最終更新日:2025/5/21

(株)エヌデーデー

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 情報処理
  • ソフトウエア
  • 受託開発

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

ITを通して社会に貢献。自分自身の成長が何よりのモチベーションに

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若手社員たちが語るエヌデーデーの魅力

社会的に重要なシステム開発に挑んでいるエヌデーデーでは、様々なバックボーンを持つ社員たちが活躍している。ここでは三者三様の個性を有する同期3名の若手エンジニアの仕事に迫っていく。

野澤 大翔
医療システム事業部 開発部
理学部生物科学科卒
2021年入社

奥村 明生
公益システム事業部 イノベーティブ基盤ソリューション部
情報理工学域I類卒
2021年入社

佐藤 清史
金融・鉄道システム事業部 流通・鉄道ソリューション部
農学研究科バイオサイエンス専攻修了
2021年入社

エヌデーデーの良いところ!

「現在は本社で勤務していますが、周囲は真面目で優しい人がそろっており、困ったときに頼れば快く教えていただけます。いい職場環境で働けています」(野澤さん)
「外から見ると幅広い業種に対応している当社ですが、各部署ではそれぞれの領域を深く掘り下げており、専門性を身につけられる会社だとも実感しています」(奥村さん)
「一人ひとりの『やってみたい』を尊重し、本当に実現に向けてチャンスを提供してくれる会社です。成長を手助けしてくれるのがとても心強いですね」(佐藤さん)

【野澤さん】医療系ITのスペシャリストとして、専門性を深く掘り下げていく

大学で免疫学を専攻していたことから、就職活動では医療業界を全般的に探していました。次第に医療系ITの貢献度の高さに魅かれるようになり、事業の柱の一つに医療分野を掲げる当社にたどり着きました。最終的な決め手となったのは面接官の人柄の良さ。私の話を親身になって聞いてくださり、人に寄り添ってくれる社風に大きく魅かれました。

3カ月の新人研修でみっちりと基礎を学んだ後、希望通り医療システム事業部に配属されました。以来、病院に医療系システムを提供するベンダーからの受託開発を請け負うチームで仕事をしています。電子カルテなどは最たる例ですが、レントゲンやCT、MRIの読影システムなども手掛けており、まさに医療の根幹を支える重要な部分を担っています。

当初は上司と一緒に各案件に携わり、次第に一人で手掛けていくようになりました。ITにしても、医療にしても、私たちには高い専門性が問われており、打ち合わせ中には知らない用語も飛び交い悪戦苦闘しました。それでも先輩方のサポート体制が整っているおかげで、2年目には一人で任される部分が増えていきました。実際、自分の作業量を見積もってスケジュールを立てたり、お客様とともに仕様を詰めたりと、単なる開発者からワンステップ上の役割も担えるようになりました。

ちょうど2年目の頃、私とパートナー会社の方の2人で電子カルテのツール開発を行うことになりました。パートナーの工数管理も私の役割となりましたので、丁寧に説明してお互いの認識の齟齬が生まれないように物事を進めることで、なんとか形にすることができました。そこからは案件の難易度もさらに高まり、最近は読影システムのバージョンアップにおいて、外部ツールとの接続対応なども手がけるようになっています。

ユーザーやベンダー、保守、他機能の開発担当など実に多くの人たちがかかわり、一つのプロジェクトは進みます。関係者たちが理解しやすい設計を作り、システムの意図を間違いなく伝えていくことで、開発がスムーズに進んでいくというのはとても面白いことです。これからも医療系のさまざまなシステムに携わりながら、プロジェクトの管理というスキルを身につけるとともに、もっと難しい案件にチャレンジして技術的にも成長したいと思っています。

【奥村さん】情報系出身の背景を生かして、アクティブに開発に挑む

情報工学を専攻した私は当初、ゲーム会社のエンジニアになろうと思っていましたが、並行してIT系のシステムエンジニアに視野を広げていたところ大学の進路室経由で当社の存在を知りました。資料を見ると福利厚生面が整っており、ホワイトな空気を感じ取って試しに応募したところ、採用担当者が学生の質問に対して濁さずに返してくれる姿を見て、信頼できる人がいることを実感。社風が決め手となり入社を決めました。

当社では医療、金融、解析といった得意分野を掲げていますが、私が所属する公益システム事業部はそれ以外の分野の開発を幅広く手掛けています。最初に建築会社の業務システム開発で、要件定義から設計、開発、テストまでの一連の工程に携わりました。大学時代に趣味でゲームのプログラムを作っていたものの、業務アプリとなると内部の認証やセキュリティー等にも気を使う必要があり、自分で作っていた頃とは全く異なる感覚が求められるのがよくわかりました。

その次にはNPO法人の管理者向けシステムの開発において、プロジェクトリーダーの補佐を任されました。私と後輩の2人で作業を分担するとともに、お客様の意見を聞きながら目指す形を作り上げていく中で、コミュニケーション力の重要性を改めて認識しました。お客様に対しては連絡を密にして認識を合わせ、課題をオープンにする。後輩に対しては迷ってしまわないように、ある程度筋道を立てて説明する。そのように心がけることで、滞りのない開発を進めていきました。

日々、創意工夫しているだけに無事にシステムが完成してお客様に満足していただけたときの喜びは格別です。今回のNPO法人の案件で言えば、前バージョンは10年前の画面デザインだったので「使いやすく変えたい」と先輩に話をしたところ背中を押していただき、最終的にはお客様にも気に入っていただく画面を作れたのも自信となりました。

今後は本格的にリーダーとなるのが目標です。そのためにはお客様の要望と開発作業のバランスをうまく取り、双方にとって満足できるモノづくりが進められるような力をしっかりと身につけていきたいですね。

【佐藤さん】金融系システムの安定稼働を、ITの力で実現

大学院での研究テーマは植物の遺伝子工学。就職活動では当初、専攻の延長線にある食品系企業を視野に入れていましたが、途中から他業界も並行して見てみようと思ったのがIT業界でした。当社に関しては医療や金融など社会的に重要で、かつ多様なシステムを作っている点に興味を持ちました。最終面接では社長が「学生時代は今できることを楽しんで」と気さくに話してくださり、会社の風通しの良さが伝わってきたのも入社の後押しとなりました。

3カ月の新人研修ではプログラム言語のJavaに関して座学と実習を交えて学習。研修の場には同期約30人が一堂に会しており、互いに教えあいながらインプットとアウトプットを繰り返したおかげで、非常に多くの学びを得ることができました。7月に流通・鉄道ソリューション部の一員となってからは、ほどなくしてクレジットカード会社に常駐して業務システムの運用を担当。ITはもとより、お客様の業務知識や社会人マナーも足りなかった私でしたが、周囲の先輩たちの温かな支援を受けながら少しずつできることを増やしていきました。

2年目には当社世田谷分室での勤務となり、本格的にシステム開発に臨むことになりました。クレジットカード会社の社内向け業務システムのほか、連携する小売業者のシステム改修などに携わってきており、現状は先輩がお客様とまとめた要件をもとに、コードを書いてテストをするという部分を重点的に手掛けています。扱っていた言語が未経験のものでしたが、オンライン研修動画を視聴できる環境が整うなど、学びの場がしっかりしており心強かったです。

次第に機能を主体的に作り上げる力も身に付くようになり、以前に比べれば成長を遂げた自分がいるのがわかります。また、一部システムではトラブル対応なども担当しているのですが、システムの異常について質問を受けたとき、調査してアドバイスを送ったところ、お客様に感謝の声をいただくという嬉しい経験をすることもできています。

これからはシステムエンジニアとして一回り大きく成長をするべく、より深く技術に向き合いたいですね。その一方でリーダーとして管理側の仕事にもチャレンジしたい思いも抱いています。ちょうど上司とこれからの方向性について話しているところですが、自分の可能性を切り開くためにも頑張りたいです。

学生の方へメッセージ

■私が就職活動をしていた頃を振り返ると、自分が何を成せるのかを考えすぎてしまったがあまり、面接等でもうまく自分が出せなかった時期が続いていました。変にこだわりすぎることなく、さまざまな情報をバランスよくとらえて判断することが、よりよい就職活動に繋がっていくはずです。もし当社を目指すのであれば、新しいことを知るのが好きだという感覚を持っていれば、おのずと伸びていくと思いますよ。
<野澤さん>

■当社にはさまざまな選択肢があるだけに、やりたいことが明確にある人はもちろん、何がしたいのか漠然としている人も働きながら自分の未来を見出せると思います。周囲を見渡すと理系のみならず、文系出身の同期も頑張っていますし、一方で情報系の背景をもとに技術を究めている人もいます。技術の有無を問わずに活躍できる会社ですから、ヤル気だけを携えて扉を叩いてください。
<奥村さん>

■選考のときに私も社長に言われたことですが、学生のうちは今しかできないことを悔いなく進めましょう。満足して学生生活を終えれば社会人になったときに気持ちが切り替えられやすくなるはずです。当社に向いているのは何にでも興味が持てる人。新しいことを自分で調べ、周囲に質問しながら腹落ちさせる習慣がある人は大きく成長できることでしょう。
<佐藤さん>

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それぞれが異なるシステム開発に取り組んでいる先輩たち。挑戦したいという思いに対し、手を差し伸べてくれる人がそろっていると実感しているという。

マイナビ編集部から

人材育成を最大の経営テーマに掲げているエヌデーデー。教育・研修制度の充実ぶりから、そのことがよく伝わってくる。エヌデーデーでは元来、IT経験者・未経験者を問わず、幅広く人材を募ってきた。多様な人材を育て上げるべく、コンピュータに関する知識や技術はもとより、ヒューマンスキルも含めて総合的に伝授する体系的な教育研修システムを導入。例えば、入社後3カ月間にわたる導入研修ではコンピュータやアルゴリズムの基礎を学び、システムエンジニアとしての土台をがっちりと築き上げてくれる。

さらに配属先ではOJTを通して一人ひとりの成長をしっかりと支援する。それぞれの専門分野で必要な特有の知識・スキルを学ぶ部門研修を実施。会社独自の教育制度「NEM」では、若手社員に一対一でトレーナー(先輩社員)を教育担当としてつけ、ITスキルから業務知識まで多岐にわたる手厚いサポート体制が整っている。

基本的にはエンドユーザーからの「直請け」が中心で、実際に利用する人の生の声を聞きながら、本当に有用なシステムを形作れるのがエヌデーデーで働く醍醐味だ。今回取材に応じてくれた3名の社員も、お客様の業種はそれぞれ異なっているが、早くからお客様と直接かかわり合いながら何が最適かを考え、仕事に取り組んでいることがよくわかった。エンジニアとしてダイナミズムにあふれた仕事に挑めるのがエヌデーデーという会社である。

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中野坂上にある本社オフィスはきれいで広々とした空間が自慢。広い自席や、各フロアにミーティングスペースもあり、仕事をしやすい環境が整っている。

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