最終更新日:2025/4/6

(株)レンタルのニッケン【三菱商事グループ】

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • リース・レンタル
  • 商社(機械・プラント・環境)
  • 機械
  • 商社(建材)
  • 商社(鉄鋼・金属)

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

“次の自分へ”と挑み続けることで成長してきました!

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チャレンジを応援し、称える会社です

知識やスキルはもちろん、人間性を高め、個々の持つ無限の可能性を開いてほしいというのがレンタルのニッケンの願い。社員たちもその考えに共感し、自分なりの目標や新たな任務へのチャレンジを続けている。

駒中 心さん/南東北支店仙台営業所/営業/2023年入社
学生時代は経営学を専攻。形ある製品の提供に興味を持つとともにイベントへの関心も高く、その両方が実現できるレンタルのニッケンを志望した。

善行 大助さん/東海支店岡崎営業所/所長/2015年入社(写真)
学生時代は法学部を専攻。売って終わりではなく、次につながるレンタルの世界に興味を持つ。入社の決め手はチャレンジ精神旺盛な社風に魅力を感じたから。

今咲 花子さん/関西支店茨木営業所/内勤/2021年入社
学生時代は経済学を専攻。面接で一人ひとりをよく見てくれた上、工事現場でよく見掛ける製品にも惹かれ、入社を決めた。

※名前はいずれもビジネスネーム

今もチャレンジ中です!

商品知識をさらに高めようと勉強中。屋外用のものを屋内で使いたいと言われることもあり、そうしたニーズにお応えするためにもスキルアップは欠かせません。(駒中さん)
実は営業所内で所長の私が一番年下。その分苦労はするものの、一人ひとりの考えを聞き、日頃から私に何ができるかを考え、少しでも力になれるよう努めています。(善行さん)
車検の時期に該当するものを月初にメールで通知しています。さらに徹底するため、ホワイトボードに書き出し、朝礼で見てもらうように取り組んでいます。(今咲さん)

多種多様なイベントへの対応力を養っています/駒中さん

入社後の1年間は社内で電話や来客対応を行っていましたが、営業になってからはお客様への挨拶回りから始めました。私はイベント担当であり、お客様となるのはコンサートやスポーツイベントなどを企画するイベント会社です。営業デビューをして間もないため、今の私にとっては毎日がチャレンジの連続です。

イベントにおいては照明や発電機、フォークリフトなどのレンタルの他、テントを設営する業者の手配も対応しています。イベントの内容や屋内・屋外によっても対応が異なり、それを覚えることに最初は苦労しました。イベント担当の先輩や、時には施工会社の方にも質問を投げ掛け、場数を踏むことで体で覚えようと日々努力を重ねてきました。今でも頻繁に現場に顔を出し、提供した製品がどこに置かれているのか、どのように使われているのかをしっかりと確認するように心掛けています。「すぐにほしい」というケースが多いため、フットワークの良さをアピールする上でも現場に出向くことは欠かせません。

会社としては在庫数も多く、建設で用いる杭打ち機や高所作業車などもあるため、それらを含めてイベント設営現場において建設機械を提案できる点は営業活動を進める上で大きなメリットになります。そうした活動が認められ、最近では小ホールなどで開かれるイベントに必要な機器の手配を一人で任されるようになりました。仕事のやりがいは、1つのイベントを皆でつくり上げる達成感です。実際にイベントに参加している人たちの楽しそうな表情を見た時は「この笑顔を裏側から支えている一員なんだ」という誇らしい気持ちになれます。

一方で、まだまだ学ぶことは多く、研修も続いています。特にエリアごとで実施される名刺の渡し方、挨拶の仕方、会話法など、営業としての「型づくり研修」はとても役に立ち、積極的に学ぶ姿勢で臨んでいます。今後の目標は、大きなイベントを一人で担当できるようになることです。また、営業として転勤を経験し、各地に行くことも楽しみにしています。会計などの数字に関わる仕事にも興味を持っているので、将来的には幅広く活躍できる存在になりたいです。

営業所の改善という大きなテーマに取り組んでいます/善行さん

私は入社以来、3つの営業所を経験してきました。愛知県の豊田営業所では、自動車関連の工場を中心に担当しました。5年間の勤務後に建設関係にチャレンジしたいと希望し、福井県へ異動。そこでは福井新幹線の開通工事にも携わり、ユンボのレンタルなど、工場とは異なる経験をさせてもらいました。初めてのことで知らないことが出てくるたびに戸惑ったものの、自分が希望して異動した以上、何とか乗り越えたいもの。そこで私が実践したのは、一人で抱え込まずに周囲も巻き込んで助けてもらうことでした。

2023年4月に愛知県岡崎市へ異動となり、同時に私を含めた5名が営業所の所長に就任しました。この転勤でも、また「所長」という初めての経験をすることができました。これまでは自分の売上だけを考えていれば良かったものが、営業所としての目標を達成させ、それを支える人材育成も求められました。まずは、これまでの経験を通して、しばらくお付き合いのないお客様を訪問し、当社の課題をお聞きすることから始めました。その場で品揃えが足りないと言われるとすぐに導入し、社員の対応に問題があれば改善に努めました。

私たちの活動は、お客様の「困った」を解決することが使命です。例えば、高所で作業をされているお客様もレンタル機器に関しては、決して詳しくありません。その時に「6mや9mの機材があります」と情報をご提供し、課題解決に結び付ける。そんな気配りを徹底するよう部下には伝えています。また、岡崎市を始めとする三河エリアには工場が多く、私たちが機器をお届けするお客様は、工場が休みの日に活動されます。そのため、エリア内の4つの営業所が連携し、緊急出勤体制も整えています。

振り返ってみると、私にとって転勤は大きな転機となり、それを繰り返すことで周囲と人間関係を築く力や聞く力が備わった気がしています。今後の目標は、引き続き営業所の売上目標の達成と人材育成です。部下たちの体調管理やモチベーションアップも、所長としての大切な務めだと思っています。今の私にとって何よりの喜びは、私のアドバイスを参考に部下が行動し、お客様から評価をいただく姿を見ること。今後も部下たちの成長を見守りながら、所長として目標達成に向けて取り組んでいきます。

営業所全体を見る力を付けようと励んでいます/今咲さん

当社の営業所には営業や整備の他に、電話や来客の対応をする内勤、そして私が担当する商品や配送便を手配し、在庫の補充などを行うフロントがいます。最初は内勤業務からスタートしましたが、電話に出ても商品名がわからない上、お客様の名前も聞き取れず、何度も折り返しをしてご迷惑をお掛けしました。ただ、お客様は優しい方が多く、今となってはとても親しくさせていただいている方もいらっしゃいます。

商品知識の習得に関しては、研修やテストがあります。また、その時々で先輩たちからアドバイスをいただけることはもちろん、毎日夕方に振り返りミーティングを実施し、すり合わせを行いながら、少しずつ仕事を覚えていきました。私の本当のチャレンジが始まったのは、3年目にフロントへ異動してからです。当初は新しいことを任される期待感で一杯でしたが、実際にやってみると、配送便のスケジュールなどをうまく組むことができず、赤字が続いてしまいました。この時も先輩たちに助けてもらい、1年が経った今、ようやくコツがつかめてきたところです。

一方で、この仕事に携わったおかげで、運送会社の方との連携を通じて、人脈が広がるなどうれしい面も多々ありました。また、仕事の結果が数字で現れるため、黒字を出せた時は会社に貢献しているという実感も湧きます。急な手配のご依頼にお応えし、お客様や営業から感謝の言葉をいただくこともやりがいです。少しずつですが、依頼内容をもとにお客様と交渉をして納得していただくケースも増えています。

当社のフロントや内勤の仕事は、単なる事務職ではありません。営業所運営の舵取り役として、広い視点で所内を見渡す力が求められます。その点も向上させ、安定して黒字を出し続けられるようになることが今の目標です。将来的には、今よりも大きな営業所で経験を積んでみたいと思っています。

学生の方へメッセージ

就職活動では何をしたいかを決めたら、できるだけ多くの同業を見ていきましょう。各社の違いを知れば、面接での説得力も増します。一方で、就職活動ではうまくいかないこともたくさんあると思います。その時には一人で抱え込まず、家族や友人などに相談してみてください。その姿勢は社会に出てからもきっと役に立ちますよ。

当社の事業内容は、学生の皆さんにとってあまり馴染みがなく「難しそう」と思う方もいるかもしれませんが、言い換えれば、大半の人が一からスタートするということです。入社後は、研修やOJTの時間を十分に設けていますので、心配はいりません。私としては、仕事に対して前向きで向上心のある後輩に期待しています。1年ほどで仕様が変わる機械もあり、変化への対応力も必要です。特別に機械への関心がなくても、仕事をしているうちに興味を持つようになりますし、それよりも人との会話に抵抗がなければ問題ありません。社会に出ると幅広い世代の人と接するため、アルバイトやボランティアなどを通して、さまざまな人とのコミュニケーションの機会をつくっておくことをおすすめします。
<善行さん>

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「それぞれが前向きに働けるように、部下たちのケアは欠かせません。わからないことは丁寧に教えていますので、向上心のある方はぜひ挑戦してみてください」と善行さん。

マイナビ編集部から

今回は、先輩たちのチャレンジを中心に話を伺った。記事からもわかるように、レンタルのニッケンでは、決して闇雲にチャレンジさせているわけではない。学びの機会が豊富にある上、職種を問わずフォークリフトや玉掛け、高所作業車などの資格も取得し、上司や先輩のサポートを受けた上で、成長に向けた新たな業務に挑んでいく。転勤や異動なども、自身のキャリア形成において必ず良い経験となるチャレンジの1つだと捉えているのだろう。

気持ち良く、かつ精一杯に仕事をする上では、社風や働き方も気になるところだ。その点に関しても「営業所が孤立しておらず、エリアごとに常に連携しています。そのため多くの人と関わりを持つことができます(駒中さん)」「チームプレーを大切にする社風です。有給休暇に関しても、私の営業所では10日の取得を奨励しています(善行さん)」「仲間同士でフットサルを楽しむ人もいて、業務外の交流も盛んです。(今咲さん)」と語ってくれたように、風通しの良い社風が伝わってくる。

他にも社宅・寮制度や、ライフイベントに合わせた働き方にも応じてくれるなど、働きやすさにおいても整っている。今回の取材を通して、こうした恵まれた環境のもと、積極的に自分の可能性にチャレンジし、活躍の幅を広げたい方にはおすすめの企業だと感じた。

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レンタルを通じて、お客様の困りごとを解決する「有料ボランティアの精神」を理念としている。ものづくりの分野や産業界に貢献する醍醐味を存分に味わってほしい。

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