最終更新日:2025/3/11

(株)日本セレモニー【TIAD, オートグラフ コレクション】

  • 正社員

業種

  • ホテル・旅館

基本情報

本社
山口県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

新しいラグジュアリーホテルだからこそ、成長の機会がたくさんあります

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私たちもオープニングスタッフの一員です!

2023年7月にオープンした「TIAD, オートグラフ コレクション」。開業年に新卒で入社した社員たちの2年間の成長ぶりと、職場として見たTIADの魅力に迫ってみました。

(写真左から)
◆I.K.さん/Food & Beverage(飲料)/2023年入社/経済学部卒
学生時代に割烹料理店でアルバイトをし、飲食の世界に興味を持つ。その店の大将がホテル出身で、「高級ホテルで学ぶのが一番」とアドバイスをもらい、オープンを控えたTIADを志望した。

◆T.Y.さん/Rooms(宿泊)/2023年入社/交流文化学部卒
学生時代には、韓国語を中心とした語学全般を学んだ。語学を活かして、お客様に喜んでいただけるサービスを提供したいとホテル業界を志望。新規オープンの点とホテルの立地に惹かれ、TIADへの入社を決めた。

これが私たちの毎日です

「14時頃に出勤後は、ディナーの準備、近日来店される団体のお客様のメニュー作成などを行い、17時からはバーで接客。翌朝のビュッフェの準備をして終了です」
「メールや電話対応から始め、サプライズの確認、発注などオフィスワークがメインです。早番の時はコンシェルジュデスクで、お客様のご案内もします」
2023年入社の同期は70名以上。何でも相談できるかけがえのない存在だ。プライベートでも仲がよく、仲間同士で他エリアのホテルに視察に行くこともあるそうだ。

みんなでつくりあげたルールのもと、枠にとらわれないサービスを提供

◆オープンエアーエリアのあるダイニングが職場
オールデイダイニングの「Table For Tomorrow」に勤務し、料理やドリンクの提供、バーテンダー業務などをしています。このレストランは旬の食材を使用したフレンチグリルがコンセプトで、自然に囲まれた開放感のあるテーブル席を始め、個室やバーラウンジ、テラス席なども完備しています。オールデイ営業のためシフト制の勤務です。入社時は“3年ほどは下積みの仕事かな”と思っていたのですが、TIADは若手にも仕事を任せる方針で、2年目でスーパーバイザーへ昇格したスタッフもいます。現場に出ればマネージャークラスの人とも同じ土俵で仕事をしています。

◆ホテルの知識や業務の基礎から習得
入社後はホテルの概要やコンセプト、サービスマナーなどの研修をし、配属後はオーダーを伺い、ドリンクをサーブするなどの簡単な業務からスタート。コース料理やお飲み物のおかわりなどを提供するタイミングが上手くつかめず少し苦労しましたが、先輩たちからマンツーマンで丁寧に指導していただきました。

◆オープニングでしか味わえない体験
オープニングというのは、オペレーションを含め、すべてのルールを1からつくっていかなければなりません。お客様をお迎えしてからも必要なものがなかったり、動線の非効率的さに気付いたりと、予期せぬことも起きるものです。ただ、その都度みんなで意見を出し合い改善していくのは楽しみでしたし、何より一緒にスタートした同期との絆も深まりました。仕事にも慣れてきた今は、改めて気を引き締めるよう心がけています。そして余裕がない時ほど焦らず、また些細な仕事であっても放っておかない、後回しにしないよう意識しています。

◆お客様からも学んでいます
TIADはラグジュアリーホテルであり、マリオット系列でもあるため、働くスタッフの仕事に対する意識、スキルのレベルが高く、人間的にも成長できる環境です。お客様も、普段ではお目にかかることのできないハイクラスの方が大半です。「どのワインが飲みやすいですか?」「酸味の少ないものは?」など、ワインや料理に関することからホテルに関してのご質問までいただき、それにお答えするケースも少なくありません。一方で、人生や仕事のことなど、お客様から教わることも多い毎日です。
(I.K.さん)

プラスαのおもてなしを提案します

◆2年目で多くの経験をさせてもらっています
1年目はフロント業務を行い、2年目の5月からコンシェルジュに異動しました。コンシェルジュの仕事は、地域の観光案内やお客様からのご質問への回答、プロポーズなどサプライズをされるお客様への花束の用意やお部屋の装飾などです。入社前は華やかな世界のみを思い描いていましたが、実際はバトラーサービスといって靴磨きやアイロンプレス、時にはお部屋の掃除を手伝うこともあり、地道な努力も欠かせません。

◆仲間と支え合いながら業務を習得
フロントへ配属になった際は、パソコンの使い方からチェックイン・アウトのオペレーション、お客様への受け答えまでを学びました。同期で自分の接客の様子を動画で撮り合って、家で不自然なところがないか見返したりしました。先輩たちはやさしい方ばかりでしたし、何よりオープニングで、みんなが初めての経験。一緒に学んでいこうという雰囲気がありました。1年目でフロントを経験したことで、混んでいる時などにフロント業務のアシストができ、役に立っているなという実感も得られます。

◆ラグジュアリーホテルならではのレベルを実感
オープニングというのは、特別な経験だと思っています。新卒の私たち以外にも、ホテルで働くのが初めてというスタッフが多く、最初は何をすればよいのかわからない状態でした。そこから、どんな業務があり、どうすればスムーズに進むのかをみんなで話し合って決め、今の形ができ上がりました。私は学生時代に飲食店でのアルバイト経験はありましたが、ラグジュアリーホテルでは求められるレベルは高く、お客様との接し方はもちろん、英会話のスキルも高めなくてはと思っています。

◆一歩先行くサービスをご提供!
コンシェルジュは、サプライズの際にいかにアイデアを出せるかも腕の見せどころです。例えば、こうすればもっと可愛い、キレイになるという視点のもと、ツインルームをご予約のお客様に、装飾を考慮し、お部屋の変更をお勧めすることもあります。あるいはベッドの上のタオルアートに花びらを散らすこともあります。観光案内に関しても、ホテル近くに新しくできたレストラン、開催予定のイベントなどは毎日チェックするようにしています。
(T.Y.さん)

ゲストとの出会いが明日への糧になります

◆お客様はしっかりと見てくださっています
仕事の醍醐味は、自分が提供したサービスに対しフィードバックをいただけることです。ある時、接客時に和食レストラン「SHUHARI」のネーミングの由来を尋ねられました。これは修業の段階を表す「守破離」にちなんだもので、当社の会長が好きな言葉です。それをご説明したところ「素敵ですね」と言っていただき、さらに後日、社長宛に「よいスタッフの方がいらっしゃいますね」とご連絡をいただきました。社長も「ありがとう。こうしたサービスを今後も続けてください」と励ましてくださり、モチベーションがとてもアップしました。

◆知識を高め、より上質なサービスの提供を!
店舗ではフランス、アメリカ、ニュージーランド、南アフリカ、日本などさまざまな産地のワインを取り揃えています。それだけに勉強のやりがいもあります。今後の目標は、まずはワインの知識を増やすこと。お客様と情報や話題の共有をたくさんできるようになりたいと思っています。旬の食材や専門的な情報のご提供ができるようになり、一人でも多くのお客様に、私の顔と名前を覚えていただくことを目指しています。
(I.K.さん)

◆私たちもお客様から元気をいただいています!
お客様と接する機会が多いだけに、感謝の言葉もたくさんいただけます。プロポーズが成功したお客様からの「ありがとう」というメールに加え、ケーキを届けてくださった方もいます。公式ホームページにもよくコメントをいただきます。先日もランドリーのご相談をいただき、それがTIADが提携しているランドリー会社様では扱えない製品でした。「どうしてもチェックアウトまでに仕上げてほしい」と頼まれ、マネージャーと一緒に業者を探し、何とかお応えしたところ、お礼のメッセージをいただきました。お客様にご満足いただき、無事にご出発される時が、私たちにとっては一番の喜びです。

◆これからも成長し続けます
同世代を中心とした、狭い範囲での人間関係しかなかった学生時代に比べ、言葉づかいなどの社会人としてのマナー面でもずいぶん成長したと思っています。次の目標は英語が堪能になり、海外からのお客様へスムーズな対応をしていくことです。私はサプライズで人を喜ばせることが好きな性格で、仕事としてはコンシェルジュが合っていると思っています。提案できることを増やし、この道を極めていきたいです。
(T.Y.さん)

学生の方へメッセージ

◆マリオットの系列ホテルです
TIADはマリオット・インターナショナルと提携し、中でもプレミアム・カテゴリーの最上位(※1)に位置する「オートグラフ コレクション」として、日本国内では4件目、東海エリアでは初(※1)となるホテルです。海外からのお客様が多いのも、ホテルのレベルの表れだと思っています。支援活動にも力を入れており、毎年エリアごとに行われるチャリティマラソンでは、参加費の一部を難病と闘う子どもたちの夢を叶える支援団体に寄付しています。他のマリオット系列ホテルの方々と知り合えるのは、とてもよいことだと思っています。

◆知識を高め、より上質なサービスの提供を!
私はラグジュアリーホテルで自分を成長させたいと思い、新卒で入社しました。人と接することが好きなのはもちろん、将来に向けた高い志を持つ学生の方にチャレンジしてほしいと思っています。今はまだ新しいホテルですが、これから周辺エリアの開発も進み、ライバルも増えてくることでしょう。当然、当社もアップデートをしていき、その際にフレッシュな意見を取り入れていこうと考えています。これから出会う後輩が刺激を与えてくれることを期待しています。
(T.A.さん/SALES/2023年入社)

※1:出典: TIAD HP:2023年1月プレスリリース https://hotel-tiad.com/press/25/

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名古屋地区のマリオット4ホテル合同で2024年10月にチャリティマラソンを開催。TIADからはスタッフとその家族40名近くが参加しホテル周辺コースを楽しくランニングした。

マイナビ編集部から

今回の取材時には、TIADという施設、そして職場の魅力についても学生のみなさんに知っていただきたく、社員の方に質問を投げかけてみた。

◆仲間思いのスタッフが集うホテル
職場に関しては、「マネージャーと距離が近く、何かあればすぐに相談できる点に魅力を感じています(I.K.さん)」「人間関係で悩んだことがありません。仕事で苦労していれば、必ず誰かがサポートしてくれます(T.Y.さん)」とのこと。まさにチームプレーで成り立つのがホテルの仕事であり、若手でもチャレンジできる環境が用意されていると言えるだろう。加えて同社は冠婚葬祭業からスタートした会社であり、TIADでもウエディングに力を入れ、そこから宿泊やアフターディナーの利用に結びついている部分も少なくないそうだ。

◆館内には数々の名スポットが
ホテル内のイチオシスポットとしては、I.K.さんが森の中でティータイムを楽しむ雰囲気が味わえるラウンジを、T.Y.さんは隠れ家的なバーの存在を教えてくれた。他にも近隣の久屋大通公園のタワーを見ながら泳ぐことのできるインドアインフィニティプールなどもあり、魅力にあふれたラグジュアリーホテルだ。こうした環境があれば自ずと成長でき、やりがいも存分に得られるに違いないと取材を通して感じた。

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“人で選ばれるホテル”を目指しており、スタッフはホテルの考え方やお客様への接し方などを記したTIAD Bookとカードを携帯。毎朝、部署ごとで読み合わせもしている。

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