最終更新日:2025/4/17

日本レヂボングループ[グループ募集]

  • 正社員

業種

  • ガラス・セラミックス
  • その他メーカー
  • 商社(その他製品)

基本情報

本社
大阪府

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

製品力×営業力で砥石業界トップを目指し、さらなる世界的シェアへ

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現場のユーザーニーズに寄り添う提案型営業がシェア拡大の原動力

鉄鋼を切る、削る、磨く工程に欠かせない砥石の製造・販売を主な事業とする日本レヂボングループ。
製品力に加え、当社の高いシェアを支える的確な提案営業力の高さとやりがいについてお話を伺いました。

中津 寿謹さん(右)
日本レヂボン(株) 国内営業部 部長

辻田 恒さん(左)
日本レヂボン(株) 海外営業部 部長

高柳 公博さん(中央)
(株)菱和 営業本部 本部長

    日本レヂボンの魅力

最近では女性の営業担当者が増え、活気も増しています。裁量権をもって、自分のカラーを出しながら、のびのびと成長していける環境があります。
海外の市場動向や異なる価値観に触れることで、視野も広がり、何より“海外好き”な人にとっては本当にやりがいと面白さとを感じられる仕事だと思います。
ユーザー様の視点を意識した、きめ細かな提案営業が当社の強み。営業・業務・流通の3部門が連携しつつ自律的に動ける体制で、営業としての醍醐味を感じることができます。

ルート営業に加え、現場の声を収集するマーケティング活動にも注力。

当社は砥石・研磨布紙の製造と販売を主な事業として、創業60年を超える老舗企業です。砥石と聞いてもピンとこないかもしれませんが、鉄鋼を切る・削る・磨く際には欠かせない日本のものづくりを支える大切なもの。例えば橋梁、鉄道、プラントなど大規模な社会インフラから船や自動車、高層ビルまで鉄骨や鉄板を用いた建造物はすべて砥石がなければつくることができません。幅広い業界で使われるだけに、砥石といっても種類はさまざま。当社が扱うだけでも1,000種類以上に上ります。特定の機能や性能を備えた高品質なものから、価格競争力に優れたものまで、お客様のニーズをしっかりとカバーしていることが当社の強み。国内に開発拠点となるマザー工場を有し、独自技術で高品質の製品を生み出せることに加え、タイの工場で低コストの製品を製造する体制も整えています。最近では、セラミック素材を活用し切断力・耐久力も兼ね備えた高品質シリーズが注目を集めています。研磨布紙とはサンドペーパーのことで、自動車などの製品をつくる工程で必ず使用されています。金属・木材などの研磨にも使われていて、当社ではお客様のニーズに合わせシートやベルト状に加工したり、ダイヤモンドを使った製品もあります。ファブリック(不織布研磨材)製品の製造も行っており、錆取りから鏡面仕上げまであらゆるシーンで使用され、鉄鋼、自動車、電機、半導体など産業界の全分野で活躍しています。

そんな製品力を武器に、国内営業部では商社や販売店などの代理店に向けたルート営業を行っています。実際に製品が使われている現場を訪問し、ユーザー様に直接新製品のご提案や使い方をご説明したり、困りごとがないかヒヤリングしたりとマーケティング活動にも注力しています。安全・安心、そして品質の安定に力をいれてきたことも、当社製品が評価されている理由です。「効率がよくなった」「扱いやすくなった」などの声を直接いただけるのは、製品力に加えてユーザー様に寄り添う姿勢を貫いてきたからこそだと自負していますし、やりがいも大きいですね。

ものづくりの最前線に携わり、性能と安全性を兼ね備えた工具の提供を通じ、日本のものづくりを支えていると実感できるのが当社の魅力。ものづくりに興味があり、向上心を持って前向きに取り組める人ならきっと活躍できます。
(中津 寿謹さん)

世界的シェア拡大を目指しチャレンジ中、さらに全世界へ活躍の場を広げる。

当社がタイに生産工場を設立したのはもう30年以上も前のこと。その頃から世界を視野にとらえ、現在では全世界に向けてシェア拡大を目指す活動をより活発に展開しています。特に、新興国ではインフラ整備に関わる需要が高く、アジアの近代化とともにシェアを拡大してきました。今後、南米などでも同様に、市場での需要が高まることが予測され、営業活動を精力的に行っているほか、欧米など先進国においても当社の製品力と営業力とを武器に、攻勢をかけているところです。当社が創業以来、大切にしてきた現場に寄り添い、ユーザー様の声に基づいて、お客様と一緒に開発していくという姿勢は、海外においても変わりません。海外だからこそ、国内とは違う事業や使われ方、価値観などもある中、しっかりと現地の現場ニーズの把握に努め、製品の開発や改善をしてきたことで、海外においても多くのユーザー様からご依頼をいただいています。

昨今はコロナ禍の影響でオンラインでの商談が増えていますが、海外出張に行く機会も多く、1人ひとりが裁量権をもって行動することが求められます。その場で判断できるだけの幅広い知識や、海外ならではのさまざまなトラブルにも柔軟に対応できる力、そんな海外営業に求められる能力を身に付けるのは簡単なことではありません。壁に当たって悩んだり、失敗をして落ち込んだりすることもあるでしょう。でもそれも誰しもが通ってきた道です。意欲的に取り組んだ結果の失敗なら、それも成長の糧だとあたたかく見守ってくれる社風が当社にはあります。へこたれずに前に進めば、かならずや大きな成長を得られるはずです。海外市場の場合は、全く新たな販路の開拓や、想定以上の大きなオーダーにつながることもあり、スケールの大きさも魅力です。

簡単ではないからこそ、やりがいもある。そして自分が成長できることはもちろん、会社の成長にも大きく貢献できる、海外営業の仕事にはそんなチャンスがたくさんあります。世界市場でも業界トップの企業となれるよう、これからもチャレンジし続けていきたいですね。
(辻田 恒さん)

「研削・研磨・切断」に関わるニーズにワンストップで対応。

菱和は、日本レヂボングループの一員で「研削・研磨・切断」に特化した専門商社です。日本レヂボンの製品以外にも、他社の砥石はもちろん、各種研磨剤から現場で使うマスクやヘルメットまで、「研削・研磨・切断」に必要な商品をワンストップで提供しています。当社の主なお客様は、溶材商や工具店、Eコマース、さらにはホームセンターなど、多岐にわたっています。

当社営業の特徴は「商品の情報と知識」を武器とすることです。お客様対応の最前線として、ニーズを聞き取り、それにベストな提案をして注文につなげるところまでが営業の仕事で、その注文をもとに商品の出荷や物流を担当するのは他の部門というように役割を分担しています。各部門が連携することで、ご提案から納品までをスムーズに進める体制をとっています。この体制のおかげで、営業はお客様の相談窓口として、ヒヤリングで得たニーズにマッチした提案から、アフターフォローといったお客様サポートまで、しっかりと時間をかけて1人ひとりのお客様に向き合うことができています。当社のお客様やその先にいるユーザー様は、ものづくりに精通したプロばかり。そのため「仕上がりがどう違うのか」「どの砥石が向いているのか」など、専門的な問い合わせが多く、幅広い知識と提案力が求められます。こうした問い合わせや相談に丁寧に応え、ベストな提案ができるのは「研削・研磨・切断」に特化した専門商社ならではの“価値”だと考えます。

日本レヂボンから新しい商品がリリースされる際には、他の製品と比較する「覆面テスト」を実際のユーザーを対象に実施し、その結果をまとめたレポートを作成するなど、ユーザー様の視点を大切に、日本レヂボンと新たなお客様とを結ぶ架け橋としての役割も果たしています。またITも積極的に取り入れ、業務の効率化だけでなく、情報の共有化や営業サポート体制の充実に活用できるようにしております。まさに心はアナログ、ツールはデジタルで、営業の醍醐味を実感できます。
(高柳 公博さん)

学生の方へメッセージ

当社は砥石という「鉄鋼を切る・削る・磨く」工程に欠かせない工具の提供を通じて、日本のものづくりを支えています。一般の人の目に触れる機会は少ないものの、ものづくりには必要不可欠な存在であると自負しています。ものづくりに携わる仕事をしたいという人は、仕上がりの製品だけを見るのではなく、その製品がどういう製造工程でつくられているのか、どういう工具や機械が使われているのか、ぜひ掘り下げてみてほしいと思います。砥石は、鉄鋼を扱う業界では必ずといっていいほど使われるもののため、不況の波を受けにくく、安定しているのも大きな特徴です。

また規模の大小や、事業内容だけでなく、どういう人たちが働いているのか、どういう理念を掲げているのかなどについても知ってほしいと思います。企業理念と自身の思いとが合致しなければ、長く働き続けることは難しいと思います。そのためにも「どういう働き方がしたいのか」「仕事を通じて、どういうことを実現していきたいのか」など、まず「自分の思い」や将来ビジョンを思い描いてみてください。当社は規模はそれほど大きくはありませんが、それだけに自分の意見が通りやすく、アイデアを形にしやすく、また裁量権をもって働き、新しいことにもどんどんチャレンジできる環境があります。

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国内需要だけでなく、海外需要についても取り込み、全世界で通用する企業を目指してチャレンジ中。幅広い分野に携わり、裁量権をもって誰もがいきいきと働ける環境です。

マイナビ編集部から

砥石と聞いてもすぐにはピンと来ないかもしれないが、実は石油コンビナートや橋梁、船、高層ビルなど大型建造物はもちろん、車や一般的なマンションなど、とにかく鉄板や鉄骨が使われているものすべてに砥石は使われていると知り、その範囲の広さに驚かされた。まさに今、身近な建設現場でも日本レヂボンの砥石は使われている。そんな日本のものづくりには欠かせない製品であり、多種多様な業界で実績があるということは、事業的にも非常に安定しているということだ。国内需要だけでなく、海外需要も積極的に取り組み、アジアのみならず全世界での存在感もアップしてきている。

また、国内外でシェアを拡大できている理由は、高い技術力に裏付けられた安定した品質と、お客様ニーズに対応した充実したラインナップに加え、ユーザー様とのコミュニケーションを重視した提案力の高さにあると、今回の取材を通じて感じた。営業として単にものを売るだけでなく、お客様ニーズを聞き取り、それを製品開発に活かしたり、よりよい使い方など情報を提供したりする中で、企業の発展に貢献しつつ、1人ひとりがやりがいを感じながら成長していけるのが日本レヂボングループの大きな魅力といえるだろう。

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製品力と営業力で日本の製造業を支える日本レヂボングループ。風通しのよい社風で社員の健康管理にも積極的に取り組み、健康経営優良法人にも2年続けて認定されている。

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