最終更新日:2025/4/4

(株)クスリのアオキ【調剤事務職】

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 調剤薬局
  • ドラッグストア

基本情報

本社
石川県

取材情報

研修・教育について伝えたい

調剤事務からスタートし、自分に合ったキャリアプランを描けます!

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一人ひとりの活躍を、会社が応援してくれます

人それぞれの働き方を大切にするクスリのアオキ。勤務エリアはもちろん、キャリアに関しても、希望や適性に応じた多彩な道が用意されていて、先輩たちも“やってみたい”を実現させています。

(写真左から)
★H.Y.さん/百坂薬局 薬局長/2021年入社/人文学部卒
出身地である石川県に拠点を置き、コロナ禍でも成長を続ける企業体質に惹かれ、新卒で入社。事務職から始め、入社2年目で薬局長に抜擢された。
★K.K.さん/調剤事業部 薬事採用課/2020年入社/社会福祉学部卒
学生時代に医療事務を学び、地域に根ざしたドラックストアで活躍したいと新卒で入社。調剤事務職を経て、現在は採用の事務関係を担当している。
★K.S.さん/園町薬局 調剤事務/2024年入社/法学部卒
石川県出身。学生時代から店舗をよく利用していた上、説明会の場で積極的に声をかけてもらったことで興味を持ち、新卒で入社した。

コレが私の仕事術

年々、採用数が増えており、スケジュール管理が欠かせません。何かが発生した時点でメモに取り、期限を見つつ優先順位を決めていくようにしています。(K.K.さん)
石川県内の当社の薬局は、ほぼすべて応援に行きました。迷惑をかけないよう、店舗ごとに違う動き方やモノの場所などは、真っ先に覚えるよう努めています。(H.Y.さん)
定期的に来店される患者様に対しては、あらかじめ薬の準備などもできるようになりました。一方で仕事に慣れても、油断が生じないよう注意しています。(K.S.さん)

【K.K.さん】店舗の顔からバックヤードへ。事務職として活躍のフィールドを広げています。

私の頃は総合職での採用だったものの、面接時に伝えた希望を覚えていてくれたのでしょう。入社後は調剤事務への配属となり、1年間は薬局で勤務していました。そこから本社への異動となり、最初は驚きもあったものの、OJTも丁寧にしてもらえたためすぐに今の職場に慣れることができました。

現在の私の仕事は、新卒および中途の薬剤師採用に関する事務業務です。必要な書類の準備、社内への連絡のほか、新卒採用の場合は合同企業説明会やインターンシップの準備と事後処理。中途採用では紹介会社から届く受入条件の確認などを行っています。
正確さとスピーディな対応が求められる仕事であり、説明会で配るノベルティの在庫や手続きの期限などをつねに把握し、遅れることなく採用担当に伝えていくきめ細かさが問われます。私の現在のポジションも、そうした日々の業務の積み重ねと、キャリアに対する熱意を会社が評価してくれたおかげだと思っています。中には入社1~2年目にリクルーターを経験し、そこから係長へとステップアップ社員も少なくありません。

調剤事務の頃は、よく来店される患者様とお話をしたり、初めての方がリピーターになって下さった時にやりがいを感じていました。当社の店舗はさまざまな診療科の処方箋を扱っているため、知識面でも勉強になりました。一方、現在は裏方的な立場ではありますが、書類まわりで応募者とやりとりをすることがあります。内定式で会った新入社員から、「あの時は、お世話になりました」と入社式の場で言われることもあり、やりがいを感じますね。また、人を裏から支えることが好きなので、採用担当をサポートできる点も今の仕事に魅力を感じでいます。

最初は右も左もわからなかった私が、今ではまわりの人の異動などもあり、薬事採用課の係長の中では、中堅的な立場。事務以外のことへの提案も積極的にできるまでになりました。今後は採用スケジュールの提案をするなど、今以上に前に出ていくようにし、課や会社の役に立つ人材をめざしていくつもりです。

【H.Y.さん】社内での人脈を構築することで、新たな道が開かれました。

地元の石川県での就職を目指していた私が就職活動を行っていた時は、ちょうどコロナ禍でした。その中でも石川県に本社があり、業績を伸ばし店舗数を増やしていたクスリのアオキに興味を持ち、入社を決めました。入社直後は、調剤事務の仕事に不安がありましたが、やってみると楽しく、また他店への応援に行く機会が多くあったのでそこで人脈を広げることができました。特に1日に扱う処方箋枚数の多い店舗では、やり遂げた時の達成感が格別に大きかったです。

そして2年目の夏に薬局長に就任。当社の場合、薬剤師からも調剤事務からも薬局長になることができます。また今の私の店舗のように、薬局長とは別に管理薬剤師が在籍しているケースもあります。

今の店舗は調剤併設型のドラッグストアで、2024年7月にオープンしたばかり。私自身も1カ月ほど前に配属となり、現在は薬剤師1名、調剤事務が私を含めて3名勤務しています。
薬局長の仕事としては月に一度の予算や売上の報告、従業員の勤怠管理、薬局長会議で決まった事項のフィードバックなどです。
この店舗は街から少し離れていて、近所のご高齢の方が多く利用されます。今後は若い方にも立ち寄っていただけるよう、より身近な店舗・薬局にしていくことが目標です。

一方で、私の場合は今も調剤事務の仕事を兼務しているので、他店舗に応援に出向き、調剤事務の仕事をしているため、自分の薬局にいる方が少ない月もあります。その意味では今の立場になる前と変わらないものの、頼りにされるケースが増えました。他の薬局の調剤事務を始め、時には薬剤師からも相談の電話をいただきます。店舗へのヘルプや、相談事への対応で、「今日1日助かりました」「Hさんがいたから、無事に終わりました」の言葉をもらうことがやりがいであり、仕事へのモチベーションです。

これからも、しばらくはこの働き方を続けていければと思っています。そして将来的には、これまで培った経験を活かして大型店での薬局長として活躍するか、あるいは本社勤務にも興味があるため、そのいずれかにチャレンジしてみたいと考えています。

【K.S.さん】心強い先輩や同期がいたから、半年で人間的にも大きく成長できました。

入社後は、調剤事務の新人による3泊4日の研修に参加し、仕事の基礎や患者様との接し方などを学ぶことから始めました。当社では、とても充実した業務用のマニュアルが用意されています。最初は覚えるのに少し苦労しましたが、研修でしっかりと基礎を学ぶことができたため、患者様との会話で言葉につまることも少なかったと思います。今でも研修で学んだことを重宝しているほどです。

私の代は、調剤事務だけで約40名の同期がいました。グループワークの研修で仲良くなった同期とは今も連絡を取り合い、プライベートで遊ぶこともあります。同じ店舗にも薬剤師を含め、3名の同期がいます。狭い空間の中で一緒に働くことで絆も深まり、何でも気軽に相談し合える間柄です。

業務としては薬のピッキング、受付での処方箋対応、会計などからスタート。この時も必ず先輩がそばにいて、つねにフォローいただきました。研修は配属後も、週に一度継続してあったのですが、その際もあらかじめ予習として教えてくれました。
半年が経った今は、新人にとっては最後の砦と言われるレセプト(診療報酬の請求)も担当させてもらえるようになり、先輩のサポートを受けながらひととおりの流れは理解できたと思っています。私の場合は、入社前に「登録販売者」も取得しているため、店舗に顔を出した際には市販薬のご案内などもしています。

仕事のやりがいは、患者様との出会いです。時には薬の在庫がなく、お待たせしてしまうなど、ご迷惑をおかけすることもあります。私たちの対応次第で、「ありがとう」「全然、大丈夫だよ」という言葉を返していただけた時は、ホッとするとともに、うれしいものです。この仕事に就き、コミュニケーション力や、少々のことでは臆さない資質も身に付きました。
今後の目標は、まずは先輩に頼らずに業務ができるようにすることです。この先、店舗異動等で、調剤事務が1人の店舗に行くことがあっても困らないよう、今のうちにしっかり学んでおきます。そして当社は、早くから活躍のチャンスを与えてくれる会社。私が入社した時の先輩の中には、エリアマネージャーになった人もいます。私もそうした活躍ができるよう、日々精進していきます。

学生の方へメッセージ

調剤事務に向いているのは、コツコツと業務に取り組むことが得意な方、加えて店舗なので、人と接することへの興味も大切です。専門知識などは、どの会社も研修やOJTで教えてもらえるはずです。学生時代に特別な勉強は必要ありません。それよりも、どんな業務なのかを調べておいたり、より意欲がある方であれば、登録販売者の資格に向けた勉強をしておくと役立つはずです。(K.K.さん)

私が大学3年生の頃は、コロナ禍が始まったばかり。インターンシップが中止になるなど、人と会って話す機会がほとんどありませんでした。みなさんは、ぜひそうした機会を利用し、現場で働く人たちの声を聞き、会社の雰囲気の違いを実感してみて下さい。事務職といっても、調剤事務の場合はデスクワークだけではありません。マルチタスク的な働き方がしたいという人向けの仕事です。(H.Y.さん)

私は企業研究の時期に、5社ほどのインターンシップに参加し、合同企業説明会にもよく出ていました。人事の人にこちらの顔を覚えてもらうことで、役に立つ話も聞かせてもらえたものです。それと自分の中で譲れない軸を持つことも大切です。私は「若手のうちから活躍できる」「業界的にも、会社的にも成長路線にある」の2点を軸に、ホームページ等で各社を比較していきました。(K.S.さん)

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薬局の運営は、薬剤師と調剤事務の連携で成り立っている。薬剤師にしかできない業務以外は事務職も手伝い、逆に薬剤師も事務的な業務を行い、互いにサポートし合っている。

マイナビ編集部から

事務職を軸に、企業研究を進めている学生の方も少なくないだろう。そして、その中には「デスクの前でずっとというのは少し辛い」「社外の人とも接したい」「チャンスがあれば、他の職種にもチャレンジしてみたい」という方もいるはずだ。
それならば、調剤事務という職種に着目してみるのはいかがだろう。今回の3名の話にもあるように、クスリのアオキを例にすれば、入社直後から行われる約3カ月間の研修を通じ、業務の基礎から学ぶことができる。職場でも先輩や薬剤師がしっかりとサポートしてくれ、将来の進路も多彩だ。

働きやすさも見逃すことはできない。3名からも「職場の仲間とランチに行ったり、エリアごとの係長が月に一度集まり、食事をしながら状況を話し合う機会もあって人間関係は良好です(K.K.さん)」「接客ではなく、接遇という考えが浸透していて、患者様やお客様に対してはもちろん、仲間に向けても、その視線は変わりません。店舗で忙しい時は、みんなで一丸となって頑張ります(H.Y.さん)」「上司にも若い人が多いので、話しやすい雰囲気です。また店舗は日曜が定休日で、もう1日の休みがシフト制。月に2日希望休を出すことができ、連休にすることも可能です(K.S.さん)」という言葉が返ってきた。

取材を通じて感じたのは、経営面が盤石で、成長路線を歩み続けているからこそ、こうした体制を整えることができるに違いないということだ。

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2025年卒からは店舗運営の総合職の他に、調剤事務コースも新設された。北陸から全国へと店舗展開を続ける同社だが、地域限定の働き方なども選択できる。

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