古河電気工業(株)

NTTイノベーティブデバイスとの合弁会社である古河ファイテルオプティカルデバイス株式会社に在籍出向し、光通信システムに用いる光デバイスの開発と工程設計に携わっています。具体的には、開発段階の製品を量産化し、製品のバージョンアップを行うための実験をし、その結果を踏まえ製造現場と協力して実際に運用する方法を議論します。また、良品率の向上やコストダウンといった原価低減、省電力化や小型化といったスペック向上にも取り組んでいます。

最大のやりがいは、技術者や開発者同士が率直に意見を交わし合い、時にはぶつかり合いながらも、より良い製品を作り上げる過程にあります。プロフェッショナルたちが協力し、切磋琢磨する環境は非常に刺激的です。また、自分が携わる製品が高速で大容量のデータ通信を実現し、社会に求められていることも大きなモチベーションになっています。光通信技術の需要が高まり続ける中で、その技術革新に貢献できることに大きな満足感を感じています。

新しい技術や製品を世の中に届けたいという思いから、開発職を希望しました。大学・大学院で研究してきた光デバイス技術が活かせる環境があること、そして技術をリスペクトする姿勢や挑戦を歓迎する社風に惹かれて、古河電気工業を選びました。また、将来的には光以外の新しい事業領域にも挑戦したいと考えており、「20年後に新しい産業をつくる」という目標を実現できる会社だと感じました。技術者として成長し続け、新しい産業を創造する一助となることができると確信しています。