最終更新日:2025/4/18

共立製薬(株)

  • 正社員

現在、応募受付を停止しています。

業種

  • 薬品
  • 商社(薬品・化粧品)
  • 農林・水産
  • 食品
  • 化学

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

医薬品提供を通じて、動物たちの健康を力強く支える――やりがいに満ちた仕事です!

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ペットから畜水産動物まで。さまざまな動物に関わる私たちの仕事

「動物と人の進む道を創る」を使命に動物用医薬品や多様なサービスを提供している共立製薬。同社の営業職は獣医師や畜水産動物の生産者と向き合い、動物の健康や育成に貢献。仕事への想いを語ってもらいました!

■CA営業
浅井 美咲氏
CA埼玉第2営業所
2022年入社
文学部英文学科卒

■PA営業
高橋 佑賀氏
PA埼玉第1営業所
2021年入社
生物資源科学部動物資源科学科卒

私たちの仕事

「ペット用医薬品やペットフードを提供することで、動物だけでなく飼い主さんも幸せにできる。そこに、CA営業のやりがいを感じます」(浅井氏)
「畜水産動物の飼育や生産農家の経営を支えるPA営業。日本中の人々が安全で栄養たっぷりの食事ができるようにと、想いを馳せて仕事に取り組んでいます」(高橋氏)
「どの部署もやさしく、後輩思いの先輩がいっぱい。知識の有無や出身学部に関係なく、誰もがのびのびと働くことができます!」(浅井氏、高橋氏)

動物と飼い主さんの幸せで健やかな生活のために。この想いが、仕事にかける原動力!━━浅井氏

私は文系学部の出身で、学生時代に国際医療について研究したことから「医療に関わる仕事」に興味を抱くようになりました。医薬品や医療機器など医療関連の商品やサービスはたくさんありますが、私が注目したのは「動物のお薬」です。ペット用の医薬品なら、動物だけでなく飼い主さんも幸せにできる――このような気持ちから共立製薬に入社しました。

共立製薬はペットや畜水産動物向けの医薬品を取り扱っており、自社でワクチンなども開発・製造しています。私はCA営業として、担当エリアの動物病院に向けてペット用医薬品やペットフード、ペット用サプリメントなどのご案内をしています。扱う商品によってご案内方法が異なり、たとえばペット用医薬品の場合、獣医師が処方するうえで参考となるような医薬品情報を提供します。一方、ペットフードやペット用サプリメントは処方せんを必要としないため、情報提供だけでなく、商品の販売につながるような販促活動も行います。販促活動で特に力を入れているのは、獣医師や動物病院のスタッフさん向けのフードセミナーです。ペットフードは動物の健康維持のためにさまざまなタイプが用意されているので、栄養成分や与え方などをわかりやすく説明することを心がけています。フードセミナーを開催する効果はとても大きく、獣医師や動物病院のスタッフさんから「飼い主さんが、『勧めてもらったペットフードが健康管理に役立っている』と喜んでいた」「浅井さんのおかげだよ、ありがとう」といった言葉を聞くと、とても嬉しいですね。また、セミナーで取り扱ったジャンルの売上が伸びると、営業担当としても誇らしい気持ちになります。もちろん、何よりも嬉しいのは、「動物とその飼い主さんの幸せで健やかな生活に貢献できている」と実感できること。これは、獣医師や飼い主さんに直接、お会いできる営業の仕事ならではのやりがいかもしれません。

動物を取り巻く環境は大きく様変わりをしていて、このような環境の変化を柔軟に受け止めながら、必要なサポートをしていくことが大事だと思っています。これからも獣医師やスタッフさん、そして動物や飼い主さんのために、「自分にできること」を一つひとつ実践していくつもりです。

畜水産動物の健全な飼育と農場経営をサポート。想像以上に奥の深い仕事です!━━高橋氏

学生時代の専攻は動物資源科学科で、食品製造時に出る「残渣」を畜産動物の飼料に活用する方法について研究しました。「大学での学びを活かせる仕事に就きたい」という希望があったので、企業研究では食品や動物薬関連の企業を中心に検討。共立製薬なら、飼料や医薬品の提供を通じて畜水産動物業界に貢献できると知り、迷わず入社を決めました。

入社後、最初の配属先はPA札幌第1営業所です。約2年半勤務した後、現在はPA埼玉第1営業所に在籍しています。配属された当初は札幌での生活自体が初めてだったこともあり、毎日のように新たな学びや気づきがあったように思います。私たちPA営業の仕事は、畜水産農家を経営しているオーナーさんや獣医師とコミュニケーションを図って医薬品や飼料の情報提供を行い、畜水産動物の健康や育成をサポートすることです。たとえば冬の時期、豚は肺炎にかかりやすいですし、夏は暑さから死に至ることもあります。そこで、農場を訪問して動物たちの状況をお聞きし、どのような対策が取れるかを一緒になって考えていきます。「ここのところ、育ちがあまり良くない」「最近は暑くてバテてしまいがち」――このような課題を一つひとつ汲み取り、ご案内する飼料や飼料添加物を工夫して、健康維持につなげる。オーナーさんや獣医師と一緒にこうした取り組みを重ねていった結果、農場の売上向上につなげていくこともできます。そんな時、私は「動物たちの健康を支えるだけでなく、農場の経営にも貢献できた!」という気持ちになります。さらにその先にある、「人々の食卓を支えている」という実感もあって、この仕事の奥深さを感じます。また、農場内の衛生対策など、オーナーさんにとって役立つ情報の発信にも力を入れています。具体的には、「ハエの発生時期の予測」や「農場内の消毒方法」など、畜産に役立つ情報を発信しており、衛生面の改善を通じて食の安全確保にも貢献することができます。

現在は部署異動により担当エリアが札幌から関東圏内へと変わり、担当する畜種も牛から豚へと変わりました。畜種が異なると、かかりやすい病気や体質、必要な栄養などが異なるため、いちから学び直す気持ちで仕事と向き合っています。共立製薬はさまざまな畜種向けに医薬品や飼料を提供しているので、この強みを活かして今後も幅広い畜種を担当し、オールマイティに対応できる営業担当になれたらと思っています。

どの部署もやさしく、温かな雰囲気。誰もがのびのび働ける会社です!━━浅井氏×高橋氏

「動物向けの医薬品やペットフードを扱っている会社」と聞いて、多くの方が「理系出身者がバリバリ働いている」といった印象を抱くかもしれません。確かに、当社はワクチンなどの開発もしていますし、理系出身者が数多く活躍しています。しかし、私のように文系出身者でも活躍できるチャンスがあり、様々な業務に挑戦することで日々成長しながら自分らしく働ける会社です。

私自身、動物のお薬はもちろん、病態や身体の仕組みなどに関する知識がまったくないなかで入社しましたが、やさしい先輩に恵まれたおかげで、不安を感じることなく働くことができています。特に新人時代はメンターの先輩がついて、どんなに小さな質問でも気軽に聞くことができましたし、会社が実施する学術研修で動物の身体の仕組みや疾患などについて教えてもらうことができました。社員思いの先輩が多いせいか、職場は常に温かな雰囲気があり、それが共立製薬の一番の魅力だと思っています。【浅井氏】

共立製薬は全国に営業所を展開しているため、さまざまなエリアで働くチャンスがあります。私にとって、これは何よりも嬉しいこと。その土地ならではの楽しみ方ができるため、仕事はもちろんプライベートも充実するからです。札幌時代は休日になると小樽までドライブしたり、アクティビティを楽しんだりすることが多かったですね。営業所の先輩たちと一緒にキャンプや山登り、スキーにスノーボードを楽しみ、たくさんの思い出ができました。都心に出たくなったら飛行機で気軽に移動できるので、北海道以外の場所に行くこともよくありました。

これまで札幌と埼玉の2つの営業所に勤務してきましたが、共通しているのは「仲間思いの社員が揃っていること」だと思います。私自身、農場のオーナーから難しい質問をいただいた時、何度も先輩に相談してきました。営業所同士の連携もできていて、別エリアの営業所に質問することもよくあります。気さくでやさしい先輩たちは、私たち若手社員にとってロールモデルのような存在です。【高橋氏】

学生の方へメッセージ

企業研究をする際、参考にしていたのがマイナビに掲載されている先輩情報の記事です。「こんな先輩が働いているんだ」とイメージでき、とても参考になりました。また、視野を拡げて、業界を俯瞰するよう心がけました。たとえば、どのくらいの規模の会社で、業界でどのような立ち位置にあるのか。皆さんもマイナビや企業のホームページをよく読んで、企業の特徴をつかみ取ってください。【浅井氏】

動物用医薬品を取り扱っている会社は数多く、それぞれ特徴が異なります。当社の場合、ペット用から畜水産動物まで多種多様な医薬品を取り扱っており、メーカーという側面も持ち合わせています。企業研究では、まずはやりたいことを明確にし、それが実現できる会社を探すことが大切。そのうえで、仕事内容についても深堀って調べていくことで企業理解や仕事理解が深まると思います。【高橋氏】

動物業界に興味がある方の多くが、「動物が好き」という想いを持っていると思います。その想いをどう活かしたいのか、考えてみてください。たとえば「猫を飼っていて飼い主の気持ちがわかるから、動物の健康維持をサポートしたい」と思ったなら、その想いを軸に据えて、企業研究をしましょう。そして、事業内容や仕事内容、経営理念など、さまざまな視点から情報収集してください。当社もホームページに会社情報を掲載しているので、ぜひ一度ご覧ください。【山中氏】

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「まずはやりたいことを明確にすること。そのうえで企業研究をし、やりたいことがかなう会社か確かめてください!」(左から浅井氏、高橋氏、グループ人事部の山中氏)

マイナビ編集部から

同社の営業職は、CA営業とPA営業の2職種ある。CA営業は犬や猫などのペット用医薬品を扱っており、担当エリアの動物病院を訪問して医薬品の情報提供を行っているほか、ペットフードやサプリメントの提供を通じて動物たちの健康な生活を支えている。PA営業は、畜水産動物向けに医薬品や飼料、飼料添加物などの情報を提供する。日々、農場を訪問し、飼い主さんにヒアリング。獣医師とも連携を図り農場が抱えている課題解決に貢献する。

「どちらも動物の健康を支える」という面は同じだが、仕事内容を詳しく調べると、異なる面が多いことに気づくだろう。PA営業は農場主と向き合うため、動物の健康だけでなく、経営改善という点からも提案をする。農場全体を視野に入れ、飼育環境の最適化を考える視点も求められるだろう。CA営業は個々の動物に目を向ける。動物病院を訪れる飼い主さんは、大切な家族である動物の健康を何よりも願っている。こうした気持ちに寄り添いながら、動物病院の獣医師やスタッフと連携を図り、必要な医薬品情報を提供する。取材を通して、取材対象者2名が真摯に動物に向き合っている姿が印象的だった。

同社の仕事はこれだけではなく、医薬品開発や製造に携わる社員もいる。企業研究では、同社の社員が幅広い領域で活躍していることにも着目してほしい。共立製薬が動物用医薬品業界において確固たる地位を築き、社会に貢献していることが見えてくるはずだ。

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ペット用から畜水産動物用まで、さまざまな医薬品を取り扱っている共立製薬。同社で働く人々の仕事に目を向けることで、業界における立ち位置や社会的貢献度が見えてくる。

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