最終更新日:2025/4/9

JFEシステムズ(株)【東証スタンダード市場上場】

  • 正社員
  • 上場企業

業種

  • 情報処理
  • ソフトウエア
  • 受託開発

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

強固な経営基盤のもと、最先端のシステム開発で社会を支えつづけていきたい

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開発の現場で活躍する先輩社員たちの、それぞれのキャリア観

JFEシステムズは製鉄業界の大手・JFEスチールのグループ企業として、グループ内外に向けたソリューション提供を続けてきた企業。そんな同社で活躍する先輩社員から、お話を伺った。

ソリューション事業部 第2開発部

庇 美樹さん/2005年入社 工学部 材料科学科卒

北島 拓治さん/2016年入社 情報学部 情報学科卒

JFEシステムズはこんな会社です

当社はJFEグループの一員として、製鉄の生産管理システムの分野で大きな実績を持つ企業。製造業を中心に、さまざまな企業に向けたシステム開発が経験できます(庇さん)
ユーザー系IT企業というバックグランドがあるからか、まじめで穏やかな人が多いのが当社の特徴。自由で働きやすい環境があります(北島さん)
福利厚生制度や休日・休暇の制度など、長く安心して働きやすい環境が整っているのも当社の大きな魅力。社内の人間関係もとても良好だと感じています。

製造の現場で働きたいと考えたとき、女性にも一切の制約がないのがシステム開発だった/庇さん

大学では材料科学を学び、モノづくりに関わる仕事に就くことを目指していました。しかし、私が就職活動をしていた十数年前は、まだ女性が製造の現場で働くのに壁があった時代。企業研究を進めるなか、システム開発なら私もモノづくりに携われるのではないかと考え、IT業界を志望するようになりました。中でもJFEシステムズは、親会社が製鉄というダイナミックなモノづくりを行っている企業。この会社なら、自分のやりたいことができるのではないかと考え、入社を決めました。

新人研修を終えた後、私が配属されたのは、JFEスチールの製鉄所の中にある事業所。生産管理システムの保守・運用を通じ、製造の現場のすぐ近くで働けることになったのです。製鉄所での仕事を2年ほど経験した後、私はグループ外にソリューションを提供している事業部門に異動。それまでの経験を生かし、製造業のさまざまな企業のためにシステムを開発するプロジェクトで5年ほど働きました。その後、異動してきたのが現在の第2開発部です。

この部署にはいくつかのチームがありますが、私は基幹グループというチームで、ERPソリューションをお客さまに導入する仕事に携わっています。ERPというのは、企業が社内業務に使うさまざまなシステムをオールインワンでセットしたもの。一般的なシステム開発に比べると開発の予算や期間が大きく削減できるというメリットがある反面、そのままではお客さまの業務フローに合わない可能性があります。そこでお客さまから「どんな業務フローになっているのか」「どんな課題があるのか」といったことをヒアリングし、ニーズに合致するようにカスタマイズを行います。もちろんお客さま要望をそのまま反映するだけでなく、現在の業務内容を見直すきっかけをつくり、改善案を提案することも基幹グループの仕事の一つです。

現在はシステム導入プロジェクトのリーダーとプロジェクトマネージャーを兼務しているような状態。当社には子育てをしながらプロジェクトマネージャーを務めている女性社員や、女性の管理職も働いており、性別が仕事の上でのハンデになることはありません。私自身、より大きな案件のプロジェクトリーダーに「選んでもらえる」人材になることを目指して、これからも修練を重ねていきたいと思っています。

エンジニアとしてのキャリアを重ねながら「自分がやりたい仕事」を探しつづけたい/北島さん

私が学生時代に学んでいたのは情報系の学問。電子回路の設計や組み立てなど、ハードウエア開発について勉強する一方、プログラミングの講義も受けていました。就職活動を始めることになったとき、私が考えたのは、一生ひとつの仕事を続けていくのではなく、社会人経験を積むなかで興味を持つようになった仕事に、次々と挑戦していけるような会社で働きたい、ということ。ある意味「自分探し」を続けていける仕事に就きたいと考えたのです。そこで思い浮かんだのが、あらゆる業種・業界に対してソリューションを提供することのできるIT企業でした。JFEシステムズへの入社を決めたのは、社員の要望に柔軟に対応してくれる風土を感じたことと、システムを通じて製鉄という巨大な産業を何十年も支えてきた実績に魅力を感じたからです。

新人研修を終えて、私が配属されたのは上に登場している庇さんと同じ第2開発部の基幹グループ。同じプロジェクトで働いたことはありませんが、庇さんには新人時代からいろいろとお世話になってきました。配属後、私がおもに担当していたのは、お客さまのご要望に応じてERPソフトウェアに新たな機能を追加するカスタマイズ。「こんな機能を付け加えてほしい」というお客さまからのリクエストを聞き、システムの設計やプログラミングを行います。しかし、カスタマイズを加えすぎると、せっかくERPソフトウェアを選んだメリットが失われてしまうのも事実。そのため「既存のこの機能を使えば、同じようなことができます」とか「業務フローそのものの見直しを検討しませんか」といった経営コンサルタント的なアプローチをするのも、私たちの大切な役割です。

そして入社4年目を過ぎたころ、私は上司に「もっと開発の上流で働いてみたい」と要望を伝えることに。プロジェクトのメンバーではなく、プロジェクトマネージャーに近い立場で働いてみたいと考えるようになったのです。これは入社前に考えていた「自分探し」の第一弾のようなもの。現在はプロジェクトを統括する立場に少しずつ近づきながら「今、自分がやりたい仕事」を経験できていることに大きな喜びを感じています。この先も「自分がやりたい仕事」を探しながら、この会社で成長を続けていきたいですね。

自由で働きやすい風土のもと、大きなやりがいを感じながら成長を続けています

庇さん/私たちが扱っているERPソフトウェアは、一般的なシステム開発のように、自由にゼロからシステムを設計することができない、という制約があります。また扱っている製品が海外のプロダクトであるため、日本の商習慣には合わない部分があるのも事実です。一方で、お客さまのご要望どおりにカスタマイズを重ねていくと、納期やコストに問題が出てくるだけでなく、将来的にとても扱いづらいシステムになってしまいます。

カスタマイズした部分はアップデートに問題が生じる可能性がありますし、何十年後かに私たち開発担当者が現場を離れてしまうと「システムの内部がどんな構造になっているか分からない」という状況が発生してしまうのです。そのため「お客さまのご要望は丁寧に伺いつつ、過度なカスタマイズは行わないように提案する」というのが当社の基本的なスタンス。苦労もあるのですが「この機能とこの機能を組み合わせれば、ご要望に近づきます」といったお客さまへの提案がうまくはまったときには、大きなやりがいを感じますね。

北島さん/就職活動を始めたとき以来、私が意識しつづけているのは「自分がやりたいことや知りたいことがあったら、実際に声に出して発信する」ということ。当社の会社説明会でも「やりたい仕事に挑戦できる環境はありますか」「この制度は本当に活用されているのですか」といった質問をしていましたし、入社後も上司に対して「将来はこんなポジションに就きたい」「この仕事に興味を持ったので、担当させてほしい」といった要望を積極的に伝えてきました。

私生活のことになりますが、私は第一子の誕生にあたり、来月から半年間の育児休業を取得することになっています。上司には以前から「子育てには腰を据えて取り組みたい」との自分の意思を伝えていたこともあり、スムーズに育児休業の取得ができることになりました。

せっかく「自分がやりたいこと」を見つけても、それを声に出して発信しなければ、誰も気づいてくれませんし、会社を動かすことはできないのが現実。そこに不満を感じるなら、積極的に自分の要望を発信するべきですし、それを許容してくれる風土のある企業で働くべきだと思います。

学生の方へメッセージ

JFEシステムズを支えているのは「人」です。社員一人ひとりを“宝”と考え、その成長を支える努力は惜しみません。
教育研修においては、新人研修にはじまり、階層別、職種別など、キャリアに応じて幅広い体系を構築しています。
また資格取得においても基本情報技術者、応用情報技術者、ベンダー資格、高度情報資格、通信教育などの費用補助、受験費用、合格一時金も用意しています。
また、連続9日間以上の休暇取得ができる「フリーバカンス制度」、子どもが産まれてから1年半休業できる「育児休業制度」、短縮勤務ができる「短縮勤務制度」などさまざまな制度も充実させ、誰もが安心して働ける環境を整えています。

またダイバーシティの推進にも積極的に取り組んでおり、Diversity:多様性、Equity:公平性、Inclusion:受容・包摂をベースにすべての人間が持つ多様なバックグラウンド・考え方を受容し、協働することによって新しい価値の創出を目指しています。

私たちJFEシステムズは、経営層とも近い距離感で、発言しやすい社風も持った会社です。
柔軟でさまざまな発想を持った皆さんと、これからを一緒に創っていきたいと考えています。

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採用担当の(左から)久嶋さん、卯野木さん、斉藤さん、衣川さん、山田さん、片岡さん。全員がSE経験者なので、仕事の相談もでき、心強い存在だ。

マイナビ編集部から

JFEシステムズは、1983年に川崎製鉄株式会社(現JFEスチール株式会社)の情報システム部門から独立し設立されたユーザー系情報システム会社として、日本の製造業を支えてきた実績を持つ企業である。現在は技術力の高さを強みに、製造業界、金融業界、食品業界、流通・小売り業界など幅広い分野に貢献。一方、重厚長大産業に携わってきた堅いイメージとは違い、新しい発想をいち早く取り入れる柔軟な対応力を持つ企業でもある。

社員が働く環境への取り組みや、一人ひとりのスキルアップ・キャリアアップに注力しているところも同社の大きな特徴。早い段階から責任ある仕事が任されるのはもちろん、社員に活躍のチャンスが与えられる。若手のうちからプロジェクトリーダーや、プロジェクトマネージャーとして、開発の最上流工程で働く社員も少なくない。子どもが小学6年生になるまで使える短縮勤務制度など支援策も充実しており、育児休業からの復帰率は100%。障がい者の採用も積極的に行っており、まさにダイバーシティな企業であるといえる。

プロジェクトマネージャー、ITコンサルタント、システムエンジニア、プログラマ…。目指す職種で、さまざまに広がる業種をフィールドとし、想いのある“モノづくり”に携われる企業。そしてそれぞれの夢を追いかけることができる。それがJFEシステムズなのだ。

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眺望の良いリフレッシュルームは、広々としていて、開放的で、仕事の疲れを癒すリラックススペース。ここでも社内交流が生まれ、仕事の活力にもつながっている。

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