最終更新日:2025/3/1

全国共済農業協同組合連合会(JA共済連)

  • 正社員

業種

  • 共済
  • 農業協同組合(JA金融機関含む)
  • 損害保険
  • 生命保険

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

日本中の人々の人生を守るJA共済連で働くやりがいと責任。

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2008年入会の同期3名が語る「JA共済で働く意義」

写真左から
●木村 優一さん(経済学部経営学科卒)
  全国本部 普及部 普及管理グループ

●深谷 和史さん(商学部商学科卒)
  全国本部 自動車部 自動車損調管理グループ

●小野 拓也さん(文学部史学地理学科卒)
  全国本部 事務開発部 長期事務グループ

「全国本部」と「都道府県本部」の2組織からなるJA共済連。今回取材した3名は、全国本部採用の「全国域総合職」として活躍する職員だ。「入会直後から責任のある大きな仕事に携われる」という彼らに、これまでの軌跡を聞いた。

JA共済連で働く人はどんな人?

ざっくばらんでいい人が多いです。職場の雰囲気も良く、部署で旅行に行ったりもします。(木村)
幅広い世代の人がいますが、上の世代の方たちの感覚が「若い」と感じることが多いです。堅苦しい上下関係はないので、飲み会などもすごくフランクです。(深谷)
いつの間にか弁護士や税理士の資格を取っている人など、仕事以外でも様々なことに挑戦している人が多く刺激的です。(小野)

複数部門を経験していきながら “スペシャリストなジェネラリスト”を目指す。(普及部 木村)

企業研究は金融業界を中心に行っていました。当初は、“JA”といえば、なんとなく“堅そう”なイメージがあったのですが、選考過程で出会った先輩たちのおかげで“フランクで柔らか”なイメージに変わりました。加えて、生保と損保の両方を取扱い、共済・保険業界トップクラスの事業規模を少数精鋭で運営している点が非常に魅力的でしたね。

入会して最初に配属されたのは、普及部の普及広報グループ。テレビCMの企画・制作や、普及推進(営業)の際に組合員・利用者に配布するパンフレットの作成、キャンペーンの企画・運営などを行う部署です。入会1年目から全国的に影響力の大きい広報業務に携われることにとても驚きました。最初の頃は、パンフレットの色彩や文言チェックなどを行いながら、少しずつ広報全体の業務を覚える日々でしたが、1年が経った頃には、広報全体の流れも把握し、一通りの業務を自ら行えるようになりました。

そして、3年目に北海道本部の旭川支所に転勤となりました。ここでは「いえ」に関する保障「建物更生共済」に関する支払査定を担当しました。例えば、ご契約者の自宅が火事や地震で被害にあわれた際に、その被害に対する共済金支払額がいくらになるかを調査して共済金をお支払いする業務です。
実際の業務で日々お会いするのは、何かしらの困難に直面した方々です。火事で自宅が全焼してしまったばかりの方に、その出火原因などの調査をしなければならないこともあります。その際はできるだけ相手の方の気持ちに寄り添うことができるよう親身になってお話を聞くよう心掛けました。支払われた共済金を元に自宅の再建ができたといったお話を直接聞くことができたときは、JA共済連で働く意義とやりがいを強く実感することができました。

現在は、入会当時と同じ普及部に戻り、全国のJAやJAにいる外務担当の「LA(ライフアドバイザー)」の活動管理を行っています。また、普及推進において活躍されたJAやLAを表彰する式典の企画・運営を行っており、やりがいも非常に大きいです。

JA共済連には、幅広いワークフィールドがあるので、仕組みの開発や組織運営に携わる部門など、これからも未経験の分野にどんどんチャレンジしていきたいですね。そして、どの部署に行っても専門的なプロとして活躍できる職員になることが、今後の目標です。

目指すは「自動車共済」のプロフェッショナル。        (自動車部 深谷)

JA共済連は、尊敬する大学の先輩が就職して以来、ずっと“憧れ”の組織でした。また、大学で保険に関する領域を専攻していたこともあり、入会を決めました。

入会後から現在まで、自動車共済に関する仕事を行っています。最初の2年間は、全国本部で自動車事故の支払査定をしていました。全国から送られてくる調査報告をもとに、現場では判断しきれないケースの支払査定を担当しました。

入会当時、先輩から「まずは人に頼らずに、自分で調べること」を徹底するよう教わりました。直接支払金額に関わる仕事のため、確認に確認を重ねる必要があり、「自分できちんと調べる」習慣がとても重要になるからです。もちろん調べて分からない場合は先輩が快く教えてくれますが、自分でやり遂げる習慣が身に付いたことで、早く成長できたと思います。

3年目に岩手県本部に転勤し、自動車事故の支払査定を担当。損害状況の調査を行い、支払金額を査定し、交通事故にあわれた方に直接伝える仕事です。全国本部の仕事は、支払査定の方針を都道府県本部の職員に伝えるところまでが仕事でしたが、現場ではそういう訳にはいきません。交通事故のプロではない一般の方に分かりやすく説明して、ご納得いただく大変さを現場に来てしみじみと感じるとともに、ご納得いただけたときの大きな達成感を得ることができました。

現在は再び全国本部に戻り、自動車事故の個別案件の対応ではなく、自動車共済全体の支払状況を改善するための全国規模の取組みを行っています。普通の会社では20代で経験できないようなスケールの大きな仕事に携わっている責任とやりがいを日々感じていますね。

私の実家や親戚も農業を営み、みなJA共済に加入しています。親戚で集まった際、自分が関わった仕組みと知らずに「あの仕組みいいよな」などの話が出たりすると、とても誇らしくなります。「日本全域、隅々までカバーしている仕事」を担っている実感が味わえますね。

JA共済での仕事は、損害保険会社が1社挙げてやっていることを自動車部門の1部門でやっており、一人ひとりが担当する領域が非常に深く広いので、自動車共済に関してもまだまだやりたいことがたくさんあります。ですから、まずは、この部門のエキスパートになることが今の最大の目標ですね。

“現場目線”を大切に、全国の効率的な事務の流れを形づくる。 (事務開発部 小野)

企業研究を始めた当初は、JA共済連のことは良く知りませんでした。志望度が大きく高まったのは、選考を受ける中で複数の先輩社員と話したことがきっかけですね。堅苦しいものではなく、大学の先輩と話すように何でも気軽に聞ける雰囲気の中、出会う先輩方がみなさんとてもユニークで、「面白い! この人達と働きたい!」と思いました。

入会してからは現在の事務開発部に所属しています。JA共済へ加入するための申込書や共済金を請求するための請求書、組合員・利用者へ加入状況のご案内をするはがきなど、JA共済の流れを支える事務手続きで使用するフォーマットを作成しているのが事務開発部です。

事務開発部は、全国本部の各部署や都道府県本部、外部業者など、多くの関係者と連携しながら仕事をします。そのため、入会当初は、全体像が見えずに苦労しましたが、自分の担当を持ち、主体的に仕事をするようになると、自然と業務が身に付いていきました。

私がつくるフォーマットは、日本全国のJAで使用されます。そのフォーマットがわかりやすい仕様になっていれば、全国のJAでの事務手続きがわかりやすくなることにつながり、組合員・利用者の利便性向上につながります。そのため、「この項目の枠をもう少し右にするか左にするか」といったような、はたから見ると非常に細かい作業ですが、一つひとつ時間をかけて真剣に議論する必要があります。

年1回のフォーマット変更時には、「もっと派手な色で分かりやすく」「このチェック項目が分かりづらいので目立つように」「印刷コストがかからないように」など、様々な部門から多種多様な要望が寄せられます。こうした意見をまとめあげていくことは、労力もかかりますし、何より部門間の意見を調整する力が求められます。新しいフォーマットが完成したときは、「この書類を全国の方々に使っていただける」という大きな達成感とやりがいを感じますね。

今後は、各都道府県本部に転勤して、普及推進部門や支払査定部門など、ご契約者と近い場所で働く経験をしてみたいですね。より“現場目線”を鍛え、それを全国規模で生かす仕事ができるのが私たち全国本部の仕事の醍醐味だと思います。

学生の方へメッセージ

●企業研究では、臆せず何でも質問する姿勢が大切です。一番重視していたのは、一緒に働く「人」でしたが、残業の有無や収入面、休みの取りやすさなども機会があれば遠慮なく聞いていました。「一生働きたいと思える職場かどうか」という軸で探していたので、疑問点は残したくなかったんです。JA共済連の先輩たちは、何でもざっくばらんに教えてくれたので、入会後のギャップはほとんどなかったですね。(木村)

●JA共済連の一番の魅力は、「誰にでもチャンスが与えられること」だと思います。一担当者で終わることなく、自らが組織やサービスを変革することに携わるような大きなチャンスが必ず与えられます。そういうチャンスを生かして大きく成長してほしいですね。企業研究はあまり深く考えすぎず、全然興味のないような業界や会社のインターンシップに参加してみると、新しい発見があるかも知れませんよ。(深谷)

●企業研究は、様々な会社を知ることができるチャンスです。最初は、まったく興味のなかった企業がどんどん魅力的に見えてくることもあれば、その逆もあり得ます。幅広い視野をもった企業研究をしていきましょう。一緒に働く「人」を重視して、就職先を決めたい人にはJA共済連はぴったりです。私は選考過程にあった先輩職員との面談で、それを実際に肌で感じることができました。(小野)

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同期入会メンバーは横の連携も強く、定期的に開催する同期会の参加率も高いそう。入会から何年経とうとも“同期のつながり”はやはり心強いものだ。

マイナビ編集部から

JA共済連の事業理念は「相互扶助」。つまり、その活動の根底にあるのは助け合いの精神だ。JA共済連に入ってくる職員達も、助け合いの心を大切にする人が多いという。こうした人が集まっているためか、選考過程で先輩たちの人柄に惹かれて入会を決意する職員が多いという。
また、約58兆円もの保有資産を持ち、損害保険・生命保険の両方にまたがる事業を、6千人ほどの職員で運営している。同規模を誇る保険会社であれば、その職員数は数万人規模に達している。だからこそ、若いときから大きな仕事に挑戦できるチャンスが与えられるのだ。大きな責任が伴うことは言うまでもないが、手ごたえある仕事がしたいという人にとっては、非常に魅力ある職場と言えるだろう。
本来、JA共済は農業に従事する人々の相互扶助を目的に作られた仕組みではあるが、近年はその堅実性、サービスの良さが広まり、農業従事者以外の契約者も増え、日本中の人々に保障を提供している。新しい共済の開発、サービスの企画などを行い、JA共済連はさらなる安心・満足の提供に努めている。そんなJA共済連で活躍しているのは、これまで培ってきた組織風土を維持しながらも、つねに問題意識を持って新しいことにチャレンジしている職員たち。金融、保険業界に興味がある人はもちろん、システム、資産運用、管理部門などの様々な活躍分野が用意されているので、どんなことにも興味を持って取り組める人には最適な環境だ。

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JA共済連は、JAグループの中で「保険」の領域を担う「JA共済」事業の司令塔としての役割を担っている。

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