最終更新日:2025/4/10

社会福祉法人学正会

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 福祉サービス
  • 幼稚園・保育園

基本情報

本社
福岡県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

誰もが生き生き輝ける場所がここに。学正会で働く魅力に密着!

PHOTO

人の魅力も職場の魅力もたっぷり詰まった、理想的な環境

保育園や児童施設、障がい者施設、高齢者施設など、広範囲にわたる福祉事業を展開する学正会。子どもたちや利用者さんの笑顔が見たいと日々の仕事に取り組む先輩たちに、仕事のやりがいや職場の魅力を尋ねました。

■江上 真奈さん(※写真中央)
児童養護施設 白梅学園 保育士
2022年入職

■小田村 悠希さん(※写真左)
障がい者施設 健康荘 支援員
2023年入職

■カンディー・ジャクリットさん(※写真右)
特別養護老人ホーム よのもと 介護職員
2024年入職

学正会の魅力はココ!

「実習の時から感じていたように、職員同士の仲がとても良いのが白梅学園の魅力。小さなことでも相談しやすく、みんなで子どもたちを守ろうという職場です」と江上さん。
「地域に長く根ざす法人として13施設を展開。障がい・高齢・児童のどの分野でも働くことができるのも強みですし、利用者さんの安心感も大きいと思います」と小田村さん。
「学正会だけでなく、日本全体の魅力かもしれませんが、どんな時でも時間をしっかり守るところがいいと思います。やさしい先輩が多いのも嬉しいです」とカンディーさん。

実習をきっかけに保育園ではなく児童養護施設を志望。子どもたちを支える仕事がやりがい/江上さん

小さな頃から保育士になりたいと思っていて、大学でも保育を専攻。必修の実習で、はじめて白梅学園を訪ねました。児童養護施設といえば少し閉鎖的なイメージを抱いていましたが、いい意味でまったく違うイメージだったことに驚きましたね。職員の皆さんがとても温かく、支援業務の多くを学び吸収しながら、楽しくてあっという間の10日間を過ごしました。ここで働きたいと思うようになりましたが、当初希望していた保育園と迷い、大学4年の1年間アルバイトしてみることに。子どもたちの生活の場で長い時間を一緒に過ごすからこそ、より子どもたちの成長を身近に感じることができる魅力に触れました。「やっぱり白梅学園で働きたい、この子たちの先の成長を見ていきたい」と思い、当法人を志望したんです。

入職3年目の今は、女子の中高生を担当しています。日々の仕事内容は、掃除や洗濯などの家事全般。子どもたちの生活環境を整え、安心して過ごすことができるようチームで動き、会議ではどう支援していくかを職員同士で話し合っています。子どもたちが学校から帰ってくると、「今日は学校どうだった?」と話を聞いたり、ときには相談にのったりしながら、精神面での安定を図ることを大切にしていますね。集団生活が苦手だったり、警戒心が強くなかなか心を開いてくれない子どももいれば、今は話したくないという時期もあるため、距離感をはかるのが難しくもありますが、グループリーダーや同僚に相談しながら取り組んでいます。

進路を決める大事な時期には、人生の分岐点を支援する責任を感じますが、子どもたちが一生懸命に悩み、考え、成長していく姿を間近で見ることができるやりがいを得られます。今年度から関わるようになった子どもとは、壁をなくすために毎日挨拶を欠かさず、些細なことでも話しかけるようにして少しずつ信頼関係を構築し、進路面談なども実施。遊びに来た他の卒園生から、「進路のことも江上先生が話しやすいってあの子が言っていたよ」と聞き、間接的にですが気持ちを知ることができてとても嬉しく感じました。

これからも、子どもたちはもちろん、職員からも安心して仕事を任せられる人になることが目標です。先輩のアイデアや考えから多くを学び、私自身もいろいろな視点から物事を見て支援につなげることで、子どもたちに最善の利益を提供できるようになりたいです。

人も会社も魅力的な学正会で、業務を学びながら自分らしいキャリアを描きたい/小田村さん

精神科病院でソーシャルワーカーとして3年働いていましたが、障がい者支援施設の業務に興味があり、知人の薦めで学正会に転職しました。支援業務を通じて利用者さんと日々関わっていくことで、より深い関係を構築できる点にやりがいを感じています。また、知人からも聞いていましたが、学正会は人間関係がとても良く、働きやすい雰囲気がありますね。手厚い待遇や福利厚生が整っているところも大きな魅力です。

今は障がい者支援施設での生活支援員として、利用者さんが行う作業がスムーズに進められるよう、さまざまなサポートをしています。そのほかにも困り事の相談に応じたり、必要に応じて食事や入浴の介助も行っています。利用者さんと密接に関わることで、「この人はこれが得意なのかも」と新しい一面に気づくことができるのが嬉しいですね。できなかったことができるようになり、変化や成長が目に見えた時には、大きなやりがいを感じます。一方で、利用者さんとのコミュニケーションを難しいと感じることも。少しでもわかりやすい説明を心掛けるとともに、個々の障がいの特性や性格などに合わせたコミュニケーションができるよう、試行錯誤しているところです。学正会には管理者を含めてベテランの支援員が多く、相談しやすい雰囲気があるので助かっていますね。小さなことでも聞きやすく、学ぶことばかり。親身になってくれる人が多いからこそ、働きやすいと感じています。

まだ未熟な部分も多いですが、障がい者支援施設でひと通りの業務を学び、利用者さんの暮らしや一日の流れを知ったことで、自分なりに視野を広げることができていると感じます。これからも、利用者さん一人ひとりと丁寧に関わることを意識するとともに、職員の皆さんとのチームワークを大切に、情報共有や報連相をしながら支援をより良いものにしていきたいです。そのためにも学ぶべきことは多いので、ただ経験を積むだけではなく外部研修を受けるなどして、支援者としての力量を高めていきたいと考えているところ。仕事を通じて自分自身も人として成長したいですし、将来は管理職などマネジメントスキルを磨くことで、社内外との関わりを増やし、外部や他の事業所とつながりながら、より広い視野で仕事ができるようになれたらと思っています。

先輩から一つひとつを学び、覚えていくことが日々の喜び。着実に成長できる場所/カンディーさん

私が日本にきたきっかけは、両親から「日本で多くのことを学んでおいで」と薦められたことです。タイから留学生として来日し、柳川市にある高校で2年間学びました。日本を旅行した時も楽しい思い出ばかりで、日本で働いてみたいと強く思ったんです。そして縁があり、2024年に学生会に入職しました。

今は「特別養護老人ホーム よのもと」で働いています。日々の仕事内容は、介護職員として、高齢の利用者さんのお世話をすることです。毎日学ぶことがたくさんありますが、介護の仕事はとても楽しいですね。一緒に働く先輩方がみなさんやさしいですし、さまざまなことをわかりやすく教えていただけるので、すごく理解しやすいと感じています。仕事内容は多岐にわたりますが、そのなかでも特に入浴介助を頑張っています。介助を行うまでの段取りが上手くできなかったりと、順序良く進めることが難しいですね。それでも自分なりに工夫しながら進めていますが、先輩から「一生懸命がんばって、すごいね」と声を掛けてもらえた時はとても嬉しかったです。
大変だと感じているのは、日本語がまだ完璧には理解できないところ。利用者さんから知らない単語や方言で話しかけられると、難しいと感じることもあります。そんな時は、利用者さんにゆっくりわかりやすく話していただくようお願いしていますね。逆に嬉しいのは、みなさんがやさしく接してくれることです。利用者さんから「顔がカッコいいね!」など、気さくに話しかけていただけるととても嬉しい気持ちになります。

将来の夢はまだ決まっていませんが、休日には母国の大学のオンライン講座で政治学の勉強をしています。プライベートでは、埼玉県に住んでいる親戚に会いに行きたいですね。今携わっている介護の仕事では、ミスがないよう頑張りたいと思います。

私だけではなく、日本の介護を学びたいと外国から日本をめざす人が増えてきています。学正会で働きたいという先輩たちの中には、柳川というのどかな場所に魅力を感じる人も多いようです。外国籍の職員から「休日には農業がしたい」と要望があり、自由に使える畑が用意されました。地方ならではの働き方ができると喜んでいる先輩が、学生会にはたくさんいますよ!

学生の方へメッセージ

【江上さん】私は実習をきっかけに白梅学園に興味を持ち、当法人しか企業研究をしていませんでした。ただ、実習で施設を訪ねる前は、先入観でまったく違う雰囲気をイメージしていたので、何事も経験してみないとわからないと感じましたね。実際に見たり、聞いたり、経験することで見え方が変わることも多いので、まずは行動してほしいと思います。また、職場により働き方は異なりますが、白梅学園では泊りの勤務が週1回あります。翌日は朝8時で終わり、夕方から勤務もあるなど、自分の時間をつくりやすい環境です。職員同士の仲が良く、仕事終わりにランチをして帰ったり、休みに一緒に遊んだり、公私ともに楽しく過ごせています。

【小田村さん】将来に期待を持つ反面、不安や悩みもあると思いますし、学校の授業もありながら活動するのは大変だと思いますが、自分に合いそうな職場をぜひ見つけてほしいと思います。その上で学正会に興味を持っていただけたら嬉しいですね。学正会には、障がい者施設、高齢者施設、児童施設とさまざまな施設があり、どの分野でも働くことができる環境があります。福祉の仕事に必要なのは、やさしさとやる気がいちばん。資格や経験は入職後に取得できるので、福祉を学んでいない人も大歓迎です。学生時代の学びに関係なく、人と人との関わりが好きな人に向いている仕事ですよ。

PHOTO
独自の取り組みにより、外国籍の職員も増加中。職場の中でも多様性が広がっており、それぞれが自身の個性や得意分野で力を発揮しながら活躍できる職場も同法人の魅力だ。

マイナビ編集部から

初代理事長の金納伊之助氏がハンセン病患者を自宅で保護した慈善活動がはじまりという学正会。
1951年に蒲池保育園を設立以来、福岡県柳川市にさまざまな福祉施設を開設し、70年を経た今では13施設35事業を展開。そのほとんどがひとつの校区内にあり、地域の人々から『福祉村かまち』と親しみをもって呼ばれている。そして、そこでの福祉の仕事に興味を持つ人たちが集まり、創意工夫を凝らしながら“陽気ぐらし”を支えてきた。

近年では、職員間の縦横のつながりを深め、互いに良い刺激があるようにと法人内で部会を立ち上げ。同じ職種同士で情報共有しながら知見を深めるなど、複数の施設があることの相乗効果を発揮している。一方、早くから職員満足度を高めるための取り組みに注力してきた同法人では、介護ロボットや見守りセンサー、インカムなどのICTやIoTの最新技術を積極的に導入。また個々のライフステージに応じて複数の選択肢から働き方を選べるようにすることで、長く安心して働き続けられる環境にも配慮している。

今回の取材では、入職歴の浅い先輩たちが各施設に馴染み、陽気な仲間とともに成長する様子を伝えてくれた。共通するのは、人が好き、誰かの役に立つことが嬉しいという思い。業界で70年以上の歴史を持ち、地域に根差した福祉事業を多角的に展開する学正会だからこそ、多くの選択肢の中から自分らしい将来の目標を見つけられるのも大きな魅力だろう。

PHOTO
保育園では廃棄するようなモノを使って子どもたちが作成した作品展を行うほか、卒業証書にWFTO認証のバナナペーパーを使用するなど、「学正会SDGs宣言」を実行している。

トップへ

  1. トップ
  2. 社会福祉法人学正会の取材情報