最終更新日:2025/3/28

第一工業製薬(株)【東証プライム市場上場】

  • 正社員
  • 上場企業

業種

  • 化学
  • 薬品
  • 食品

基本情報

本社
東京都、京都府

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

若手社員がホンネで語る!第一工業製薬の仕事や社風の魅力とは?

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何でも話せる同期たちが集まり、座談会を開催!

2022年に入社して研究職や生産技術職として活躍する先輩たちが登場。これまでを振り返りながら入社理由から研修、職場の雰囲気、仕事のやりがい、目標について座談会形式で本音を語ってもらいました。

齊藤 加奈子(写真右)
研究本部 価値創造研究部/2022年入社

亀井 幹太(写真中央)
研究本部 研究カンパニー部 界面活性剤グループ/2022年入社

奥村 真帆(写真左)
生産本部 生産技術部 生産技術グループ/2022 年入社

自慢の福利厚生でオフも充実!

「フレックスタイム制度が利用でき、在宅勤務も可能なのでプライベートを満喫できます。友達との旅行をはじめ、母親の買い物につき合って親孝行をしています」と齊藤さん。
「有休は前日申請で気軽に取ることができます。ぼくは友達と北海道や東北へ旅行に出かけたり、普段は趣味のライブを楽しんで有休を100%消化しています」と亀井さん。
「有休を貯めて連休にし、遠方に遊びに出かけています。早くに仕事が終わった日にはフレックス制度を利用し15時に退社するなど、メリハリを持って働けますよ」と奥村さん。

【入社理由】化学や情報の知識を活かして関西でずっと活躍したい

齊藤/私は学生時代に学んだ応用化学を活かせる会社で、転勤の少ない研究職を志望。当社には大学の先輩が活躍していたので、話しやすい雰囲気があると思ったんです。コロナ禍のリモート面接は、うまくネットにつながらなかったけど電話に切り替えて臨機応変に対応してもらい、好印象を持ちましたね。
亀井/ぼくも応用化学出身。関西エリアで完成品ではなく、素材の開発をしたいと思っていました。面接では親身に話を聞いてもらい、リラックスして臨むことができましたよ。
奥村/私は学生時代、機械や電気電子、情報系などを幅広く学びました。DKSに入社したのは、知人から「デジタル化を推進している」と聞いて興味を持ったから。面接は威圧感がなくて話しやすかったですね。
齊藤/食堂のお昼ごはんが無料というのもポイント!毎朝、お弁当の心配をしなくて済むし。
亀井/ぼくも一人暮らしなので助かっています。
奥村/福利厚生が充実しているDKSは、まさにホワイト企業。私は化学の知識がまったくなかったけど、入社後の研修で薬品や器材の名前から教えてもらいました。すべてが初めて知ることばかりで楽しかったですね。
齊藤/奥村さんとはグループディスカッションで一緒だったよね。年齢は私の方が上だけど大人っぽくて尊敬しました。
奥村/えっ、齊藤さんは理論的にわかりやすく説明できる人で、やっぱり年上は違うなーって思いましたよ。
齊藤/亀井くんとは工場実習で1カ月間、一緒だったね。知らない人ばかりだったけど、話が面白くて楽しく研修を受けられました。
亀井/それはよかった(笑)。3カ月間、工場のいろんな職場で実習をして、ものづくりの工程を知ることができたのは良かった。今も生産現場に行くけど、先輩たちと顔合わせをしているからコミュニケーションが取りやすいね。

【職場環境】他部署の人にも気軽に相談や質問しながら成長できる

奥村/研究職の2人はどんな仕事をしているの?
齊藤/価値創造研究部は、既存の技術にとらわれず、新しい価値を創造する部署です。私はライフサイエンス系を成長させるための新しいビジネスに挑戦中!化合物を合成したり、分析したり、毎日実験しています。
亀井/すごいね!ぼくは新しい界面活性剤の開発、既存製品の改良を担当。営業からテーマの種をもらい、細かく条件を検討してお客様のスペックを満たせそうなら試作、量産に進めていきます。奥村さんはどう?
奥村/生産技術は、製造業の要となる技術です。ラボ、パイロット、実機のスケールアップに必要な各種技術を検討しています。私が最初に携わったのは、新人でも製品づくりができるようにわかりやすい手順書をつくること。先輩と一緒に製造現場の聞き取りや動画の撮影をして、質問にも丁寧に答えてもらいました。
齊藤/私も同じ部署だけでなく、他部署の人にも相談や質問をする機会があるけど、みなさん手を止めて教えてくれるんです。ブラザー・シスター制度の先輩にメールの書き方を教えてもらい、技術研修でお世話になった課長さんには些細なことも気軽に聞いているし、ミスしたときに相談にも乗ってもらいました。
亀井/開発のノウハウについて、いろんな部署の人に話を聞きに行くけど、聞いたこと以上に教えてもらえます。話好きな人が多いよね。ぼくは人脈を広げるために飲み会の話を聞くと「連れて行ってください!」と積極的に参加。プライベートの会話をして距離が縮まり、社内に頼れる人が増えました。
齊藤/ゴミ捨てなどの雑務を率先してやるようにして、部署関係なく、「どこに持っていったらいいですか」と話をするきっかけをつくっています。
奥村/私は全国の工場に出張をして聞き取り調査をするときは、仕事だけでなく世間話もします。知り合いが増えたことで仕事がやりやすくなりました。
齊藤/インフルエンザで休んで復帰したとき、いろんな部署の人に「大丈夫?」と声をかけられたんです。ヨコのつながりが強く、社員同士の仲がいいことを改めて実感しました。

【やりがい】自分が思い描いたとおりに成果を上げたときが喜び

齊藤/新しい化合物の実験で溶媒を変えたり、手探りでいろんな条件を試してもぜんぜんできなくて…。そんな苦労を重ねてようやく思ったような化合物ができたときは嬉しかったですね。先輩たちからも「すごいね!」って褒めてもらいました。
亀井/自分で仮説を立てて、小さな成果が目に見えたときにやりがいを感じたね。ぼくは自分の考えで突き進んでしまいがちだけど、上司や先輩からノウハウを聞いて開発するように心がけています。
奥村/私は1年目に製品の異常を検知するカメラ監視システムの初期設定に携わり、2カ所の工場に導入できたときにやりがいを感じました。
亀井/ぼくも界面活性剤を使った乳化の実験で、どんなものを使ったらいいのかを自分で考えて思ったとおりになったときは嬉しかったね。社内で受けたセミナーの基礎知識を活用できたのが良かったんだと思う。で、みなさんの今後の目標は?
奥村/今担当しているのは、製品の異常を検知する画像解析システムのソフトウエア。現場の人から不良品に関する聞き取り調査をしたり、ハード担当者とも連携して来年の導入を目指しています。生産現場の省力化や品質向上に貢献していきたいですね。
齊藤/私はまだ成果が出ていないけど、世の中に製品を発売して実績を上げたり、学会への発表、特許取得ができたらもっと大きなやりがいを感じられると思う。まずは実績をつくりたいですね。
亀井/ぼくもイチから開発した製品で売上げを伸ばしたい。今は先輩にサポートしてもらっているけど、一連の業務ができるスキルを身につけ、お客様が何を求めているのかを把握するために、製品の用途なども勉強したいと思っています。
奥村/生産技術は、開発と生産現場の間に入って調整をするけど、どの工場や部署とも距離が近くて仕事が進めやすいですね。そんな良好な人間関係の中で、今後は画像解析だけでなく、いろんなシステム構築に挑戦したいと思います。
齊藤/2年目になり指導する立場になった今、後輩と一緒に成長していきたいね。
亀井/DKSは自分の好きなテーマで研究できる制度があります。自由な環境の中で、自分のやりたいことに挑戦し続けていきたいと思います!

学生の方へメッセージ

当社が望む人材像を一言でいえば「様々なことに100%の力で生きる人」です。仕事の中には創造的なものもあれば、ルーチンワーク的なものもあります。いろんな仕事がある中で、どんなことでも常に100%の力で取り組む人を求めています。もちろん仕事だけでなくプライベートでも100%の力で取り組んでおられる人を求めます。勉強でもスポーツでも趣味でも、何事にも一生懸命取り組んでこられた方はぜひ当社を受けていただきたいですね。
実際、当社にはオンもオフもメリハリをつけて充実した社会人生活を送っている先輩がたくさんいます。それが可能な働きやすい環境を私たちも整えています。当社は様々な取り組みにより、高い有給取得率を維持しており、また福利厚生制度も手厚く、離職率が極めて低いことが特徴です。
私たちが目指すのは、会社も幸せ、あなたも幸せ、というWin-Winの関係を築くことです。当社からの情報発信を見て、ここなら力が発揮できそうだと感じた方は、ぜひ一度当社にお越しください。なかには自分をうまく表現できないと不安に感じられている方もおられるかもしれませんが、私たちは学生の皆さんの思いや人となりを知るために、面接に十分時間をかけ、その方の良い点を引き出す面接を心がけていますので安心してください。お互いが幸せになれる関係を一緒につくっていきましょう!

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周りの意見に惑わされることなく、自分が何をしたいのか、譲れないポイントは何かを考えることが大切。自分軸を持って就職活動をしてほしいですね

マイナビ編集部から

第一工業製薬は「研究努力」を社訓に掲げ、研究開発型企業として技術を「種」の段階から育て、高機能・高品質の製品を世に出してきた。同社の製品は多様な産業分野を支え、豊かな暮らしの創造に役立っている。「縁の下の力持ち」として、製品を通じて社会貢献が実感できることが社員のやりがいだ。
同社では、社員全員が活躍できるよう、充実した福利厚生制度と働きやすい環境を整えている。女性社員の場合、産休・育休からの復帰率はほぼ100%。有給休暇の取得率も73%と高く、遠慮せずに休める雰囲気だという。また先輩が新人を指導し、スムーズに企業人第一歩が踏み出せるようサポートするブラザー&シスター制度をはじめ、英会話教室や資格取得のバックアップなど社員の成長を応援する仕組みが機能している。良好な人間関係とも相まって離職率が低いのもうなずける。
取材で一番印象に残ったのは社風の魅力だ。研究職も生産技術職も1人でできる仕事は少なく、他部署の先輩に専門スキルを教わり、協力してもらう場面が多いが、どの部署でも快く対応してもらい、優しい人柄と社風を感じたという。年代や部署を問わずにコミュニケーションが盛んで、仕事帰りに食事に出かけるほど社員同士の仲がいい。座談会での先輩たちの生の声は、学生のみなさんにとって安心材料になったであろう。少しでも興味を持ったら説明会などに足を運んで、その魅力を実感してほしい。

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2019年に創業110周年を迎えた第一工業製薬は、京都市に本社と研究所を構える。社員たちが仕事に専念できるように快適で機能的なオフィス・研究環境を整えている。

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