最終更新日:2025/4/25

ウィザスグループ【第一ゼミナール・第一学院高等学校】[グループ募集]

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 教育
  • 福祉サービス

基本情報

本社
大阪府

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

立場や職場を超えて、社員が一丸となり「社会で活躍できる人づくり」の実現に向かう。

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ウィザスグループを彩る教育者たち

学習塾事業本部
第一ゼミナール 校長/野村徹平

高校大学事業本部
第一学院高等学校 副キャンパス長/市川舞

学生時は建築学部に在籍しながらも、塾講師のアルバイト経験の中で、自分らしく働くことの重要性を知った野村さん。一方で「正直なところ勉強が特別好きな学生ではなかった」と言いながらも、生徒たちへ抜群の寄り添い力を見せる市川さん。新卒社員と歳の近い2人が、ウィザスで働く仕事の流儀について語ります。
※所属・役職は撮影当時のものです。

自身の成長が生徒の成長につながる。生徒一人ひとりと向き合い、一緒に未来を考えることが大切です。(学習塾事業本部/野村徹平さん)
教務面だけではなく、時には人生の先輩として生徒の相談を快く受けることも私たちの役割です。(高校大学事業本部/市川舞)
お二人が考える「仕事」について。現場で活躍する2名の先輩社員の仕事観が描かれている。

子ども達に、自分の未来を前向きに選択できる人になって欲しい

大阪府内の学習塾第一ゼミナールで、校長を務めています。私の仕事内容は、第一に「関わる人の真のHAPPYの実現」。関わる人とは、生徒だけではなく、その保護者、そして一緒に働く仲間たちすべての人を指します。第二に「スタッフのマネジメント、担当する地域からの支持拡大」。塾の仕事というと、授業に伴う業務がメインであるイメージかもしれませんが、当社の場合はその前の土台の部分、人間教育を非常に重要視しており、実際の業務も教務に関わることばかりではありません。

とは言え、今の立場に挑戦できたのは、教務に集中した4年間があったからこそ。この期間は、勉強面では成績向上をめざした際に、何が課題となっておりどう解決すればいいのかを考える学習管理について、経験を重ねました。また集団教育という面では、生徒一人ひとりの個性を考慮しながら全体の成果を目指していくべく、公教育ではなく塾という立場だからこそできることについて、自分の考えを深めることができたと思っています。

校長代理というポジションを任されたのは、2022年4月から。管理職を目指したきっかけは、入社3年目の「キャリアデザイン研修」を受けたことでした。研修では、自分が何を大切に働いてきたのかを振り返り、それをこの先も実現していくために、どうすればいいのか、仕事の過去と未来について考えました。そこで、先輩方との交流もあり色々な刺激をいただいて、更に「ニューリーダー育成塾」という研修も受講。自分の業務だけでなく、周りのスタッフや、所属する校舎全体のことも考えて仕事をする心の準備を整えていきました。
実際に人をまとめる立場となり、気を付けていることは2点。1点目は、常にメンバーに支えられている事実と、周りに対して感謝の気持ちを忘れないということ。2点目は、「先生」と呼ばれることに対して、勘違いをしないこと。自分が偉くなったわけではない、これからも子ども達と一緒に成長していくのだ、という気持ちを持ちながら奮闘中の日々です。

生徒との関わり方に、正解はない。でも、目指すべき方向は同じ。きっと一歩踏み出せる。

第一学院高等学校は、様々な背景を持った生徒が多数在籍する通信制高校です。通学コースを選択した生徒が通っている各キャンパスでは、途中入学をしてくれる生徒も多く、1年生は40名の在籍だったのが、2年生では80名、3年生では100名というように、学年を重ねるごとに生徒の数が増えていくという特徴があります。全員担任制をとっており、全スタッフが全生徒の担任。一人ひとりの生徒のことを、全教員が把握している状態を目指しています。業務の内容も、授業に関する教務のことがメインではありません。校舎の運営に関わることは、すべて担当していると言っても過言ではないかもしれません。

個人的に感じていることですが、入学時点の生徒たちは、少し自信を失っている子も多くいる印象があります。私が心掛けていることは、とにかく生徒たちとのコミュニケーションを大事にすること。生徒の反応が薄くても気にせず、声をかけ続けることもあります。実際に働き始めて感じたことですが、生徒たちは心の奥底では、やってみたいこと、挑戦してみたいことを持っていることがほとんど。でも、過去に傷ついた経験を持っていることも多いので、「失敗したらどうしよう。うまくいかなかったらどうしよう」と、一歩踏み出す勇気が出せないというパターンが多数見受けられます。だから、私の役割は、背中をちょっと押してあげること。やってみようと、少しだけひっぱってあげること。そのために、生徒の細かい変化を見逃しません。雑談から真剣な話まで、ひたすら生徒の声を聞くこと、一緒に前を向いて歩いてみることが、当社の理念である「社会で活躍できる人づくり」を実現する第一歩だと思っています。

もちろんどんなに理想を追い求めても、生徒のためを思って努力を重ねても、思い通りにいかないこともあります。そんな時に、私を支えてくれたのは、先輩方の手厚いフォローです。定期的な面談や、新人スタッフのデスクの両隣には、ベテランスタッフが配置されるなど、若手が先輩を頼りやすい具体的な仕組みが機能しています。

覚悟が求められる仕事

野村)僕自身も経験したことがあるのですが、たくさんの生徒と向き合っていると、どうしても心を開いてくれるまで時間のかかる、信頼関係をすぐには築くのが難しい生徒がいると思います。そうした生徒とはどのようなコミュニケーションをとっていますか?

市川)わかります。以前、生徒に「担当を変えて欲しい」と言われてショックを受けたことがありました。私の場合はメインの担当を他の先輩社員にお願いし、まず距離を置きました。時間はかかりましたが、それが功を奏し、そこから逆に信頼関係の構築に繋がったことがあります。

野村)時間をかけるって大切ですね。この仕事は人が相手なので、時間のコントロールが難しい。私氏自身も、立場が変わり業務内容が変わったことで、改めて時間配分は勉強中です。「この子はこう対応すればいいだろう」と簡単に割り切らないというか、答えをすぐに出さず、気長に構えるというのは重要な気がしています。

市川)私たちの仕事は、とても責任を求められる仕事だと思うんです。生徒が好きで「この子が自分らしい人生を歩むために、できる限りのことをしてあげたい」という想いが必要というか。

野村)確かに、この仕事は、なかなか一筋縄ではいかない部分もあると思います。生徒に対して、しっかり向き合う覚悟が必要で、「教えることが好き」という気持ちだけでは務まらない。

市川)突き詰めたら要は「教える」ではないと思います。授業がすべてなら全生徒の成績は上がるはず。例えば私は、三者面談が家族会議の場になればいいなと思うんです。

野村)親ではなく、「先生」よりも少し近い距離感にいる私たちが、生徒に与える影響は大きいですね。重責を担うこととなりますが、当社で働く仲間はそこに醍醐味を感じている人ばかりだと思います。

市川)やり方や表現は人それぞれですが、スタッフは皆、指導に熱い。いろんな社員がいるから、いろんな生徒と向き合うことができる。でも仕事をする上で芯の部分は同じ。皆「社会で活躍できる人づくり」を目指しているのだと思います。

自分の信念を信じて

私は、学生時代にアルバイトで塾の講師を経験した時に、まず子ども達に「教える」ことがとても好きであることを自覚しました。同時に、子どもがどんどん変化していくことに、強い喜びを感じられることを発見しました。この仕事は「自分を発揮できる」仕事であると感じています。塾業界にはたくさんの企業があり、それぞれの理念に基づいて事業を展開していますが、少なくても当社においては、単純に成績を伸ばすことだけが求められるわけではありません。ウィザスの理念である「社会で活躍できる人づくり」に共感できる方なら、当社でいきいきと仕事を楽しむことができると思います(野村)

正直なところ、私自身は勉強することがそんなに好きではありませんでした。でも、人と関わることが好きで、教育に関する仕事をしていきたいという希望がありました。つまり「生徒に教科指導をしたい、教えたい」という気持ちよりも「子ども達を育んでいきたい」という想いが強かったのです。そんな私が、説明会で「ここだ!」と強く思えたのがウィザスでした。この選択は間違ってなかったと思います。ウィザスは自分の軸となる想いを実現できる場所です。巣立った生徒が、一緒に働く仲間として戻ってきてくれた時など、言葉にはならないような喜びがあるのも、ウィザスで働く大きな魅力です(市川)

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色んな社員が在籍しますが、それぞれが考える生徒への想いは同じ。生徒にとっても私たちにとってもより豊かな未来創りをウィザスで始めませんか?

マイナビ編集部から

企業が組織を形成する目的のひとつは利益を追究すること。そして、その組織が目指す理念や使命を実現することである。では、その理念に共鳴する人物を採用できている企業は、一体どれほどあるだろうか。職を求める学生においても、企業を選択する際の指標として、企業理念よりも待遇やその他条件を優先しているのが現実だろうと簡単に予測できる。そんな中で、今回の取材対象者は、企業の理念と個人の想いを見事にリンクさせていた。そして、その想いを原動力に、業務に励んでいることがうかがわれ、どんな質問をしても一貫性が感じられる、非常に印象深い取材であった。

仕事として教育を志す学生であれば、学校教育とは何か?塾の存在意義とは何か?について、自問したことがあるだろう。この問いに正解があるわけではない。しかし、自分なりの解答を持つことは、仕事だけでなくどんな生き方を選択するのかにおいて、非常に大切であることを改めて感じる機会となった。株式会社ウィザスは、企業理念が形骸化しておらず、それが組織の求心力となっている。人材採用の成功といえるひとつの事例を、ここに見ることができた。

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理念である「社会で活躍できる人づくり」。社員の成長が生徒の成長へとつながり、社会の豊かさにもつながります。共に実現していきましょう!

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