学生さんの目線から見ると、「働く楽しさ」にフォーカスして企業研究をすることは難しいかもしれません。会社の規模や給与、休日数といったデータで判断しがちではないでしょうか。しかし実際に社会人になると、データだけでは読み取れない社風がとても大事だと気づくと思います。社風が合わなければ居心地が悪いでしょうし、逆にぴったり合えば自分の能力を100%以上に発揮できるはずです。
そこで企業研究の際、考えてほしいことはデータの背景にある理由です。例えば、なぜその休日数なのか、なぜこの残業時間なのか。製造業は工場の稼働率が売上に直結するため、他業界に比べると休日数が少ない傾向にあります。しかし当社では週休2日制および月平均残業3.5時間と、製造業のなかでは十分な休日とプライベート時間を確保。これはチームで協力しながらものづくりをしているため実現できています。データを読み解いていくと、きっとその会社の社風も感じられるようになると思います。
<経営企画室 人事戦略担当 藤戸さん>