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最終更新日:2025/7/7
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部署名神崎技術研究所
仕事内容新規セラミックス製品開発
私は新規セラミックス製品の研究開発を行っています。仕事形態は、個人とチームの2種類がありますが、私は両方の形態をとっています。理由は、現在の担当テーマが3つあるためです。2つは個人で開発を進めており、客先から要望を頂き、ラボレベルの試作を繰り返し、社内で目標値を達成できたものを、客先で評価して頂いています。個人でテーマをもつと自由にものづくりができるので楽しいです。ただ、完全に自由ではなく、お客様と担当の営業部と打合せを行いながら実施するので、目標値と納期をたてて、仕事していきます。もう1つはチームで開発しています。現在は、ラボレベルで試作していたものを、工場で生産できるようスケールアップを行っている段階です。実際に生産設備を動かしてテストを行うので、人員も多く動員され、使用する原料も大量になるので、トラブルや失敗作を作ると、ラボとは比較にならないくらい時間とコストの損失も大きくなる、プレッシャーの大きい仕事です。しかし、学生の研究では扱わないような大型の設備を動かしたテストを経験できたり、テストが成功した先にはお客様に販売する製品ができあがる事から、やりがいも非常に大きいです。
8:00~8:30 メールチェック&一日の作業内容確認8:30~9:30 現場の確認(昨日の結果、稼働状況、製品確認)9:30~12:00 ラボテスト準備(設備準備、サンプル調製)12:00~12:45 昼食12:45~13:00 ラボテスト最終調整13:00~15:30 ラボテスト(3~4条件)15:30~16:00 ラボテスト片付け16:00~16:30 上長へ本日の実績報告16:30~17:00 テスト結果まとめ17:15 退社
新しい製品の立ち上げ業務に携わったことです。開発業務においてラボ試作で良好な結果を得られたら、工場の設備を使って量産する体制を整えることになります。ラボでは数kg/日作製するのが基本ですが、工場では数t/日生産していくので、自動化設備と人員がスケールアップします。私は、ラボで数多くの試作を行い、安定して作製できる条件を検証してきたので、製品の立ち上げは、どちらかというと見守る意味合いが強いのかな、と思っていました。しかし実際は、ラボで試作したような再現性がとれなかったり、長時間設備を稼働した際に不具合が生じたり、現場作業者への粘り強い教育が必要であったりと多くの壁がありました。それらを一つ一つ乗り越えていく毎に、研究開発職の枠を越え、会社全体でものづくりを行っているという実感をもち、充実感を感じました。大変でしたけどね(笑)ようやくお客様に出しても良い品質が出来上がった時は、本当に嬉しかったです。この仕事を通じて、製造、設備、品質保証、営業といった他部署の多くの方々と関わることができたのは、自身にとって大きな財産になり、今後の仕事にも活かすことができると思っています。
学生時代に、化学系の基礎研究を行っていました。就職先でも、その経験を活かして化学系の研究開発を行いたいと思い、会社を調べていました。化学メーカーといっても原料を作る川上の企業から、最終製品を製造する川下の企業まで様々です。学生時代は、基礎研究ではありましたが、原料を組み合わせた複合材料も作製していました。この研究の最終到達点は、デバイス等に組み込み実用化することでしたが、残念ながら在学中に達成することができませんでした。達成できなかった理由は、限られた期間という事もありましたが、実用化に至るには、どのような壁を乗り越えなければならないのか、考慮が足りていなかったためだと思いました。そこで就職先では、原料メーカーではなく、材料メーカーで研究し、基礎研究ではなく、実用化に向けた応用研究を実践したいと考えました。その中で、有機/無機複合材料も扱っている現職を選びました。学生時代にできなかった経験が、現在の仕事になっているので、モチベーション高く取り組めています。
私からメッセージは二つです。一つは、学生時代は本当に勉強してください。社会人になっても勉強はつきもので、セミナーや通信教育、あるいは在職しながら大学に通う人もいると思いますが、私の経験では、時間と環境を作ることが厳しいと思います。時間はともかく、環境が何よりでしょうか。周りの人がいるから頑張れると思いますので、周囲が当たり前に勉強している在学中は勉強してください。二つ目は、就活は自己分析に多くの時間を割いて臨んでほしいです。企業分析やインターンだけでは不十分だと思いますし、実際の会社の中は入ってみないとわからないです。自己分析で、自分が何をしたくて就職するのか、何をすることが好きなのか、自分がどういう人なのかをよく知った上で企業を調べ、この企業に入ったら、自分はどんな事で貢献できるのか、何をして活躍しているのか想像してみて下さい。軸があって就活していると、様々な業界を見ていても、基準が出来て選びやすいと思いますし、選んだあとの後悔は少ないのではないでしょうか。健康に気を付けて頑張ってください。以上です。