最終更新日:2025/5/6

(株)ヤオコー【東証プライム上場】

  • 正社員
  • 既卒可
  • 上場企業

業種

  • スーパーマーケット
  • 商社(食品・農林・水産)
  • 専門店(その他小売)
  • 食品
  • 情報処理

基本情報

本社
埼玉県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

「個店経営」で地域に寄り添い、自分たちのアイデアを売り場づくりに反映!

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若手社員のチャレンジを後押しする社風も、ヤオコーの魅力!

関東に約200店舗の食品スーパーマーケットを展開するヤオコー。本部主導ではなく、各店に裁量権を委ねた「個店経営」を貫き、地域の食を支え続けている。その最前線で自由な発想を発揮する社員の姿に迫った。

■内山 沙紀さん(写真左)
浦和上木崎店 日配部門
2023年入社/外国語学部卒

■山田 涼夏さん(写真右)
八千代緑が丘店 惣菜部門
2021年入社/外国語学部卒

■小和田 直拳(写真中央)
人事総務部
2014年入社/経済学部卒

ヤオコーで働く魅力は?

「コミュニケーションが活発で楽しく働ける雰囲気が大好きです。商品開発、貿易、物流、農園など事業が幅広く、いろいろと挑戦できることも魅力です!」(内山さん)
「経営が安定し、福利厚生が手厚いところです。映画やホテル、テーマパークなどを割安で楽しめて、夏冬には大型連休があるので、趣味の旅行も満喫しています」(山田さん)
「裁量の大きさです。店舗では各担当者が販売計画を立て、売り場をつくることが可能です。失敗からも学べばいいという考え方なので、積極的に行動できます」(小和田さん)

おでんの変わり種提案、土用丑の日のイベント企画など、売り場づくりを楽しく推進!

人とかかわることが好きな私は、学生時代にはアルバイトやスポーツサークル、自治体の観光大使など、さまざまなことにトライしながら出会いを広げることができました。なかでも楽しさを感じたのが、ヤオコーでのアルバイトだったんです。社員やアルバイトの皆さんとなごやかな雰囲気で働けて、社員の皆さんが楽しそうに売場づくりに励んでいる姿もとても印象的でした。社会人になってもこんな風に楽しく働きたいと思い、ヤオコーへの就職を志望しました。

私が担当する「日配」とは、牛乳やヨーグルト、冷凍食品、練り物など、その名のとおり毎日配送される要冷蔵・冷凍の商品のことです。主任の先輩からフォローを受けながら、販売計画や発注、品出し、売場づくりを担当し、「何を仕入れ、どんな売場をつくって提案するか」を考えて実践しています。例えば、寒い冬に企画したのはおでんコーナー。アルバイトスタッフの皆さんにも相談しながら、変わり種として餃子を提案したところ、お客様から「おいしそうね、試してみよう」と大好評。他にもチーズフォンデュのコーナーをつくり、他部門にも協力を募っていろんな具材とチーズの組み合わせを提案したことがあります。

そうやって売り場の権限を任せてもらえるのは、各店舗が地域ニーズに叶った店づくりを行うヤオコーならではの魅力です。しかも、若手社員がチャレンジできる機会を積極的に設けてくれます。まだ研修を終えたばかりの入社3カ月目には、各店の新入社員だけで土用丑の日の売り場・イベントづくりにチャレンジしました。私が所属する浦和上木崎店では同期5人でアイデアを練り、幼いお子さん連れのお客様が多いことから、丑の日にちなんで「う」の付く商品を購入すればスタンプがもらえるというスタンプラリーを開催。スタンプが揃えば魚釣りスタイルで釣り上げた景品をプレゼントしたところ、お子さんたちは「う…?あ、うなぎ!」「釣れた!」と喜んでくれて、地域の皆さんを笑顔にするやりがいを早くから実感できました。

入社から1年経ち、売り場の企画や発注を計画的に考え、アルバイトの皆さんに段取りよく指示できるようになってきました。これからも新しいチャレンジを楽しみながら成長をめざし、ヤオコーの魅力を伝える広報の仕事もやってみたいと思っています。
(内山さん)

から揚げの販売実績で最優秀賞受賞!チーム全員で喜びあえたことが嬉しかった!

入社2年目から惣菜部門の主任(責任者)として、販売計画や売り場づくり、アルバイトスタッフへの指示、品質管理などを務めています。「ヤオコーといえば惣菜」と言ってくださるお客様が多く、私自身、子どもの頃からヤオコーに親しみ、いろんな惣菜がキレイに並ぶ光景にワクワクしていました。その売り場を任せてもらえていることに、やりがいを強く感じます。

主任として初めて担当したのは、母の日にちなんだ売り場づくり。ヤオコーの商品開発部門が母の日向けにつくった弁当を見たとたん、「とても華やかで特別感満載だから絶対に喜ばれる!」と確信した私は、通常時の2倍以上の個数の発注を決断。彩り鮮やかな弁当を引き立てるように、売り場を手づくりのPOPで華やかに飾って演出したところ、幅広い世代のお客様が手に取っていただき、完売を果たすことができました。このときの達成感は今も鮮やかに覚えています。

主任2年目を迎えたときには、ヤオコー全店でから揚げの販売強化に乗り出すことになりました。私が所属する店舗は子育て世代が多く、子どもたちが大好きなから揚げは人気商品のひとつ。店内でもっとも目立つ売り場にから揚げコーナーをつくり、店内放送でもから揚げをおすすめするなど、アルバイトスタッフの皆さんのお力を借りながら「から揚げキャンペーン」を大々的に打ち出しました。その結果、なんと全国約200店舗の中からたった1店に贈られる最優秀賞を受賞。スタッフの皆さんに受賞を伝えると、「やったね!」「山田さんのおかげだよ」と喜んでくれて、チームの心強さを実感することができました。

もちろん、うまくいくことばかりではありません。売り場の演出に工夫が足りなかったり、在庫ロスを発生させてしまうなど、難しさに直面することも多いです。そういった時は、店長や他の売り場の先輩・同僚がいろいろとアドバイスをしてくれます。お互いに切磋琢磨しながら経験を積み重ねていると感じます。

仕事とプライベートを両立しやすいことも当社の魅力。私は同期の仲間と休みを合わせて旅行を楽しむこともあります。去年だけで3回も国内外を旅行しました。これからもオンオフどちらも充実した毎日を送り、大型店の売り場づくりや新入社員の教育にもチャレンジしていきたいです。そうした役割を信頼して任せてもらえるように、よりいっそう成長に励みます。
(山田さん)

時期を逃さず売り場に反映できるスピード感も魅力。店舗から人事へ、キャリアの広がりも実感中!

内山、山田の2人が実践しているように、ヤオコーの大きな特徴の一つは「個店経営」です。200店舗以上に拡大した今も、一つひとつの店舗が地域に寄り添うスーパーマーケットとして、それぞれの地域に合う商品を揃え、売り場からさまざまな献立や暮らしのヒントを提案しています。ニーズにきめ細やかにお応えできるよう、プライベートブランドの企画・製造・販売を自社一貫体制で手がけていることも特徴です。その種類は1300以上に及び、まさしくヤオコーの代名詞として親しまれています。こうした独自の戦略によって多くのお客様から「地域にヤオコーがあってよかった」と選んでいただき、売上・経常利益ともに業界トップクラス、35期連続で増収増益を続けています。

私は入社後6年間、店舗にて内山が説明した日配部門の主任を務めました。タピオカブームの真っただ中だったときには、私から本部のバイヤーに「冷凍タピオカ」の導入を提案し、すぐさま取り扱いが決定。早速、私のいた船橋店で販売したところ、飛ぶように売れて、1日の売上が通常の3~4倍に達しました。これが成功事例として全店メールで共有され、全店で製造が追いつかないほどの売れ行きにつながったと聞いています。店舗と本部の連携がスムーズで、時期を逃さず実践できること。全店での情報共有によってスケールアップを図れること。こうしたヤオコーならではの強みを実感できた経験でした。

山田も話していた通り、失敗もつきものです。私も読みが外れて思うように売れなかったという経験が少なからずあります。しかし、ヤオコーには失敗を許容する文化があります。なぜ失敗したのかを振り返り、次につなげ、PDCAを回して成長に結びつければいいのですから、のびのびとチャレンジすることができます。

商品開発、システム開発、貿易、財務、人事、自社農場など、店舗業務を経て多彩なキャリアを描けることもヤオコーの魅力です。職種を挙げ始めるとキリがないくらいです。私自身、自ら希望を出して本社の人事総務部へ移り、人事に関わる業務を幅広く担っています。今後は中途採用やパート・アルバイト採用などにもチャレンジし、「人」への貢献を広げていきたいと意気込んでいます。
(小和田さん)

学生の方へメッセージ

【内山さん】自分が楽しく働いている姿をイメージできるかどうかが、企業選びではとても大事だと思います。私はインターンシップや会社説明会などを通して比較検討し、大好きな食に携われて、人にも恵まれたヤオコーに決めました。自分のアイデアを売り場に反映できることが面白く、休日の外出先でもヤオコーを見つけたら売り場を覗くというくらい、この仕事を楽しんでいます。

【山田さん】気になる企業があれば、時価総額を見てみるといいです。企業の規模や価値を表す指標の一つで、株式市場がその企業の業績や成長性をどう評価しているのかを知ることができます。また、売上だけでなく、利益率が高いかどうかもポイント。利益率が高い企業には体力があり、給与や研修、福利厚生を手厚く整えている場合が多いと思いますので、参考にしてみてください。

【小和田さん】山田の言うとおり、時価総額や利益率などの数字は経営基盤や将来性などを読み解くうえで指針になると思います。その企業の信用度にも密接に結びつく数字ですから、チェックしてみることをおすすめします。ちなみにヤオコーの時価総額は小売業界トップクラス。私は結婚後、マイホームや車をローンで購入した際、金融機関の審査をすんなりクリアできました。そうした点からも、ヤオコーに向けられた社会的な信頼の高さを感じます。

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休日には気になるレストランやカフェ、ベーカリーを巡り、夏冬それぞれ5日間ずつの連休には国内外へ旅行に出かけたという内山さん。オンオフともに充実した様子が伺える。

マイナビ編集部から

日本には約360万社の企業があるといわれているが、30年以上に渡って増収増益、つまり最高益を更新し続けている企業はほんの一握りしかない。ヤオコーがまさにその1社であり、強固な経営基盤があることがうかがえる。

その軸として貫き続けてきたのは、「生活者の日常の消費生活をより豊かにすることによって、地域文化の向上・発展に寄与する」という経営理念である。この一文には生活者や地域の視点を起点にする姿勢が表れており、それが地域に寄り添った個店経営にも、そして今回取材した3名の売り場づくりにも投影されている。

「おでんの企画を提案した際、上司が『おもしろい!やってみよう』と背中を押してくれたので、思い切ってやり切ることができました」(内山さん)、「から揚げの販売実績で最優秀賞を受賞した際には、頑張りを認めてくれる会社だと実感できました」(山田さん)と、ふたりの話からは社員のチャレンジを尊重する社風も伝わってきた。

確かに、ヤオコーの店舗を訪れると、売り場に変化があって飽きさせず、食材やレシピの提案も献立の参考になる。その裏には社員の皆さんの工夫があり、地域への思いがあることを知ることができた。学生の皆さんも気になったなら、企業・業界研究の一環として店舗を訪れてみてはいかがだろうか。

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「研修では各部門の実務を経験でき、スーパーマーケットの仕組みを一つずつ理解できました。部門を越えたつながりが強く、相談相手に恵まれた職場です」と山田さん。

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