最終更新日:2025/4/18

(株)ミライル

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東京都

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仕事・キャリアパスについて伝えたい

働く人の人生にそっと寄り添う。誰かの未来を支える仕事

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人材ビジネスの最前線に立つ若手社員たち

2024年10月に現体制となったミライルでは、人材派遣をテーマに多角的なサービスの提供に挑んでいる。合併前に入社した3人の先輩のキャリアを通して、同社で働く醍醐味を浮き彫りにする。

大串 怜史さん(右端)
HR事業本部 ヒューマンリソース事業部 首都圏エリア 新宿第一支店
ビジネス学科卒/2023年入社

藤田 裕二さん(左から2人目)
HR事業本部 ヒューマンリソース事業部 首都圏エリア 新宿第二支店
経営学部経済学科卒/2023年入社

上林 瞭人さん(左端)
HR事業本部 ヒューマンリソース事業部 首都圏エリア 新宿第一支店
国際学部人材コミュニケーション学科卒/2023年入社

先輩の横顔

駅から徒歩20~30分の場所に住んでいる大串さん。毎日、音楽を聴きながら歩くのを習慣にしているというが、おかげで頭の中をすっきりさせるいい時間を過ごせている。
カラオケと筋トレにハマっているという藤田さん。有給休暇が取りやすいので旅行にもしばしば出かけており、この取材翌日にも1泊2日で箱根の温泉旅行に出かけたそうだ。
上林さんの趣味はサウナ。週3回は出かけて“整う”時間を満喫している。大学時代の友人とキャンプも楽しんでおり、海や山に出かけて自然を満喫している。

【大串さん】キャストの人生を彩り豊かなものにするために

ファッションが好きだった私は、当初はアパレル販売店への就職を考えていましたが、派遣スタッフとして働く中で人材業界に興味を持ち、就職活動の途中から人材会社を目指すようになりました。私の場合、旧キャスティングロードに入社したのですが、決め手は私にとっては全く未知の分野であるコールセンターへの派遣に特化していたことに尽きます。また全体として柔らかな社員がそろっており、働きやすい空気感が伝わってきたことも入社の決め手となりました。

最初の1年半はセールスプランナー職として、クレジットカードのコールセンターに常駐してオペレーター業務に従事しました。まずはキャストと一緒に電話による問い合わせ対応に携わりましたが、契約内容から取引内容、支払いのご相談など、お客さまによってさまざまな質問が寄せられるだけに、業界に関して広く深く知らなくてはならないのが大きな壁となりました。

配属当初は、上手く回答できないシーンもありましたが、周囲の先輩たちに何でも相談することができたので、次第にスキルアップを果たすことができました。業務に慣れてからは新しく入ってきたキャストの教育などにも携わり、着実に成長を遂げた自分を感じました。多くのお客さまの声に触れたこの1年半は、仕事を進めていく上での知見を広げる貴重な時間となりました。

現在はコーディネーター職となり、キャストに仕事を案内する役割に専念しています。仕事は生きていく上で必要不可欠なものだと思うので、仕事紹介という業務を通してキャストの人生に貢献できることは大きなやりがいに繋がっています。さらに、人材ビジネスの場合、人のためになることをして自社の利益に繋がるので、そういった部分でも前向きに仕事に取り組むことができています。

まだまだ仕事が決まらずに悩んでいるキャストも少なくありません。そういう人たちにマッチする仕事を紹介して、より深く人生を支えていく役割を担い続けていくと決意を新たにしています。現状では知識が足りないと痛感しているので、これからも積極的に学びを重ねていくつもりです。

【藤田さん】あなたが担当でよかった。その一言が嬉しくて

ブルーカラー分野を得意としてきた旧ジョブスに入社した私。旧ジョブスは物流倉庫への人材派遣を数多く手がけています。現在は営業職としてお客さまとの交渉の最前線に立っていますが、物流倉庫を知らなければいい提案ができませんから、最初の約1年間は現場管理職の業務を経験していました。

配属されたのは、都内にあるアパレル通販会社の物流倉庫。当社だけで50名、全体を合わせると数百人が働く巨大な現場であり、初期段階ではキャスト(派遣スタッフ)のみなさんと一緒に作業に入り、服の仕分けやタグ付けなどに取り組みながら仕事の流れを身につけていきました。ほどなくして本格的に現場管理に携わるようになり、キャストの支援を行いながら現場でリーダーとなってくれる人材の育成に注力していました。

社員の責任は非常に重く、トラブル発生時には先頭に立って解決に臨まなくてはなりません。試行錯誤する毎日を過ごしていましたが、キャストたちと密にコミュニケーションを取って信頼関係を深めた結果、「藤田さんが担当してくれてよかった」との声をかけてもらえたときは、頑張ってきてよかったとモチベーションが高まりました。一時期は別のネット通販企業の倉庫の立ち上げにも挑戦。業務フローも、休憩のタイミングなども全く決まっていない中、手探りですべてを決めていった経験は、これから仕事をしていく上での自信をつける貴重な時間となりました。

現在は物流企業などのお客さまに対する営業に携わっています。どんな提案が最適か考えるとき、現場でやるべき作業や回避すべきトラブルをリアルに想像できるだけに、1年間の現場管理の経験は大きな利点となっていると実感しています。営業職は職を探している最中のキャストとも深くコミュニケーションを取っていく立場でもあります。表面だけの言葉で判断するのではなく、その人に思いを深く考えてあるべき形を探していくのが、人と仕事の橋渡し役である私の使命だとも捉えています。

自分が新規開拓をして稼働までつながった案件も増えてきていますが、まだまだ営業としては知識も経験も足りないことばかり。直属の支店長からは「支店長を狙って頑張れ」とエールを送られていますが、まずは主任に昇格するべく、より良い提案ができるようスキルを身につけたいですね。

【上林さん】誰からも真っ先に頼ってもらえる“第一窓口”になりたい

人の人生を支える責任ある仕事に携わりたい――そんな思いを胸に就職活動を開始した私は、教育や人材業界を中心に企業研究を重ねていました。当社に関してはグループ全体で派遣スタッフを“キャスト”と呼ぶなど、一人ひとりの人生を尊重し、大切に接しているのが伝わってきたのが入社の大きな決め手となりました。

私の場合、ホワイトカラー派遣を担う旧キャスティングロードに入社しています。最初の半年間は公共機関が運営するコールセンターにおいて、キャストと一緒に電話対応に取り組む毎日を過ごしました。経験が浅いとはいっても、電話でお話をする方にとっては私が“国の顔”ということになります。失礼のない対応をするためにも提供するサービスの仕組みを学ぶのは当然のこと、言葉の一つひとつから相手の気持ちを読み取り、臨機応変に対応するのを心がけました。

現在は主にコールセンターまわりの提案営業に取り組んでおり、自治体などのクライアントと、実際に働いてくれるキャストの橋渡し役として奔走しています。当社の事業の主役はあくまでもキャストとなります。実際にコールセンターで働いてその気持ちを実感したことで営業業務にも大きなプラスが生まれていると思っています。

一口にコールセンターといってもその性質は千差万別で、クライアントによっても、採用担当者によっても、求める人物像は全く異なっています。その中では関係者と多くの言葉を交わし、親密な関係を築き上げることで“思い”を引き出すことが、キャストにもクライアントにもふさわしい出会いを形作ることができる力になると思っています。

派遣ビジネスの最前線に立つようになって感じるのは、まさに一人ひとりの人生にかかわる仕事であるということ。だからこそ「仕事に満足している」「キャストに働いてもらってよかった」といった声をいただける瞬間がたまらなくうれしいですね。今後はかかわる人たちから「まずは上林に相談してみよう」と思ってもらえる“第一窓口”なるのを目指しています。そのためには抱えている今の案件についてできることを最大限に重ねながら、キャストとクライアントの信頼を高めていくつもりです。

学生の方へメッセージ

【大串さん】控えめでなかなか意見が言えない人も少なくないでしょうが、当社の場合、何でも質問に応えてくれる頼りになる先輩がそろっています。遠慮なく周囲を頼ってほしいですね。就活のアドバイスで言えば、身だしなみには気を付けましょう。最終的な合否の判断は中身だとしても、スタートラインに立つという意味でも清潔感ある服装に整えるというのは心がけてください。

【藤田さん】企業を調べるときにはネット上や噂話だけで判断するのではなく、実際に自分の目で見るのが一番いいと思います。さまざまな企業の説明会に参加して、どんな雰囲気なのかを肌で感じてください。派遣ビジネスは人との関わりが多い世界ですから、相手を受け入れるという意味でも、素直で明るい対応ができる人が向いていると思います。

【上林さん】新卒の就職活動は人生で最も大きな選択の一つ。不安が付きまとうと思いますが、頼れる上司や先輩、同期がいる会社であれば着実に歩んでいけるので、“人”という部分をしっかりと調べ上げてください。面接はWebサイトに書いていないような会社の情報を知る絶好の機会。積極的に質問をしてみるのをおすすめします。あなたの質問に快く応えてくれる会社は、きっと“自分に合う”ということなのだと思います。

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合併前に入社した若手たちだが、グループ全体で研修を行ってきたので、すでに顔なじみ。ミライルとしてスタートを切った後も、スムーズに溶け込んでいるという。

マイナビ編集部から

2024年10月に新たに誕生したミライルは、総合人材企業であるCRGホールディングス傘下にあったキャスティングロード、ジョブス、CRドットアイの3社が合併することで誕生した。それぞれ専門分野を持った人材派遣業を営んできたが、3社の力を融合することで厚みある提案を重ねていくのが合併の狙いだという。取材対象者の一人である藤田さんの部署では、倉庫作業などのブルーカラー派遣を手がけつつ、コールセンターなどの問い合わせも受けるようになり、早くも合併の相乗効果が生まれているようである。

グループ会社として共通の企業文化を有しているだけに、お互いを思いやり、支え合いながら成功に向かっていくという姿勢が、取材に応じてくれた3名から共通して伝わってきた。キャストの人生に対して誠実に向き合い、その人らしい生き方が実現できるように支えていく。取材ではそんな強い思いも垣間見ることができた。新会社となって提案の幅が大きく広がった今、より多くの人の人生に貢献する企業として、ミライルは飛躍を遂げてくれるに違いない。

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社名のミライルは、「未来」と「イルミネイト」の造語。関わる人たちの未来を彩りも豊かなイルミネーションで照らしていくという思いを社名に込めている。

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