最終更新日:2025/4/17

第一貨物(株)【ディー・ティー・ホールディングスグループ】

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 物流・倉庫
  • 陸運(貨物・バス・タクシー)
  • 情報処理
  • 食品
  • 電力

基本情報

本社
山形県、東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

人とつながり、ものを届ける道を生み出す、物流業界の営業

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ふたりの先輩のステップアップのエピソード

第一貨物で営業職として活躍する先輩たちが、仕事や職場について語ります。物流のプロとして多くの企業を支える上で、どのように働き、どんな価値を提供するのか、入社1年目、2年目のリアルな声を聞いてください。

■ 大場孝城/営業部/2022年入社
■ 松井真悠子/営業部/2022年入社

先輩からのメッセージ

「就職活動でも、社会人になった後も、自分の思いをうまく伝える力が大切だと思います。あまり言葉を重ね過ぎず、率直に表現することを意識してみてください」と大場さん。
「部活、サークル、ゼミなど、学生時代の経験は必ず活かせます。いろいろな企業を見て、直感も大切にしながら、やりたいことに出会ってほしいです」と松井さん。
「きれいで家賃の安い社宅制度など、若い社員にとって嬉しい福利厚生が整っています。仕事だけでなく、暮らしの部分でも手厚く後押ししてもらえる企業です」と大場さん。

お客様のニーズに応え、お荷物を運ぶ最適な仕組みを構築

大学時代に4年間ずっと物流のアルバイトをしていました。家庭にお荷物を届けるドライバーの仕事です。お客様の声を直に聞きながら、いかに効率的にものを運べるか試行錯誤しました。そんな経験が、就職活動で物流業界を志望したきっかけです。「社会を回す上で欠かせないインフラのひとつに携わりたい」という思いで企業を探し、第一貨物に出会いました。当社は、日本全国の事業同士のもののやり取りに関わっています。アルバイトの時とは異なる仕事ができると考え、入社を決めました。

営業部の主な業務は、全国各地へお荷物を送るお客様のニーズに基づいて、最適な配送方法を構築し、提案することです。新入社員は、営業職として配属された後、約半年間は先輩について業務の流れを覚えます。お客様とどのようなお話をするのか、あらかじめ準備しておく情報や資料はどんなものか。先輩の補佐として、情報収集や資料作成も行いつつ、必要な知識を身につけました。こうした他の人を補佐する業務も引き続き行っています。
入社1年目後半から徐々にお客様を引き継ぎ、担当を持つようになりました。ご要望に合わせて新たな提案もしています。なかには、最適な方法を考えるのが簡単ではない案件も。例えば、当社は関西までは自社で運べますが、さらに西へは協力会社との連携が必要になります。ある時、前例のないエリアにお荷物を運んでほしいとのご依頼をいただきました。当社だけでは運べない。協力会社との荷物の受け渡しなど、どのやり方が日数やコストをかけずに運べるだろう…。約3ヶ月、あれこれ検討し、上司や先輩にも相談して、無事に輸送のスタートに漕ぎ着けられました。達成感は大きかったです。さらに、同じ仕組みを他のお客様へ提案することもできています。良いアイデアをどんどん広げていけるのも営業職のやりがいです。

入社後、まずは営業に配属となりましたが、今後は物流の現場業務も担当してみたいと思っています。物流をよりスムーズに動かすために、実際にものを運ぶ人たちと密にコミュニケーションを取り、改善の工夫を考えることは、将来に必ず生きるはずです。幅広い経験を積んで、自分のノウハウを得ていきます。(大場)

物流の力で社会を回す仕事に、誇りとやりがいを感じながら

就職活動では、社会貢献度の高い仕事に就きたいと考え、いろいろな産業を支える物流業界を志望しました。第一貨物に惹かれたのは、インターンシップや面接で接した社員さんたちの雰囲気がよかったからです。内定をいただいた際にも、最後まで私の話を丁寧に聞いてもらえて。一人ひとりときちんと向き合ってくれる企業だと感じました。実際に働いてみると、想像以上に穏やかな社風でした。入社前に抱いていた緊張もすぐにとけて、毎日安心して働けています。

営業職に配属され、最初の半年は社内での補佐業務を担当しました。お客様にお渡するノベルティの準備、データ収集と資料の作成、営業職の出勤管理などです。その後、上司や先輩との同行が始まり、私自身もお客様を任せていただくようになりました。当社では、既存のお客様とやり取りするルート営業が基本です。お取引先の業界も幅広く、食品、化学品、自動車部品、ほぼなんでも取り扱わせていただきます。仕事の中で、自分がまったく知らなかった分野の知識を得られるのがとても面白いです。

2年目に「離島へものを運びたい」というご依頼をいただきました。自社の物流エリア外のお話でした。そもそも、私自身がお届け先に足を運んだこともなく、まずはどんな場所なのか情報収集する必要があります。お客様や協力会社の方々と綿密な調整を重ねて、ご希望に沿った配送ルートを構築できました。お荷物を目的地まで無事に届けられるたびに、お客様の役に立てたと嬉しくなります。ものの輸送が滞っては、社会のどこかで不具合が出てしまう。私たちの仕事が、世の中を回す力になると考えると、責任もやりがいも大きいです。

身につけるべき知識はまだまだあります。もっと努力して、経験も積んで、上司や先輩から頼りにしてもらえる存在になりたいです。営業だけでなく、配送状況の管理など、今よりもお荷物に近い業務にも興味があります。将来的には、幅広い物流のノウハウを備えた人材になるのが目標です。(松井)

人との出会い、コミュニケーションの積み重ねが成長の源

営業職は、たくさんの人とのコミュニケーションが不可欠です。お客様や同じ部署の人だけでなく、社内の他部署や社外の協力会社の人たちとも、日々さまざまなやり取りをします。ひとつのお荷物を運ぶ上でも、それぞれに役割や立場があるのだと業務を通して実感しました。一つひとつの案件を俯瞰的に管理する営業職ならではの醍醐味といえるかもしれません。当社の雰囲気はとても温かく、部署や社歴の垣根をこえて、みなさんとても親身に話を聞いてもらえます。仕事の質問や相談もしやすいです。お客様のご要望を満たすためになにができるか、提案に向けてしっかりと意見を交わすのが日常茶飯事。若手社員の声も大切に、寄り添った指導をしてもらえます。安心して働ける職場です。将来のキャリアビジョンを上司に伝える機会もあるので、主体的に仕事と向き合える環境だと思います。(大場)

お客様とのやり取りを重ねるうちに、相手に合わせて情報を整理し、伝える力がついてきました。物流事業は、社内外の多くの人が関わり、日常的に大きな金額が動きます。営業職は、第一貨物の顔として、お客様や関係者をつなぐ役割です。あいまいな発言や対応をしては、周りに迷惑をかけてしまいます。相手の気持ちや意図をくんで、必要な情報をはっきりと伝えるコツが、分かるようになってきました。
こうした成長ができているのも、優しい仲間に囲まれているからこそ。営業職の上司や先輩が頼りになるのはもちろん、他部署の人たちも快く相談に乗り、サポートしてくれます。人材育成の一環でメンター制度があり、入社1年目は先輩から一対一で指導してもらえました。また、同期の存在も心強いです。継続的な集合研修が開かれるので、強いつながりができました。一緒に働く人の魅力を知ってもらいたいです(松井)

学生の方へメッセージ

物流企業にとって、一番の財産は「人」。ですから当社では、経営理念に「社員こそ最大の宝」「社員ならびに家族の生活の質的向上を重視」というキーワードを掲げ、安心して長く働き続けられる環境づくりを実践してきました。

なかでも特徴的なのが、3年ごとに雇用スタイルを切り替えられる制度。ライフステージの変化に合わせて、全国で活躍する「総合職」、転勤は近県のみに限定した「準総合職」、引っ越しをともなう転勤がない「地域職」から選べます。

また、全事業所に独身寮・社宅を完備。しかも期限を設定しておらず、極端な話、定年まで住み続けることが可能です。ちなみに、東京の独身寮の自己負担額は月3000円、社宅の自己負担額は1万円強。月々の生活費の大部分を占める家賃の大半を、会社がしっかりサポートしています。

より働きやすい職場づくりを目指し、当社では経営陣と現場社員による「オープンドアミーティング」を定期的に開催。また、本社3階にある役員室のドアが常に開いているのも、開かれた職場の象徴です。一人ひとりの声がしっかり届く職場だからこそ、平均勤続16.5年という高い社員定着率を実現できていると言えるでしょう。

少しでも興味をもってくれた方は、ぜひ説明会に参加してみてください。多くの社員と触れ合うことで、きっと当社の魅力をより深く理解できると思います。

〈人事部 採用担当 次長/兼子邦浩さん〉

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「驚くほど風通しが良くて、働きやすい職場だった」と語る松井さん。困った時、迷った時に気兼ねなく相談できて、一緒により良い提案を生み出せる仲間がいます。

マイナビ編集部から

物流業界の営業職について、みなさんはどんな印象を持っているだろうか。B to Bであれば、お客様が「なにを、いつ、どこまで運びたいか」を承り、トラックを手配する。そんなイメージかもしれない。けれど、大場さん、松井さんのお話を聞いていると、決して御用聞きのような仕事ではなく、発想力やコミュニケーション能力を駆使して、自らのアイデアを研ぎ澄まし、形にしていくものだと分かる。社内外での人とのつながりや、豊富な選択肢を引き出す経験値も必要だ。
おふたりのエピソードにあったように、前例のない依頼を叶えるための試行錯誤は、周りの人たちの協力なくしては実現できない。簡単ではない分だけ、ニーズに応えられた時の喜びも大きい。さらに、多種多様な要望に対応できる物流ノウハウとネットワークを備える第一貨物だからこそ、さまざまな経験を積める面白さもあるように窺えた。
仮に難題の壁にあたったとしても、支え合える仲間がいる。一緒に働く人の魅力を、ふたりが口を揃えて強く語った。くわえて、入社から一定期間は、上司や先輩の仕事ぶりを見て、じっくりと学ぶ時間も。不安なく学び、チャレンジできる環境だといえるだろう。

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第一貨物は、創立から83年の歴史と実績のある企業です。社会が揺らいでも常に必要とされ続ける、物流という社会インフラを担い、数々の企業様から信頼を得てきました。

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