最終更新日:2025/5/7

第一勧業信用組合

  • 正社員

業種

  • 信用金庫・労働金庫・信用組合
  • 銀行(地銀)
  • 損害保険
  • 不動産
  • 商社(その他製品)

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

地域のお客さまのいちばん身近な相談役として、暮らしや事業を支える人へ

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“勧信さん”と親しまれる先輩たちの仕事に密着!

相互扶助の精神のもと、東京23区の地元企業や個人商店の発展を支援する第一勧業信用組合。第一線で地域のお客さまとの関係づくりを楽しみ、 “地域密着型の金融事業”に取り組む3人の先輩にインタビューしました。

山田 瑛士さん/2023年入組
松本 紫姫さん/2023年入組
鵜澤 大介さん/2021年入組

勧信の魅力!

「お客さまから『こんなに動いてくれる金融機関はない』と褒めていただくフットワークの軽さが自慢。外出中にもいろいろなお客さまに声を掛けていただけます」(山田さん)
「ちょっとしたことでもすぐに教えてくださる先輩が多く、温かい方ばかり。地域に密着し、お客さまと互いに支え合える感覚になれる仕事に魅力を感じています」(松本さん)
「いろいろな方とお話しできることが醍醐味。経営者のお客さまから新しい知識を得られることも多いですし、ご高齢の方のお役に立てるやりがいも感じています」(鵜澤さん)

「山田さんに相談するといいよ」と地域のお客さまから信頼され、頼られる人になりたい(山田さん)

金融機関に絞り就職活動を進める中、地域密着型の仕事ができる当組合に惹かれました。地元の中小企業の経営者に向けたサービスなど、ユニークな商品がある点にも注目していましたね。現在は、個人のお客さまを中心に飲食店や不動産業を営むお客さまなど幅広く担当しています。自転車で担当エリアをまわる中、フットワークの軽さを売りに1日15件程度のお客さま先を訪ねています。外回りをするようになり約1年。最初は慣れていないこともありましたが、既存のお客さまがいろいろと導いてくださいました。

もちろん、断られることもありますがどうしたらお客さまにより良いご提案ができるかを考え、結果に結びつくと嬉しくなりますね。お客さまの金融資産や世帯情報、年齢などを考えながら資産運用をご提案したり、定期預金をご提案したり、同じ年齢の方でもご家族の状況により提案内容を変えています。1カ月に1度のペースで足繁く通っていたところ、1年越しに新規の預金を獲得できた時は嬉しかったですね。他の金融機関からNISAを移していただくなど、種まきしていたものが実を結ぶとやりがいを実感できます。

私が大切にしているのは、お客さまとの信頼関係。当たり前ですが、まずは時間を守ること、万が一、時間に遅れそうな時には事前に連絡するなど、社会的なルールを守ることを大切にしています。また、営業である以上数字を意識するのは大事ですが、当組合では一人ひとりにノルマが課せられるのではなく、支店全体で目標達成をめざす環境があります。個々の力を合わせて支店の業績につなげよう、みんなで頑張ろうという雰囲気があります。来年60周年を迎える当組合には、設立時よりお付き合いがあるお客さまもいらっしゃいます。先輩方が“信頼”というバトンをつなぎ今があると感じるので、私も次世代にバトンをつなげるよう努めたいです。支店により雰囲気は異なると思いますが、私の所属する支店は営業と事務が部門を越えて助け合う風土もあります。

これからの目標は、より多くの皆さまに信頼いただけるような人になることです。そして、自分という存在が地域に根ざせるよう、「第一勧信の山田さんに相談するといいよ」と言っていただけるような人物になりたいと思います。そのためにも、金融知識を磨きながら資格取得の勉強や新聞などを読み得た知識を活用し、お客さまの役に立てるようアウトプットできたらと思っています。

親しみを持ちラフに話しかけられる存在になることで、いろいろな悩みや不安に寄り添いたい(松本さん)

金融機関=堅いイメージでしたが、地域との交流が多く、人々の相談役となり生活をサポートできる、ライフプランを提案できる信用組合の仕事に魅力を感じました。人と交流する仕事がしたいと考えていた私にとって、金融機関の中でも地域の方々に密着し、寄り添えるのが信用組合の魅力でしたね。また、会社説明会や面接を通じて、人事の方がとても柔らかく、緊張を解していただけたことも安心感につながりました。

現在は、預金や融資、投資信託などの仕事をメインにしています。個人のお客さまから個人事業主さま、法人企業さままで幅広く担当しています。1日15先以上のお客さまにお会いできるよう心掛けています。融資関係の相談だと時間が必要になりますが、アポイント先をまわりながら、近所のお客さま先に顔を出すようにしています。最初は「何の用事できたの?」といわれることもありましたが、顔を出し続けていると、お客さまの方からいろいろな話をしていただけるようになるなど、関係を築くことができています。ご提案した投資信託の運用状況がプラスになっていると喜ばれますし、融資だと期日までに資金を準備することで感謝の言葉を掛けていただけます。毎年12月の周年の際には、「めでたいから定期預金を持ってきたよ」とご来店いただくなど、嬉しいことがありました。

「うちにはこなくていいよ」と言われたお客さま先にも、何かご用があればと通い続けていたらある日、「松本さんはいる?」とお客さまの方からご来店いただけたこともありました。「いつも頑張っているから預金を持ってきたよ」と言っていただけると嬉しいですね。私が意識しているのは、“金融機関らしくない”営業になることです。かしこまることなく、親近感を持っていただけるよう心掛けるとともに、地域のお祭りやスポーツ大会に積極的に参加し、交流を広げています。

目標はお客さまに必要とされる存在になること。「松本さんがいてくれて良かった」と思っていただけたら嬉しいですね。生まれてからずっと人が暮らす上で、お金は関係していくものです。いろいろな悩みがある中で、その不安や心配事を少しでも払拭できるようになりたいですね。その中で、わからないことがあればすぐに教えていただける環境があるのも心強いもの。忙しい合間を縫って丁寧に教えてくださる先輩に感謝していますし、私自身もそんな先輩になれたらと思っています。

お客さまに頼っていただける存在を目指し、小さなお困り事から経営のご相談まで幅広く対応(鵜澤さん)

経済学部出身ということもあり、企業選びではクレジットカード業界から検討を始めました。保険会社や銀行にも少しずつ視野を広げていくなかで出会ったのが、当組合です。コロナウイルスが猛威を振るうなか珍しく対面の面接機会を設けてくれたほか、周りの学生や人事担当者の雰囲気に相性の良さを感じたことから入組を決めました。

入組後はサービス一課で窓口業務を経験。書類や伝票の事務処理を担当する重要な役割として、漏れやミスがないか入念に確認し、ご来店目的を正確に把握することを心掛けていました。1年目の冬からは現在のサービス二課に移り、外回りの営業活動をスタート。以来、自転車にて地域のお客さま先を毎日20件ペースで訪問しています。異動直後はスケジュール調整に苦労しましたが、先輩にアドバイスをもらい、最近は余裕を持った訪問日程を上手に組めるようになりました。単独で動いているので、その場で答えられないご質問をいただく機会もありますが、曖昧な回答はしないよう持ち帰り対応をしています。金融知識はほぼゼロの状態で入組しましたが、業務のなかで不明点をクリアにしながら理解を深めており、外部研修などにも参加しながら順を追って学びを深めています。

現在担当している先は500件ほどですが、うち9割以上が個人のお客さまです。やりがいを感じるのは、やはり感謝の言葉を直接いただけるときですね。高齢のお客さまのご依頼で預金をお届けするお手伝いをすることもあり、ベースに信頼関係があるお客さまが多いのは、地域密着の当組合ならではの良さだと思います。前任者から引き継ぐ際には「私との関係性を築き直していただこう」という気持ちで臨んでおり、資産のお悩みで頼っていただける存在を目指し、こまめに接点を持つ姿勢を意識しています。

法人のお客さまの中では、ネイルサロンの経営者さまのお手伝いができたことが印象に残っています。開業半年で顧客の開拓が十分でないとお悩みだった為、業界動向を調べたり、事業計画実現のための施術ペースや売上の推移などを一緒に考えたりしました。私自身にも貴重な経験になりましたし、結果的に売上アップにもつながり、大変うれしかったです。まだまだ目の前の業務に精いっぱいな日々ですが、お一人おひとりに合ったご提案ができるようヒアリング力や提案力を磨くこと、そして保険・投資信託に関する知識面を強化することが現在の目標です。

学生の方へのメッセージ

企業研究をはじめた頃は何かと一人で取り組んでいましたが、周囲の人に相談しながら自己分析を進めたことで、いろいろな気づきがありました。就職支援を専門にする人や違う業界を志望する友人から得た情報も役に立ちましたね。野球が好きな人なら、当組合には野球部もあります。興味があればぜひ企業研究を深めてほしいと思います。(山田さん)

自分のやりたいこと、自分の芯を決めたら、ブレないように進めることも大事だと思います。やりたいことができる環境なのか、自分がどう成長できるのかを研究することも大切だと思います。私の場合は、就職支援のアドバイザーとの対話形式で、自分が何を大切にしているのかを深掘りできたことも役立ちました。人と関わりたい、自ら何かを獲得していきたい、自分の実績にしていきたいという思いを当組合で叶えることができています。(松本さん)

就職活動では、専攻する学問に近いところから探す方も多いと思いますが、なじみのない業界や「興味がない」と思っていた会社や団体でも、話を聞いてみると思いのほか面白かったり、新しい発見や気付きが得られることも多々あるので、最初から絞り込まず、幅広く見てみることをおすすめします。当組合は地方創生の取組みも行っていますが、支店展開は東京23区内のみなので、エリア総合職を希望される方にもマッチする職場だと思います。(鵜澤さん)

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東京23区内を営業エリアに、地域の法人から個人客までを対象とした活動を行う第一勧業信用組合。融資や預金だけでなく経営支援、資産運用などにも貢献している。

マイナビ編集部から

東京23区を営業エリアとする信用組合として、地域の発展に貢献しつづけてきた第一勧業信用組合。「人とコミュニティの金融」「ともに成長する金融」「つなぐ力」「地域・コミュニティの発展に貢献できる魅力ある人材育成」という基本方針のもと、資金の供給だけでなく、お客さまのビジネス価値の向上に結び付く情報発信にも積極的に取り組んでいる。
入組2年目と4年目の先輩3人に話をうかがった今回の取材では、地域密着型の信用組合の仕事の魅力をいろいろな角度から知ることができた。個人から法人まで幅広い顧客ニーズに応える中、それぞれの不安や悩みを丁寧にヒアリングすることで、顧客に寄り添う提案を心掛けているという先輩たち。預金や融資だけでなく、資産運用などに関する潜在ニーズも増えており、一つひとつに真摯に向き合う姿勢を大切にすることで、地域の顧客から信頼を集めている。さらには、長年の付き合いから新入職員を快く受け入れ、応援してくれる顧客が多いのも地域に密着した金融機関ならではの魅力に違いない。
同じ金融機関でも営利を目的とする株式組織とは異なり、非営利・相互扶助の考えのもと、利益を地域の顧客に還元することで、地域社会の発展に貢献できる仕事だけに、やりがいも大きいと先輩談。「社会や世の中のために」という志を持つ人が集う組合内の人間関係はとても良好。アットホームな企業風土があるのも大きな魅力だ。

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2025年に創立60周年を迎える同組合では人と接することが好き、お世話する仕事がしたいという先輩が多く活躍中。地域の人々の暮らしや事業を支える喜びを感じられる仕事だ。

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