最終更新日:2025/4/10

(株)コミュニティー京成

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • コンビニエンスストア
  • 専門店(食品・日用品)
  • 外食・レストラン

基本情報

本社
千葉県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

人の成長を支えることで、よりよい店舗を作り上げる

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マネジメントを担う3人の先輩たちの挑戦

京成沿線などで複数ブランドの店舗を展開するコミュニティー京成。異なるブランド運営に携わる3人の先輩たちがどのようなキャリアを描いてきたのか、それぞれに詳しく話を聞いてみた。

S.Fさん
リテール事業部(ファミリーマート担当) マネージャー
2022年入社

C.Iさん
フード・サービス事業部(リトルマーメイド担当) マネージャー
2019年入社

K.Sさん
フード・サービス事業部(プロント担当) エリアマネージャー
2012年入社

先輩たちの横顔

S.Fさんは店長になった直後に結婚。プライベートでは二人でお出かけすることが多いという。シフト管理なども上手くコントロールすれば自分の時間もたっぷり取れる。
元パティシエのC.Iさんはお菓子作りを趣味にしている。クッキーやマカロンなどを自分で作るほか、首都圏のおいしいスイーツを探しに出かけることも多いそうだ。
K.Sさんは大学ではサッカー部に所属し、ディフェンダーとして活躍。現在は友人とフットサルを楽しんだり、ジムに出かけたりして体を動かすことを日課にしている。

【S.Fさん】スタッフの成長に寄り添えることが、何よりのやりがいに

私は以前、大学に通いながらスーパー銭湯「笑がおの湯」でアルバイトしていました。その後、別業態の企業に就職したのですが、バイト時代の店長とは社会人になってからもつながりがあり、「いつか戻ってきてくれ」と何度もオファーをいただいたことに心を動かされ入社を決意しました。私を評価してくれたのが嬉しかったですし、そもそも働きやすい職場環境だということがわかっていたので迷いはありませんでした。

入社後は、千葉県内のコンビニエンスストア「ファミリーマート」の店舗運営に携わっています。アルバイト同様にレジ打ちなどの接客を行うこともありますが、仕入れや人、お金の管理など、お店にかかわる仕事を総合的に手掛けることが私の役割です。私はコンビニで働いた経験がなかったので最初は苦戦しましたが、アルバイトのみなさんよりも“新人”だという謙虚な意識を持って、一つひとつ教えてもらうという姿勢で課題を乗り越えてきました。

当社では駅ナカや駅チカの店舗が多いだけに、朝晩の通勤・帰宅時のラッシュでは非常に多くのお客さまにご利用いただいています。現在、私が店長を務めるちはら台駅店は、近隣に大型マンションが建っていることもあり、家族連れのお客さまが多い地域密着型の店舗となっています。

店長となってからは人の管理という部分の責任をより感じるようになりましたが、積極的にアルバイトとコミュニケーションを取り、細かいところも情報共有することで、円滑に店が回っていくように心がけています。面接のときはオドオドしていた高校生が、店舗で経験を積み自信をもって動けるようになっていく姿を見ていると、人の成長に寄り添うこの仕事の醍醐味を実感します。

あるお客さまからは「この店のアルバイトさんは丁寧に接客してくれるから、他を使わずに利用しているよ」と嬉しい言葉をいただきました。もっとお客さまに喜んでもらえる店舗を作りたいとモチベーションが上がった瞬間でした。今後、より大きな店舗を任せてもらえる存在になるべく、アルバイトのみならず、後輩社員たちを育てる力を付けていきたいと思っています。

【C.Iさん】新規ブランドの立ち上げを通して、自分自身が成長する

入社してからの約2年間、私はプロント京成幕張本郷駅店で勤務していました。接客経験がほとんどないまま入社しただけに苦労も多かったですが、先輩やアルバイトが堂々とお客さまに接している様子を参考に、創意工夫を重ねながらスキルを高めていけるよう努めました。

そんな中、2021年に当社で新たにベーカリー「リトルマーメイド」の店舗を立ち上げることになり、私はその創設メンバーに抜擢されました。実は以前、パティシエとして働いていた経験があるので、パンを焼き上げるリトルマーメイドの業態は私にマッチするのではないかとワクワクした思いを抱きながら、挑戦を決意しました。

新店舗開店前にはリトルマーメイド本部直営店での勤務や、本部施設でのパン作り研修を受けて、店舗オペレーションをゼロから学んでいきました。そこで身につけたことを開店前研修で自店のアルバイトに伝え、教育を行い、開店の日を迎えました。おかげさまで開店初日から多くのお客さまに来店していただくことができました。忙しい日々の中で徐々にスタッフが自主的に行動をしてくれる姿も見られるようになり、人が成長している姿を見られることや、様々な経験を通して自身も成長していることが自身のやりがいにつながりました。

2024年10月には店長に昇格。最初は責任感だけ先走り、技量が追いついていないと悩んでしまったのですが、上司に相談しながら部下の育成方法や売り上げの立て方といった基礎の部分から学び直しました。焼き立てのパンにはPOPを貼る、焼き立てコールを行いお客さまにPRする――そんな基本を忠実に守るオペレーションが売り上げに直結するというのがわかり、地道な努力が欠かせないことを実感している毎日です。

リトルマーメイドのファンのお客さまが「この店のパンは、他のリトルマーメイドよりもおいしいね」とおっしゃってくださったことがあります。パンをクオリティ高く提供することにはこだわってきましたから、その思いが伝わった嬉しさでいっぱいになりました。今後、リトルマーメイドの店舗数を拡大していく計画もありますが、そのためには人材の育成が必要不可欠。私自身、部下の育成に力を注いで、次なる店長を育てていくことを目標にしています。

【K.Sさん】エリアマネージャーとして複数店舗を統括。将来の店長育成に励む

京成電鉄沿線を中心とするエリアで複数のブランドを展開する当社では、創業時からカフェチェーンの「プロント」を運営してきました。私は入社してからの約4年間、京成金町駅店で勤務し、2年目には店長として責任ある立場を担うことになりました。当時、会社として若手育成に注力していたこともあって早い段階でチャンスをもらいましたが、自分が中心となって売り上げを作っていくというのは簡単なことではないと痛感させられてばかりでした。

その中でも店舗を運営していく上で大切にすべきポイント――例えば、あいさつをしっかり行うこと。アルバイトの意見をもらいながら、目標に向かい店舗一丸となって取り組んだ結果、複数のスタッフがプロント全体の接客コンテストで上位入賞を果たすなど、サービス力がぐっと高まっていきました。

京成幕張本郷駅店の店長も務めた後、エリアマネージャーとして複数店舗を統括する立場となりました。2024年から、京葉線沿線にあるプロント直営店2店舗が当社の傘下となり、全4店舗を運営することになりました。1年間の計画を立てた上で、月ごとの目標を立てて店舗社員に落とし込んでいくというのがエリアマネージャーの一つの役割。その中では私の方針を主張するだけではなく、店長の目指す軸と擦り合わせながら丁寧に方向性を探ることを意識しています。

ほかにも、新店舗の打ち合わせ、設備管理・更新、従業員の育成や適正な時給設定など、事業部全体の利益拡大や、働く環境の改善のための仕事をしています。少しでも店長や従業員が成長できるように、定期的に勉強会やミーティングなども開催しており、シフトの作り方や発注の仕方、在庫の適正な管理の仕方などを伝えていくことで、全員がレベルアップできるように支えています。

そうした努力の甲斐もあり、部下たちが成長し、売り上げが達成できたときの達成感は格別です。今後も店舗が増えていく可能性もありますので、店長などの責任ある立場を担ってもらえるよう、部下たちをキャリアアップさせることに力を尽くしたいですね。

学生の方へのメッセージ

■私はコンビニ未経験からこの仕事に携わっていますが、それでも店長として店を仕切る立場に昇格できました。お客さまはもちろん、スタッフも含めて多くの人と話すのが好きだと思える人であれば、経験の有無を問わず成長できます。就職活動では後悔のないように、今できることを全力で頑張っていくことを心がけてください。
<S.Fさん>

■明るくコミュニケーションが取れる人であれば、当社では十分に活躍することができます。店舗運営をする中ではわからないことも多いですが、先輩から指導を受けたときに素直にアドバイスを受け止め、自分でかみ砕いて吸収していく姿勢があると、大きく成長できると思います。人は勉強を辞めると成長が止まってしまうもの。社会に出てからも勉強をし続けるという気持ちを持って頑張ってください。
<C.Iさん>

■就職活動は大変なことも多いですが、上手く気持ちを切り替えながらポジティブに進めていってください。ときには趣味にも時間を使って、就活一辺倒にならないようにするのがポイント。当社の場合、接客サービスを提供することを専門としていますが、それぞれの強みを生かして配属してくれるので、どんなことでもいいので自信が持てるものを持って入社してください。
<K.Sさん>

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若いうちから裁量をもって仕事ができる。3人の先輩たちも店長や新規ブランドの立ち上げといった大きなテーマに挑み、会社の期待に応える成果を残してきた。

マイナビ編集部から

京成電鉄株式会社の100%出資企業として、コンビニエンスストアやカフェなどの運営を手掛けるコミュニティー京成。1999年創業とグループの中では若い会社であるにもかかわらず、売上高は約130億円と成長を遂げている。

サービス業という業種柄、アルバイト・パートの力が不可欠で、その数は1600人以上に上っている。それに対して社員は120名程度と実にコンパクト。それだけに社員一人ひとりがスタッフと密にコミュニケーションを取ることで、店舗の価値を高めていこうとする企業姿勢が、取材記事に登場してくれた3人の先輩たちから伝わってきた。人が好きで、人を大切にしたいという思いが根付いているからこそ、同社はここまで発展を遂げられたのだろう。

また、住宅手当や家族手当、永年勤続表彰といった福利厚生面も整備している。残業時間も平均20時間以下に抑えており、働きやすい環境という意味でも光るものがある会社である。

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京成電鉄グループの一員として、地域に密着したサービスの提供に勤しんでいる。駅ナカや駅チカの店舗が多く、通勤しやすいというのも同社らしいメリットの一つ。

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