最終更新日:2025/4/22

朝日機材(株)((株)メタルワン・(株)竹中工務店・三菱商事(株)の出資会社)

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 建設
  • リース・レンタル
  • 建築設計
  • 商社(インテリア・住宅関連)
  • 設備工事・設備設計

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

建築関連資材を「貸し出し」そして「造る」会社。関わる案件のスケール感も魅力!

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営業・施工管理としての日々を語る!5年目社員インタビュー

スーパーゼネコンが手がける大規模な建設現場を舞台に、仮設材のレンタルやリース、販売や各種工事の施工を手がける朝日機材。2名の若手社員に、これまでの仕事内容ややりがい、社風などについて語ってもらった。

■T.Y.さん(写真左)
本店 営業第一部 仮設三課
2020年入社/法学部卒

■Y.A.さん(写真右)
本店 営業第四部 内外装工事一課
2020年入社/スポーツ科学部卒

先輩社員たちの仕事風景

「取引先と一緒に建てていくという気持ちで仕事をしています。数々の有名施設に関わり、人気イベントの裏側を支えられることも当社で働く醍醐味だと思います」(T.Y.)
「工事の知識はもちろん、見積や工務、納期管理など幅広い業務知識を勉強できています。フェンシングで培った体力や精神力は、仕事でもかなり役立っています」(Y.A.)
コーヒーサーバーやウォーターサーバーが常設されているリフレッシュエリアは、朝にコーヒーを飲みながら仕事をしたり、仲間と一緒に一息つくなど多様な目的で活用できる。

入社2年目に東京ドームの改修工事に関わり、仕事のやりがいを実感!/T.Y.さん

建築には縁のない学生でしたが、就職活動で当社に注目したのは「リース事業は面白そうだな」と興味を持ったのが理由です。お客様との長期的な関係性を築くことができますし、SDGsの観点からも「時代に合った事業だな」と感じ、待遇面も含めて魅力を感じたため、入社を決めました。

入社後はまず半年間、社内の各部署を研修として回りました。お客様から発注の電話を受けながら商品知識を学んだり、BIMやCADソフトを動かしてみたり、経理や事務を経験したりと幅広い業務を経験。現場の安全を点検する部門の研修では、実際に現場にも見学に行くことができ、建築業界の仕事の流れや雰囲気を体験できました。

研修後は、現在の仮設三課に配属となりました。仮設三課では、当社の主要顧客である竹中工務店の改修現場に対して、あらゆる仮設商品を貸し出していく仕事をしています。自社製品を紹介することもあれば、他社製品を手配することもあり、メーカーと商社の両方の役割を果たしています。新人時代に苦労したのは、建築用語のバリエーションの多さです。カタログで覚えた商品名と、現場で話されている通称名が違うことも多く、一つひとつ確認しながら覚えていきました。

2年目には、東京ドームの改修現場へ。5か月間ほど常駐し、ここで学んだものは非常に多かったです。自分が手配した仮設資材がどのような段取りで搬入され、どういった手順で設置されていくのかを自分の目で見ることができ、多くの気づきがありました。一例ですが、「資材が使われる順番や車両の種類まで細かく考慮して発注しなければ、現場は困ってしまう」といったことです。大まかながら仕事の全体像が見えたことで、本社に戻ってからは、先輩たちに対しても的確に質問ができるようになりました。

また現場にいた時期には、ドーム内のメインビジョンのリニューアルにも携わったのですが、この件はテレビ番組やニュースでも取り上げられました。竣工後には開幕戦の観戦をさせていただき、何万人ものお客様がLEDビジョンを見つめている様子や、「あのモニターすごいね」などと話している様子を見聞きでき、「初めての現場で大変だったけど、やってよかったな」と初めて仕事のやりがいを実感できました。東京ドームの改修は敷地内の遊園地やショッピングモールも含め、現在も少しずつ場所を変えながら行われており、引き続き担当させてもらっています。

コミュニケーション力を強みに成長中!広く深く専門知識を磨いています/Y.A.さん

私は入社以来、施工管理の仕事を担っています。一般的な施工管理職と少し違うのは、営業部門の一員であるということです。現場へ提案に出向き、ニーズをヒアリングした上で見積もりを行い、納期管理や仮設材の取り付け、そして工務・精算から引き渡しまで、一連の業務を担当します。それぞれに深い専門性が求められるので、5年目になる現在もまだまだ一人前という自覚はありません。担当現場でインプットをし、それを次の現場で活かすという繰り返しを続けて、最近ようやくこの仕事のスタートラインに立てている気がします。

学生時代はスポーツ系の学部にいたので、建築に関する知識は入社後の研修を通じて一から勉強しました。いざ現場に出てみると、仮設資材の取り付け方や調べ方など知らないことが沢山ありましたが、先輩がいつでもすぐ電話に出て教えてくださるので、安心して取り組めました。「先方はこういうことも知りたいと思っているはずだよ」と先回りしてアドバイスをくださることも多く、お客様や現場目線での正解を知っている先輩たちの知見に学ぶことは今でも多いです。現場で迷惑をかけてしまったときには、すぐに先輩が駆けつけて一緒に頭を下げてくださり、大変心強かったです。実質的に3年目くらいまで面倒を見ていただきました。

私は物事を計画的に進めるのが好きな性格で、仕事でも、案件が計画通りに完了したときに達成感を覚えます。しかし、建築現場では計画や段取りにずれが生じることも多く、「協力会社さんとの兼ね合いもあるなかで、どう立ち回るか」を柔軟に考える必要があります。直近の案件でもこの点で非常に悩みましたが、お客様のニーズを聞きつつも「これはできないが、これならできる」と複数の代替案を提示しながら調整を図っていったことで、着地点を見つけることができました。

当社は竹中工務店とセットで動いている現場が多く、定期的に顔を合わせる職人さんたちも多くいます。「また次も頼むね」「また担当してくれるんだ、今回も頼むよ」といったお声をいただけると、仕事ぶりを認めていただけたようで嬉しいですね。
私の強みはコミュニケーション力。堅苦しくなりすぎないフランクな雰囲気も大事にしており、できるだけ現場を明るくすることを心がけています。普段の振る舞いが次の仕事につながっていく実感もあり、「仕事は人なのだな」と思うようになっています。

二人のそれぞれの目標/社風について

私が仕事で心がけているのは、迅速な対応姿勢です。必要になる仮設資材は現場によって毎回かなり違うので、メーカーに問い合わせたり、お客様の疑問点を解消したりと、間に立つ立場として役立てるよう意識しています。その繰り返しのなかで商材の知識も深まり、最近は自力で対応できる問い合わせも増えてきました。仮設材の営業職はいろいろな人の意見に柔軟に耳を傾け、バランスを取れる人に向いた仕事だと思います。

現場の負担を減らすことができ、回収時に「よくやってくれたね、ありがとう」といった言葉をいただけるときは達成感も大きいです。一方で、貸出品の紛失などで時には難しい対応を迫られることもあります。交渉力はまだまだ未熟で、上司の力を借りる場面が少なくありませんが、上司は「困ったことがあればすぐに言ってね」といつも仰ってくださり、相談しやすい存在です。他部門の先輩に引き合わせてくださる先輩もおり、フットサルサークルなども通じて社内の人脈も広げられています。
今後はジョブローテーションもあると思いますが、それまでにこの仕事で一人前に成長することが目標です。合間を見て、施工管理技士の資格にも挑戦するつもりです。
(T.Y.さん)

私の当面の目標は、「安全意識の徹底」と「商品知識」の強化です。仮設資材には足場など、現場の職人さんたちの命に関わるものも少なくありません。何度かヒヤッとしたこともありますが、私が指示出しをしっかりしなければ、職人さんの怪我につながりかねないので、その意識をしっかりと持って確認や周知を徹底していきたいです。
また、安全を徹底するには、商品を取り付けてくださる協力会社の方々に対し、その現場ならではのルールや状況をしっかり伝えることも重要だと感じます。手配した商品を届けるだけでなく、メーカーから詳しい知識を教わり、その知識をしっかりと現場にも共有していけたらと思います。

商品知識については、現場からの問い合わせを通じて勉強を続けています。品質管理の資料を作成しながら、学んでいることも多いですね。施工管理職ではありますが、現場に出ずっぱりというわけではなく、オフィスワークが6割、現場が4割くらいの割合です。コンプライアンス意識の高い会社なので休日もしっかり休めており、最近はゴルフなども楽しんでいます。
(Y.A.さん)

学生の方へメッセージ

当社は、新築・改修ともに建築工事を行う際に必ず用いられる「仮設材」を取り扱っている会社です。膨大な種類のメーカー製品を扱う仮設材のエキスパートとして、各現場に最適な資機材を貸し出し、回収まで関わっていく仕事のため、将来的には建築工法や建築資材の知識が必須となります。

そのため、志望にあたって「専門知識が必要になるのでは?」と心配する方も少なくないかと思いますが、当社では入社後に実物に触れながら一から知識を学べる充実した研修制度と、OJTによる育成環境を整えています。文系出身者など、建築系以外のバックグラウンドを持つ社員も大勢活躍しており、同じ道のりで成長してきた先輩が手厚くフォローします。

創業70年以上のノウハウを持っており、社会情勢にも影響を受けにくい安定したビジネスモデルを確立していますので、じっくりと腰を据えて成長に励んでいただきたいと考えています。

大手のゼネコンやグループ会社など既存の取引先との仕事が中心で、人として誠実なコミュニケーションができれば、資質は十分です。フットワークの良さや人に可愛がられる力なども発揮できますし、いろいろな人の意見を聞ける柔軟性なども強みにできる仕事です。ご自身の興味や関心、性格や強みなどとも照らし合わせながら、仕事内容との相性を考えてみてください。

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工事の安全を司る仮設材を扱う会社として、徹底した品質管理にも定評があります。長年培ってきた「朝日機材さんに任せれば安心」という信頼をベースに発展を続けています。

マイナビ編集部から

大手ゼネコン各社の「つくるを支える」パートナーとして、仮設材のリース・レンタル、建設材の販売、工事の計画・施工など、さまざまな立場で多くの建築プロジェクトに参画している朝日機材。仮設材というと、外から見えるシートやパネルゲート、ユニットハウスやプレハブハウスなどを思い浮かべる人が多いだろう。

しかし、同社のウェブサイトにある取扱商品カタログを見てみると、建築工程ごとに驚くほど多様な仮設材が必要になることがわかる。それぞれの資機材に多くの商品バリエーションがあり、「問い合わせを受けるたび、新しい商材の勉強をしている」と語っていた若手社員たちの状況がよく理解できた。

また今回取材した二人は、同社の社風の良さについても語っていた。「研修期間を過ぎてもずっと面倒を見てくれた」といった声もあり、未経験からでも安心して成長できる環境があることが伝わってきた。先輩社員たちも実践を通じて勉強しているため、文系出身者も安心して検討してみてほしい。

2024年にはオフィスも移転し、グループの強力なバックボーンのもとでいっそう競争力を高めていく構えの同社。「あの建物に関わった」と誇れるような有名建造物に関われる機会が多いことも、同社で働く醍醐味のひとつだろう。安定性や将来性、待遇面やコンプライアンス意識の高さなど、就職先としてさまざまな魅力を持った企業だ。

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ラウンジスペースも備えた広々とした新オフィス。「フリーアドレスになり、他部署の社員と話す機会が増えた」「都内の工事現場にも通いやすくなった」など社員にも好評だ。

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