最終更新日:2025/4/25

インフォテック(株)【Infotec,Inc.】

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業種

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基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

大きな視点で自分を高め続ける、ITを通じた挑戦の舞台

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若手社員たちが見たインフォテック

文系理系を問わず、幅広い背景を持つ人財が活躍しているインフォテック。ここでは同期入社の2人の先輩たちがどのような思いを持って仕事に臨み、いかなる道のりを歩んできたのかを振り返ってもらった。

※所属、年次は取材当時のものです。

佐波 美佳
プロダクトソリューショングループ
経営・社会情報学プログラム卒/2021年入社

袖山 則篤
生保第2グループ
法学部総合政策学科卒/2021年入社

会社の雰囲気は?

佐波さんのチームは以前、テレワーク100%だったが現在は週2日出社となった。もともとチーム間で会話しやすい雰囲気だったが、面と向かうことでいっそう連携が強化された。
主体的な姿勢で仕事に取り組めば、文系理系の差は関係ないと袖山さんは感じている。先輩たちも温かな人ばかりだから、不安なくチャレンジできている。
佐波さんと袖山さんは2021年入社の同期。二人とも社員を大切にする社風に魅かれて入社したが、まさにその印象通りの会社だと実感している。

【佐波さん】自社プロダクトの開発を通して、“よりよい社会”を実現する

情報学を専攻してきた私は、企業研究ではIT業界でもSIerを第一志望にしました。SIerを選択した背景には、お客さまの課題に対してITを駆使して解決策を提示し、社会をよりよくしていきたいという思いがあります。最終的にインフォテックに入社したのは、選考中、出会った社員のみなさんが学生に真剣に向き合ってくれる人ばかりで、誠実な社風が伝わってきたことが決め手となりました。

半年間の研修を経てITの基礎や開発の流れなどを学んだ後、秋に配属になったのは自社開発を手がけるプロダクトソリューショングループでした。当社では企業の業務を円滑にするいくつかのパッケージソフトを世に送り出していますが、私は当初、紙による申請・決済業務を電子化する『Create! Webフロー』のサポート業務からスタート。ユーザーからの問い合わせ窓口に立つことでシステムの概略を学び、1年目の年明けからは帳票作成ツールの『Create! Form』の開発に挑んでいます。お客さまが自由に帳票をデザインできるツールであり、物流やメーカー、教育、医療など業種業界を問わずに幅広く活用していただいています。

私は主に保守作業を担っており、リリースに合わせた機能の追加、テスト、メンテナンスなどに取り組んできました。最初はテストからシステムの概要を学んでいましたが、ほどなくして画面の表示にかかわるユーザーインターフェイスの開発に挑戦。知識不足で悩ませられてばかりだったものの、諦めずに勉強したり、同じチームの先輩に相談しながら試行錯誤を重ねることで、何とか一つの形にすることができました。無事にリリースされたシステムを見たときは、自分が作った機能を多くのユーザーに使ってもらえる喜びをひしひしと感じました。

それ以降は保守やメンテナンスを主に手がけています。トラブル発生時、先輩たちのように原因の深いところまではわからないにしても、その近くまでは独力でたどり着けるようになってきたことで成長を感じます。自社開発だからこそユーザーの声が直接聞こえ、要望を叶えた開発や改良をした後、喜んでもらえているのが実感として感じられるのはやりがいの一つとなっています。ちなみに私が携わったユーザーインターフェイスの開発もユーザーの要望がきっかけ。スピーディに期待に応える体制がしっかりと整っています。

【袖山さん】文系出身者がSEに挑戦!自分次第で大きな可能性が広がる

企業研究ではメーカーや金融、商社など幅広いジャンルの企業を見ていたのですが、その中でシステムエンジニアは計画的に仕事を進めていくということを知り、コツコツ積み重ねるのが好きな自分の性格に合っていると思うようになりました。IT業界に視野を広げていくと出会ったのが当社。新人研修が半年間あり、文系出身の私でも基礎をしっかりと身に付けられると感じました。また、社員の声から「社員の意思を尊重してくれる社風」だと聞き、ここならばSEとして大きく成長できると入社を決めました。

新人研修ではビジネススキルに始まり、プログラミングの基礎から徹底的に学習。後半はチームを組んで図書管理システムを作るという疑似プロジェクトを経験しました。IT業界というとパソコンに向き合ってばかりの仕事だと思い込んでいましたが、実はチーム間でのコミュニケーションが重要な意味を持つと知り、これから仕事をしていく上での基本的な指針を得ることができました。

1年目秋に配属されたのは、生命保険会社の給付金に関する処理システムを担当する部署。所属チームは当社だけで10人、協力会社の方々を含めれば40人規模となる大掛かりなプロジェクトです。配属直後はシステムの保守作業やテストからスタート。非常に巨大なシステムですから、テストをするにしても作業項目が多すぎて一筋縄にはいきませんでした。慣れるまで時間がかかったものの、上司や先輩が丁寧にフォローしてくれたおかげで段階的に理解が進んでいきました。

2年目になってからは追加機能などのプログラム開発にチャレンジ。新しい役割に試行錯誤していた中で、新卒の後輩のOJT担当を兼務するとともに、長期にわたる外部研修の受講にも自ら挑んだのでタスク管理には本当に悩まされました。最初はあれもこれも手を付けようとしていましたが、上司から「優先順位を付けて行動しよう」とアドバイスしてもらったおかげで仕事を整理して進める力が身に付きました。

今では協力会社の方の取りまとめを任される場面も増えており、入社した当時に比べるとコミュニケーション力が格段に向上しました。IT経験ゼロだった私でしたが、以前はできなかったことができるようになっているのも非常に嬉しいです。経験を積み、勉強を重ねれば、文系出身であっても、問題なく成長できると改めて実感しています。

2人の先輩の仕事上のモットー、目指したい未来

■私は楽しく仕事することをモットーに日々の仕事に向き合っています。新しい知識を得ることで自分が成長していくのが楽しいですし、それによってチームにいっそう大きく貢献できるのも楽しさにつながっています。もっと周囲の役に立ちたいと熱望しているからこそ、さらに勉強を重ねていこうという前向きな気持ちが生まれているのだと思っています。
チームに貢献という意味では、3年目の今も問題発生時には先輩に相談をする機会が多く、まだまだ足りないことが多いと痛感しています。自分ですべてを解決できるくらいのスキルを身に付けることが私にとっての当面の目標です。
将来的にはITインフラやクラウドなどの技術も身に付けるなどして、幅広く経験を積み上げ、問題を多角的に分析し解決できる存在になりたいと考えています。声をあげればさまざまなチャンスをもらえるのが当社のよさ。積極的に手を挙げて自分を高め続けていくつもりです。
<佐波さん>

■仕事している上で大切にしているのは、何事も面白がること。システム開発に携わっていると、どうしても困難な課題に直面してしまう場面があるのですが、その際に後ろ向きの感情のままではむしろ問題を難しく考えすぎてしまったり、自分に自信を失ってしまったりするものです。どうすればこの難題を解決できるのか、面白がって前向きに捉えていけば解決が近づくのは当然のこと、業務上必要な能力も身に付けやすいですし、そもそも成果物のクオリティ自体も高まると思っています。
そうした姿勢を貫いて仕事しながら、いつかは大きな案件を任さられるプロジェクトマネージャに昇格したいと考えています。そのためにも目の前の開発案件で確かな成果を残して信頼を集め、より上流の設計や要件定義などにもトライできるチャンスをつかみたいですね。
今後は、応用情報技術者試験にも挑戦して、より高いレベルに到達するための土台を築き上げるつもりです。会社としても書籍購入等の費用や合格後の報奨金の支給などもしてくれますし、有資格者の上司たちがアドバイスを送ってくれるので、合格を目指しやすい環境なのがありがたいですね。
<袖山さん>

学生の方へのメッセージ

企業研究における大切な指針は、各社の「求める人物像」を確認することです。「求める人物像」とは、その企業において活躍できる人財の特徴を簡単に整理したもの。企業研究では、自己分析を通して浮き彫りになった自身の「得意」と感じている部分が、この「求める人物像」と一致しているかをよく確認してみてください。
この「得意」を活かして仕事ができると、「仕事が面白い!楽しい!」というポジティブな気持ちで仕事に臨むことができます。「得意」というワードを大げさに捉える必要はありません。「人よりちょっとうまくできること」くらいで考えてみてください。長い社会人生活ですので、じっくり自分自身と向き合って後悔のない選択をしていただきたいと心から願っています。

また、「IT未経験でもITエンジニアになれますか?」というご質問をよくいただきます。当社の場合ですと、IT未経験者は7割。技術知識は入社後に身に付けていくことができるので心配はいりません。幅広い研修ラインナップを用意し、資格取得サポート等にも力を入れ、社員の成長を第一に考えています。会社として、「得意」を活かしてもらえるかを重要視しているので、ぜひ企業研究の参考にしてほしいと思っています。
<人事担当・長谷川さん>

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創業50年以上の老舗IT企業だが、主人公となっているのは若いシステムエンジニアたち。それぞれの成長をしっかりとバックアップする体制がここには整っている。

マイナビ編集部から

創業50年以上の歴史を誇るインフォテックは、金融業界をはじめとする多様な企業のITを、上流から下流まで幅広い観点で支え続けてきた。より本質的なところからお客さまの課題を解決するべく、基本的には間に他社を挟まない直接取引を展開しており、その割合は売上全体の70%を占めている。また、複数の自社開発プロダクトもリリースしていることから、その技術力、企画力、課題解決能力の高さもうかがい知ることができる。

2人の先輩、そして人事担当者が取材記事中で話していた通り、非常に手厚いスキルアップ環境が整っている会社でもあり、新人研修では半年間もの時間をかけてじっくりとSEとしての基礎を身に付けることができる。座学でプログラミング言語を覚えるのみならず、実習を通して実践的な開発手法を経験できるから、配属後もスムーズに業務に入りやすくなっている。さらにはビジネスマインドやビジネススキルを習得するためのメニューも網羅しており、仕事に対しての目的意識、取り組み方を全般的に身に付けられるのも心強いところだ。

配属後も資格取得や外部研修の受講なども支援。取材中、社員たちの言葉から学ぶことに対する積極性の高さが伝わってきたが、自己学習を徹底的に応援してくれる会社だから、おのずと学びに対する前向きな社風が築かれたのだろう。

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半年にわたる新人研修では新人同士がチームを組む実習も開催され、そこで協力関係構築の大切さを実体験として学ぶことができる。

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