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最終更新日:2025/6/2
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部署名建築部
仕事内容施工管理
高校と大学で建築について学んでいたのですが、就職活動のタイミングで不動産の業界にも関心を持ちました。しかしすぐに不動産関連の仕事に就くのではなく、学生時代に学んだことを活かして、建物のあり方や構造、造られる現場に関わる経験をすることで、将来の可能性が広がると思い、建築の道に進むことを決めました。当社は地元で安定した事業展開をしている会社だという印象があり、福利厚生も充実。働きやすい環境づくりや残業削減などにも積極的に取り組んでいることにも、信頼感がありました。この会社で大きな建築物を造っていくことは安心感と楽しさがあると思い、入社を決めました。
施工現場の段取りとして職人さんたちのスケジュールや資材の管理を行い、その日行う作業の流れをつくることが私の仕事の基本です。予定を組み、人や時間の調整をする役割なので、職人さんに指示をして動いてもらう場面が多くなります。そこでは常にお願いをする姿勢で「自分ができないことをやってくれている専門家の人と向き合っているんだ」という意識を忘れないようにしています。ついついミスや忘れ物をしてしまうこともありますが、間違いに気付いたらすぐに対応することも重要。正直な気持ちで仕事をすることが大切だと思っています。みんなで苦労と工夫を重ねて、一つの現場を乗り越えられたときの達成感がこの仕事の魅力です。
入社2年目に担当した、老人ホームの現場が印象に残っています。そこでは通常よりもかなり急いで進めなければならない、厳しい状況が待っていました。工期が決まっている中で、現場に関わるさまざまな職種の人が協力し合い、なんとか期日に間に合わせることができてホッとしたことを覚えています。私は急いでいる現場ほど、安全に気を配ることを意識してきました。もちろん普段から大切にしていることではありますが、予定が詰まっている現場は複数の業者が同時進行で作業を進めることもあり、ちょっとした情報の伝達ミスが労働災害につながることも。現場経験を重ね、業者間の連携、情報共有の大切さを改めて認識しました。
今の目標は1級建築施工管理技士の資格を取得して、現場の監理技術者になることです。建物がしっかりと法に則って造られていることを担保し、責任を持って一人で一つの現場や規模の大きな現場を任されるだけの信頼を獲得していきたいです。資格を取得するためには、とにかく勉強をするしかありません。自分が担当する現場で得た情報だけでは偏りがありますし、法律の知識も増やさないといけない。今は帰宅後に独学で勉強を重ねています。勉強をしていくと、現場でこれまで当たり前に取り組んでいたことの背景や理由を知ることもでき、実務にフィードバックできる知識が得られていると実感していますね。
自分の目指す業界や職種が明確なら、学生のうちに取れる資格は挑戦するといいですね。仕事と資格の勉強を両立させることは新入社員には大変だと思うので、時間に余裕があるときに勉強を始めることがおすすめです。最近は1級建築施工管理技士の資格取得要件が緩和され、実務経験がなくても受験資格が得られるようになりました。学科試験だけは学生時代に挑戦しておくこともできますよ。当社の仕事は建築や土木の知識や技術が欠かせませんが、その前にコミュニケーションが重要です。人と向き合い、自分の意見を伝え、相手の意見を聞く力は欠かせません。感情に左右されず、強いメンタルと冷静な目で難しい仕事も乗り越えていきましょう。