最終更新日:2025/4/22

ピップグループ[グループ募集]

  • 正社員

業種

  • 商社(薬品・化粧品)
  • 商社(文具・事務用品・日用品)
  • 医療用機器・医療関連
  • 日用品・生活関連機器
  • スポーツ・レジャー用品(メーカー)

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

メーカーと卸の両輪に、これだけ幅広い業務と情熱を注ぐ社員が存在する!

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ジョブローテーションを経て、逞しく成長する社員たち

WELLNESSをテーマに多角的に事業展開する同社では、多岐にわたる仕事で活躍ができるとともに、様々な経験を通じてキャリアを形成することが可能。部署異動や様々な業務を経験した3名の社員に仕事について伺った。

■藤本 清満さん
ピップ(株)
マーケティング本部 ブランドマーケティング部 第一ブランド
2021年入社

■坂本 廉さん
ピップ(株)
マーケティング本部 トレードマーケティング部 トレードマーケ企画課
2020年入社

■原 侑花さん
フジモトHD(株)
人財育成室 人事企画担当
2020年入社

先輩たちの入社動機

大学院でスポーツ医学を専攻し、筋損傷の診断の精度を上げる研究に没頭。ピップグループのインターンシップに参加し「メーカーと卸の両軸」に魅かれた。(藤本さん)
商品マーケティングに興味を持ち、当初はメーカーを志望していたが、ピップグループに卸機能があると知ってその幅広さに魅力を感じたのが決め手。(坂本さん)
就職活動の軸は人々の身近なモノやコトに関わる仕事。業種を絞らず活動し、卸商社としてピップグループを知った。日用品を扱うスケールの大きさに痺れた。(原さん)

老舗ブランドの市場を拡大する。トライ&エラーを重ねてミッションを達成する喜び (藤本さん)

入社から3年ほどはメーカー営業として、複数の得意先様を担当していました。当時は、大手ドラッグストアの企業が中心で、中でも全国規模の得意先様には年に一度デジタルアプリと連動させた大々的な販促の機会があり、サイドネットと呼ばれる売場に展開する商品をその年の施策に合わせて選定していました。加えて、消費者に展開した商品を理解してもらうためのアプリのページやランディングページを作成することもあり、アプリを見て興味を持ち、来店されたら「お目当ての商品がすぐわかる場所にある」そんな導線を作るためにターゲット層の絞り込みから台紙のデザインまで、知恵を絞りました。特にスリムウォークを展開した時は売上が大幅に伸び、かなりの成功体験になりました。

「来店前からアプリを通して購買意欲をかきたてる仕組みを作る」という営業での経験から、次第にマーケティングも勉強したいと思うようになり、興味関心のあったブランドマーケティング部に異動しました。現在は当社の看板商品・ピップエレキバンを担当し、年間を通してどのように販売するかというブランド戦略を担っています。ピップエレキバンという商品は販売の歴史が長く知名度は高いものの、使ったことのない方も多くいます。そういった方にどうすれば商品を使っていただけるようになるのか、消費者へのアプローチを日々考えています。消費者の趣味嗜好が多様化する現代でマーケティングの考え方も複雑になっていますが、この状況をどう打破していくかという点にやりがいを見出しています。

今後のマーケティングのターゲット層は、仕事や子育てを頑張っている肩凝りに悩みがちなパパママ世代です。TVCMや整体付きのキッズパークといった取り組みを通して、この世代とのタッチポイントを増やしています。こういった取り組みのおかげもあり昨年は売上目標も達成し、徐々に手応えを感じているところです。

私は学生時代に医学系の研究をしていましたが、社会人になって実感したのは、営業もマーケティングの仕事も実験のようにトライ&エラーの繰り返しだということ。課題を発見しては深掘りして原因を分析し、次に活かすという経験が今の仕事にも役立っています。

様々なチャレンジができる会社でやりたいことを発見。目標はECのスペシャリスト! (坂本さん)

現在私は、マーケティング本部に所属しています。その中でも商品企画、マーケティング、EC担当と様々な業務を経験してきました。そのベースにあるのは入社1年目に経験した物流センターでの業務です。当社の物流センターでは様々なメーカー様の商品を発注し保管・出荷しているのですが、そんな物流の現場で、在庫管理から発注、出荷まで一連の流れを身体に刻みこむように覚えていきました。こういった経験から商品知識も身に付き、ゼロベースからでも成長できるという自信が得られたと思います。

その後に配属されたマーケティング本部では、まず商品企画を担当。当社の販売ルートでしか卸すことができない専売品という商品をメーカー様と共同開発していました。ここでは商品の開発をするまでにこんなに時間がかかり、これほど多くの工程が必要なのかといった気付きの連続でした。次に専売品のブランドマーケティングと拡売を行うにあたり、私が担当したのは介護用品です。主に介護系のWebサイトに新商品の広告を掲載するという業務を行っていました。この広告は顧客アンケートが取れる形のものなので、介護とは縁のない私にとって消費者の生の声を聞くことはとても勉強になり、専売品の開発にも活かすことができました。

現在はEC企業の通販サイトで専売品を広めています。EC企業ではドラッグストアの実店舗とは違い、売場が限られていないため制限なく商品を掲載することができますが、それだけでは売上は見込めません。検索しやすいキーワードやバナー広告などの仕掛けが必要で、ここでも一つひとつ学びながら有効な策を考えています。実際に自分が実施した策により広告が見られる回数が上がり、購入につながることがやりがいになっています。

いまは特定の専売品に関してメーカー様と協働し、Web広告を展開しています。提案の成果を数値目標で測ることができるので、自分の成果が分かりやすく、それだけに結果を出そうと張り切っています。これまで様々な業務に取り組んでこれたおかげで自分の目指したいキャリアが明確になり、今後の目標は「ECのことなら坂本まで」といわれるくらい頼られる存在になることです!またプライベートでは休日に社会人サッカーに参加し、リフレッシュしています。そんな中でもちろん仕事と休日のメリハリは持ちつつも日々業務に生かせることはないかアンテナを張り巡らせています。

営業から人事に転身。仕事が変わっても健やかな日常を支えるやりがいは同じ (原さん)

私は「人々に身近な日用品を扱いたい」と卸営業を志望しました。営業時代の所属部署は様々な業種の得意先様があり、ディスカウントストアからスーパー、ドラッグストアへの営業を経験。入社1年目は大手のディスカウントストアを担当し、新人だからこそ問い合わせにすぐに対応するなど、迅速なコミュニケーションを心がけました。それが信頼につながったのか、店舗のリニューアルを機に介護用品とベビー用品の棚割りを丸ごと任されました。これらは当社としても力を入れているカテゴリーのため、推したい商品を取り揃え、陳列でも工夫を凝らした結果、大好評を博しました。若手でも責任のある仕事ができることにやりがいを感じました。

卸営業として業務に邁進する一方で、以前から人事にも携わってみたいという思いがありました。そんな私にとって、今春から始まった「ピップJOBチャレンジ制度」のインパクトは大きかったです。これは社員一人ひとりの望ましいキャリア形成を支援する制度で、私がまず思ったことは「せっかくだから、すぐに使わないともったいない」です。制度内容を聞いて、卸営業を約3年間経験し、社内の人脈も築けてきた今だからこそ、これまでの経験を「人事」として役立てたいと思い、制度を利用する決意をしました。制度の使い方は「公募」と「手挙げ制」の2つがあり、人事部門の公募は出ていなかったことから手挙げで希望。社内面接では、人事として具体的にどんなことをしたいかを話しました。熱意と思いが伝わり無事に合格し、人財育成室のメンバーとして業務に励んでいます。

現在は、社内申請書類の処理やそれに伴う相談対応といった通常業務に取り組む一方で、来春の育休・介護休暇の制度改定に向けて細部を見直しているところです。こうした制度の見直しで、さらに充実したものになる予定です。また、当社は人々の健康に貢献する企業を目指していますので、歩数や体重を管理する健康アプリや禁煙の実施など、まずは社員の健康を支えていくべく社内でも様々な取り組みを行っています。制度改正によるさらなる働きやすさの実現も含め、今後はより一層、社員の皆さんが健やかに働けるよう、しっかり学んでいきたいと気を引き締めています。当社の社員は活気に溢れ、やさしく穏やかな社員ばかりだと社外の方からもよく言われます。そんな明るく、親しみやすい社風をさらに浸透させていけるよう頑張ります!

学生の方へメッセージ

ピップグループは「人々の身心の健康に貢献する企業の実現を目指す」という経営理念のもと、様々な角度から『健康』に関わる多くの事業を展開しています。私は異業種から来たのですが、最初に感じたのは「いい人の集まり」という印象でした。それは社員の皆さんにこの理念が深く浸透しているからだと思います。健康を通じた社会貢献が根幹にあるため、社員の行動指針は「損得」ではなく「善悪」です。自らの行動に納得でき、また誇りを持てるからポジティブになり、他者へのやさしさや助け合いの精神も自ずと育まれます。温かく活気に満ちた社風とともに、当社の躍進の原動力になっているのです。

一般的にはピップエレキバンなどの知名度からメーカーのイメージが強いかと思いますが、当社は日用品の卸商社とメーカーという、異なる2つの顔を持つことが大きな特色であり強みです。多くの取引先を通じて人々の健康に資する商品をお届けする。その基本を守りながら、時代の変化に柔軟に対応し、既存の枠にとらわれず新しいことに積極的にチャレンジしています。

したがって当社で活躍する人財は、変化やチャレンジを前向きに楽しめる方。またそうした資質に優れた方と一緒に働きたいと思っています。面接では自身の強みや当社で実現したいことなど、ぜひご自身の言葉で聞かせてください。皆さんとお会いできる日を楽しみにしています。
(木村俊之さん/執行役員 人財育成室長)

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「社会人になると第三者から信頼を得ることも大切です。そのために政治経済など幅広く関心を持ち、学生時代から『情報感度』を高めておくといいでしょう」と木村さん

マイナビ編集部から

ロングセラーの定番商品で広く知られるピップグループ。世間的にはメーカーのイメージが強いかもしれないが、創業からの卸事業を筆頭に、メーカー事業、物流事業、ビューティー事業、海外事業と多角的に展開し「THE WELLNESS COMPANY(人々の身心の健康に貢献する企業)」の理念に恥じない企業価値を高めている。

事業領域が多彩なだけに社員の職種や業務も実に多岐にわたり、坂本さんが「自分のやりたいことが必ず見つかる会社」と評したのも納得である。同社では適材適所の配置やゼネラリスト育成に向け、若手社員を中心にジョブローテーションを行っている。「次のステップ」に進むにあたり、藤本さんと坂本さんは自分の興味のある仕事ができている。これは上司と普段からコミュニケーションが取れていることの表れである。

また、今年度からは社員のキャリアを支援するため新しく「ピップJOBチャレンジ制度」を創設。原さんはこれを活用して念願の人事の仕事についた。こんな風に「人財」を活性化することは、組織のダイナミズムももたらしており、木村さんの「社内では現在『2035プロジェクト』として、10年後に向けて様々な事業の検討を行っています」の言葉に、今後の発展がさらに楽しみだと感じた。さらに「社員の声から新たなビジネスや画期的な仕組みが創られるのも夢ではありません」と聞き、人財の成長と会社の発展をよりリンクさせていくのではないかと思う。

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営業や物流など、様々な業務を経験できるのが魅力。部署同士のやり取りも多くコミュニケーションの取りやすさが社風にも繋がっている。

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