最終更新日:2025/4/23

(株)ベルク【東証プライム上場】

  • 正社員
  • 既卒可
  • 上場企業

業種

  • スーパーマーケット
  • 専門店(食品・日用品)
  • 商社(食品・農林・水産)
  • 給食・デリカ・フードビジネス
  • 食品

基本情報

本社
埼玉県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

自らの目標や思いがけないチャンスに挑みながら、大きく成長できる!

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”強いスーパー”を支える、社員たちの個性と活躍に迫る!

地域で最も愛されるお店を目指し、33期連続増収など勢いある成長を続けているベルク。同社の挑戦マインドに共感して入社した3名の先輩社員に、これまでのキャリアや今後の目標、働く環境などについて伺いました。

◆ 齋藤 美月さん(写真右)
デリカ部 兼 採用リクルーター
2023年入社

◆ 永濱 凌太さん(写真中)
海産部 チーフ
2020年入社

◆ 平田 思織さん(写真左)
青果部 スーパーバイザー
2016年入社

先輩の横顔

「時代に先駆けて新しい取り組みにチャレンジする、ベルクの企業風土が気に入っています。店舗スタッフの髪型やネイルが自由なことも個人的に嬉しいです」(齋藤さん)
「メニューと併せて商品提案をしているので、入社後は自宅でも料理をするように。いろいろな食材で美味しいものを作る、料理の楽しさがわかってきました!」(永濱さん)
「昨年はマーケティング部が主導する、店内楽曲の制作プロジェクトにも参加しました。推しのライブに合わせて休めるシフト制の働き方も気に入っています!」(平田さん)

惣菜部門で経験を積み、新しい「ベルクのお弁当」を生み出したい/齋藤さん

食の分野に関心を持つようになったのは、陸上部時代です。高校では料理部に所属、大学でも食物栄養学科に進学し、在学中にフードスペシャリストなどの資格も取得しました。当初は家庭科の教員を目指していたのですが、「食を通じて幅広い年代の人とつながる仕事がしたい」と思い始め、スーパーマーケット業界にも目を向けるように。中でも「どの店に配属になっても成長できそうだな」と感じたのが当社です。全従業員がWeb上で意見を出すことができ、良いアイデアはすぐに全店舗に波及させる標準化の仕組みがある点にも魅力を感じ、入社を決めました。

1年目は店舗とトレーニングセンターを行き来しながら、将来、部門のマネジメントをしていくために必要な惣菜の製造技術を学びました。年3回の検定のうち、新入社員だけで惣菜を作り上げた店舗研修のことは特に印象に残っています。一番苦手な揚げ物の担当になり、店舗でも上司にお願いして繰り返し練習させてもらった結果、安定的な品質で作れるようになり、自信につながりました。

惣菜部門では毎年の新商品や定番商品のほか、行事や地域のイベントを彩る季節商品もその時々で提供しています。今年の節分の出来事は忘れられないですね。ちょうど新しいチーフが着任したタイミングで、「私がしっかりサポートしなければ!」という思いで奮闘し、1600本超の恵方巻きを計画的に作り上げることができました。お客さまからの評判も良く、部門全体に貢献できた手応えがありました。

これまで4名のチーフの下で働きましたが、それぞれに異なる学びをいただいています。効率重視の上司からは時間の上手な使い方を、職場の雰囲気作りが上手な上司からは人間性やコミュニケーションの大切さを、そしてルールを大切にする上司からは、食の安全性へのこだわりを学びました。全体をきめ細やかに見る力に優れた現在の上司からは、視野を広く持つことの大切さを教わっています。

将来はマーチャンダイザーや商品開発の仕事に興味を持っており、そのためにも惣菜商品の知識を深めていくことが目下の目標です。大学時代に企業と組んでお弁当を開発した経験があり、将来はベルクの新しいお弁当なども生み出してみたいです。今年度はリクルーターの仕事にも挑戦しており、「何でもとりあえずやってみよう!」の精神で、これからもいろいろなことを経験していきたいと思っています。

目指すは「お客さまが買いやすく、数字も出せる」海鮮売り場づくり!/永濱さん

高校から大学にかけて飲食業界でアルバイトをしていたこともあり、就職活動では接客や食に関わる仕事に注目しました。当社に決めたのは、自然体で接してくださる人事担当の皆さんの雰囲気を見て、自分が働くイメージを持てたことが理由です。

どの部門にも興味を持っていましたが、海産部への配属が決まり、まず取り組んだのは魚をさばく技術の習得です。包丁を握ったことがなく想像以上に難しかったですが、1年が経つ頃には大半の魚を扱えるようになりました。

並行して、お客さまが買いやすい売り場づくりにも注力。壁一面の巨大な販促物を作り、全店2位の売上を出せた出来事も印象に残っています。ベルクには「こんなことをやってみたい」と自ら発信する社員が多く、チャレンジを応援してくれる人も多いので、自分の意見を出しやすいです。能動的に挑戦したい人には、やりがいを感じやすい職場だと思います。

昨年にはサブチーフとなり、労務管理の一環としてもパートナースタッフとのコミュニケーションや働きやすい環境づくりに目を向けるようになりました。そして4年目になる今年からチーフとなり、部門全体を考える目線を養っています。数字への責任意識も強くなり、「計画を立てて実行し、その結果を受けて原因分析を行い、改善点につなげる」というサイクルを回す毎日です。これまで5店舗を経験してきましたが、エリアによってお客さまのニーズは異なり、切り身の形や量などの細かな工夫ができるかどうかが売上にも現れてきます。

マネジメントの立場になってからは、部下やパートナースタッフさんの成長を見られることも大きなやりがいになっています。「どのあたりがわからないのか」は一人ひとり違うので、その方の理解度を確認しながら育成をすることを心がけています。海産部は多くても10名前後の部門なので、一人ひとりと丁寧にコミュニケーションを図っています。「うまく導くことができたかな?」という手応えを感じられることも多いですが、まだまだチーフとして未熟さを感じる場面もあります。これまでお世話になった上司や先輩たちの姿を参考にしながら、最適な指示出しのタイミングや伝え方のスキルを磨いていきたいです。

目下の目標は、月の目標予算をしっかり達成し、年間の最優秀チーフ賞を獲ること。5年以内には副店長に昇格したいと思っていますし、その先は店長やエリアマネージャーを目指すつもりです。

青果部チーフから本社の教育部門へ。自己実現がしやすい会社です/平田さん

大好きな食を扱えるスーパーマーケット業界を志望し、複数社を受けましたが、中でも将来性を感じたのがベルクです。イキイキと働いている先輩たちの様子も好印象で、「この会社でなら自己実現ができそうだ」と感じて入社を決めました。

入社後は青果部へ。1年目から実質的に部門のNo.2としての業務を教わり、3年目の5月にサブチーフに、同年10月にはチーフに昇格。翌年から新店に入ったのですが、ここで目線の高い店長のもとで働けたことが、キャリアの転換点になりました。異動直後には歴代ワーストの売上となった月もあり、悔しさから売上を取るための方法を必死で考え、そして思いついたのが「青果売場で春にゼリーを売る」という施策です。この施策によって売上・お客さまの支持率ともに全店1位の実績を出すことができ、社内表彰もいただきました。店長が求めるレベルに追いつくのは大変でしたが、その分、大きく成長させてもらった実感があります。

また、その後も新店を経験するなかで感じたのは、オープニングスタッフの教育の重要性です。良かれと思った指導が裏目に出るなど、多くの試行錯誤がありましたが、良い部下に恵まれ、皆で一緒にお店を作っていくやりがいを実感しました。学生時代、サークルのメンバーの士気を高めようと働きかけた経験も役立ったように思います。

この経験から芽生えたのが、教育部門への思いです。私自身、新人時代には大きなミスをして店長やチーフに迷惑をかけたこともあったので、「新人が安心して取り組める環境を作りたい」「自分の知識や経験を全て伝えてあげたい」と思うようになりました。

そうして6年目からは本部の教育部門へ。アシスタントインストラクターを経験後、1年半前ほどからスーパーバイザーを務めています。担当エリア15店舗のスタッフ教育に携わっており、各店の店長やチーフとも日々連携を図っています。普段から積極的にコミュニケーションを取ることで、会社が目指す方向に皆を導いていきたいと考えています。

この年齢でスーパーバイザーになれるとは想像していませんでしたが、入社時に期待した通り、改めて自己実現がしやすい会社だと感じています。同性の後輩社員たちにも背中を見せながら、一緒に頑張っていきたいですね。現在はデザインやコンテンツ制作に役立つデジタルツールを独学で習得しており、将来は青果部の仕事にもつなげていきたいと思っています。

学生の方へメッセージ

スーパーというと、店舗の仕事のイメージしか浮かばない人もいるかもしれません。しかしベルクには、店舗の中にも外にもさまざまなポジションがあり、想像以上に幅広い活躍の場があります。当社の社長はよく「現状維持は衰退だ、どんどん新しいことに挑戦しよう」というメッセージを発信していますが、成長意欲や何事にも挑戦する気持ちを持っていれば、入社してから開ける道がたくさんある会社です。
(齋藤さん)

会社を探すにあたって、条件面は考慮して然りですが、それ以上に「職場の人間関係が自分に合うか」が大事だと思います。直感やフィーリングは意外と侮れないもので、少しでも「ここで働いて大丈夫かな」と思うような会社を選ぶと、あとで大きな後悔につながる気がします。いろいろな会社と接点を持ち、自分と相性が良いと思える人たちが働いている会社を探してみることをお勧めします。
(永濱さん)

自分のやりたいことが見つかっていて、それを発揮できる場所を探している人は、業界をあまり絞らず幅広く見ていくと、その思いに合致する会社が見つかることもあると思います。また現時点で「得意なこと・やりたいことが見つかっていない」という人は、見つかったときに実現しやすそうな会社に入る、というのは1つの選択です。仕事をしているうちに得意なこと・やりたいことが見えてくる可能性は大いにありますし、私はその目線で当社を選びました。
(平田さん)

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「上下の風通しが良く、社員同士の仲の良さも当社の自慢です。パートナースタッフも含め、ベルクに集まっている人たちの人柄の良さにも注目いただきたいですね」(3名)

マイナビ編集部から

埼玉県を本拠地に、関東一都六県に140店舗以上を展開するベルク。取材でまず驚いたのは「身近なスーパーだから入社した」わけではなく、「就職活動までベルクを知らなかったが、魅力を感じて入社した」と複数の社員が語っていた点だ。全員が「これからも伸びていきそうな勢いを感じた」と語っていたが、その認識どおり、同社はこの10年で売上高を約2.2倍、店舗数を1.6倍にも拡大させている。

その成長を支える要因としては、最適な売場を最速で全店に広げる「標準化」の戦略と「人材育成」への注力が挙げられるだろう。標準化というとトップダウンで指示が降りてくるシステムに聞こえるかもしれないが、「ボトムアップの取り組みを横に広げている」というイメージが正しい。全従業員が意見を出せる「提案制度」などで積極的に現場のアイデアを吸い上げて個店で実験し、うまくいった取り組みはスピーディーに全店に広げる。「ここを変えたい、どうにかしたい」という声をあげれば、本社側でも熱心に改善策を考えてくれます、という声も聞かれた。

また取材では、社員たちが心から楽しそうに働いている様子も印象に残った。自らの目標を発信してチャレンジしているだけでなく、思いがけないチャンスにも積極的に挑み、自らのスキルや経験の幅を広げている。今回の3名のような、前向きでエネルギーのある社員たちに刺激を受けながら成長したいと感じた人には、ぜひ同社の検討を勧めたい。

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多彩な人材が活躍できる企業づくりを行っているベルク。「店舗勤務は休みにくい、身だしなみが厳しい」といった業界のイメージを覆す、多様な働き方を実現できる企業だ。

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