ[グループ募集]

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 環境・リサイクル
  • 非鉄金属
  • 商社(鉄鋼・金属)
  • レジャーサービス

基本情報

本社
静岡県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

非鉄金属リサイクルで未来へつなぎ、グローバルに活躍を広げる!

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国を越えて多様な仲間が集まり、挑戦のワクワク感を楽しむ日々!

資源の限られた非鉄金属のリサイクルに技術・ノウハウを注ぎ、サステナブルな社会の実現に貢献する川島グループ。活躍フィールドは世界中にあり、その中で働く先輩社員3名に仕事ややりがいについて迫った。

■フイン・ダニエルさん(2022年入社)/写真左
(株)川嶋 パイオニア事業部

■井ノ上 美波さん(2023年入社)/写真中央
(株)川嶋 海外事業部

■範 耕杳さん(2018年入社)/写真右
(株)川嶋 海外事業部

会社のお気に入りポイントは?

ずばり「人」です。金属やリサイクル、貿易などに慣れていなくても、先輩が快く教えてくれるので安心です。だから、新しいことに思い切って挑戦できます。(フインさん)
「いますぐ挑戦」という社訓のとおり、年次にかかわらず挑戦させてくれる社風が好きです。入社1年目から大手企業へのプレゼンを担い、自信がつきました!(井ノ上さん)
私が当社を選んだ理由の一つが、仕入れ、営業、事務などを幅広く担当できるから。分業と違ってマルチなスキルを習得でき、ビジネスパーソンとして成長できます。(範さん)

金属や貿易に関する知識を広げ、ゆくゆくは国内外で活躍するビジネスパーソンへ!

イギリスで生まれ育った私は、武士道を描いた映画を観て日本に興味を抱き、大学ではおもに日本語を勉強しました。卒業後、日本政府のプログラムを通じて地方自治体で勤務をし、そこでSDGs関連の仕事に携わったことから金属リサイクルを手がける当社に興味を抱き、英語力も発揮できると感じ入社を決めました。

当社のパイオニア事業部では、銅、真鍮、アルミ、亜鉛、レアメタルなど、不要になった非鉄金属を回収・選別し、付加価値をつけ、金属原料として国内外のさまざまなメーカー・商社へ納入しています。入社2年目の私は、回収された金属の受け入れ、選別、出荷準備といった現場での仕事を通して、取り扱う金属の種類や特性、物流・貿易の流れなどを学んでいるところです。並行して海外取引の窓口を務め、インド、カタール、オマーンなど海外のお客様からオファーの電話やメールを英語で対応しています。

現場で実際に金属にふれ、お客様のさまざまな要望にお応えすることで、いつも新しい発見に恵まれ、知識を一つずつ増やせることは大きなやりがいにつながります。例えばアルミ合金は軽くて加工しやすく、自動車、バイク、工具、家電など、さまざまな製品に用いられますが、用途や形状によって合金の成分が異なり、とても奥深くて興味が尽きません。また、金属の取引は世界共通の相場で行われるため、国境にしばられずビジネスが成り立つことにも面白さを感じています。

業務をこなす中で、プライベートもとても充実できており、昨年には娘が誕生しました。会社からのすすめもあって、2カ月間の育児休暇を取得し、妻子とのかけがえのない時間を過ごすことができました。復職時には職場の仲間が温かく迎えてくれて、今も家族で過ごす時間をめいっぱい楽しんでいます。公私ともに充実でき、改めて当社に入社して良かったと感じますね。

仕事では目標に向かって着実にスキルアップできていることに充実感を覚える日々ですが、金属リサイクルのプロフェッショナルとして、金属・非鉄金属の知識をさらに深めていくことが今の目標です。そして、日本語・英語のバイリンガルのスキルを活かし、グローバルにリサイクル課題の解決に貢献できる営業職になりたいと思っています。
(フイン・ダニエルさん)

英語力を活かして日本と海外の架け橋に。新しいコトの連続でワクワクが尽きない!

オーストラリアへの留学時に磨いた英語力を活かせると感じ、当社に興味を持ちました。入社の決め手になったのは、「いますぐ挑戦」という社訓。私自身、「やりたい!」と思ったら即行動するタイプで、自分に合いそうだと魅力を感じたからです。

海外事業部の役割は、亜鉛、鉛、レアメタル、金、銀などの非鉄金属をおもに海外から仕入れ、国内のメーカー・商社などのお客様へ販売することです。私は入社してしばらく貿易事務全般を担当し、貿易の流れや必要な手続き・書類作成について学びました。そのうえで、現在は営業として、レアメタルのアンチモンを海外から仕入れ、国内メーカーに販売する取引を担っています。あわせて日本企業のご要望に応じて海外の新規仕入先をリサーチし、新しい取引につなげています。

仕入れから輸送・貿易手続き、販売まで、一人ひとりがすべてを完結できるようにスキルアップを重ねているのが、海外事業部の特徴です。現在、上司、下記に登壇する同僚の範さん、私の3名チームで情報を共有するなど、いつも連携しながら海外事業の拡大をめざしているところです。私は英語圏、中国出身の範さんは中国語圏の仕入れ先をフォローし、国際相場に応じて動くことも、この仕事ならではのこと。例えば、相場は日々変化しますので、お客様に提出する見積にも「本日17時まで有効」というように有効期限を設けています。海外の取引先はなかなかメールを返信してくれないなど、日本と海外の文化や商慣習の違いに戸惑うこともありますが、毎日こうした新しい発見や驚きの連続で、いつもワクワクしながら働くことができています。

当社は全体的に和気あいあいとした雰囲気で、相談しやすい人ばかりです。理解のある先輩も多くて、産休・育休から復職後、バランスよく働いている方もたくさんいます。そうした先輩たちから実体験として「子育てと仕事の両立支援が手厚い」と聞いていますので、私も将来に対して安心感を抱くことができています。

周りのサポートもあり、充実した働き方ができていますが、商談や契約を経験するたびに、自分の英語力の至らなさも同時に痛感しているところです。これからもっと英語力を磨き、海外の仕入先を切り拓いて、世界中の方々と仕事をしたいと思っています。
(井ノ上 美波さん)

0からのスタートで海外ビジネスを開拓。数億円規模の取引にもつながるダイナミックさが魅力!

中国出身の私は友人の影響から日本語の勉強を始め、北京の大学を卒業後、日本の大学院に留学しました。学んだのは、もともと興味のあった資源のリサイクル政策について。修了後には中国に帰国する道もありましたが、日本で就職できるチャンスはなかなかなく、将来のキャリアを考えても貴重な経験になるはずだと考え、リサイクルに幅広く携われる当社への就職を決めました。

私が入社した2018年当初はまだ海外事業部が新しく、新規事業として海外との交渉が始まった段階でした。入社後、同期の仲間と本社で研修を受けていたときに、たまたま中国の金属精錬工場との商談があるとのことで、私は通訳としてその場に同席することになったんです。いきなりビジネスの最前線にふれた経験は、入社間もない私にとってとても新鮮。日本と海外をつなぐ仕事にがぜん意欲が高まり、上司からの誘いもあって今の海外事業部に加わることが決まりました。そのときの商談先は、今では当事業部で最大規模の大口取引先になっています。

現在の私の役割は、非鉄金属の輸出入です。リサイクルには純度の高い金属を抽出する「精錬」という工程があり、私は日本もしくは海外の精錬工場から原料となるスクラップの調達依頼を受け、仕入れ先の開拓や交渉、販売をトータルに手がけています。海外の取引先は中国、ベトナムとオマーンを中心に、台湾、UAE、マレーシアなどの仕入れルートも新たに開拓しています。

まさしく0から1を生み出す仕事。海外企業と新たな取引を行うには、信用度調査や与信管理などのリスク回避を慎重に行う必要があります。そうした海外ビジネスの慣習になじむことに苦心したこともありましたが、難しさがあるからこそ、自らビジネスを切り拓き、海外の取引先を広げていく手応えや達成感は格別だと感じています。ダイナミックに億単位のビジネスを動かすことも珍しくなく、今では年間数千トンに及ぶ精錬原料を扱い、20億円近い規模のビジネスに発展しました。

現在も新しい取引先との交渉が進んでいて、それらを成功させたいと意気込んでいるところです。そうした取引先との関係を大切に育みながら、10年、20年、30年と継続できるビジネスを自らの手で生み出したいと思っています。
(範 耕杳さん)

学生の方へメッセージ

スマートフォン、パソコン、家電、自動車などなど、皆さんの身の回りにはたくさんの金属製品があふれています。しかし、金属資源は無限ではないため、実はリサイクル素材が多く利用されています。私たちはその循環型社会の一翼を担い、環境保全にダイレクトに貢献しています。そうした社会的意義の大きさを知っていただき、興味を抱いていただけると嬉しいです。

今回登場した3名も話しているように、当社では決まった枠にとらわれず、自分次第でいろんなことにチャレンジできます。私自身、採用業務だけでなく、研修・教育の企画運営にも幅広く携わり、人の成長やキャリアをサポートするやりがいを強く感じています。新しく加わる仲間に期待したいのも、過去や既存にとらわれず、「こんなことをやってみたい」「新しいチャレンジを楽しみたい」という気持ちからです。面接の場でも、これからについてお話できることを楽しみにしています。

私が川島グループ各社の仲間と接していて感じるのは、みんなが楽しそうにイキイキと働いているということです。これは、自分たちの仕事に充実感を覚え、働きやすい環境や人間関係に恵まれていることの表れだと思います。ぜひ皆さんも会社説明会や面接等で当グループの社員と気さくにお話しし、充実感の理由を確かめてみてください。
(採用担当・金原)

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やりたいこと、大切にしたい価値観など、それぞれの「軸」を大切にして就職活動に臨んでみてください。そこに川島グループが重なりあうことを願っています。(金原さん)

マイナビ編集部から

川島グループの創業者は銅のスクラップ回収から創業し、その後アルミのリサイクルを回収から加工・流通まで一貫して手がける体制を築いた。今ではアルミ合金、アルミホイール、銅、亜鉛、レアメタルなど、多種多様な金属リサイクルに領域を広げ、産業の原料となる金属素材の循環利用に貢献している。そして、2000年には金属の再生をヒントに、経済状況が不安定な企業の再生を支援すべく、不動産の再生ビジネスが誕生。フィールドを広げてゴルフ場の再生にも着手し、多様な再生事業に取り組んでいる。

採用担当の金原さんが話すように、金属はさまざまな工業製品に使われる一方、その元となる資源には限りがあることから、リサイクルによる有効活用の重要性は自明といえる。同グループには研究開発部門もあり、その技術・ノウハウは、日本国内のみならず、まさに地球規模で必要とされているもの。今回取材した3名が挑んでいるように、日本と海外をつなぐ動きをよりいっそう活発化させ、グローバルに貢献を広げていくという。

今回の取材で印象深かったのは、一人ひとりが主体的に自らの活躍フィールドを切り拓いている姿だった。そこには「リサイクルを通して社会に貢献したい」「新しいことに果敢に挑み、成長したい」といった思いから動いていることが伝わってきた。「いますぐ挑戦」という社訓が自然と根づいた環境だといえるだろう。

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金属を再資源化し、未来へつなげる川島グループ。同社は金属の再生をヒントに、不動産の再生ビジネスも展開。現在では国内10コースのゴルフ場を運営している。

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