最終更新日:2025/6/10

(株)ヤマザワ【東証スタンダード市場上場】

  • 正社員
  • 既卒可
  • 上場企業

業種

  • スーパーマーケット

基本情報

本社
山形県

取材情報

福利厚生・施設を紹介したい

さまざまな働き方改革に取り組みながら、100年企業をめざして挑戦し続けるヤマザワ!

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社内のIT化・DX、福利厚生、社内制度など魅力が盛りだくさん!

山形県、宮城県、秋田県内で計70店舗のスーパーマーケットを展開するヤマザワ。100年企業をめざして挑戦し続ける同社の裏側とは―。先進的に取り組む社内のIT化・DX、福利厚生、社内制度についてお話を伺った。

■新野 健司さん 情報物流部 デジタル推進室 業務サポート主任/2021年入社(写真左)
■會田 雄亮さん 人事教育部 採用課マネジャー/2004年入社(写真中央)
■鈴木 志穂さん 人事教育部 採用課主任/2017年入社(写真右)

働き方改革を牽引する社員をご紹介!

前職である携帯電話販売のキャリアを活かし、社内のIT化・DXに貢献している新野さん。現場の人々の声を大切に、より快適に働ける職場環境づくりに尽力している。
採用課のマネジャーとして、学生目線を大事にしたお話を聞かせてくれた會田さん。学生に対して真摯に向き合ってくれる姿勢は、その企業を知る上でも大切だ。
お客様の生活に寄り添うヤマザワの仕事と、社内制度の魅力を語ってくれた鈴木さん。働いている人たちや、お店の雰囲気をぜひ学生さんに見てほしいとおすすめしてくれた。

全店舗部門へのモバイルデバイスやクラウドサービスの導入など、社内のIT化・DXで働き方改革を推進中!

当社では、働き方改革を推進するために業務の効率化を重視し、社内のIT化・DXに注力しています。私は前職で携帯電話販売の仕事に携わった経験を活かし、入社以来、さまざまなプロジェクトに参画しています。初めにご紹介するのは、全社用携帯をスマホに入れ替え、全店舗部門にタブレットを配備するなどモバイルデバイスを導入したこと。特にタブレットを活用することで、会議のペーパーレス化、HACCPの衛生管理に関わる書類の保管もデジタル化になり、管理体制がより強化され便利になりました。

次に同時期に普段からプライベートで利用することが多いコミュニケーションツールのビジネス版の導入。これまでは本部と70店舗間の連絡は、電話・FAX・メールを利用していましたが、コミュニケーションツールを活用することで、あらゆる情報共有の速度が格段に上がりました。

ほかにも、グループウェアをはじめ、クラウドサービスの導入・運用の実務も担当。グループウェアを刷新することで、ワークフローや申請関連、スケジュール管理などもその中にすべて集約されています。本部でも店舗でも同じ情報をスマホ/タブレットでいつでも確認できる環境です。2023年にリリースは完了しましたが、常にシステムはアップデートし続けており、現在はレシピ動画など従業員の教育で使用する動画コンテンツの展開も進めています。

すべての取り組みで大事にしているのは、「導入部分の検討」と「リリース後の店舗へのレクチャー」。導入部分の検討では、導入前に今後の業務がどうなっているのかをしっかり予測した上で検討。また、実際に使用する店舗の従業員はアルバイトからベテランのパートまで年代は幅広く、ITリテラシーも異なるため、シンプルかつ最低限の機能からスタートし、徐々に進化させていくことを心掛けています。次にリリース後の店舗へのレクチャーでは、エリアブロックごとに1店舗ずつ導入し、スモールスタートすることで成功事例を作りました。どんなシステムも活用して初めてIT化・DXへ繋がるため、実際に導入する際は全店舗で説明会を行い、一つひとつ丁寧にレクチャーしました。直接説明をすることで従業員の抵抗感も軽減でき、理解度も上がったことで活用までに時間はかかりませんでした。まだまだ成長途中ですが、これからも働く現場の声を大事にしながら、さらなる業務効率化や働きやすい職場環境をめざしていきます!(新野さん) 

全店舗元日休業や連休取得推奨の取り組みで、ワークライフバランスに配慮した働き方ができる!

当社は、福利厚生や社内制度が充実しており、社員が安心して働ける体制を整備しています。たとえば、当社ではこれまで一部の店舗のみ元日休業を行っていましたが、2024年からは全店舗で元日休業を実施しました。それによって、家族や友人とゆっくりと元日を過ごせるようにし、社員の満足度向上をめざしています。

また、当社が20年以上前から採用している連休取得推奨の取り組みもその一つ。事前に社員から希望を聞き、計画的にスケジュール調整をすることで、社員が年2回、まとまった休みを取得できるようにしています。あらかじめスケジュールを共有することで、部門内、店舗内でフォローし合いながら業務にあたる体制が構築されており、それによって、比較的まとまった休みを取得しやすい環境になってきています。まとまった休みを利用して国内外へ旅行に出かける社員も多数おり、プライベートを充実させることで仕事のモチベーションアップにも繋がっていますよ。さらに、勤務間インターバル制度にも取り組んでおり、終業時刻から次の始業時刻までの間に原則10時間の間隔を空けることで、従業員が翌日の勤務開始までにしっかりと休息できる時間を確保しています。

そのほか、社員限定の買物優待制度も設けており、当社の店舗で買い物をした際に高還元率でポイントが付与されるカードも採用しています。このように当社は、さまざまな社内制度を設けるとともに、ワークライフバランスに配慮し、オンオフのメリハリをつけながら安心して働ける取り組みを行っています。

当社は1952年の創業以来、「地域貢献」をめざしてきました。以前、私が店舗業務を担当していた時も、「ヤマザワは、品ぞろえが豊富だから安心して買い物ができる」、「お盆やお正月の買い物は、やっぱりヤマザワじゃないと」と、おっしゃってくださるお客様にたくさんお会いしました。信頼を寄せてくださる地域の皆様の想いに応えられるよう、今後も地域密着型のスーパーとして、地域の食卓を支え、暮らしに貢献していきたいと考えています。(會田さん)

研修制度や資格取得支援制度が充実。店舗マネジメントや本部業務など、接客以外の働き方も多種多様!

当社には、さまざまな研修制度があり、人を大切に育てていく風土があります。入社後は、新入社員研修があり、その後は、青果・鮮魚・精肉・惣菜・グロサリー・接客サービスの6部門を約半年間かけて回るローテーション研修を行います。各部門の業務を一通り体験しながら店舗全体の業務を学ぶとともに、先輩や同期との交流を通じて繋がりを深めていくねらいもあります。このほか、入社後1年間は月1回、全体での研修が行われます。市場の視察など社外での研修もあり、同期と情報交換したり悩みを相談し合いながら共に成長していく機会にもなっています。

ローテーション研修後、本人の希望と適性に合わせて配属部門が決まると、定期的に約3年間、トレーナーによる部門別研修が行われます。担当部門でスキルを磨いた後は、部門チーフとして販売計画の作成、発注・売上管理、季節のイベントなどに合わせた効果的な売場づくりのほか、パートさんを含む人の動きなどのマネジメント業務を担当します。その後は、それぞれのキャリアプランに応じて、副店長、店長、あるいは、商品開発や仕入れを行うバイヤー、教育担当トレーナーなどの役職になります。このように、当社では、新人教育からチーフ研修などキャリアに応じてさまざまな実務・技術研修の機会を設けているため、成長に合わせて段階的に学ぶことができます。

スーパーマーケットの仕事といえば、店舗での接客をイメージされるかもしれませんが、実はスーパーにはそれ以外にも多種多様な働き方があります。私自身、入社後はグロサリー部門に配属になり、同部門責任者を経て、2021年3月より人事の仕事をしています。ですので、接客が好きな人はもちろん、マネジメント業務や人材教育など、自分の得意分野を活かしながら自分に合った働き方を見つけられる面白さもあります。

当社は、資格取得支援制度が充実しているのも特徴です。よく、学生の皆さんから「入社前に取得しておいた方がいい資格はありますか?」という質問を受けることがありますが、特に必要はありません。当社は、通信教育受講料補助などもあり、意欲がある人の成長をさまざまな形でバックアップしています。この制度を利用して資格に挑戦している先輩たちもたくさんいますので、安心してほしいですね。(鈴木さん)

学生の方へメッセージ

転職が当たり前の時代に、学生の皆さんが初めて働く就職先を選ぶのはとても大変なことですし、正社員として企業と労働契約を結ぶのは、人生最大の契約と言っても過言ではありません。それを約1年で決めるのは大変ですが、皆さんには企業ホームページや各種サイト、厚生労働省といった公的機関が公開している資料などを使用し、福利厚生や有給休暇の取得率を含め、幅広く情報収集して、企業研究や就職活動を行うことをおすすめします。その中で、私たち小売業の魅力は「毎日同じ日はない」ということ。世の中の変化に日々柔軟に対応しているので、毎日成長できる環境です。また、当社は店舗で働く従業員の年代層は幅広いですが、新しく仲間になった人もコミュニケーションを取りやすい職場ですよ。
(會田さん)

ヤマザワの仕事の魅力は、お客様との距離が近く、人々の生活に密着していることです。すべての新入社員がまずは店舗で現場の仕事を経験してから、それぞれの道に進むので、まずは現場でお客様と触れ合い、地域に貢献できる喜びを感じられます。また、学生の皆さんが企業研究や就職活動をする際は、ご自身の地元にどんな企業があるのかもぜひチェックして、広い視野で活動に取り組んでいただきたいです。そして、気になる企業の事業内容や社内制度、福利厚生なども見つつ、企業訪問などの機会を通じて、担当者に積極的に質問してみてください。
(鈴木さん)

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それぞれのキャリアに応じて、部門別や階層別といった必要なスキルや考え方などを学ぶ研修も豊富だ。手厚い研修制度が整う同社で、自分らしくキャリアアップを実現できる。

マイナビ編集部から

山形県、宮城県内で生活をしてきた多くの学生さんが、「ヤマザワ」という企業名を聞いたことがあるだろう。創業から70年以上が経ち、地域のスーパーマーケットとして親しまれる同社は、100年企業をめざして「チャレンジ100」と題し、果敢に挑戦し続けている。

今回の取材を通じて、同社の魅力だと感じたのは、常に従業員にとって働きやすい環境を考えた幅広い取り組み。例えば、新野さんのお話にもあったように全店舗部門へのモバイルデバイスやクラウドサービスの導入など、この3年で取り組んだ社内のIT化・DXは目覚ましいものがある。また、スピーディに取り入れるものの、現場へのレクチャーは対面でしっかり行うなど、“働く人を大切にする”同社ならではの良さも感じられた。ほかにも、元日休業や連休制度、研修制度や資格取得支援なども注目してほしいポイントだ。

さらに、スーパーマーケットや薬局の運営のみならず、店舗での買い物が難しいお客様に向けた移動スーパーの新規事業にくわえ、食品ロスの削減をめざして自治体や社会福祉協議会、フードバンク団体と協力し、店舗でフードドライブといった地域貢献活動も推進中だ。経済産業省より健康経営優良法人2024に認定されており、すべての従業員を対象とした出産・育児休暇や介護休暇の取得、取得後の職場復帰も手厚くサポートするなど、多角的な視点から見て働きやすさを重視した企業と言えるだろう。

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地域の特色を活かした、幅広い商品を展開しているヤマザワ。2024年1月に本部やグロサリー部門の制服のデザインをリニューアル!着心地もよく動きやすいと好評だ。

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