最終更新日:2025/5/5

(株)マエダ

  • 正社員

業種

  • スーパーマーケット

基本情報

本社
青森県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

地域に欠かせないライフラインとして。真の地域密着・貢献は”マエダ”にあり!

PHOTO

スーパーマーケットが担う役割を常に追求するマエダの社員たち

わたしたちの暮らしに欠かせないスーパーマーケット。そこで働くことの意義と担う責務を、3人のスタッフにインタビュー。“選ぶ楽しみ”“買い物の幸せ”を提供する”マエダイズム”の真髄に迫る!

【写真左から】
黒石 徹 第一商品部 果物バイヤー/2007年入社
市川 美津希 店舗運営部 チェッカートレーナー/2011年入社
今 健 店舗運営部 五戸店 青果チーフ/2017年入社

あなたにとってのスーパーマーケットとは?

子供の頃、母と買い物に行くと魚や野菜の名前をよく教えてもらいました。わたしにとってスーパーマーケットは買い物だけなく、いろんな楽しさがある場所です(黒石さん)
スーパーマーケットはそこに行けば欲しいものがお得に手に入る安心できる場所だと思います。品揃えや品質のうえでも信頼できる、生活に欠かせない場所です(市川さん)
生鮮品や少量品、日用雑貨など豊富な品揃えを前に、楽しく買い物ができる場所です。買い物をする際、自分が楽しい!と思える売り場づくりを心がけています。(今さん)

品質と価格のバランスを見極めながら「季節感」を大切にした売り場づくりを展開

バイヤーとは商品を仕入れ、売り場にどう展開するかを企画し、売り上げを管理する仕事です。当社は売り場それぞれに責任者となるバイヤーが存在し、わたしは青果部門を担当しています。スーパーマーケットで取り扱う商品は多岐にわたりますが、なかでも最も季節感をもたらすのは果物と言われています。店舗の入り口近くに果物売り場が展開されているのはお客様に季節を感じてもらいたい、そんな思いが込められているからです。スーパーマーケットは買い物をする場所ですが、プラスアルファの楽しさ、面白さを提供できる場所でもあると思います。果物を仕入れる際は旬を外さないよう、お客様のニーズに応えることを意識しながら行っています。

季節性がある果物は、その年によって収量や品質は異なり、価格の相場も変動します。産地の特徴や品質などをしっかり見極め、価格とのバランスを見ながら売り場に展開することがバイヤーの腕の見せ所だと思います。スーパーマーケットにいらっしゃるお客様のニーズはさまざまで、どの客層にもご満足いただける品揃えにするかもバイヤーの重要なミッションです。旬のものだから多少高くても買いたい、季節の果物をお手頃価格で楽しみたいなどの要望に対し、商品をどう見せるか。自ら立てた販売計画に売れ行きがぴったりマッチしたときに最もやりがいを感じます。

旬の時期が短い果物はスピード感が求められます。ときには予定していた入荷が天候によって遅れたり、入荷数が減ることもあります。そうしたトラブルに迅速に対応するにはある程度の経験値が必要なことは確かです。バイヤーの技術や知識を「見える化」することもまた、わたしの責務だと考えています。データや文章で基本を共有し、基礎がある上でその人らしい売り場展開をしていただけたらと思います。バイヤーは会社全体の売り上げを左右する重大なポジションですが、責任をやりがいに感じられる、魅力ある仕事です。お客様に寄り添えるような売り場を作り続けていきたいですね。
(黒石さん)

マエダならではの心のこもった接客で、チェッカー部門を支えていきたい!

わたしがマエダに入社をしたきっかけは、大学時代のアルバイト経験が大きく影響しています。レジを担当していたわたしはお客様と接する機会が多く、声をかけていただいたり顔を覚えていただけることに楽しさを感じました。やがて、地域に密着した仕事がしたいと考えるようになり、マエダに入社を希望しました。
入社して最初の配属先はチェッカー部門でした。アルバイトの経験を活かすことができ、スムーズに業務にあたれたように思います。転機が訪れたのは入社2年目のことです。異動先の店舗のリーダーを任されることになり、新しい店舗ということもあって不安だったことを今でも覚えています。しかし、自分の経験を生かした業務の工夫ができたり、スタッフの意見を取り入れながらシフトを組んだりなど自ら考え、仕事ができることは楽しさとやりがいにつながっていきました。リーダーになることで改めて実感したのは自分1人で仕事をしているのではない、ということです。メンバー一人ひとりの頑張りがチェッカー部門を支えています。そのマインドは今もこれからも持ち続けていきたいです。

会社の代表として接客コンクールの東北大会に出場したことはわたしの自慢の一つです。チェッカーとして、社会人としてステップアップできたと実感しています。現在は売り場を離れ店舗運営部に席を置き、チェッカートレーナーとしてスタッフの指導や新入社員教育、レジの機種変更の案内・対応にあたっています。レジはセルフ化が進み、お会計時にスタッフがお客様と対話をする機会は減少傾向にあることは事実です。そんな現状だからこそ、お客様が安心してお買い物ができる接客を常に模索することが重要だと思います。良い接客とは何か、お客様の思いをくみ取り、一歩先のサービスを提供することをスタッフとともに考えながらマエダらしい店舗づくりを展開していくことがわたしの目標です。
(市川さん)

青果のプロとして、お客様に寄り添う売り場づくりを展開することが使命

実家がスイカ農家のわたしは、幼い頃から青果が身近にあり、両親や祖父母が丹精込めて作物を作る姿を間近でみてきました。生産者が作る自慢の作物を自信を持って販売したい、その思いからスーパーマーケットへの入社を志望しました。実家のスイカが店舗に並ぶこともあり、生産者と小売店、商品者とそれぞれの立場で売り場を展開できることにやりがいを感じています。
入社から8年、これまで7店舗の青果部門を担当してきたわたしはいわば生粋の青果担当者です。しかし、天候や気候によって品質や収量が変化する青果は一年として同じ年はありません。それが青果部門の面白さであり、難しさでもあります。2020年からは青果部門のチーフとして売り場を任されることに。売り場作り、発注、仕入れ、鮮度や在庫のチェックとチーフの業務は多岐にわたりますが、旬の野菜を売る楽しさは、モチベーションにもつながっています。

スーパーマーケットは地域性が色濃く出る業態です。同じマエダでも店舗によって客層やニーズは異なります。高齢のお客様が多い店舗なら、小分けパッケージを充実させたり、手に取りやすい売り場工夫をしたりなど、常にお客様目線で考えるようにしています。そうしたなか、青果部門のチーフとして心がけているのは品揃えです。欠品が出ないように在庫の管理を徹底かつ、鮮度をキープすること。天候や季節、客層を見ながら在庫を予測することは難しい業務の一つですが、お客様に寄り添うことでその答えは導き出されます。また、産直部門に直接商品を卸す生産者との会話から、その年の作物の品質や傾向を学べることも財産です。こうした店舗での経験を積み重ねながら青果のプロを目指し、バイヤーになることが今後の目標です。
(今さん)

学生の方へメッセージ

スーパーマーケットは主に食を扱う業態であり、ライフラインのひとつです。生活に欠かせないことから地域に密着した仕事と言えるでしょう。
地域貢献や社会貢献を謳う企業は数多く存在しますが間接的な業務の場合、その声は自分に届きにくい特性があります。スーパーマーケットをはじめとする小売業は、お客様の声がダイレクトに感じられる職種のひとつ。それはお客様に直接声をかけていただくことだけではありません。例えば数字です。仕入れた商品や売り場展開がニーズにマッチすれば、売り上げ金額として如実に現れます。もちろん、その逆もあり改善策を練ったり、修正力が求められることもあります。このように、チャレンジした結果がわかりやすく返ってくるため、常に挑戦し続けられることが小売業の魅力だと考えます。

スーパーマーケットを展開する企業は数多くあり、その数だけ理念があります。企業研究をする際、ぜひ向き合っていただきたいのがその理念に共感できるか、ということです。ネームバリューや規模に関わらず、スーパーマーケットの業務内容はどの企業でもそれほど大きくは変わりません。だからこそ、企業が目指す方向性はとても重要です。企業が掲げる理念としっかり向き合い、自身が思い描くキャリアパスにマッチするか、そうした視点をぜひ、養っていただきたいと考えます。
(採用担当:梶原さん)

PHOTO
企業理念は会社の目指す方向性を示すもの。そこに向き合い、掘り下げることで共感できる理念が見つかることでしょう。

マイナビ編集部から

青森県内に43店舗を展開するマエダは、創業以来「地域密着」「社会貢献」を邁進する企業だ。その理由のひとつに「買い物格差」を生まない店舗展開があげられる。通常、店舗をオープンする際、収益を考えるなら人が集まるところに店を構えるのが経営のセオリーと言えるだろう。マエダはスーパーマーケットを求める人がいる場所に店舗を展開している。また、店舗ごとに異なるニーズをキャッチし、各店舗ごとに工夫を施す企業力は、常にお客様に寄り添う業務を心がけるマエダの理念と言えるだろう。
バイヤー、チェッカー、売り場チーフ、それぞれの立場で話を聞くことができた今回の取材。業務内容は異なるものの、共通するのは「スーパーマーケット」は小売業にとどまらない、地域に必要不可欠なライフラインという意識だ。そのための売り場作りや仕入れの工夫、接客方法などを追求し続ける姿は頼もしく、誇りを持って仕事に向き合っていることが伺えた。
採用担当の梶原さんが寄せたメッセージにある「企業の理念に共感できること」。この視点を持って企業研究をすることは入社後のミスマッチを防ぎ、自分らしい働き方にもつながっていくことを、取材を通して実感することができた。

PHOTO
「買い物に困っている人を助けたい」その思いはどんな小さな町にも出店することで実現されてきた。客層やニーズに合わせた売り場の工夫は各店のスタッフに委ねられている。

トップへ

  1. トップ
  2. (株)マエダの取材情報