最終更新日:2025/6/22

(株)ビックカメラ

  • 正社員
  • 既卒可
  • 上場企業

業種

  • 専門店(複合)
  • 専門店(家電・OA機器)
  • 専門店(スポーツ・レジャー関連)
  • 専門店(食品・日用品)
  • 専門店(アパレル・ファッション関連)

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

家電専門店は幸せな出会いが生まれる場所

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先輩社員が語る、ビックカメラで働く魅力とは

ビックカメラの売り場で日々活躍する販売員たち。
今回は東京の新宿西口店の家電コーナーに立つ2人に、仕事の内容や難しさ、やりがいなどさまざまな話を聞いた。

■今 将人(こん・まさと)さん(写真左)
ビックカメラ新宿西口店 家電コーナー
2023年入社

■海東 茉弥(かいとう・まなみ)さん(写真右)
ビックカメラ新宿西口店 家電コーナー 主任
2019年入社

先輩社員の1日

「売り場での接客が1日の大半を占めます。もともと接客が好きで入社したので、お客様が気持ちよくお買い物をしてくださるときに喜びを感じます」(今さん)
「季節家電は商品の入れ替えや売り場のレイアウト変更も頻繁に行います。売り場づくりによって売上や来客数が変わることもあるため、重要な仕事です」(海東さん)
主任に昇格し、より周囲の販売員にも目を配るようになった海東さんと、接客スキルを飛躍的に上げている今さん。扱う家電は異なっていても、同じフロアに立つ社員同士だ。

【今さん】「次もあなたから買いたい」というお客様の一言が仕事のモチベーションに

高校生の頃からコンビニでのアルバイトを5年以上続けていたこともあり、就職活動では人と話ができる接客業を考えていました。実は子どもの頃からビックカメラの新宿西口店によく買い物に来ていたので思い入れがあり、家電販売を通じてお客様の生活を豊かにできるといいなと考えました。入社を決めた理由は、自分のアイデアや意見があればどんどん発言したり、実行できる社風があると聞いたからです。

現在は家電コーナーで炊飯器や電子レンジなどの調理家電、掃除機やアイロンなどの家事家電、照明器具の販売を担当しています。売り場での接客販売が主な仕事ですが、品出しや商品陳列、発注業務も任されています。商品に関しては、カテゴリ別の商品勉強会に参加したり、メーカースタッフ様に話を聞いたりしながら知識をつけていきます。
また、売り場のレイアウト変更やPOP(ポップ)作成について、上司に相談し、プランを提案することもあります。

最近はインターネットで商品情報を調べてからご来店されるお客様も多いので、商品の説明も重要ですが、お客様をお待たせしない、退屈させないということも大事だなと考えています。
接客させていただいたお客様には名刺をお渡ししていますが、以前、照明器具を見に来られたお客様が2ヶ月ほど後になって再度ご来店し、お買い上げくださったことがありました。このお客様は私の名刺を持って何度か足を運んでくださったのですが、あいにく私は不在だったときのようでした。「どうしても今さんから買いたかった」と言っていただいたときは本当に有り難く、嬉しかったですね。

お客様に感謝されたり「次も今さんから買いたい」と言っていただけることが対面販売という仕事のやりがいだと思います。今後はより専門的な知識をつけ、お客様の求めていらっしゃることを察知し、ご提案できるようになりたいと思っています。

【海東さん】ご案内からお会計まで誠心誠意、丁寧にお客様と向き合う

就職活動にあたって「自分の好きなものは何だろう」と考えたとき、家電製品が頭に浮かびました。きっかけは趣味の写真です。カメラで自分の飼っているペットや風景を撮影しており、家電量販店にカメラを見に来ることがよくあったのです。その際カメラだけではなく、いろいろな家電製品を見るのが楽しみでした。それが家電販売業界を志望したきっかけです。

現在は大型家電と呼ばれる洗濯機や冷蔵庫、季節家電といわれるエアコンの売り場を担当しています。季節商品は夏なら扇風機や除湿機、冬なら電気ストーブやファンヒーター、加湿器や空気清浄機も扱っています。入社1、2年目は炊飯器や電子レンジ、ガスコンロといった調理家電を担当していたので、別のカテゴリーの担当になり商品知識も増えてきたと感じています。

入社間もない頃の接客は、毎回当たって砕けるようにお客様へのアプローチを繰り返していたのですが、現在はお客様のニーズをある程度キャッチできるようになり、目に見えない接客スキルも上がってきたかなと思います。
「これが欲しい」と決めていらっしゃるお客様は実は少数で、「こんな商品があるといいな」というようなふんわりとしたご希望をお持ちのお客様の方が多くいらっしゃいます。お話をさせていただく中で、お客様ご自身も気づかれていない「こんな機能が欲しい」といったニーズを掴み、ご提案をする。それがこの仕事の面白さだと思います。

販売員として心がけていることは、お客様お一人お一人にまっすぐに接するということです。価格の高低にかかわらず、たとえ部品一つにしても、お客様にとっては生活に必要なものです。最初から最後まで誠心誠意、丁寧にご案内からお会計までを対応させていただく。そして、お会計の後も「ありがとうございました」という感謝の気持ちをお伝えすることを忘れないようにしています。
それがお客様に伝わっているのか、お渡しした名刺を持って、再び売り場を訪ねてくださったり、お電話をいただいて私が売り場にいるかどうかを確認してからご来店くださるお客様もいらっしゃいます。
私の名刺を持ち何度でも来店してくださるお客様が増え、お客様のお買い物のお役に立てること。それが私の仕事へのモチベーションであり、ビックカメラで働くことの魅力だと思います。

ビックカメラの社風と、活躍できる人の特徴は?

■風通しの良さがビックカメラのいちばんの魅力だと思います。同じフロアの先輩たちもわからないことは聞けばすぐに教えてくれますし、売り場づくりでも何でも、やりたいことはチャレンジさせてくれることも、仕事へのモチベーションアップに繋がっています。
お客様との接客業務はとても難しいところがあり、喜んでいただけることもあればお叱りをいただいてしまうこともあります。そのときは正直落ち込むこともありますが、お客様のお叱りの原因がどこにあるのか、ただ落ち込むだけではなく、自分自身で振り返り、自分の落ち度や欠点を見直すことも重要だと思います。
当面は公的資格である「家電製品アドバイザー」と、接客のプロとしての社内資格である「ビックカメラマイスター」取得をめざし、商品知識のレベルも接客スキルも上げていきたいです。
「家電が好き」や「家電に詳しい」といったことよりも、人と話すことが好きで、その会話がお客様のお買い物の役に立つことに喜びを感じることができる人なら、ビックカメラで活躍できると思います。
(今さん)

■入社4年目に主任に昇進し、売り場の社員をまとめたり、どうすればみんながもっと働きやすくなるのかといったことを考える立場になりました。今後は家電コーナー全体をまとめる統括を目指したいと考えています。また、昨年は社内の公募制度を利用し、新入社員の受け入れ研修にサブトレーナーとして参加することができました。そこで新たな気づきを得たこともあり、今後も新入社員研修のお手伝いができたらいいなと考えています。

ビックカメラで活躍するためには、家電に限らず、いろいろなことに興味を持つことが大事だと思います。私たちは家電を販売するためではなく、お客様のより良い生活のためにご提案をさせていただくという側面があります。普段の生活からいろいろなことに興味を持ち、さらに自分で調べて知識を広げるのも大切なことです。インターネットが普及した今、文字や写真で商品を知ることはできます。しかし、二次元ではわからない部分を対面でお客様に伝えることが私たちの仕事であり、それがあるからこそ、お客様が売り場に足を運んでくださるのだと思います。
(海東さん)

学生の方へメッセージ

お客さまのニーズが多様化する昨今、そのニーズに対応できるのは現場の販売員であり、お客さまに喜んでいただくことを第一に、日々業務に取り組んでいます。その醍醐味は、お客さまからの感謝の言葉がダイレクトに聞けること。就職活動の際、皆さんの根幹にあるのは、「人の役に立ちたい」という思いではないでしょうか。生活の基盤である住宅を提供して役に立ちたいのであれば不動産業界というように、思いを実現するためのツールが業界であり、B to Cだからこそ、お客さまと最も近いところで、お客さまの喜びを実感できる環境が整っていることが当社の魅力だと思っています。そして、そのツールを見つけるため、自己分析はもちろん、さまざまな会社説明会にどんどん参加し、視野を狭めずいろいろな業界を見てほしい。人の役に立つために、どのような手段を取っているのかを中心に調べ、自身の特性に合った理念や社風、事業内容を展開している会社を見つけてください。そしてその先に、ビックカメラがあれば嬉しいですね。

お客さまのために、自分の成長のために、目標を持ち続け、失敗を恐れず課題に取り組むチャレンジ精神旺盛な人の活躍を期待しています。(鈴木 賢/人事部採用担当)

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「当社は社員の主体性を大切にしています。みなさんも、視野を広げて多角的に企業を調べ、自分との相性を見極めて、自分の“やりたい”を見つけてください」(鈴木さん)

マイナビ編集部から

インターネットの普及やコロナ禍の影響もあり、ネットで商品を購入するケースは増えた。しかし、商品を手に取ることができる実店舗の魅力、販売員との会話や商品提案力によって購入する商品は満足度が高い。その満足度を高めるのはビックカメラの売り場に立つ販売員たちの力だ。同社はそれをよく知っているからこそ「人を大切にし、人の成長を原動力とする経営」という経営方針があるのだろう。

同社では特に社員の働きやすい環境づくりに注力している。経済産業省が進める「健康経営優良法人認定制度」において2024年度健康経営優良法人ホワイト500の認定を受けている他、次世代育成支援対策推進法に基づく「プラチナくるみん」の認定も取得している。また、社員のストレスチェックや満足度アンケートなどを行い、社内制度を柔軟にバージョンアップさせている。あまり知られていないが、ビックキッズという365日開園する保育園も運営し、子育て支援を行っている。産育休後の復職をサポートする制度や、社員の育休取得率向上にむけたセミナーなど、地道な取り組みはもっと知られていいと感じた。
「小売業の仕事は一見わかりやすいけれど、奥が深い」と採用担当の鈴木さんは語る。対人ビジネスだからこその難しさとやりがい。その両方がビックカメラにはある。

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売り場の接客では、会話からお客様のニーズをキャッチする「聴く力」が重要だ。真の意味でのコミュニケーション力が問われる場でもある。

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