最終更新日:2025/3/31

(株)大東銀行

  • 正社員
  • 既卒可
  • 上場企業

業種

  • 銀行(地銀)

基本情報

本社
福島県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

働きやすい環境で、「人材」を強みに。お客さまとともに発展を目指していく地方銀行。

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一人ひとりの成長を大切に、地域の発展へ貢献。福島県に根差して活動している大東銀行。
窓口業務に励む矢吹さん、人事総務部に勤務する大槻さんの2人に、業務内容や働き方についてお話を伺いました。

矢吹美々さん
大槻支店/2018年入行・日本大学卒業

大槻千明さん
人事総務部/2007年入行・新潟大学卒業

先輩たちに聞く。日頃の心がけや今後の目標は?

「先輩のサポートのお陰で苦手だった数字の扱いにも慣れてきました。これからは金融関連の勉強を重ね、後輩から信頼される行員を目指します」(矢吹さん)
「行員の採用や研修業務に加え、快適な職場環境の向上にも取り組んでいます。支店での勤務経験を踏まえ現場の声を生かしていきます」(大槻さん)

お客さまの貴重な資産を扱う日々の業務。常に最適な提案ができるよう心掛けています。

学生時代は地元で長く働ける企業を希望して、他業種も視野に入れて就職活動を行っていました。そんな中で大東銀行への就職を決めたきっかけは、採用担当者や先輩行員たちがとても気さくで、行内の雰囲気も良いと感じたからです。

研修を経て、本店がある郡山市内の支店に勤務。現在は2店舗目の支店で窓口業務を担っています。窓口業務は来店されるお客さまへの対応がメインとなります。具体的には預金の入出金や振込、両替、公金納付などを行う傍ら、お借入れや資産運用のご相談も行っています。
来店されるお客さまの人数は曜日や時間帯によってまちまちです。お急ぎの方も多い為、迅速かつ正確な業務処理が求められます。
入行以来「大切なお客さまのお金を扱うのだから、信頼を得られる対応をしよう」と誓って仕事に取り組んできました。しかし1年目は慣れない業務に翻弄され、挫けそうになる日もありました。そんな時に支えてくださったのが職場の先輩方でした。「焦らずに一歩ずつ成長しよう」というアドバイスで気持ちを切り替えることができました。最近では出来る業務の幅が広がり、少し自信が付いてきたと感じています。
窓口業務の担当者はお客さまと直接向き合って対応するため、銀行の顔となる仕事です。お客さまに良い印象を持ってもらうためには、明るい表情や清潔感、周りの状況をよく見る洞察力とそれに付随して細かな気配りが大切だと思います。さらに積極的にお客さまとのコミュニケーションを図ることも、信頼関係を築くうえでは不可欠です。お客さまから「次回もあなたにお願いしたい」と言われるとうれしく、大きなやりがいを感じます。

また大東銀行は、休暇制度が充実しているのも特徴のひとつです。メリハリが付けやすく、公私ともに充実させるには最適の環境だと思います。私は休日には趣味の映画鑑賞やショッピングをしてリフレッシュしています。また、10日間の連続休暇を利用して旅行にも出かけています。

大学時代はイギリス近現代史を専攻する文系学生でした。そのため入行当初の金融知識はゼロ。数字を扱うことに不安もありましたが、研修制度や周囲からのサポートのおかげで仕事に取り組めています。今後もさまざまな金融商品の知識、金融情勢について学び続けながら、地域の皆さんにもっと信頼される行員を目指していきたいです。
(矢吹美々さん/2022年12月9日取材)

時代の変化に対応しながら、誰もが働きやすい環境づくりを これからも。

2019年に施行された働き方関連法により、どの企業でも働き方改革への着手が求められています。大東銀行では、働く職員の意見を大切にしながら、魅力ある職場づくりに取り組んできました。ここではその取り組みのひとつとして、大東銀行の特徴的な福利厚生制度を紹介したいと思います。

一つ目は福利厚生制度の拡充は当然のことながら、その制度を利用しやすい環境づくりです。産休・育休取得率は100%となっていますが、これを実現するためには、お互いの家庭環境を思いやり積極的に同僚や上司の方々が支えあう気持ちがとても大切であり、こうした価値観を育むために全階層での研修を定期的に開催しています。
また、出産後は職場復帰に向けての心配事や不安をリモート面談で相談員が丁寧に聞き取り、復帰後の時短勤務や勤務職種の調整を行っています。長期の職場離脱でも仕事や職場の状況をお伝えできるよう、今年から社内ニュースや研修資料を自宅でWEB閲覧できる環境を整備しました。
男性の育児休暇についても、収入減少を理由にためらう方も多かったことから、取得奨励の手当を創設したところ、現在では該当者全員が100%取得しています。
このほか令和3年度に新設された婦人科検診、更年期障害、不妊治療に対する特別休暇制度など多様な休暇制度が整っています。
二つ目は働き方の選択です。個人のライフスタイルに合わせて時差勤務を選択することが可能です。
転勤に関しても出産・子育て・介護など、それぞれの事情に配慮した配属を行っています。具体的には、子育て世帯であれば引越しを伴わない範囲での転勤や、パートナーの方と同じ地域への転勤の運用を行っています。このように一人ひとりに寄り添うようなかたちで働き方の選択肢を広げています。

時代とともに変わる働き方や労働環境に即応し、当たり前に働きやすいと感じる職場を目指してこれからも努力を続けていきたいと思っています。

安心して働ける理想の職場を目指して。

「失われた30年」という言葉に象徴されるように日本経済の低迷期が続いてきましたが、この転換期を迎えています。地域経済における銀行の役割は極めて重要です。大東銀行では、新たな成長産業の育成やDXを活用した生産性向上など、地域企業の皆さんと一致協力して地域経済成長に取り組んでいます。
大東銀行は他の企業と同様に人材の育成、成長に注力しています。私たちが求める人材とは「コミュニケーション力」「行動力」「創造力」という3つの力を持った方々です。事業活動におけるDXはここ数年で急速に普及してきています。一方で、こうした技術を活用するためには「お客さまとの会話を通してニーズを正確に把握し、最適な提案を行う」という、人間の力でしか達成することができないスキルが必要になってきます。こうしたコンサルティング能力を育み、一人ひとりの成長、更には地域経済の発展を大東銀行は目指しています。

また大東銀行では安心して働ける職場環境づくりにも注力。近年では健康促進を図るため、健康経営優良企業の認証を取得したほか、出産・育児支援の取り組みを充実させています。近年人事制度の全面改定し、年齢に関係なく能力があって実績を出している行員については積極的に登用し、組織の活性化を図っております。
(大槻千明さん)

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働きやすい職場環境を作るため、奮闘している人事総務部の大槻さんと小山さん。行員の声に耳を傾けながら、新たな人事制度の創設に取り組んでいる。

マイナビ編集部から

将来を見通しづらい状況の中、大東銀行では「人材」を最大の武器と位置付け、安心して働ける環境づくりを推進している。その中でも多様な働き方に着目した制度設計には、注目すべきではないかと感じた。
大東銀行によると、以前は結婚、出産、子育てと仕事の両立が難しいといった理由で女性行員が退職するケースもあったという。しかし休暇や休業の制度を充実させたことで、誰もが長く働きやすい環境になり、家庭と仕事を両立しながら、キャリアを続けられる道を開いた。こういった点からは、家族の絆を大切にする企業姿勢がうかがえる。
若手行員は行風に関して「役員にも気さくな方が多く、コミュニケーションが取りやすい」と素直に語っていた。先輩からの的確なサポートに感謝しながら「私も後輩に対して良い先輩でありたい」と良き伝統を継承する意欲もみせている。
地域密着を掲げる地方銀行の役割は大きく、それは地域の重要なインフラのひとつと言っていい。顧客の多彩なニーズを把握し、最適な提案をすることから「地域の総合商社」としての役割も担っているほどだ。「共創力と提案力で地域の未来を実現する」という経営理念を実現するためには、大東銀行全行員の人間力と専門性の向上が欠かせない。震災復興に取り組む福島県民の期待も大きいだけに「人間力の成長が図れる場」としての地方銀行に大きな可能性を感じた。

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80年を超える歴史を持つ大東銀行は、福島県の重要なインフラのひとつだ。全行員の力を結集した取り組みなど、復興・再生へのさらなる貢献も期待される。

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